MEN’S
「MEN’S」に関する記事
「虹色セブン」
暦の上ではまもなく立春。今回は春を先取りするようなカラフルなレインボーアイテムにフォーカスしています。鮮やかな色に心が浮き立つだけでなく、ピースかつフリーダムな気分も味わえそうです。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京vol.37 虹色セブン【réinbòu kʌ'lərz】祐真「平成もあと残すところ数十日。新しい季節もすぐそこまできている今日このごろですが、春先にちょっとピースな気分を感じたいということもあり、今回は『虹色』のアイテムをチョイスしてみました。ファッションは常に世相を反映する何かしらのメッセージを発しているもの。この春夏は「ラブ&ピース」「多様性」といったテーマを打ち出しているコレクションが多く、僕もカラフルなレインボーカラーが大いに気になっています。とりわけ、...
祐真朋樹・編集大魔王対談|vol.34 小木“POGGY”基史さん
Page. 1今回の編集大魔王対談のゲストは、日本国内だけにとどまらず世界中から注目を集める、UNITED ARROWS & SONS(ユナイテッドアローズ&サンズ)の指揮を執る小木“POGGY(ポギー)”基史さん。その人気はSNSのフォロワー数を見ても一目瞭然。ますます活躍の幅を広げる小木さんと、様々な興味深いエピソードから今後のヴィジョンまで、ストリートとラグジュアリーのハイブリッドが確立した昨今のファッションシーンについてトークを繰り広げます。Interview by SUKEZANE TomokiPhotographs by SATO Yuki (KilliKilliVilla)Text by ANDO Sara (OPENERS)ミラン・ヴクミロヴィッチのようにお店とブランディングの両方を手掛けたい祐真朋樹・編集大魔王(以下、祐真) 会社を立ち上げると聞きましたが、ユナイテッドアローズとはどう関係が変わっていくのですか?小木“POGGY”基史さん(以下、P...
vol.35「一年中、ショーツ」DIOR|ディオール
新年あけましておめでとうございます。本年も『ザ★ベスト7』をどうぞよろしくお願いします。お正月にはよくカルタをして遊んだものですが、前のめりでつい「お手つき」をしちゃう人って必ずいたものです。今回は年初から装いの愉しみを大いに盛り上げる「お手つき」アイテムにフォーカスします。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京DIOR|ディオールストライプの間にCHRISTIAN DIORの文字を金糸の織りであしらった凝った素材がインパクト大。ややゆとりのあるリラックスフィットに、かすかな光沢のある素材感が、スタイリッシュなムードを添えている。13万円(ディオール/クリスチャン ディオール 0120-02-1947)問い合わせ先ディオール/クリスチャン ディオール0120-02-1947www...
vol.34「メイド・トゥ・メジャーの愉しみ」LANVIN|ランバン
2018年のラストを締めくくる今回は、スーツ好きなら一度は体験してみたいメイド・トゥ・メジャーのベスト7。新しい季節を自分にぴったりのスーツで迎えるなら、今がベストなオーダーのタイミング。いざ、サロンへGO!Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA SatokoGrooming by 大東京LANVIN|ランバンフランスで一番長い歴史を持つメゾンであるランバンに、メンズ部門が設立されたのは1926年のこと。タイユール(テーラー)と呼ばれるスーツのオーダーサロンの伝統とテクニックを現在に受け継ぎ、現代のトレンドを盛り込んだメイド・トゥ・メジャーのサービスが、東京ではランバン ブティック銀座店の地下一階のサロンで受けられる。ランバンのスーツスタイルの特徴は、レディス・クチュールの影響を受けたややタイトで美しいシルエット。柔らかな...
ロエベの2019年春夏メンズコレクション|LOEWE
LOEWE|ロエベポップな印象を纏う新コレクションLOEWE(ロエベ)の2019年春夏メンズコレクションが発表された。自由で活発な男性像が提案されている。ポップな色使いが心躍るアイテムが取り揃う。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ロエベが提案する自由で活発な男性像ロエベの2019年春夏メンズコレクションが登場した。自由で活発なルックイメージは、タイムレスな男性像が感じられる仕上がりになっている。ボヘミアン・スタイルとの親和性を表現したコレクションは、ボタニカルやウニ、ステンドグラスといったジオメタリックなモチーフを用いている。また神話にでてくるようなライオンを多用し、ボーイッシュやドレスアップを提案している。ライオンはロエベの過去のアーカイブの美しいヴィンテージの絵画から引用したもの、野生的で自然な雰囲気に仕上げられている。またスエードのハサー・ジャケットや粗い布地のショーツなどモダンに解釈された古典的なピース、ストーンウォッシュのデニム、ウォーター・メ...
「ダッドスニーカーの魅力」
今回のベスト7は、まだまだ人気継続中のダッドスニーカー。この冬流行のビッグサイズコートやゆったりしたトップス、さらにはコーデュロイパンツやワイドパンツなどとも相性のいいアイテムなので、登場する回数が増えそうです。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA Satokovol.29 ダッドスニーカー【dæ'd sní:kərz】祐真「僕の場合はすでにワードローブの一部となっているダッドスニーカー。ブームとなっている今シーズンは、多くのブランドから様々なタイプのスニーカーが続々とリリースされています。そのバリエーションはグッチのようにデコラティブなのものから、僕が履いたマックイーンやマルニのようなスムースなタイプまで千差万別。マルジェラのように経年劣化や汚しの加工がされたスニーカーなどもあり、各々のブランドらしさが随所に盛り込まれ...
