BE@RBRICK × Van Gogh Museum 最新作「The Potato Eaters」が登場 | MEDICOM TOY
DESIGN / FEATURES
2025年7月25日

BE@RBRICK × Van Gogh Museum 最新作「The Potato Eaters」が登場 | MEDICOM TOY

MEDICOM TOY|メディコム・トイ

BE@RBRICK × Van Gogh Museum “The Potato Eaters” 100% & 400%

ポスト印象派を代表するオランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は、日本でもトップクラスの人気を誇るアーティスト。今回はオランダ・アムステルダムにあるVan Gogh Museum(ゴッホ美術館)監修のもと「The Potato Eaters」の BE@RBRICKが100% & 400%で登場する。

Text by SHINNO Kunihiko|Edit by TOMIYAMA Eizaburo

ファン・ゴッホ自ら最高傑作と綴った<じゃがいもを食べる人たち>

ゴッホ美術館の基となったコレクションは、ファン・ゴッホの弟で彼の経済的・精神的な後援者だったテオ(1857-1891)とその妻ヨハンナ(1862-1925)が所蔵した油絵約200点、素描約500点、書簡約700点、ゴッホとテオが収集した浮世絵約500点など。テオ夫妻の没後、コレクションは一人息子フィンセント・ウィレム(1890-1978)に相続され、フィンセントはオランダ政府、アムステルダム市の協力のもと1962年にファン・ゴッホ財団を設立。1973年、ファン・ゴッホ美術館を開館した。
これまで発売されたBE@RBRICK × Van Gogh Museumのアイテムは、第1弾「Sunflowers<ひまわり>」(2019年12月発売)を皮切りに、「Self-Portrait with Grey Felt Hat<灰色のフェルト帽をかぶった自画像>」(2020年12月発売)、「Almond Blossom<花咲くアーモンド>」(2023年1月発売)、「The Yellow House(The Street)<黄色い家>」(2025年5月発売)などがある。
今回新たに登場する「BE@RBRICK × Van Gogh “The Potato Eaters” 100% & 400%」は、ゴッホが農民、労働者、織工が多く住むオランダの田舎町ニューネンで両親と暮らしながら1885年に描いた油絵「The Potato Eaters<じゃがいもを食べる人たち>」をモチーフにした一体。同年完成した作品についてゴッホは弟に宛てた手紙の中でこう述べている。
「小さなランプの明かりでじゃがいもを食べる人々からは、皿に盛った手で自ら土を耕してきたんだという印象を受けます。この絵は彼らが肉体労働によって誠実に稼いできたことを物語っています。私たちとはまったく異なる生き方を、この絵を通して伝えたかったのです」
ゴッホ自身がこの作品をどれだけ気に入っていたかは、その2年後、義妹に宛てた手紙に「自分の作品について思うのは、ニューネンで描いたじゃがいもを食べる農民の絵が、結局のところ私の最高傑作だということです」と記してあることからも伝わってくる。
食べることは生活において最も大切な行為。観察者ゴッホの優れた感性を、このBE@RBRICKとともに味わいたい。
BE@RBRICK × Van Gogh Museum “The Potato Eaters” 100% & 400%
サイズ|各全高約70mm/280mm
購入方法|2025年7月24日(木)0:00~8月10日(日)23:59の期間、MCT TOKYO(http://mct.tokyo)にて先行受注。メディコム・トイ直営各店舗及びオンラインストア各店、他一部店舗にて2026年1月発売・発送予定
価格|1万7600円(税込)
©️ Van Gogh Museum
BE@RBRICK TM & ©️ 2001-2025 MEDICOM TOY CORPORATION. All rights reserved.
問い合わせ先

メディコム・トイ ユーザーサポート
Tel.03-3460-7555

                      
Photo Gallery