CAR NEWS
「CAR NEWS」に関する記事
パリ モーターショーの現場から Vol.2|Mondial de l’Automobile 2014
Mondial de l'Automobile 2014パリ モーターショーの現場から Vol.2世界的なモーターショーのひとつであり、現在フランスで開催中のパリ モーターショーの現場から、モータージャーナリストの小川フミオ氏がレポート。その第2段は、フランスのビッグスリーといわれる、プジョー、シトロエン、ルノーをはじめ、多くのブランドが開発にしのぎを削る、いまもっとも競争の激しいカテゴリーのひとつ“小型車”について。 Text by OGAWA Fumioパリの路上から自動車の都はどこだろう。ひとつは、パリかもしれない。街中の狭い道には小さなハッチバックがひしめくいっぽう、バカンスには家族でクルマで出かけ(週末に地方まで美食を楽しむなんてドライブもある)、社交界では大型高級車がよく売れる。フェラーリもかつては、ニューモデルの発表の場は、パリの自動車ショーで、と決めていた。いまはそうでもなくなったが、原則は尊重され、2014年秋のショーでも、華やかな「458スペチアーレ」をベースに...
フィアット500Sに液晶メーターを採用|Fiat
Fiat 500S TwinAir|フィアット チンクエチェントS ツインエアフィアット500Sに液晶メーターを採用フィアット クライスラー ジャパンは、コンパクトモデル「500」のMT版「500S」の仕様を変更し、9月30日より販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ボディーカラーも専用色を設定0.8リッター2気筒ターボエンジンを搭載したフィアット「500 ツインエア」をベースに、マニュアルトランスミッションで、より走りを楽しみたい向きに用意されたのが「500S ツインエア」だ。2012年7月に250台の限定モデル「500 SPORT PLUS」として販売され、2013年4月にはカタログモデルとして登場している。この500Sに最新仕様がほどこされ、9月30日より全国で販売が開始された。仕様変更のポイントは、フィアットブランドのクルマとして初めて、メータークラスターにTFT液晶をもちいたこと。従来500Sのメーターは、同心円上に重ねて...
ルノー、リッター100kmの小型PHVを発表|Renault
Renault EOLAB Concept|ルノー イオラブ コンセプトリッター100kmの小型プラグインハイブリッドをパリで発表ルノーは、パリモーターショーにおいて小型のプラグインハイブリッドカー「イオラブ コンセプト」を発表した。量産時のことまで見据えた、現実味の強い一台だ。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)空力、軽量化、ハイブリッドで実現した低燃費ルノーがパリモーターショーにて発表したのは、小型ハイブリッドカー「イオラブ コンセプト」。最新テクノロジーを満載したコンセプトでありながらも、生産時のコストを想定した、リアリティのあるモデルとなっている。イオラブ コンセプトは、ガソリン1リットルで100kmを走行できる“リッターカー”を目指してつくられ、実際にその燃費はおよそ1ℓ/100km、CO2排出量22g/kmを達成している。そのために、おなじセグメントにある「クリオ(日本名ルーテシア)」とくらべて、30パーセントもの空力性能の向上、40...
キャデラックCTS、 SRXクロスオーバー 改良モデルを発表 |Cadillac
Cadillac CTS / SRX Crossover│キャデラックCTS/SRXクロスオーバーキャデラックCTS、 SRXクロスオーバー 改良モデルを発表ゼネラルモーターズ・ジャパンは23日、キャデラックの「CTS」と「SRXクロスオーバー」を改良し、発売した。Text by YANAKA TomomiCTSはパワーアップしたエンジンを搭載、フロントグリルも新デザインに2003年に新世代のラグジュアリーなスポーツセダンとして登場したCTSシリーズ。2008年1月に2代目として登場した現行モデルでは、セダン、ワゴン、クーペをラインナップし、エンジンはいずれも可変バルブタイミング機構と直噴システムを備えた3.0リッターと3.6リッターのV6エンジンにくわえ、セダンとクーペでは6.2リッターV8スーパーチャージドエンジンを搭載したスポーツモデル「CTS-V」シリーズの3つが展開されている。今回はセダン、ワゴン、クーペであたらしい3.6リッターV6エンジンを採用。最高出力が従来より8k...
