日本
「日本」に関する記事

INTERVIEW|『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督インタビュー
INTERVIEW|うつ病と格闘する“ふつうの人びと”の姿を描いたドキュメンタリー『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督 日本公開記念インタビュー(1)日本人の15人にひとりがかかっているといわれるうつ病。しかし2000年まで、「うつ」という言葉は精神科周辺以外ではめったに聞かれなかった。なぜこの短い期間にうつ病は爆発的に広まったのか? マイク・ミルズ監督は、製薬会社がおこなった「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンが理由のひとつであると考え、その実態に迫るドキュメンタリーを作ろうと思い立つ。うつ病患者のありのままの日常を、ミルズ監督独特の優しい目線で捉えた本作は、うつ病の知られざる一面を明らかにするとともに、いまの日本社会が抱える問題点をも鮮やかに描き出す。Text by TANAKA Junko (OPENERS)あたらしいグローバリゼーション!?――うつ病の話を描くのに、日本を舞台にしようと思ったのはなぜですか?ぼくはもう何度も日本に来ていますが、ある...

Forevermark|七夕にちなんだ“願いが叶う”フェア開催
Forevermark|フォーエバーマーク銀座三越で出合う七夕にふさわしい“願いを叶えるジュエリー”フェスタリア ビジュソフィアによる「エンゲージメントフェア」開催今年から七夕の7月7日に制定された「エンゲージメントデー」。その誕生を記念し、フォーエバーマーク認定ジュエラーのfestaria bijou SOPHIA(フェスタリア ビジュソフィア)による「エンゲージメントフェア」が7月3日(水)から9日(火)まで銀座三越地下1階のイベントスペースで開かれる。Text by YANAKA Tomomi七夕は大切なひととの結びつきを思い出す“エンゲージメントデー”一年に一度の七夕を、大切なひととの結びつきを思い出し、あらためて伝え、想いを重ねていく日として提唱する「エンゲージメントデー」。ふたりのためのあらたな記念日の誕生を祝い、フォーエバーマーク認定ジュエラーのフェスタリア ビジュソフィアでは「エンゲージメントフェア」を開催する。美しい星空をイメージした会場には、フォーエバーマークが...

MOVIE|橋本愛主演で送る春夏秋冬の4部作『リトル・フォレスト』
MOVIE|自然の恵みを食べて、生きる力を充電する春夏秋冬の4部作生きるために食べる。食べるためにつくる『リトル・フォレスト』「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介の人気コミックを橋本愛主演で映画化。夏・秋・冬・春の4部構成になっており、夏・秋編となる『リトル・フォレスト 夏・秋』が8月30日(土)よりロードショーされる。冬・春編は2015年2月に公開予定だ。Text by KUROMIYA Yuzuフードコーディネーターは「eatrip」、原作に忠実に料理を再現生きるために食べる。そして食べるためにつくる。すべてがひとつながりになった暮らしの中で、自分の生き方を見つめなおしていく主人公の姿を描き出す『リトル・フォレスト』。美しい四季の移ろいを映し出すため、約1年に渡って岩手県奥州市にてオールロケを敢行。春夏秋冬の4部作として完成させた。旬の食材を使ってつくる食事は、料理研究家・野村友里が率いる「eatrip」チームがディレクションを担当。畑でとれたトマトを使ったパスタ、山で採...

新連載|気仙沼便り|8月「合言葉は“海と生きる”」
新連載|気仙沼便り「人」が繋ぐ未来へのタスキ8月「合言葉は“海と生きる”」2014年4月、トラベルジャーナリストの寺田直子さんは、宮城県・気仙沼市へ向かった。目的は20年ぶりに造られたという、あたらしい漁船の「乗船体験ツアー」に参加すること。震災で大きな被害を受けたこの地も、3年の月日を経て、少しずつ確実に未来へ向かって歩きはじめている。そんな気仙沼の、ひいては東北の“希望の光”といえるのが、この船なのだと寺田さんは言う。漁船に導かれるまま、寺田さんが見つめた気仙沼のいま、そしてこれからとは? まずは気仙沼へ赴くきっかけとなった出来事から話をはじめることにしよう。Text & Photographs by TERADA Naoko復興のために活動する気仙沼の人たちとの出会いきっかけは3月に東京で開催された東日本大震災のシンポジウムだった。地元、行政、ボランティア、旅行会社が登壇し、観光という視点から震災後の東北の現況を語り、どのような復興支援をツーリズムが担えるのかという問...

特集|食のみやこ鳥取県|「分とく山」の野﨑洋光が見据える、鳥取の食材の大いなる可能性
特集|食のみやこ鳥取県「分とく山」の野﨑洋光が見据える、鳥取の食材の大いなる可能性(1)鳥取には美味なる食材が数多くある。食通のあいだでも、まだまだ知れわたっていないこの事実。海と山に囲まれた自然環境は、ねばりっこや白ネギ、梨といった野菜・果物類、岩ガキやハタハタをはじめとする魚介類、そして鳥取和牛などの肉類を生む。「鳥取の食材とのつきあいは30年以上」という料理人の野﨑洋光さんは、最近その可能性にあらためて注目していると話す。Photographs (portrait) by JAMANDFIXText by OGAWA Fumio鳥取の食材は分とく山の“大事なパートナー”割烹「分とく山」(わけとくやま)の総料理長、野﨑洋光さんがいま注目している食材は、鳥取のものだ。「鳥取の食材とのつきあいは、私が(1970年代に)八芳園に勤めていたときからです。オーナーが鳥取出身で、おいしい食材を取り寄せていました。最近、あらためて料理に使わせていただくようになりましたが、漁業、農業、畜産業す...

