クロノグラフ
「クロノグラフ」に関する記事
「ホワイトマウンテニアリング」別注カラーの数量限定モデル|SEIKO
SEIKO|セイコージウジアーロ・デザインが手掛けたクロノグラフをリメイク80年代にジウジアーロ・デザインが手掛けたライダースクロノグラフのリメイクモデルに「ホワイトマウンテニアリング」の世界観を落とし込んだ別注カラーモデルが登場。傾斜のあるダイヤルが特徴的なウォッチだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ユニークなダイヤルが特別感を演出セイコーとジウジアーロ・デザインが1986年に共同開発したライダースクロノグラフのリメイクモデルに「ホワイトマウンテニアリング」の世界観を象徴するカラーリングを施した数量限定モデルが登場した。リメイクの元となったクロノグラフはモーターサイクルシーンでの使用を想定して開発されたもの。ライダーがステアリングを握った状態での判読性を高めるため、時計周りに15度傾いたダイヤルが設定されている。詳しく説明するとダイヤルがライダーの視線の方向に向くように3次元的に5度の緩やかな傾斜が付けられており、側面から眺めるとガラスまでもが傾いてい...
スピードマスター“スピーディ チューズデー”リミテッド エディション登場|OMEGA
OMEGA|オメガファンの熱い思いが生み出したスペシャルモデルオメガの代表モデル「スピードマスター」の限定モデル「スピードマスター“スピーディ チューズデー”リミテッド エディション」が登場。クラシカルな要素を盛り込みつつ、発端といえるオンラインハッシュタグの文字列を刻印するなど差別化が図られた。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)世界限定2012本を用意腕時計専門サイト「Fratello Watches(フラテッロ・ウオッチズ)」の創設者であるロバート=ジャン・ブロア氏によって作られたハッシュタグ「#SpeedyTuesday」。ファンによってオメガの代表モデルである「スピードマスター」の写真やコメントが、毎週火曜日にオンラインを通じて世界中で共有されている。2012年にこのハッシュタグがスタートしてから5年が経った2017年、オメガはファンへの感謝を込めて、新たな限定モデル「スピードマスター“スピーディ チューズデー”リミテッド エディション」を生み出し...
フォージドカーボンケースを採用したロックマンの新作ウォッチが登場|LOCMAN
LOCMAN|ロックマン「STEALTH 300METRI CARBON CHRONOGRAPH」イタリアのウォッチブランド「ロックマン」のフォージドカーボンケースを採用する「ステルス 300メトリ カーボン クロノグラフ」が登場。クオーツ式クロノグラフと300m防水を実現したプロフェッショナルダイバーウォッチだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)デイリーユースにも使えるプロフェッショナルウォッチ1986年、イタリア・エルバ島でマルコ・マントバーニ氏が創業した「ロックマン」。真のイタリア製にこだわり、アルミニウムケースに天然ダイヤをセットした「ダイヤモンドアルミニオ」など画期的なモデルを展開してきた。現在ではケースも機械式ムーブメントも自社で製造するイタリア唯一のマニュファクチュールとなり、アジア、アメリカなど国際市場へのチャレンジも強化している。エルバ島エルバ島本社特に2003年にカーボンファイバーケースの時計を発表し、大きな話題となった。2014年には...
プロフェッショナルシリーズをタウンユース向けにアレンジした数量限定モデルが登場|SEIKO
SEIKO|セイコーLOWERCASE・梶原由景氏監修モデルセイコーのプロフェッショナルシリーズを日常で使い易くアレンジした「PROSPEX DIVER SCUBA Produced by LOWERCASE」が登場。このモデルは、LOWERCASE(ローワーケース)代表の梶原由景氏が監修した。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)堅牢なルックスと日常での使い勝手を両立今回登場する「PROSPEX DIVER SCUBA Produced by LOWERCASE」は、スポーティかつアーバンな佇まいが印象的なソーラークロノグラフだ。1975年に誕生し、高い信頼性とユニークなルックスから、セイコーダイバーズの代名詞となった外胴プロテクター付きモデルを起源とするプロフェッショナルシリーズを、数々の著名ブランドのコンサルテーションを務めるLOWERCASEクリエイティブディレクターの梶原由景氏が監修した。堅牢なデザインはそのままにサイズをコンパクトにアレンジ。日常で...
