日本
「日本」に関する記事
THEATER|森山未來主演、強力キャストで送る舞台『プルートゥ PLUTO』
THEATER|現代舞台芸術を牽引する天才振付家、シディ・ラルビ・シェルカウイが演出世界初、強力キャストで送る舞台『プルートゥ PLUTO』手塚治虫原作の鉄腕アトム「地上最大のロボット」を、熱烈な手塚ファンである漫画家の浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイクし、手塚眞の監修のもとあらたな命を吹き込み誕生した漫画『PLUTO(プルートウ)』。20以上の言語に翻訳され、全世界に愛読者をもつ人気漫画が、舞台『プルートゥ PLUTO』として、東京・Bunkamuraシアターコクーンと、2月には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。 Photographs by KOBAYASHI YoshieText by KAJII Makoto (OPENERS)「どこを切り取っても美しい」「ワンシーンワンシーン、一つひとつの動きがすべて大きな絵画のような形で進行していくので、どこを切り取っても美しいと思います。身体と言葉と音楽と映像、そして舞台装置などを駆使したトータルアートのような作...
MOVIE|石井裕也監督が家族と向き合った『ぼくたちの家族』
MOVIE|母親が“余命1週間”を告げられたとき、家族はなにができるのか?石井裕也監督が家族と向き合った『ぼくたちの家族』近年、話題作を発表しつづけている石井裕也監督が“家族”と向き合った『ぼくたちの家族』。ある日突然、母親が余命一週間を言い渡された一家の姿を描く。5月24日(土)より、新宿ピカデリーほか全国公開される。Text by YANAKA Tomomi早見和真氏の同名小説を映画化『川の底からこんにちは』やアカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選ばれた『舟を編む』など、数々の賞を受賞し、国内外から注目される存在となった石井裕也監督。「本気で家族というものに向き合いたかった」と語る彼が新作として選んだのは、母親の急な死の宣告を前に“悪あがき”する家族の姿を描いた、早見和真氏の同名小説の映画化だった。キャストは、長男役の妻夫木聡が普通の男をつややかに演じ、次男には出演作が続々と公開されている若手俳優の池松壮亮。また父親役には長塚京三、母親役には原田美枝子と、日本映画界を代表する演...
MOVIE|巨匠たちの証言で織り成す日本建築史のドキュメンタリー『だれも知らない建築のはなし』
MOVIE|建築界の巨匠たちの証言で織り成す日本建築史の舞台裏ドキュメンタリー『だれも知らない建築のはなし』安藤忠雄や磯崎新、伊東豊雄、レム・コールハースといった建築界の重要人物たちが出演し、高度経済成長から現在にいたる日本の建築について、本人たちのインタビューによりつまびらかにする『だれも知らない建築のはなし』。5月23日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomi異色の経歴をもつ石山友美監督による初の長編ドキュメンタリー昨年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展で上映され、大きな反響を巻き起こした石山友美監督の『Inside Architecture- A Challenge to Japanese society』。今回、あらたに追加撮影をおこない『だれも知らない建築のはなし』として劇場公開される。石山監督は日本女子大学家政学部住居学科を卒業後、ニューヨーク市立大学大学院都市デザイン学科修士課程を修了。在米中に大学で...
EVENT|仏教の聖地でプロジェクションマッピング
EVENT|仏教の聖地でプロジェクションマッピング高野山、開創1200年の記念イヤーを彩る光と音の響演昨年、古墳でプロジェクションマッピングをおこなうという、前代未聞の企画を成功させたクリエイティブ・チーム「COSMIC LAB」。空海が高野山を開創してから1200年目の今年。彼らが再び歴史的建造物を舞台に、最新の映像技術を駆使した壮大な映像体験を繰り広げる。Text by TANAKA Junko (OPENERS)空海が一目で魅せられた高野山幼いころから「世のなかの困っている人びとをお救いしたい」と願って止まなかった弘法大師空海。国内での修行に飽き足らず、唐(中国)にわたったのは804年のこと。そこで真言密教の第七祖、恵果和尚(けいかかしょう)から直々に仏の教えを受けることになる。遍照金剛(へんじょうこんごう)の法号を授けられた空海は、「真言密教を日本に広める」という使命をもって806年に帰国。その拠点を築くのにふさわしい場所を求めて、各地を巡っていた矢先、大和国(奈良県)で出...
MOVIE|村上隆の初監督作『めめめのくらげ』完成披露試写会に5組10名様をご招待!
