靴
「靴」に関する記事
Salvatore Ferragamo|靴づくりに息づくトップメゾンの矜持
サルヴァトーレ フェラガモ|Salvatore Ferragamo創業者の意思が息づくシューズコレクション靴づくりに息づくトップメゾンの矜持先頃、まったくあたらしいコンセプトのシューズコレクション「フェラガモ・ワールド」を発表したばかりのラグジュアリーメゾン、サルヴァトーレ フェラガモ。そのさいに来日したメンズレザーグッズプロダクトディレクター、ハビエ・スアレス氏と、日本を代表するバレエダンサーが、サルヴァトーレ フェラガモの靴やバレエについて対談した。まずは 第一部でサルヴァトーレ フェラガモのメンズシューズの概要をハビエ・スアレス氏から学び、そしてそれをふまえつつ第二部で対談を楽しんでいただこう。写真=池田佳史(BOIL)文(インタビュー)=池田保行(04)文=OPENERS第一部 サルヴァトーレ フェラガモのメンズシューズの現在進行形サルヴァトーレ フェラガモのメンズシューズには、基本5種類のカテゴリーが存在する。それがTRAMEZZA(トラメッザ)、ORIGINALE(オリ...
LANVIN en Bleu|ふたつの“伝統”が融合した限定アイテム登場
LANVIN en Bleu|ランバン オン ブルーふたつの“伝統”が融合した限定アイテム登場ランバン オン ブルーはランバンの120周年を記念して、カジュアルシューズのジャンルでおなじく伝統を誇るブランド、コンバースの代表的なスタイルを“リメイク”。限定スニーカーを発表した。Photo by Jamandfixランバンカラーに染まった“シェブロン&スター”感度の高いデザイナーとのコラボレーションでも常に話題をさらう、カジュアルシューズブランドのコンバース。ブランドのヘリテージである定番アイコンをコンテンポラリーに解釈し生まれ変わらせたり、クラシックなスタイルはそのままに機能をリファインさせ履き心地を向上させるなどして、つねに進化を続けている。そうしたクラシックとコンテンポラリーがバランスよく並存しているあたりに共通項を見出したのか、ランバン オン ブルーがこのコンバースを素材に、“リメイク”をほどこしあらたなスニーカーを生み出した。スニーカー「CONVERSE CUSTOM MO...
伊勢丹新宿店にて熟練の職人技を体感できるイベント開催|GUCCI
GUCCI|グッチ甲州印伝とのコラボレーションなど限定アイテムも多数伊勢丹新宿店にて熟練の職人技を体感できるイベント開催グッチは、ブランドが誇るクラフトマンシップを体現できるイベント「アルチザン コーナー」を、3月4日(水)から3月10日(火)まで伊勢丹新宿店にて開催。イタリアよりアルチザンたちが来日し、フィレンツェの工房そのままに卓越した職人技を披露する。Text by KUROMIYA Yuzu世界初!自分だけのスペシャルカスタマイズも可能にイベントでは、イタリアのグッチ工房より第一線で活躍するアルチザンたちが来日。本館1階=ザ・ステージ、本館2階=婦人靴、本館3階=センターパーク/ザ・ステージ#3の各会場で、グッチに受け継がれる伝統と革新の技を間近で実演してくれる。本館1階=ザ・ステージでは、レザーグッズを取り扱う。伊勢丹新宿店でしか手に入らないバイカラー「バンブーショッパー」をはじめ、目の前でアルチザンが仕上げた限定のハンドバッグやウォレットなどを、その場で購入することがで...
この春夏の“JAPAN SPECIAL”はモデル「CHAPEL」|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ色の統一感とディテールが美しい日本限定仕様で登場この春夏の“JAPAN SPECIAL”は、モデル「CHAPEL」「JOHN LOBB(ジョンロブ)」のレディメイド(既製靴)を代表するモデルのひとつ「CHAPEL(チャペル)」は、2006年に登場以来、セミスクエアトゥでロングノーズが特徴の8000番ラストを使用したプレステージラインのエレガントなダブルモンクとして高い人気を得ている。日本では通常取り扱いのないスエード素材の3色のCHAPELが、今春の日本限定仕様“JAPAN SPECIAL”として登場した。 Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)バイリクエストでも要望の多い“スエードのチャペル”が手に入る「CHAPEL」の特徴である、贅沢に一枚の革で包み込むようにアッパーを形成する流麗なデザインは、「ジョンロブ」が生み出した他の追随を許さないアイデアと技術によるもの。見た目の美しさは...
