モンブラン スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ|MONTBLANC
MONTBLANC|モンブラン
クラシックな仕上げ、より洗練されたデザインへと
導かれた新発想クロノグラフ
SIHH2018において、モンブランを代表するドレスウォッチライン“スターコレクション”がリニューアル。新たに構築されたコレクションから、時計製造の伝統を受け継ぎ、さらなるデザインの洗練を遂げた新作クロノグラフが登場する。
Text by OZAKI Sayaka
古典的時計製造のスピリットを受け継ぐ新作
今年20周年を迎えるモンブラン スターレガシーコレクションは、ウォッチメーカー“ミネルバ”が19世紀後半から20世紀にかけて製造した懐中時計からインスピレーションを受け、オリジナルのプロポーションを尊重しつつ、さらなる洗練を加えたデザインへと進化を遂げた。
本作は、ミネルバの懐中時計を彷彿とさせる、側面にカーブを持たせた丸いケースがクラシカルな品の良さを醸している。古典的なファインウォッチメイキングのスピリットを受け継いだオニオン型のリュウズは、タイムピースに強い存在感をもたらすとともに快適な操作性を実現。ダイアルを取り巻くギョーシェ装飾も丁寧に仕上げられている。
“クロノグラフ”とはギリシャ語のchronos(時間)とgraphin(書くこと)を掛け合わせた言葉で、いわば「タイムライター」の意味を持つ。1821年に回転するディスクの上に固定された針からインクの雫をたらして時間を読み取る世界初のクロノグラフ装置を開発したと語り継がれる、フランス宮廷の時計師ニコラ・リューセックへのオマージュを込めている。そしてレイルウェイミニッツトラックは、19世紀初頭から20世紀初頭のタイムピースに主に用いられたドット表示を採用している。
ケースバックからは、自動巻きマニュファクチャーモノプッシャークロノグラフムーブメントキャリバーMB R200の駆動を眺めることが可能だ。60秒・30分積算のモノプッシャークロノグラフ用のディスクが固定針の下を回転し、かつてニコラ・リューセックが発明した計時装置と同じスキームを楽しめる。
このアイコニックなタイムピースは、フィレンツェのモンブランレザー工房で製作されたスフマートレザーのブルーストラップを添えている。
モンブラン スターレガシー ニコラ・リューセック クロノグラフ
ケース素材|SS
ケースバック|サファイアクリスタル
ケース径|44.8 mm
キャリバー|モンブランマニュファクチュールキャリバーMB R200
ムーブメント|自動巻き、時分秒・第2時間帯表示、回転ディスクによるクロノグラフ(60秒・30分積算、コラムホイールと垂直カップリングによるモノプッシャークロノグラフ、ツインバレル駆動)
パワーリザーブ|約72時間
ストラップ素材|アリゲーター(フィレンツェのモンブランレザー工房「プレテリア」オリジナル)
防水|3気圧
価格|未定
モンブラン コンタクトセンター
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