Richard Mille|一夜かぎりのリシャール・ミル ミュージアム
Richard Mille|リシャール・ミル一夜かぎりのリシャール・ミル ミュージアム去る12月11日、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館を会場にリシャール・ミルの特別イベントが開催された。一夜かぎりのリシャール・ミル ミュージアム「Musée RICHARD MILLE」には歴代コレクションが一堂に会し、話題の新作「RM056」の特別展示もおこなわれた。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)話題のサファイヤ時計「RM056」も展示いまや伝説のマスターピースとなった「RM001」とともに、2001年にデビューを飾ったリシャール・ミル。“時計のF1”をコンセプトとし、現時点で求めうる最高の時計づくりを追求しつづけるこの超個性派ブランドが、今年で日本上陸10周年を迎え、明治神宮外苑の聖徳記念絵画館を会場に特別イベントを開催した。一夜かぎりでおこなわれたリシャール・ミルのミュージアム「Musée RICHARD MILLE」には、独創的なコンセプトと徹底したこ...

shihara|アクセサリーブランド「シハラ」の限定ショップが伊勢丹新宿店にオープン
shihara|シハラ全コレクションがラインナップ伊勢丹新宿店に限定ショップがオープン日常になじむ、時代感を捉えたデザインが注目を集めるアクセサリーブランドshihara(シハラ)。その全コレクションをが揃う期間限定ショップが、4月10日(水)から16日(火)までのあいだ伊勢丹新宿店の1階にオープンする。Text by FUJITA Mayu(OPENERS)全コレクションが揃う、ブランドのあらたな魅力に出合える1週間「トゥモローランド」や「スーパーAマーケット」「インターナショナルギャラリー ビームス」をはじめ、感度の高いセレクトショップを中心に展開する新進ブランド、シハラ。2011年春夏シーズンよりスタートし、今期6シーズン目を迎える若いブランドながら、時代感を捉えたクリーンなデザインが注目を集めている。素材の無垢な表情を活かし、装飾を“足す”のではなく、たとえば機能的なパーツもデザインの一部として取り込むなど、シンプルさのなかにひねりを効かせたリングやネックレスなどが人気を博...

SEIKO|銀座・和光にてセイコー腕時計100周年を祝う
社長自身がプロデュースした特別限定モデルも登場銀座・和光にてセイコー腕時計100周年を祝う日本が世界に誇る時計ブランド「セイコーウオッチ」。1913年に国産第1号となる腕時計が製造されてから、今年で100年をむかえた。記念すべきこの日のために、セイコーは記念レセプションを開催。併せて、3種類4型の限定モデルの発表がおこなわれた。Text & Event Photographs by SHIBUYA Yasuhitoこれまでの100年への感謝と、次の100年への意欲をアピール1913年、国産第1号の腕時計、「ローレル」が精工舎で製造されてから、今年でちょうど100周年。6月6日夜、東京銀座のシンボルである時計台を頂く高級専門店「和光」で「セイコー腕時計100周年記念レセプション」が開催された。1897年(明治30年)頃の服部時計店。現在は和光が建つ銀座4丁目交差点付近の当時の写真1913年に精工舎でつくられた国産第1号の腕時計「ローレル」この一世紀の間に、技術でも生産量でも世...

SEIKO|セイコー腕時計100周年を記念したSHスペシャルモデル
湘南の”渚”を表現服部社長の名を冠したSHスペシャルモデルセイコーウオッチ社長、服部真二(Shinji Hattori)氏のイニシャルを取り「SHスペシャルモデル」と名付けられたセイコー腕時計100周年記念モデル。服部氏自身が愛する「湘南の海」から着想を得た渚の情景をコンセプトに、セイコーが擁する名工たちが技能を集結し、究極の時計をつくり上げた。Text by SHIBUYA Yasuhito現代の名工たちが贅沢な遊び心を表現セイコー腕時計100周年を記念し発表された「SH(Shinji Hattori)スペシャルモデル」は、服部真二社長の洗練されたセンスと洒脱な遊び心が存分に織り込まれた特別限定モデル。極薄メカニカルムーブメント、キャリバー6898を搭載。ムーブメントに彫り込まれた遊び心満点のデザインにも注目バンドの裏側には“渚”に関連するキーワードをプリントするマザー・オブ・パール製の美しい文字盤は、ブルーの濃淡で上半分を空、下半分を海に見立てたデザインがほどこされ、シンプルな...