MOVIE|アーティスト・村上隆の初監督作品実写+CGアニメーションの融合で生み出されるSFファンタジー2013年4月26日(金)公開決定! 『めめめのくらげ』日本を代表するアーティストとして、世界で認知されている現代美術家・村上隆の初監督映画『めめめのくらげ』の公開日が、4月26日(金)に決定した。TOHOシネマズ六本木ヒルズほか、全国順次ロードショー。OPENERSではこれに先立ち、4月18日(木)18:30から開催される、監督の村上隆ほか俳優の斎藤工などが登壇予定の完成披露試写会に5組10名様を招待する。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)壮大なスケールと世界感で贈る意欲作村上隆は、ヴェルサイユ宮殿での個展や、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションでも話題を呼んだ、世界的な注目を浴びている現代美術家だ。自身初となる映画作品『めめめのくらげ』は、フルCGアニメーション作品としてあたためていた企画をベースにした、震災後の日本を舞台にファンタジックな世界を描き...
EVENT|松嶋啓介シェフと沖野修也氏が異色のコラボレーション
EVENT|松嶋啓介シェフと沖野修也氏が異色のコラボレーション五感を研ぎ澄ます1日限りの「官能ディナー」開催日本が世界に誇る音楽家・沖野修也氏と「KEISUKE MATSUSHIMA」のオーナーシェフ・松嶋啓介が異色のコラボレーション。食と音楽の耽美な交わりを体験する一夜限りの晩餐会「官能の杜」が、10月23日(木)に開催される。Text by KUROMIYA Yuzu料理、音楽に秘められた可能性を追求し五感にアプローチクリエイティブ・ディレクター、DJ、選曲家、執筆家、選曲評論家、Tokyo Crossover/Jazz Festival発起人とマルチに活躍し、渋谷のクラブ「The Room」のプロデューサーでもある沖野修也氏。そしてミシュラン史上3人目となる、“フランスと日本の2カ国で星をもつシェフ”松嶋啓介。国内外で活躍する2人が一夜限りのコラボレーションを繰り広げる。イベントでは「五感で味わう、官能的な食と音楽の旅」をコンセプトに、「官能」をイメージしたアミューズをはじめ...
kizunaworld.org|3人の日本人アーティストによる映像作品「alone@woods」
kizunaworld.org #283人の日本人アーティストによる映像作品「alone@woods」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。28番目の作品は、あらきゆうこ氏、細海魚氏、エドツワキ氏の3人による映像作品「alone@woods」である。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)原風景を呼び起こす詩、音楽、映像坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。東日本大震災から2年が経過した現在も、個人の想いを繋げながら、継続的な支援をつづけている。28番目となる作品のタイトルは「alone@woods」。今回の映像作品...
kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクト続報
kizunaworld.org坂本龍一の復興支援プロジェクト続報先日弊誌でもお伝えした坂本龍一が主導する被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」。アーティストらから作品の提供を受け、得られた収益や寄付を被災地支援に充てるというものだが、イタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティによる第一弾の映像作品に引きつづき、第二弾の作品が発表された。今回の震災をテーマに書き下ろした坂本龍一の楽曲と被災地を取材するジャーナリストらの写真で構成された、映像作品だ。Text by OPENERS坂本龍一とジャーナリストたちのコラボレーション作品「kizunaworld.org」とは、坂本龍一とメディアクリエイター 平野友康が発起人となり、被災地を長期的に支援してゆくために立ち上げたプロジェクト。賛同してくれるアーティストたちとともにチャリティ作品を継続的に提供していき、それらの作品をとおしてひととひととが繋がり支援の輪が広がることを目的とする。先月、坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴ...
kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクトにあらたな作品
kizunaworld.org音楽と写真の4作品をあらたに追加坂本龍一氏とメディアクリエイターの平野友康氏が、東日本大震災被災地の復旧・復興を支援するために立ち上げたプロジェクト「kizunaworld.org」。第4弾として、国内外のアーティスト5人による音楽と写真の4作品があらたに発表された。 文=谷中朋未被災地に想いをはせてつくられた楽曲や写真寄付をすると、賛同するアーティストから提供された作品をダウンロードできるという仕組みで、支援の輪を広げている「kizunaworld.org」。これまでにも坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティ氏の共作アニメーション「KIZUNA」や、世界的な音楽家デヴィット・シルヴィアン氏とノルウェー出身のミュージシャン、ヤン・バング氏による「modern interior」などが公開され、日本のみならず、世界中から反響を呼んでいる。第4弾では、オーストリアの音楽家クリスチャン・フェネス氏が日本への心からの愛と尊敬を込めて書き下ろした...