特集|パテック フィリップの不変と普遍を探る|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ世界最高の時計をつくるために特集 パテック フィリップの不変と普遍を探る(1)「PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)」は、世界中の時計愛好家から羨望のまなざしを向けられ続けている。その理由のひとつが1839年の創業から今日に至るまで、製造したすべての時計の修理・修復を受けるというその姿勢にある。そしてもうひとつは意匠の継承である。パテック フィリップの変わることのない企業理念と、継承されるデザインを改めて見てみよう。Text by KOIZUMI Yoko創業からのすべての製品を修理・修復スイス・ジュネーブ市内にパテック フィリップが運営する時計博物館「パテック フィリップ・ミュージアム」がある。同社製品のみならず時計史を俯瞰できる所蔵品を多数揃えており、そのレベルの高さでマニア垂涎の存在となっている。その所蔵品のひとつに『顧客台帳』がある。ここには創業以来つくられた時計の、顧客名、販売年、材料費、担当者、価格といっ...
特集|パテック フィリップが選ばれる理由|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップスプリット秒針クロノグラフ 5370Pにみる特集 パテック フィリップが選ばれる理由「PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)」が放つ魅力とは、実用性と圧倒的に美しく丁寧なつくり、そして無理のない緻密な設計とデザインなのだろう。「スプリット秒針クロノグラフ5370P」を中心にその魅力に迫る。Text by OPENERS高度な信頼性と確かな精度を象徴するクロノグラフいの一番にその名が浮かぶラグジュアリーウォッチでありながら、他を凌駕する実用性をもつ「パテック フィリップ」の腕時計たち。「カラトラバ」などのシンプルなコレクションから、同社が世界ではじめて開発した「永久カレンダー」などのグランドコンプリケーション、さらに「ノーチラス」「アクアノート」といったスポーツエレガンスまで貫かれているそのクラフツマンシップは、愛好家からの絶大な信頼につながっている。パテック フィリップの時計たちは、圧倒的に美しく丁寧なつくりと実用性を...
ブルガリ|ジュネーブ新作発表会 速報|BVLGARI
BVLGARI|ブルガリブルガリ「オクト」究極の黒モデルを発表(1)SIHHの参加ブランドではないが、SIHHの会期中にプレバーゼルの会期中にジュネーブ市内で新作の発表会を独自に行うブランドは多い。ブルガリもその一つで、市内のホテルで新作のお披露目を行った。レディースモデルを中心に、絢爛たる世界を演出するブルガリ ウォッチの新作とこれからを、マネージングディレクター、グイド・テレーニ氏の話も交えながら、紹介したい。Text by KAWADA Akinoriジュエラーとして時計と宝飾の美今回のプレバーゼルの新作発表会で、ブルガリの新作の中心となったのはレディースコレクションである。「私たちはウォッチメーカーであると同時に、ジュエリーブランドでもあります。もとより、レディースコレクションは非常に大切ですし、アイコンモデルと言ってよい『セルペンティ』のセールスが、2015年は大変に好調でした。今年のプレバーゼルでは『セルペンティ』の新作を中心とするコレクションによって、あらためて私たち...
ボーム&メルシエ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|BAUME & MERCIER
BAUME & MERCIER│ボーム&メルシエブランドの幅を広げる3つの新作コレクション(1)今回のSIHHでは、新作の数を絞ってきたボーム&メルシエ。レディースモデルの印象の強いブランドだが、男性に向けた開発した「ケープランド シェルビー® コブラ 1963」が発表された。また、プロメスのミニサイズモデルも発表され、時計愛好家からエントリーしようとするビギナーまで幅広いユーザーに向けて発信された新作がラインナップされた。文/河田昭則ボーム&メルシエに個性的なモデルが登場2016年のSIHHで、ボーム&メルシエがリリースしたモデルは3タイプ。メンズ2タイプ、レディース1タイプと、かなり個性的なラインナップをリリースした。メンズのクロノグラフは2モデルだが、「クリフトン」は多機能で完成度が高くオーセンティックなイメージを大切にする。一方の「ケープランド」の限定モデルは、モータースポーツ系で、アクティブさ、チャレンジするスピリットを表現する。レディースは、ストラップに特徴を持...
オーデマ ピゲ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|AUDEMARS PIGUET
進化を続けるロイヤル オーク(1)今年のオーデマ ピゲには2つの傾向をみいだすことができる。一つは、創業以来手がけてきた複雑機構ミニッツリピーターの最先端モデル、もう一つはこれもやはり創業時から受け継がれてきた素材、イエローゴールドをロイヤル オークのデザインコードで発表した点だ。文/河田昭則旗艦モデルにふさわしいコレクションの充実もはやブランドを代表するコレクションとして不動の地位を占める「ロイヤル オーク」が、コレクションを大きく拡充している。まず、ケースを初めとする外装について。大きく注目したいのは、18Kイエローゴールドケースモデルの新展開である。近年、ゴールドモデルは、肌への馴染みのよいカラーということもあって、ピンクゴールドに人気が集まる傾向にあったが、古典的なラグジュアリーカラーであるイエローゴールドを大きく取り上げることで、近年の時計界における原点回帰の流れに一石を投じることになりそうだ。同時に、好対照なヴィヴィッドでカジュアルなカラーを、ロイヤル オーク オフショ...