新型ポロにブルーGTを追加導入|Volkswagen
Volkswagen Polo BlueGT|フォルクスワーゲン ポロ ブルーGT新型ポロにブルーGTを追加導入フォルクスワーゲンは、上陸したばかりのマイナーチェンジ版「ポロ」に、はやくも「ポロ ブルーGT」を追加導入し、販売を開始した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)燃費もパワーも向上フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、国内でも8月にマイナーチェンジされたばかりの「ポロ」に、高い省燃費性能とスポーティな走りをバランスさせたモデル「ポロ ブルーGT」を追加、10月7日より販売を開始した。ポロ ブルーGTは、アイドリングストップとブレーキエネルギー回収システムを統合したブルーモーションテクノロジーにくわえ、低負荷時にエンジンの4気筒中の2気筒を休止する、ACT(アクティブ シリンダー マネージメント)をそなえ、省燃費を実現。いっぽうで、スポーツサスペンションや専用のエアロパーツを装備し、トップグレード「ポロ GTI」に次ぐスポーティな性格...
up!の5ドア版が市場投入間近|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲン「up!」にあたらしい選択肢。5ドアup!が市場投入間近3ドアシティコミューターとして本国ドイツでクラス最大の登録台数を誇るというフォルクスワーゲン「up!」。ことし5月、ドイツでディーラーに登場予定なのが、このup!の5ドア版だ。ドイツ以外の欧州市場への投入は初夏を予定している。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)3ドアからわずか475ユーロ増昨年のフランクフルトモーターショーで「クロスup!コンセプト」として発表された5ドア版のup!のドイツディーラーへの投入が5月になることが決まった。フォルクスワーゲンによれば、3月6日からドイツでの受注がはじまり、欧州市場での販売は初夏からを予定している。up!購入者の半数以上が選択するだろうと同社が見込む今回の5ドア版up!は、3ドア版と同じエンジン(最高出力44kW/60psと55kW/75ps)を搭載し、同じモデルバリエーション(take up! move up! h...
ジャガーの新型サルーン「XE」国内予約開始|Jaguar
Jaguar XE First Edition|ジャガーXE ファーストエディションジャガーの新型サルーン「XE」国内予約開始ジャガー ランドローバー ジャパンは、9月にロンドンで発表され、パリモーターショーにてワールドプレミアを果たした、新型サルーン「XE」を日本でも予約を開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ワールドプレミアと同時に国内受注開始パリモーターショーでワールドプレミアを果たしたジャガー「XE」。ロンドンで開催された発表会の模様について、現地からのリポートおよび詳細な情報をお届けしているとおり、ジャガーがあらたに開発した、ミドルサイズのサルーンだ。国内での予約が開始されたのは、その登場を記念した特別仕様車「XE ファーストエディション」。パワートレーンはターボ付きの2リッター直列4気筒に、ZF製の8段オートマチックが組み合わせられる。日本仕様の確定したスペックは未発表ではあるものの、欧州における同一モデルを参考値と...
991型のポルシェ911カレラにGTSが登場|Porsche
Porsche 911 Carrera GTS|ポルシェ 911 カレラ GTS991型のポルシェ911カレラにGTSが登場ポルシェ ジャパンは、2012年に登場した991型911カレラに、よりスポーティなモデル「911GTS」を設定。10月11日より予約受注を開始すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)戦略的な価格設定現行991型のポルシェ911カレラにも、よりスポーティなモデル「GTS」が追加され、同時に、日本での予約がスタートした。あたらしい「911GTS」は、ボディタイプ別にクーペとカブリオレ、駆動輪でRRと4WDを組み合わせた4バリエーションが同時にリリースされる。そのキャラクターは、「911カレラS」と、サーキット走行を主眼においた公道仕様「911GT3」のあいだを埋める位置にあり、公道を主軸とする911のなかではもっともスポーティなグレードとなる。911GTSに搭載されるエンジンの最高出力は、911カレラSを30ps上ま...