kizunaworld.org|最新作は奈良美智氏の映像作品
Kizunaworld.org最新作は奈良美智氏の映像作品坂本龍一氏が中心となってはじまった、アーティスト作品で繋がる参加型の東日本大地震被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」(キズナワールド・ドット・オルグ)。発足以来、世界中からぞくぞくとアーティストが参加しているが、このたびあらたに提供された作品は、美術家 奈良美智氏による映像作品だ。10月11日、公開された。Text by OPENERS奈良作品の癒しが、kizunaworldにkizunaworld.orgは、坂本龍一氏とメディアプロデューサー平野友康が発起人となり、プロジェクトに賛同するアーティストたちが作品を提供、作品に対する寄付を募ることで被災地への支援の輪を継続的に広めていくことを目的としている。今回追加された映像作品は、奈良美智氏が作品を手がけるスタジオでの制作風景と作品群を映像に取りまとめたもの。「淡々と過ぎてゆく日常の断片は、こうして見てみるとかけがえのない幸せな時間なのだと実感している」と...
kizunaworld.org|この日のために坂本龍一が書き下ろした新曲、「Requiem」を発表
Kizunaworld.org震災から1年、坂本龍一が書き下ろした新曲「Requiem」を発表坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。震災から1年が経過した2012年3月11日、坂本龍一氏の新曲「Requiem」が発表され、18番目の作品となった。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)震災から1年。支援は継続していく坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供することで寄付を募り、被災地への支援を続けている。震災から1年が経過した現在。このプロジェクトについて改めて坂本氏と平野氏がコメントを寄せている。3.11から一年がたちます。現実の問題も...
kizunaworld.org|坂本龍一と高谷史郎によるコラボレーション映像作品「chrono」
kizunaworld.org #24坂本龍一と高谷史郎によるコラボレーション映像作品「chrono」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。24番目の作品は、坂本龍一と映像作家の高谷史郎によるコラボレーション作品「chrono」である。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)一日の空が地球に見える坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。その活動は2年目以降も個人の想いを繋げながら、継続的な支援をつづけている。24番目の作品には、映像作家であり、さまざまなパフォーマンス、インスタレーションの制作に携わってきた高谷史郎氏が...
kizunaworld.org|高野 寛による楽曲「Tie our hands」を発表
kizunaworld.org #25高野 寛による楽曲「Tie our hands」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。25番目の作品は、音楽家・高野 寛による作品「Tie our hands」である。Text by KASE Tomoshige(OPENERS)素朴な音の粒が重なり、連なる坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。その活動は2年目以降も個人の想いを繋げながら、継続的な支援をつづけている。25番目の作品には、ソロはもちろんギタリストとしても活動し、さまざまなアーティストへの楽曲提供を手がけるなど、幅広いジャンルで活躍する音...
kizunaworld.org|サイモン・フィッシャー・ターナーと高谷史郎による映像作品「Time」
kizunaworld.org #29サイモン・フィッシャー・ターナーと高谷史郎による映像作品「Time」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。29番目の作品は、イギリス人ミュージシャンで作曲家のサイモン・フィッシャー・ターナー氏の音楽と、アーティストグループ「ダムタイプ」の総合的なヴィジュアル・ディレクションを手がける高谷史郎氏の映像によるコラボレーション作品「Time」だ。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)音の響きと水面の波紋が紡ぐイメージ坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がっ「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。東日本大震災から2年が経過した現...
特集|森の神に会う旅~岐阜・東濃地域の「宿」「自然」「文化」
特集|岐阜県の“ウェルネス・ツーリズム”東濃地域の「自然」「宿」「文化」森の神に会う旅世界遺産「白川郷」、三名泉の一つといわれる「下呂温泉」、1300年の歴史を有する「長良川の鵜飼」など、数多くの観光資源を有する岐阜県。その岐阜県が、今年3月社団法人モア・トゥリーズと包括協定を締結し共同で取り組むのが、岐阜県ならではの自然やエコロジーにこだわったあたらしい旅のスタイル「ぎふウェルネス・ツーリズム」である。OPENERSでは、人にも環境にもやさしいこの「ぎふウェルネス・ツーリズム」の魅力を全3回でレポート。今回の旅は、包括協定調印式の際に坂本龍一氏が訪れた足跡をたどるものとなる。県の南東部「東濃エリア」。ヒノキの神宮備林、古民家を移築した宿、地歌舞伎と呼ばれる伝統芸能と、知られざる東濃文化の一端をご覧いただこう。Photographs by JAMANDFIXText by KASE Tomoshige(OPENERS)Chapter 1|森はなんのために在るのか14世紀より伊勢神宮...