J.M. Weston|J.M. Westonの輝ける歴史とニューコレクション
J.M. Weston│ジェイエムウエストン1891年からつづくフランス生まれの美しい靴J.M. Westonの輝ける歴史とニューコレクションすべて職人の手作業でつくりだされるラスト(木型)、フランス最高のタナリーから150種類以上にわたって直接仕入れられる原皮、革切職人によってパーツ毎に一足ずつカットされるアッパーの革、世界で唯一自社で所有しているソールレザー専用のタナリーによる抜群の強度をもったソールの革。そして、靴のアッパーとインソールを縫い合わせる伝統的なグッドイヤーウエルト製法によって、J.M. Westonの靴は、快適さと美しさを備えた名作として発売から現在にいたるまで変わらぬ人気を誇っている。すべて職人の手作業でつくりだされるラスト(木型)、フランス最高のタナリーから150種類以上にわたって直接仕入れられる原皮、革切職人によってパーツ毎に一足ずつカットされるアッパーの革、世界で唯一自社で所有しているソールレザー専用のタナリーによる抜群の強度をもったソールの革。そして、...
MAGNANNI│マグナーニ
MAGNANNI│マグナーニ実直で丁寧な靴づくりを3世代にわたり継承スペイン靴の真髄マッケイ製法のバリエーションである「ボロネーゼ製法」を駆使し、“最高級の既製靴をつくるシューズファクトリー”と賞賛される、スペインを代表するブランド『マグナーニ』。去る2011年11月、マグナーニ・インク社の代表取締役社長パスクァル・ブランコ氏、本社スペイン工場の製造部門の責任者ミゲ-ル・ブランコ氏が来日し、銀座三越にて、そのクラフツマンシップを披露した。パスクァル・ブランコ氏に話を聞き、マグナーニの魅力に迫る。Text by MATSUDA natsuki(OPENERS)ハンドフィニッシュによる「色入れ」とはマグナーニは1954年、学生時代から靴のパタンナーとして活動していたセバスチャン・ブランコ・アルドマールにより創業。血縁者が代々受け継ぎ、現在もデザインから販売流通にいたるまで同族経営を貫き、製品のクオリティコントロールを徹底している。「6人兄弟すべてがブランドにかかわっているんですよ」と説...
J.M. Weston|新フットメジャーはマルタン・ゼケリ デザイン
J.M. Weston|ジェイエムウエストン英『ウォールペーパー』誌のデザイン・アワードを受賞!マルタン・ゼケリがデザインした新フットメジャー120周年を迎えたジェイエムウエストンが、フットメジャーのデザインを一新。フランスのデザイン界でいまもっとも注目されているアーティストの一人、マルタン・ゼケリにデザインを依頼、ついに完成した。美しいフォルムと実用性を兼ね備えたこのフットメジャーでは、いままでは片足ずつだった測定を両足同時に計測することができる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)素材には人口大理石と呼ばれる「Corian®」と、あたたかみのあるくるみ材を使用2001年にアーティスティック・ディレクターにミッシェル・ペリーを迎えて以来、伝統に基づく靴づくりを大切にしながら、現代的なデザインも積極的に取り入れているジェイエムウエストン。今回のマルタン・ゼケリが手がけたフットメジャーは、彼の特徴であるピュアでシンプルなデザインと、見た目だけでなく最高品質の快...
