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MOTOR SHOW
2014年12月16日
ミニの新バリエーションをジュネーブで披露|MINI
MINI Clubvan concept│ミニ クラブバン コンセプト
ミニの新バリエーション
ミニ クラブバン コンセプトをジュネーブで披露
BMWは、ジュネーブモーターショーのミニブースにおいて、ミニ クラブマンをベースにした商用向けコンセプト「ミニ クラブバン コンセプト」を公開する。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
世界初のプレミアム バン
ミニ クラブバン コンセプトは、その名前が示すとおり、ミニ クラブマンをベースに、後席を省くことで広い荷室部分を確保したビジネス向けのバンモデルとなる。前席と荷室部分はボディに直付けされた堅牢なケージで仕切られており、急ブレーキをかけても荷物が乗員席に飛び出さないなど、バンならではの仕様となっている。
外観はミニ クラブマンそのままだが、リアガラス部分は荷物が見えないように目隠しされており、ここにショップやブランドの宣伝を自由にペイントすることができる。また、右前ドア(左ハンドルでは助手席側ドア)の後ろについた、観音開きの「クラブマンドア」も健在で、ここから荷室前方へ簡単にアクセスすることができる。
ミニのバンというと、ミニ誕生の翌年、1960年にはすでにホイールベースを10cm伸張した、商用向けのモーリス ミニ バンが誕生、その後4人乗りのモーリス ミニ トラベラーに派生していくが、今回のミニ クラブバンのベースとなるミニ クラブマンは、このミニ トラベラーをモチーフとしており、まさに先祖がえりのコンセプトカーともいえる。
BMWでは、このミニ クラブバン コンセプトを「世界初のプレミアムな乗用車ベースのバン」と謳っており、ファッションデザイナーやフォトグラファーなど、芸術性が高く移動時に荷物を運ぶ必要のある仕事のパートナーとしての利用を提案している。