パリ モーターショーの現場から Vol.3|Mondial de l’Automobile 2014
Mondial de l'Automobile 2014パリ モーターショーの現場から Vol.3前回の記事につづき、今月19日までフランス・パリで開催中のモーターショーの現場から、モータージャーナリストの小川フミオ氏によるレポートが到着。3回目となる今回は“スポーツカー”がテーマ。「メルセデス AMG GT」を発表したメルセデス・ベンツを筆頭に、フェラーリ、そして初となるプラグインハイブリッドスポーツを発表したランボルギーニまで、 モーターショーの最新トレンドをさぐる。Text by OGAWA Fumioパリ モーターショーの現場から Vol.1パリ モーターショーの現場から Vol.2 高級スポーツカー市場に参入するメルセデス・ベンツパリには華やかなイメージがつきまとう。富裕層も世界中から多く集まる。そのため、高級車やスポーツカーが、パリの自動車ショーでは必ず耳目を集める。周囲に大きな人垣を作っていたのが、メルセデス・ベンツがデビューさせた、「メルセデス AMG GT」なるス...
ジープ パトリオット、2012年モデルに2WDを国内初投入|Jeep
Jeep Patriot│ジープ パトリオット2012年モデルに2WDを国内初投入クライスラー日本は、ジープブランドのジープ・パトリオットのエントリーグレード「Sport」に2WDを導入するなどの2012年モデルを発表。2月11日(土)から販売を開始する。Text by YANAKA Tomomiライフスタイルに合わせて選べるグレード日本国内でも扱いやすいサイズとパワーで人気を集めるクロスオーバーSUV、ジープ・パトリオット。エントリーグレード「Sport」がこれまでの4WDから2WDに変更され、ライフスタイルに合わせてグレードを選べるようになった。ジープブランドとして、2WDの日本国内初導入となる「Sport」のパワートレインに、2リッター直列4気筒エンジンを採用。あらゆる回転域でトルク特性を最適化できるように可変バルブタイミング機構(VVT)を搭載し、最高出力115kW(156ps)/6,300rpm、最大トルク190Nm(19.4kgm)/5,100rpmを発生させる。また、...
パサート初のプラグインハイブリッドを公開|Volkswagen
Volkswagen Passat GTE|フォルクスワーゲン パサート GTEパサート初のプラグインハイブリッドをパリで発表フォルクスワーゲンは、パリ モーターショーで「パサート」初となるプラグインハイブリッドモデル「パサート GTE」を発表した。セダンとヴァリアント(ステーションワゴン)に用意されたこのモデルは、フル満タン&フル充電状態で1,000kmもの航続距離を確保し、同時にEVモードでは最高速度130km/h(ハイブリッドモードでは220km/h)、約50kmのゼロエミッション走行を可能とした。Text by SAKURAI Kenichiパリ-ロンドン間を無給油で走破可能第8世代となる新型「パサート」に導入されるプラグインハイブリッドモデルは、最高出力115kW(156ps)を発揮する1.4リッター直列4気筒DOHCターボのTSIエンジンに、85kW(115ps)の出力を持つ電気モーターとリチウムイオンバッテリーをくわえたパワーユニットを搭載。プラグインの名称どおり、家...