J.M. Weston│バランスが美しい「クラリッジコレクション」
J.M. Weston│ジェイエムウエストンミッシェル・ペリーが手がけるニュークラシックの新作バランスが美しい 「クラリッジコレクション」J.M. Westonの新作「クラリッジコレクション」に見るバランスとは──。ブランドの伝統と革新、ノスタルジーと斬新さ、過去と未来、そしてノウハウ。それらが巧みに結びついて、デザイナーのミッシェル・ペリーらしい遊びや絶妙なひねりがくわえられたニュークラシックの新作が誕生した。文=OPENERS写真=J.M. Westonひとつひとつのディテールの上品な表現が個性となる「クラリッジコレクション」気取った貴族や優雅なロッカー、育ちのよい青年、かつてクラブに集まった不良少年──最新のクラリッジコレクションは、J.M. Westonがこれまでたどった歴史や思想など、ブランドの遺産をミッシェル・ペリーが表現。彼が手がけた「ニュークラシック・ライン」と比べて、よりJ.M. Westonの伝統的なクラシックラインに近いフォルムに仕上がっているのが大きな特徴と...
バリーの2012年春夏コレクションのシューズ|BALLY
BALLY|バリー2012年春夏のシューズコレクションを一挙公開靴づくりからはじまり、前進しつづけるバリーのいまプレタポルテが話題となったり、現代アーティストやセントマーティンズの学生とコラボレーションするなど、さまざまな方面で注目を浴びているバリー。だがその原点となるものはというと、そう、やはり「靴」なのである。ここではブランドの原点とも言える「靴」に焦点を当てていきたい。Photographs by JAMANDFIXText by NAKAMURA Akiko (OPENERS)バリーと靴、その熱い関係のはじまり19世紀の半ば、あるひとりの男がパリを訪れる。スイスのシェーネンヴェルトからやって来たカール・フランツ・バリーだ。見るものすべてが活気に溢れていたそのころのパリ。そのなかでも彼を惹き付けたのは、妻のためにと買い求めた、美しい装飾をほどこした女性用の靴。シェーネンヴェルトに戻った彼は、父親から譲り受けたゴム製リボンとシルク製造業を活かし、靴づくりの技術を開発。それはたち...
J.M. Weston│フランス生まれの美しい靴「J.M. Weston」の歴史とあたらしい世界
J.M. Weston│ジェイエムウエストン1891年からつづくフランス生まれの美しい靴「J.M. Weston」 の歴史とあたらしい世界(1)ドイツ総選挙でナチス党が圧勝した1932年、パリ・シャンゼリゼ通りに「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)」のフラッグシップショップがオープンし、その店は、当時のパリの名士が行き交う場としておおいに賑わった。この時代に、現在も製造されているJ.M. Westonのシンボル的なモデル、ハントダービー、チェルシーブーツ、ゴルフが生まれ、ブランドの代名詞である「180 ローファー」は第2次世界大戦後に誕生する。Text by OPENERSPhoto by J.M. Weston大統領や政治家から、レジスタンスな若者までが愛した靴「1966年にはみんながウエストンの“モカシン”を履いていた」という伝説が残るJ.M. Westonの「180 ローファー」。シャンゼリゼのドラッグストアにたむろする反抗的な若者たちは、父親の靴を“ジーンズ姿に...
J.M. Weston│伊勢丹でしか買えないコードバンの靴
J.M. Weston│ジェイエムウエストン人気の 「180 ローファー」 と 「ゴルフ」 の日本限定伊勢丹でしか買えないコードバンの靴そのつややかな光沢感から「革の宝石」と呼ばれるコードバン。優れた馬革技術によって世界でも類を見ない最高級の馬革をつくりだす皮革会社 新喜皮革のコードバン(馬の臀部から採れる皮革)をまとったJ.M. Westonの人気モデル「180 ローファー」と「ゴルフ」が、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階の靴売場にて、11月10日(水)より発売される。文=OPENERS写真=高田みづほ(靴)写真=J.M. Weston(工場)日本の最高級コードバンを、フランスで縫って、仕上げて、逆輸入「いわゆる高級紳士靴では、定番やロングセラーの定評あるモデルがよく売れていますね」という伊勢丹 MD統括部 紳士靴バイヤーの近藤詔太氏。今回発売される伊勢丹限定の「180 ローファー」と「ゴルフ」の生みの親であるキーマンに話を聞いた。──今回のJ.M. Westonの名作靴にコードバン...
Berluti|「アンディ・ローファー」50周年特別モデルが登場!
