超低燃費車にドゥカティのエンジンを搭載したXLスポーツ|Volkswagen

超低燃費車にドゥカティのエンジンを搭載したXLスポーツ|Volkswagen

Volksagen XL Sport|フォルクスワーゲン XLスポーツ1リッターカー「XL1」にドゥカティのエンジンを搭載XLスポーツ、パリでデビューフォルクスワーゲンは、極限の省燃費モデルを目指した「XL1」をベースに、グループ傘下のバイクブランド、ドゥカティのエンジンを搭載したコンセプトカーを、パリモーターショーにおいて発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)リッター100km超の超低燃費車に200psのエンジンXLスポーツの基礎となった、フォルクスワーゲン「XL1」は、“燃料1リッターで100km走行可能なクルマ”を目指してつくられたモデルで、欧州において250台限定で実際に販売されている。XL1のボディは空力性能を最大限優先してデザインされ、そのモノコックは大量生産に向いた最新のRTM法によって生み出される、軽量かつ堅牢なカーボンファイバー製だ。ミッドシップされるエンジンは、0.8リッターディーゼルターボとモーターを組み合わせたハイ...
あらたなフラッグシップサルーン「Q80インスピレーション」を発表|Infiniti

あらたなフラッグシップサルーン「Q80インスピレーション」を発表|Infiniti

Infiniti Q80 Inspiration|インフィニティ Q80 インスピレーションプレミアムサルーン セグメントに攻め込むあらたなウェポンインフィニティ Q80 インスピレーションを発表事前予告どおり、インフィニティはあらたなフラッグシップのコンセプト「Q80インスピレーション」を、パリモーターショーで発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ラージセダン市場への挑戦状パリモーターショーにおいて、インフィニティはあらたなフラッグシップサルーンを予告するコンセプトモデル「Q80 インスピレーション」のワールドプレミアをおこなった。このモデルは、インフィニティが、プレミアムサルーンカテゴリーに参戦するという意思表示である。Q80インスピレーションのサイズは全長5,052×全幅2,027×全高1,350mmで、メルセデス・ベンツ「Sクラス」やアウディ「A8」、BMW「7シリーズ」やレクサス「LS」にちかく、いわゆるラージセダンと呼ばれるク...
ルノー、リッター100kmの小型PHVを発表|Renault

ルノー、リッター100kmの小型PHVを発表|Renault

Renault EOLAB Concept|ルノー イオラブ コンセプトリッター100kmの小型プラグインハイブリッドをパリで発表ルノーは、パリモーターショーにおいて小型のプラグインハイブリッドカー「イオラブ コンセプト」を発表した。量産時のことまで見据えた、現実味の強い一台だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)空力、軽量化、ハイブリッドで実現した低燃費ルノーがパリモーターショーにて発表したのは、小型ハイブリッドカー「イオラブ コンセプト」。最新テクノロジーを満載したコンセプトでありながらも、生産時のコストを想定した、リアリティのあるモデルとなっている。イオラブ コンセプトは、ガソリン1リットルで100kmを走行できる“リッターカー”を目指してつくられ、実際にその燃費はおよそ1ℓ/100km、CO2排出量22g/kmを達成している。そのために、おなじセグメントにある「クリオ(日本名ルーテシア)」とくらべて、30パーセントもの空力性能の向上、40...
パリ モーターショーの現場から Vol.3|Mondial de l’Automobile 2014

パリ モーターショーの現場から Vol.3|Mondial de l’Automobile 2014

Mondial de l'Automobile 2014パリ モーターショーの現場から Vol.3前回の記事につづき、今月19日までフランス・パリで開催中のモーターショーの現場から、モータージャーナリストの小川フミオ氏によるレポートが到着。3回目となる今回は“スポーツカー”がテーマ。「メルセデス AMG GT」を発表したメルセデス・ベンツを筆頭に、フェラーリ、そして初となるプラグインハイブリッドスポーツを発表したランボルギーニまで、 モーターショーの最新トレンドをさぐる。Text by OGAWA Fumioパリ モーターショーの現場から Vol.1パリ モーターショーの現場から Vol.2 高級スポーツカー市場に参入するメルセデス・ベンツパリには華やかなイメージがつきまとう。富裕層も世界中から多く集まる。そのため、高級車やスポーツカーが、パリの自動車ショーでは必ず耳目を集める。周囲に大きな人垣を作っていたのが、メルセデス・ベンツがデビューさせた、「メルセデス AMG GT」なるス...
無人運転のアウディRS7がサーキットを攻める|Audi