パリ モーターショーの現場から Vol.4|Mondial de l’Automobile 2014
Mondial de l'Automobile 2014パリ モーターショーの現場から Vol.4モーターショーの会場では、世界各国の自動車メーカーが新型モデルの発表を競ういっぽうで、コンパニオンたちもまた艶やかなコスチュームで身を包み、男たちの心を釘付けようと活気と賑わいで満ちあふれている。パリ サロン レポート4回目となる今回は、いつの時代も華やかにショーを彩ってきた女性たちにフォーカスしよう。 Text by OGAWA Fumioパリ モーターショーの現場から Vol.1パリ モーターショーの現場から Vol.2パリ モーターショーの現場から Vol.3パリ サロンのキューティーたちバブルの頃、東京モーターショーで“コンパニオン”のアルバイトをするのが、若い女の子たちの間で流行った。パリの自動車ショーでは、派手さはないが、やはり、キューティーたちが華を添えてくれていた。「どうやって、クルマの横に立つ女の子を選ぶか。やはりイメージがかけ離れていないことを前提にします。それと、...
キャデラックATS日本導入|Cadillac
Cadillac ATS│キャデラック ATSキャデラックATS 日本導入決定GMジャパンは小型ラグジュアリーセダン「キャデラックATS」の日本導入を発表した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)キャデラックVS.ドイツ先日閉幕したばかりのデトロイトモーターショーで公開され、北米では2012年後半の発売が見込まれるキャデラックのあたらしい小型ラグジュアリーセダン「ATS」が日本にも導入されることになった。ゼネラルモータズ・ジャパンによると、日本発売は冬以降。ほぼ50:50の前後重量配分、効率的に制御されたノイズや振動、すぐれたハンドリング、さらに若年ユーザーにもアピールする先端的なインフォテインメントシステムなどを売りにする「ATS」は、BMW3シリーズ、メルセデス・ベンツCクラス、アウディA4といったドイツ車と真っ向勝負するために、ニュルブルクリンクなどで練磨を重ねて生まれた1台。はたして、ドイツ車の人気は高い日本での評価はどうなる?
2015年春より新型マスタング発売開始|Ford
Ford Mustang |フォード マスタング2015年春より新型マスタング発売開始フォード・ジャパンは、フルモデルチェンジした第6世代となる新型「マスタング」の受注を11月より開始すると発表した。当初導入されるのはマスタング誕生50周年を記念した「50 YEARS EDITION」で、350台の限定発売となる。デリバリーは2015年春からおこなわれ、さらにこの新型マスタングには、歴代モデル初となる右ハンドル仕様も導入予定だという。Text by SAKURAI Kenichiフォードを代表するアイコンフォード「マスタング」は1964年4月17日に米国でデビュー以来、アメリカを代表するスペシャルティカーとして世界中のファンに愛され続けてきた唯一無二の存在だ。昨年は記念すべき誕生50周年を迎え、全世界でさまざまなバースデイイベントがおこなわれた。日本では1994年(当時はフォード・セールス・ジャパン)からマスタングの正規輸入をスタートさせ、今年で輸入開始20年の歴史を持つモデルであ...
フォルクスワーゲン、モジュール化されたプラットフォームMQBを発表|Volkswagen
Volkswagen│フォルクスワーゲンモジュール化されたプラットフォーム「MQB」を発表フォルクスワーゲンはモジュール化されたプラットフォーム「MQB」(モジュラー・トランスバース・マトリックス)を発表。まずは次世代ゴルフとアウディA3から採用される。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)グループの強みを活かした超ブランド共有プラットフォーム今回発表された「MQB」は幅広い車種間で共有できる母体とでもいうべきもので、長期的な使用に耐えうるアーキテクチャーとして生み出された。フォルクスワーゲンブランドのみならず、アウディ、セアト、シュコダといったグループ内での超ブランド規模の共有が前提とされており、今後発表となるゴルフとアウディA3の次世代車で最初に採用されることが決まっているほか、ポロ、ビートル、ゴルフ、シロッコ、ジェッタ、ティグアン、トゥーラン、シャラン、パサート、CCと非常に幅広いフォルクスワーゲンブランドの車種での採用が見込まれている。ペダルからホ...