アイ・ダブリュー・シー|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|IWC
IWC|アイ・ダブリュー・シー伝説を継承する新パイロット・ウォッチ(1)毎年のSIHHにおいて、中核コレクションの一つを、そっくりリニューアルしてしまうのが、IWCの通例となっている。今年は、言わば「パイロット・ウォッチ」の年であり、強力なラインナップが整備された。Text by KAWADA Akinoriパイロットウォッチの伝説再び今年は、どのコレクションがリニューアルされるか。この問いの回答を得ることは、IWCのブースを訪れる者には、ひとつの楽しみであり、今回はブース入口に、かつての英空軍の名戦闘機スピットファイアが、まるで航空博物館かのように天井から吊り下げられ、驚いた人も多いはずだ。2016年は「パイロット・ウォッチ・イヤー」。2012年以来となる、同コレクションの改編期に当たる。コレクションの中核となる「マーク」シリーズが「マークXVII」から「マークXVIII」へ世代が進み、同「クロノグラフ」にも、「ビッグ・パイロット・ウォッチ」にも、全般にビンテージ感を高めるデザイ...
ヴァシュロン・コンスタンタン|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|VACHERON CONSTANTIN
VACHERON CONSTANTIN|ヴァシュロン・コンスタンタンラグジュアリースポーツの原点「オーヴァーシーズ」(1)2015年に創業260年に到達したヴァシュロン・コンスタンタン。15年末に登場した“史上最も複雑な時計”が展示され、ブースが賑わう中、ブランドのアイデンティティを体現するラグジュアリースポーツ「オーヴァーシーズ」を全面的にリニューアルした。Text by KAWADA Akinori伝統と最新が交錯した新しい歴史の幕開け2015年が創業260年の記念の年ならば、2016年は新しい歩みの第一歩。世界最古級のブランド、ヴァシュロン・コンスタンタンのブースを訪れた人は、そんな思いにとらわれたのではないだろうか。ヴァシュロン・コンスタンタンのブースを訪れると、最初に目につくのが、2015年に登場した“史上最も複雑な時計”「リファレンス57260」だ(時計の詳細はこちら)。この時計は、新開発の技術も多数搭載するが、言わば、260年にわたるジュネーブのキャビノティエの培った...
A.ランゲ&ゾーネ|SIHH 2016 ジュネーブサロン速報|A. LANGE & SÖHNE
A. LANGE & SÖHNE|A.ランゲ&ゾーネ円熟のコンプリケーションが完成(1)ドイツ時計の芸術的な完成度の高さを象徴するA.ランゲ&ゾーネは、2015年に創業者の生誕200年を大々的に祝ったばかりだが、その歩みは衰えるところをしらない。実に精力的な開発を推し進めており、極めて印象に残るモデルを連発している。Text by KAWADA Akinori驚くほどの精力的な新モデルのラッシュ息切れを知らないとは、まさにこのことだ。2015年に創業者の生誕200周年の節目を迎えたA.ランゲ&ゾーネの1年は慌ただしく、年間を通して、メモリアルモデルのリリースが続いたほかに、イベントも目白押し。そのうえ、新工房の落成まで重なった。常人なら一休みしようと思いたくなる忙しさだっただろうが、2016年のジュネーブサロンは、常と変わらぬ新作のリリースが行われ、そのうちの3本は、圧倒的な完成度の高さを誇るコンプリケーションだった。インプレシッブなことこの上ない、新作をここでは紹介したい...
ジウジアーロ名作をメタリックカラーで現代的にリメイクした数量限定モデル|SEIKO
SEIKO|セイコージウジアーロリメイクモデルに新色追加歴史的タイムピースとして現代によみがえり、大好評となっているジウジアーロ・デザインのリメイクモデル。1月29日には、2000本の数量限定で3タイプが発売。さらに希少な人気時計セレクトショップのチックタック別注モデルも同時にリリースされる。Photographs by KISHIDA KatsunoriText by Hirumax巨匠ジウジアーロが手がけた傑作のリメイク、新色が限定発売イタリアのカー&インダストリアルデザインの巨匠、ジョルジェット・ジウジアーロ。1983年に彼がデザインしたセイコーの傑作クロノグラフのマットで質感をメタリックカラーで現代的にアレンジした限定モデルが登場する。このモデルの特徴のひとつが、右側に大きく張り出したアシンメトリーなデザインだろう。オリジナルを踏襲し、30年以上の時を経たいまでも斬新に映る。このケース上部にはクロノグラフのスタート/ストップボタン、下部にリセットボタンが配されている。もちろ...