無人運転のアウディRS7がサーキットを攻める|Audi

Audi RS7 piloted driving concept|アウディ RS7 パイロッティド ドライビング コンセプト無人運転のアウディRS7がサーキットを攻めるアウディは「RS7 スポーツバック」に最新の自動運転技術を搭載したコンセプトカーで、サーキットにおける無人スポーツ走行のデモンストレーションをおこなうと発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ホッケンハイムリンクを2分で走り抜けるアウディAGは、ドイツ ツーリングカー選手権(DTM)の最終戦となる10月19日、会場となるホッケンハイムリンクにおいて、「RS7 piloted driving concept」のデモンストレーションをおこなうと発表した。このコンセプトカーは、アウディ「RS7 スポーツバック」に最新自動運転技術を搭載したもので、無人のままサーキットにおけるスポーツ走行を披露する。最先端のテクノロジーを搭載したRSS7 piloted driving concept...
ミニの新バリエーションをジュネーブで披露|MINI

ミニの新バリエーションをジュネーブで披露|MINI

MINI Clubvan concept│ミニ クラブバン コンセプトミニの新バリエーションミニ クラブバン コンセプトをジュネーブで披露BMWは、ジュネーブモーターショーのミニブースにおいて、ミニ クラブマンをベースにした商用向けコンセプト「ミニ クラブバン コンセプト」を公開する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)世界初のプレミアム バンミニ クラブバン コンセプトは、その名前が示すとおり、ミニ クラブマンをベースに、後席を省くことで広い荷室部分を確保したビジネス向けのバンモデルとなる。前席と荷室部分はボディに直付けされた堅牢なケージで仕切られており、急ブレーキをかけても荷物が乗員席に飛び出さないなど、バンならではの仕様となっている。外観はミニ クラブマンそのままだが、リアガラス部分は荷物が見えないように目隠しされており、ここにショップやブランドの宣伝を自由にペイントすることができる。また、右前ドア(左ハンドルでは助手席側ドア)の後ろについ...
1シリーズのトップアスリート BMW Concept M135i発表|BMW

1シリーズのトップアスリート BMW Concept M135i発表|BMW

BMW Concept M135i|ビー・エム・ダブリュー コンセプト M135i1シリーズのトップアスリートBMW Concept M135i発表BMWの「Mパフォーマンス」シリーズに直列6気筒ガソリンエンジン搭載のコンセプトカーが登場。2012年ジュネーブモーターショーでワールドプレミアをはたす。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Mパフォーマンスシリーズにガソリンエンジン搭載車が参加Mパフォーマンスシリーズのワールドプレミアに、コンセプトカー「BMW Concept M135i」がくわわることが明らかになった。現行のF20の形式番号をもつ1シリーズではまだ発表されていない3ドア車となり、若々しくスポーティな外観であるとBMWは語る。路面と水平のドアシルのラインと、後方に向かって盛り上がるサイドのキャラクターラインは、このクルマの長く低い印象を強調。リアには2本のダーククロームのエクゾーストパイプがのぞく。日常性能と高いパフォーマンスの両立を謳うMパ...
シトロエン ジュネーブでの出展概要を発表|CITROEN