Berluti|ベルルッティ美しく鮮やかな限定カラー6色「アンディ・ローファー」50周年特別モデルが登場昨年6月にアレッサンドロ・サルトリをアーティスティック・ディレクターに迎え、ウェアコレクションもスタートさせたベルルッティ。この老舗シューメーカーを代表するモデル「アンディ・ローファー」が誕生50周年を迎え、6色の特別モデルが発売されることになった。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)特別なパティーヌ1895年創業のシューメーカー、ベルルッティ。エレガンスと独創性を両立するデザインと、“パティーヌ”と呼ばれる独自の色付けで靴好きを魅了するフランスのブランドである。2012-13年秋冬シーズンからはレディ・トゥ・ウェア、すなわち服のコレクションもスタートし、確立した地位に甘んじることなく、あらたな挑戦をつづけている。ベルルッティを代表するモデルはいくつかあるが、「アンディ・ローファー」はその名の由来にも、うならせるものがある。1962年、若き日のアンディ・...
J.M. Weston|最新「ETON COLLEGE COLLECTION」
J.M. Weston|ジェイエムウエストンETON COLLEGE COLLECTION英国の名門パブリックスクール、イートン校からその名を受けた靴ジェイエムウエストンのアーティスティック・ディレクター、ミッシェル・ペリー氏。彼がロンドンへ向かう列車のなかでインスピレーションを受けて発想した「イートン・カレッジコレクション」が、6月下旬に発売される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)英国紳士の精神を受け継ぐイートン校の魅力を具現「インスピレーションというものは、なんの前触れもなく生まれるものだ」と、ジェイエムウエストンのアーティスティック・ディレクター、ミッシェル・ペリー氏は語る。「たとえば、行き先もわからない列車、あるいは毎日使っている列車のなかで、ふと一枚の写真を見たときに……私は今朝、ロンドンに向かう途中でイートンを夢見た。私にとって、このカレッジは、昔の貴族社会の階級の名残りやマナーを完璧に残すイギリス的な魅力をもっていた。青年をコンサートのピア...
Roger Vivier|4000個以上のダイヤモンドが輝くシューズ「A QUEEN FOREVER」
Roger Vivier│ロジェ ヴィヴィエ4000個以上のダイヤモンドが輝くシューズ足にささげる宝石「A QUEEN FOREVER」フランスのシューズメゾン、ロジェ ヴィヴィエがエリザベス女王2世の即位60周年を記念し、まるでジュエリーのようなシューズ「A QUEEN FOREVER」を発表した。それは60年前、女王の戴冠式のためムッシュ・ロジェ・ヴィヴィエによりつくられたオリジナルシューズから着想し、東インド会社とコラボレーションしたもの。クリエイティブディレクター、ブルーノ・フリゾーニの手によって生まれ、ダイヤモンドが散りばめられた”足に捧げる宝石”に、思わずため息が漏れてしまいそう。Text by YANAKA Tomomi東インド会社とコラボレーション結婚60周年を「ダイヤモンド婚」というように、西洋では60年の節目を象徴するダイヤモンド。エリザベス女王2世即位60周年を迎えた今年は「ダイヤモンド・ジュビリー」として、記念式典や多くのイベントが開催された。歴史をさかのぼ...
ジョンロブとポール・スミスのコラボレーションが実現|Paul Smith & JOHN LOBB
Paul Smith & JOHN LOBB|ポール・スミス & ジョンロブ英国同士のコラボレーションが実現!13色のカラフルな靴ジョンロブが3つの特別な靴を9月1日から発売する。ポール・スミスの魔法の一筆によって、これまでのジョンロブのイメージをくつがえす、カラフルな3足。シューツリーもボックスも特別なものだ。OPENERSは、この靴の登場に合わせて来日したポール・スミス氏と、エルメス・インターナショナルのギョーム・ドゥ・セーヌ氏にインタビューの機会を得た。Text and Translation by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Photographs and Video by JAMANDFIXOfficial Photographs by John Lobb Japanジョンロブ×ポール・スミスのカラフルなパートナーシップ第1弾男の装いにおいて、ちょっとしたハズし、遊びほど、高い効果を生むものはない、ということは、英国の紳士たちを見れば誰...