燃費もパワーも向上

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、国内でも8月にマイナーチェンジされたばかりの「ポロ」に、高い省燃費性能とスポーティな走りをバランスさせたモデル「ポロ ブルーGT」を追加、10月7日より販売を開始した。

ポロ ブルーGTは、アイドリングストップとブレーキエネルギー回収システムを統合したブルーモーションテクノロジーにくわえ、低負荷時にエンジンの4気筒中の2気筒を休止する、ACT（アクティブ シリンダー マネージメント）をそなえ、省燃費を実現。いっぽうで、スポーツサスペンションや専用のエアロパーツを装備し、トップグレード「ポロ GTI」に次ぐスポーティな性格を与えられたモデルだ。

今回のモデルチェンジにあたっては、1.4リッター直列4気筒TSIエンジンの最高出力が7kW（10ps）向上、トランスミッションには7段DSGを採用し、JC08モードにおける燃費は前モデルより0.2km/ℓ向上した21.5km/ℓを誇る。

スポーティなキャラクターのブルーGTを表現すべく、エクステリアには専用のフロント及びリアバンパー、リアスポイラー、15mmローダウンする専用スポーツサスペンション、17インチ ダブルスポーク アルミホイールなどを採用。インテリアにも車名のとおりエコをあらわすブルーを基調とした、アルカンターラとファブリックの専用スポーツシートが標準で奢られる。さらに、オプションのアダブティブクルーズコントロールとセットで、パドルシフトも追加することが可能だ。

安全装備面では標準の新型ポロにならい、時速30km/h未満で追突を回避するシティエマンジェーシーブレーキをふくむプリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」、追突や被衝突時に自動的にブレーキをかけて二次被害を防ぐ「マルチコリジョンブレーキ」、ドライバー疲労検知システム、リバースギアと連動する「リアビューカメラ」がそなわる。

ボディカラーはブルーシルクメタリックとピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、そしてリフレックスシルバーメタリックの4色が用意される。

あたらしいポロ ブルーGTは10月7日より発売が開始され、消費税込みの価格は283万5,000円。エコカー減税対象となり、取得税および重量税は100パーセント減免される。

Volkswagen Polo BlueGT│フォルクスワーゲン ポロ ブルーGT

ボディサイズ│全長 3,995 × 全幅 1,685 × 全高1,445 mm

ホイールベース│2,470 mm

エンジン│1,394cc 直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ（ACT付き）

最高出力│110 kW（150 ps）/5,000-6,000 rpm

最大トルク│250 Nm（25.5 kgm）/1,500-3,500 rpm

駆動方式│FF

トランスミッション│7段DSG

サスペンション 前/後｜マクファーソンストラット / トレーリングアーム

タイヤ 前/後｜215/40R17

ブレーキ 前/後｜ベンチレーテッドディスク / ディスク

燃費（JC08モード）｜21.5 km/ℓ

価格│283万5,000円

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