イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro
CAR / MOTOR SHOW
2014年12月15日

イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro

Italdesign Giugiaro|イタルデザイン・ジウジアーロ

イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開

イタリアのカロッツェリア「ベルトーネ」のチーフスタイリストをつとめ、「いすず117クーペ」のデザイナーとしても知られる工業デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロによって1968年に創設され、2010年5月からフォルクスワーゲングループに組み込まれているイタルデザイン・ジウジアーロは、コンセプトカー「ブリヴィド」と「up! アズーラ セイリング チーム」を公開した。

Text by SATO Takeshi
Photographs by MOCHIZUKI Hirohiko

ただの夢のクルマではない

「ブリヴィド」と名付けられた赤い1台は、4シーターで、内燃機関にフォルクスワーゲン提供の3000ccスーパーチャージドV6エンジンを用い、0-100km/h加速5.8秒、最高速度275km/hの性能を誇るプラグインハイブリッドのコンセプトカーだ。

イタルデザイン・ジウジアーロの創設者であるジョルジェット・ジウジアーロによれば、エコロジカルでハイパフォーマンス、かつ人間4人と荷物がのり、乗り心地にもすぐれ、デザイン的にもテクノロジー的にも未来的な夢があり、さらにはコンセプトモデルでありながら、ガルウィングをのぞけば、生産やマーケット展開にもすぐに対応できる、夢だけでは終わらない、夢のクルマだという。

イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro 02

イタルデザイン・ジウジアーロがハイブリッドスポーツを公開|Italdesign Giugiaro 03

アルミ、カーボンを主とした軽量ボディには、ガラスが広範囲に使用されているのも特徴で、後席の乗員にも広い視界が約束される。ヘッドライトとなるLEDはボンネットに組み込まれ、デザインの一部という役割も担い、リアに目を移すと、スポイラーが速度に合わせてせり上がるようになっている。サイドではドアミラーが存在せず、かわりに停車時にはボディに格納されるカメラがセットされ、その映像はステアリングホイール横に用意されたモニターに表示されるという。iPadとも連動し、助手席にはその格納スペースがある。



マリーナ向けのup!も

このブリヴィドは、GTレーシングバージョンとして、マルチーニ・レーシングと共同で開発されたモデルも展示された。こちらはより、エアロダイナミクスを高めるようデザインが変更され、スポイラーが大型化しているのが特徴だ。

もう1台、「up! アズーラ セイリング チーム」はフォルクスワーゲン「up!」をベースとしたマリーナ向けのコンセプトモデル。ドアも屋根もとりはらわれており、ボートのように開放的なドライブを楽しめるという。

           
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