「バガボンド風ロングコート」
もう今年のコートは買いましたか? 今回、編集大魔王がピックアップしたのは、今秋冬のビッグトレンドでもあるゆったりシルエットのロングコート。ボディがすっぽりと包み込まれる安心感に、ゆるりと身を任せてみるのもいいかもしれませんね。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA Satokovol.30 バガボンド風ロングコート【béigə-bɑ'nd kóut】祐真「今秋冬のアウターの注目株は、なんといってもコート。ゆったりとしたビッグシルエットのコートが、各ブランドから様々な色・柄・素材でリリースされています。今回のベスト7でセレクトしたのは、どこかバガボンド風な雰囲気のあるロング丈のコートです。メンズのゆったりしたロングコートというのは、男のロマンを彷彿とさせるというか、さすらい人のような雰囲気が感じられるもの。今年らしい一着をと...
ディオールの「メンズ サマー 2019」広告キャンペーンスタート|DIOR
DIOR|ディオール明るい色調が印象的なコレクションディオールが、「メンズ サマー 2019」の広告キャンペーンをスタートさせた。メンズ アーティスティック ディレクターに、キム・ジョーンズ氏が就任してから初のキャンペーンとなる。彼の提案する新たな男性像が表現されている。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)キャンペーンビデオも併せて公開ディオールのメンズ アーティスティック ディレクターに、キム・ジョーンズ氏が就任してから初となるキャンペーンがスタートした。ニューヨークのアーティスト KAWS氏によるシグネチャーフィギュア「BFF」が、クリスチャン・ディオールの彷彿とさせるスーツスタイルで登場。サマー コレクション ショーの会場を彩った装飾を想わせる、ユニークなイメージが印象的だ。本コレクションは、あざやかなピンクと呼応するように明るい色調で展開される。ディテールに織り交ぜられたオートクチュールのコード、テーラリングとスポーツウェアのミックス。あらゆる要素が...
「寒さも吹っ飛ぶ、ムートンアウター」
全国的に秋たけなわ。アウターのチョイスも厚手のものにシフトしつつある今回のザ★ベスト7では、ムートン素材のアウターをピックアップ。何事も準備は早めが肝心です。今年の冬将軍はもうそこまで来ているのですから…Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI KohtaText by HATAKEYAMA Satokovol.31 寒さも吹っ飛ぶ、ムートンアウター【mú:tɑn áutər】祐真「久々にムートンアイテムを『いいな』と思ったのは、8月末に阪急メンズ大阪にリニューアルオープンしたロエベの店内で新作のコートを羽織ったとき。ムートンアウターといえば、暑くて重いというイメージがありましたが、その軽さと着やすさは思っていたよりもコンフォタブル。カッティングや仕立てがずいぶん進化しているのだなと感心したものです。そのコートを試着して鏡を見た時に思い浮かんだのが、ジャズピアニスト、デュ...
vol.32「バルキーな、タートルネックセーター」MARNI|マルニ
晩秋の気配が感じられるこの季節は、ほっこりとした温もりに心癒されるタートルネックセーターが不可欠。自他ともに認めるタートルネックマニアの編集大魔王は、ざっくりした風合いのタートルネックセーターに注目しているようです。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI Kohta Text by HATAKEYAMA SatokoMARNI|マルニ祐真「フランチェスコ・リッソが手がけるマルニのコレクションが面白いなと思っています。彼は2016年の秋にマルニの新クリエイティブ・ディレクターに就任。2017−18秋冬からコレクションを発表していますが、以前のマルニのテイストに彼らしいフレッシュな解釈が加わり、僕もかなり好きでよく着ています。とりわけメンズの小物はよりカジュアルになり、スタイリングに映えるユニークなものが数多く登場しています。特にこのオーバーソックスは、パンツの裾を中に入れ...
vol.30「バガボンド風ロングコート」MARNI|マルニ
もう今年のコートは買いましたか? 今回、編集大魔王がピックアップしたのは、今秋冬のビッグトレンドでもあるゆったりシルエットのロングコート。ボディがすっぽりと包み込まれる安心感に、ゆるりと身を任せてみるのもいいかもしれませんね。Direction by SUKEZANE TomokiPhotographs by YAMAGUCHI KenichiStyling by KAWAI Kohta Text by HATAKEYAMA SatokoMARNI|マルニブラック×ホワイトのバランスが爽やかなダブルチェックのウールコート。マキシ丈のゆったりサイズというバランスも今風で、裏地なしのパイピング仕立てなので着用感もすっきり。チンカバーや大きめのフラップポケットなど、ほっこりするディテールもナイス。30万6000円(マルニ/マルニジャパン 03-6416-1024)問い合わせ先マルニ/マルニジャパン03-6416-1024 次のアイテム へ 連載|編集大魔王・祐真朋樹のザ★ベスト7 vol...
愛される木型に芽吹く新たな履き心地|REGAL
REGAL|リーガル数万人に支持されてきた木型から生まれた新しい革靴リーガルが得意とするグッドイヤーウェルト式製法を用いて作られた「01RR」は伝統的なフォルムながら現代的な雰囲気をもっている。その雰囲気はどこから生まれるのか。その秘密は100年以上の靴作りの長い歴史の中で蓄積されたノウハウと木型。さらに現代的な感性の融合にあった。今回はその秘密を紐解いていこう。Photographs by TAKASE Hiroshi (Studio betta)Styling by KAWAI KohtaText by MOROOKA Yusuke新しい革靴に見る普遍的なこだわり革靴作りは製造機械で単にパーツを接着して作られるのではない。他の製造業をみてみると工場のフルオートメーション化が進む中、現代でも靴職人の手によって生み出されている。それは、一言でいって、革靴が複雑かつ熟練された技術を要する製品だからである。ある程度は機械化されているとは言え、ほぼ全ての工程で人の手を介して進んでいく。つ...