シトロエン ジュネーブでの出展概要を発表|CITROEN

CITROEN|シトロエンシトロエン ジュネーブでの出展概要を発表シトロエンのジュネーブモーターショーでの出展概要があきらかになった。すでに発表されている「C4 エアクロス」、「DS4レーシング コンセプト」、「C1」のフェイスリフトにくわえてDS3ベースの限定車「DS3 レーシング セバスチャン・ローブ」が登場する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)DS3 レーシング セバスチャン・ローブが登場シトロエンの出展の中心はやはり新DSシリーズとなりそうだ。DSラインの最上位に位置づけられるDS5のハイブリッドディーゼル版となるDS5 HYbrid4、限定版となるDS5とDS4のPARIS RENDEZ-VOUS(パリ ランデブー)は販売予定のモデルだ。そのほか、コンセプトカーとしてDS4レーシングコンセプト、さらにDS3 Racingのバリエーションモデルとして、世界ラリー選手権(WRC)でシトロエンに幾度も栄光をもたらしたセバスチャン・ローブの名を冠し...
次世代スモールハイブリッドコンセプトをワールドプレミア|Toyota

次世代スモールハイブリッドコンセプトをワールドプレミア|Toyota

TOYOTA FT-Bh|トヨタ FT-Bh次世代スモールハイブリッドコンセプトをワールドプレミアトヨタ自動車は3月6日に開幕した第82回ジュネーブ国際モーターショーで、Bセグメントのスモールハイブリッドコンセプト「FT-Bh」を初公開した。Text by YANAKA Tomomiさまざまなアプローチから低燃費、低CO2排出量を実現「FT-Bh」は、フューチャー・トヨタ・Bセグメント・ハイブリッドの頭文字を取ったネーミングで、ハイブリッドカーがさらに普及すると考えられる2010年代後半を想定し、開発。高い環境性能にくわえ、優れたレスポンスと軽快な操作性を併せもつBセグメントのスモールハイブリッドコンセプトカーだ。大胆なデザインのボディは全長3,985×全幅1,695×全高1,400mmとスモールサイズだが、おとな4人が快適に座れる室内空間を確保。空力が突き詰められた結果、Cd値0.235という優れた空気抵抗係数を達成している。また、量販低燃費車を想定しているため、ボディには市販車...
日産 次世代コンパクトカーを世界初公開|Nissan

日産 次世代コンパクトカーを世界初公開|Nissan

NISSAN INVITATION|日産 インビテーション2013年に欧州で発売予定日産 次世代コンパクトカーを世界初公開日産自動車は3月6日に開幕したジュネーブモーターショーで、次世代コンパクトカー「インビテーション」をワールドプレミアした。Text by YANAKA Tomomiマーチとおなじ軽量プラットフォームを使用3月18日(日)まで開かれている今年のジュネーブモーターショーでは市販化予定の4台のクルマを出展した日産。2013年に欧州で発売予定の「インビテーション」は、「マーチ/マイクラ」や「ジューク」などと同じBセグメントのモデルで、日本でも人気の「ノート」の後継とも目される1台だ。クラストップの空力性能を実現したとされるエクステリアは、「スカッシュライン」という存在感のあるボディサイドのキャラクターラインがダイナミズムを演出。また、彫刻的なフロントウイングやリアウイング、ルーフまでワンモーションで続くフロントウインドウが印象的なデザインとなっている。ボディ構造には「マ...
インフィニティ Emerg-Eが描く未来|Infiniti

インフィニティ Emerg-Eが描く未来|Infiniti

Infiniti|インフィニティインフィニティ Emerg-Eが描く未来日産自動車の海外向け高級ブランドであるインフィニティは発電用にエンジンを備えた電気自動車、いわゆるレンジエクステンダーEVとなるスポーツコンセプト「Emerg-E(エマージ)」をジュネーブモーターショーにて公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)英国政府関連機関との協力から生まれた一台1.2リッター3気筒の発電用ガソリンエンジン1つと出力150kWのモーターを2つ装備し、合計300kWのモーター出力で重量約1,600kgの車体をスタートから100km/hまで約4秒、200km/hまでなら約30秒で加速させる、インフィニティ初のミッドシップスポーツカー。それが、今回公開されたインフィニティ「Emerg-E」だ。内蔵するバッテリーによって30マイル程度のゼロ・エミッション走行が可能で、発電用エンジンを作動させるとその10倍となる約3,000マイルを、CO2排出量55g/kmで走破で...
イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro

イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro

Italdesign Giugiaro|イタルデザイン・ジウジアーロイタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開イタリアのカロッツェリア「ベルトーネ」のチーフスタイリストをつとめ、「いすず117クーペ」のデザイナーとしても知られる工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロによって1968年に創設され、2010年5月からフォルクスワーゲングループに組み込まれているイタルデザイン・ジウジアーロは、コンセプトカー「ブリヴィド」と「up! アズーラ セイリング チーム」を公開した。Text by SATO TakeshiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoただの夢のクルマではない「ブリヴィド」と名付けられた赤い1台は、4シーターで、内燃機関にフォルクスワーゲン提供の3000ccスーパーチャージドV6エンジンを用い、0-100km/h加速5.8秒、最高速度275km/hの性能を誇るプラグインハイブリッドのコンセプトカーだ。イタルデザイン・ジウジアー...
ジュネーブ現地リポート|Toyota

ジュネーブ現地リポート|Toyota

TOYOTA |トヨタLEXUS|レクサスジュネーブモーターショー現地リポート燃費47.6km/ℓ!トヨタの目玉は47.6km/ℓという驚異的な燃費を達成したハイブリッドコンセプトモデル「FT-Bh」。「86」もついに欧州出展を果たした。レクサスからはスピンドルグリルを備えた「RX」が登場。トヨタ勢へのジュネーブの反応をリポート。Text by SATO TakeshiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko次世代ハイブリッドの将来やいかに?トヨタの目玉は、「FT-Bh」というハイブリッドのコンセプトモデル。ネーミングの由来は「Future Toyota B-segment hybrid」で、その名の通り同社のヴィッツなどが属するBセグメントのサイズとなる。ポイントは、排気量1リッターの2気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせた点。結果、47.6km/ℓという驚異的な燃費を達成したという。ハイブリッドシステムのほかにも車重を800kg以下に収めた軽...
ジュネーブ現地リポート|Nissan & Infiniti

ジュネーブ現地リポート|Nissan & Infiniti

Nissan|日産Infiniti|インフィニティジュネーブモーターショー現地リポート明確なメッセージがあったインフィニティ/日産ブースではコンセプトカー「EMERG-E」、「ハイクロスコンセプト」、「インビテーション」が発表された。ジュネーブからの現地リポート。Text by SATO TakeshiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoインフィニティはあたらしいステージへ残念ながら日本勢で作り手の顔がはっきりと見えたのは、インフィニティ/日産だけだった。まずインフィニティは、「EMERG-E」というミドシップのスポーツカーのコンセプトモデルを発表。お披露目にあたっては、中村史郎CCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)が壇上に立った。そして、欧州に進出して20年を迎える同ブランドのデザインが、あたらしいステージに入ると宣言した。「よりスポーティでダイナミック、よりインプレッシブなデザインを目指す」という中村氏のスピーチが終わると、盛大な拍手が起こっ...
ジュネーブ現地リポート|Range Rover

ジュネーブ現地リポート|Range Rover

Range Rover|レンジローバージュネーブモーターショー現地リポートSUVの概念を覆す、美しい1台生産が追いつかないほど世界中で大人気のレンジローバー イヴォーク。ジュネーブモーターショーでは、そのスタイリッシュなSUVに、さらに華やかなコンバーチブルが登場し、人びとを沸かせた。以下、現地からのリポート。Text by SATO TakeshiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohikoどよめきが起きた会場ジュネーブモーターショーは、その年にヨーロッパで最初に開催されるモーターショーである。したがって3月ではあるけれど、ヨーロッパの自動車人にとっては「今年もよろしく」的な挨拶を交わす社交の場だ。ジュネーブショーには華やかなモデルが似合うとされるのには、こうした理由があるのだ。その華やいだ雰囲気にぴったりのコンセプトカーをランドローバーは発表した。ベールを脱いだ瞬間には、ちょっとしたどよめきが起きたそのモデル名は、レンジローバー イヴォーク コンバーチブル...
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