フィアット500Sに液晶メーターを採用|Fiat
CAR / NEWS
2014年12月16日

フィアット500Sに液晶メーターを採用|Fiat

Fiat 500S TwinAir|フィアット チンクエチェントS ツインエア

フィアット500Sに液晶メーターを採用

フィアット クライスラー ジャパンは、コンパクトモデル「500」のMT版「500S」の仕様を変更し、9月30日より販売を開始した。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

ボディーカラーも専用色を設定

0.8リッター2気筒ターボエンジンを搭載したフィアット「500 ツインエア」をベースに、マニュアルトランスミッションで、より走りを楽しみたい向きに用意されたのが「500S ツインエア」だ。2012年7月に250台の限定モデル「500 SPORT PLUS」として販売され、2013年4月にはカタログモデルとして登場している。この500Sに最新仕様がほどこされ、9月30日より全国で販売が開始された。

仕様変更のポイントは、フィアットブランドのクルマとして初めて、メータークラスターにTFT液晶をもちいたこと。

従来500Sのメーターは、同心円上に重ねて配置された2つのアナログメーターが速度とエンジン回転数を表示、中央のモノクロ液晶で燃料や時刻などをデジタル表示していた。

今回はこれが全面的に、視認性の高いカラーTFT液晶に変更され、スピードメーター、レブカウンターなど基本情報はもとより、燃料計、水温計、燃費計、さらにエコ運転を5段階で評価する「エコインジケーター」を表示。また、エコノミーモード時は、アクセルコントロールにおうじて現在のエコレベルをしめす「アクセルコントロールインジケーター」もあらわれる。

Fiat 500S TwinAir|フィアット チンクエチェントS ツインエア

Fiat 500S TwinAir|フィアット チンクエチェントS ツインエア

ブラック基調のインテリアに変更はないものの、シートはブラックにブルーもしくはレッドいずれかのラインが、ボディカラーにあわせて用意される。そのボディカラーはボサノバホワイトを基本に、赤系のパソドブレレッド、グレー系のグルーヴメタルグレー、そして青系はこれまでのフットルースブルーにかわり、500S専用色となるブルーイタリーが採用された。

車両価格は仕様の変更後も変わらずの、消費税込みで225万7,200円のままとなる。

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FIAT 500S TwinAir│フィアット チンクエチェントS ツインエア

ボディサイズ│全長 3,585 × 全幅 1,625 × 全高 1,515 mm

ホイールベース│2,300 mm

トレッド前/後│1,415 / 1,410 mm

重量│1,010 kg

エンジン│875cc 直列2気筒 8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ

最高出力│63 kW(85 ps)/5,500 rpm

最大トルク│145 Nm(14.8 kgm)/1,900 rpm

最高出力(エコモード)│57 kW(77 ps)/5,500 rpm

最大トルク(エコモード)│100 Nm(10.2 kgm)/2,000 rpm

駆動|FF

トランスミッション│5段マニュアル

サスペンション 前/後|マクファーソンストラット / トーションビーム

ブレーキ 前/後|ディスク / ドラム

タイヤ 前/後|185/55R15

JC08モード燃費│26.6 km/ℓ

CO2排出量│88 g/km

最小回転半径|4.7 メートル

ハンドル位置|右

価格│225万7,200円

チャオ フィアット

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