MOVIE│構想15年、連載9年に及ぶ宮部みゆきの大作を成島出監督が映画化
MOVIE│構想15年、連載9年に及ぶ宮部みゆきの大作を成島出監督が映画化『ソロモンの偽証 前編・事件』『ソロモンの偽証 後編・裁判』ベストセラー作家、宮部みゆきが構想15年、執筆に9年を費やした超大作『ソロモンの偽証』が成島出監督により映画化。前後半にわけられ、『ソロモンの偽証 前篇・事件』は3月7日(土)から、『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は4月11日(土)より、全国ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi1万人のオーディションで選ばれた33人の“14歳”男子生徒の不審死により、さまざまな思惑がうごめくなか、中学生自身が“学校内裁判”を開き、真実の犯人を探すミステリー超大作『ソロモンの偽証』。直木賞作家でもある宮部みゆきが2002年から2011年まで9年もの間連載し、総計2000ページ以上にも及ぶ集大成が満を持して映画化された。メガホンを取ったのは映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞など数かずの映画賞を総なめにした成島出。また『八日目の蝉』チームが再集結し...

INTERVIEW|中島哲也監督『渇き。』主演・小松菜奈 単独インタビュー
INTERVIEW|鬼才、中島哲也監督の心を捉えた新ミューズ!『渇き。』主演 小松菜奈 単独インタビュー(1)『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『告白』など、個性と創造力がふんだんに駆使されたエンタテインメント作品で、日本映画界を牽引する中島哲也監督。これまでも、土屋アンナ、中谷美紀、松たか子らとともに、映画史に残る女性像を生み出してきた。最新作『渇き。』で迎えたのは、モデル出身の小松菜奈。頭脳明晰、容姿端麗という学園のカリスマでありながら突然失踪し、捜索に乗り出す父親を翻弄する女子高生を圧倒的な存在感で演じている。鬼才を唸らせた新たなるミューズに、デビュー作について聞いた。Text by MAKIGUCHI JuneStyling by KAWAKAMI KaoriHair & Makeup by OZAWA MaiPhotographs by JAMANDFIX「はじめての映画が中島監督の作品でよかった」──劇薬エンタテインメントとも称される衝撃作『渇き。』ですが、デ...

連載|気仙沼便り|3月「桜を待ち、次の再会を心に別れを告げる」
連載|気仙沼便り3月「桜を待ち、次の再会を心に別れを告げる」 2014年4月、トラベルジャーナリストの寺田直子さんは、宮城県・気仙沼市へ向かった。目的は20年ぶりに造られたという、あたらしい漁船の「乗船体験ツアー」に参加すること。震災で大きな被害を受けたこの地も、3年の月日を経て、少しずつ確実に未来へ向かって歩きはじめている。そんな気仙沼の、ひいては東北の“希望の光”といえるのが、この船なのだと寺田さんは言う。漁船に導かれるまま、寺田さんが見つめた気仙沼のいま、そしてこれからとは? 全8回にわたってお届けしてきた本連載も、ついにフィナーレのときがやってきた。充実したスケジュールを消化した一行は、いまの気仙沼を象徴する特別な一品を求めて「さかなの駅」へと向かった。Text & Photographs by TERADA Naoko一歩ずつ、あたらしい未来へ1泊2日の「気仙沼 うんめぇもんツアー」の日程がすべて終わった。民宿「つなかん」での若い漁師たちとの出会い、唐桑御殿での船...

連載|気仙沼便り|2月「伝説の大船頭・前川渡さんと俳優・渡辺謙さんの対談を聞く」
連載|気仙沼便り2月「伝説の大船頭・前川渡さんと俳優・渡辺謙さんの対談を聞く」2014年4月、トラベルジャーナリストの寺田直子さんは、宮城県・気仙沼市へ向かった。目的は20年ぶりに造られたという、あたらしい漁船の「乗船体験ツアー」に参加すること。震災で大きな被害を受けたこの地も、3年の月日を経て、少しずつ確実に未来へ向かって歩きはじめている。そんな気仙沼の、ひいては東北の“希望の光”といえるのが、この船なのだと寺田さんは言う。漁船に導かれるまま、寺田さんが見つめた気仙沼のいま、そしてこれからとは? いよいよ旅も大詰め。気仙沼の味覚を堪能した一行は、今回のツアーの最終ハイライト、俳優の渡辺謙さんと、伝説の大船頭、前川渡さんの対談がおこなわれる会場へと向かった。Text & Photographs by TERADA Naoko誰もがいつでも帰って来られる心の港気仙沼のマグロ漁船が獲ったマグロをお腹いっぱい味わった私たちは、今回のツアーの最終ハイライト、俳優の渡辺謙さんと、私た...

連載|気仙沼便り|1月「気仙沼・漁業組合直営レストランでマグロ尽くし」
連載|気仙沼便り1月「気仙沼・漁業組合直営レストランでマグロ尽くし」2014年4月、トラベルジャーナリストの寺田直子さんは、宮城県・気仙沼市へ向かった。目的は20年ぶりに造られたという、あたらしい漁船の「乗船体験ツアー」に参加すること。震災で大きな被害を受けたこの地も、3年の月日を経て、少しずつ確実に未来へ向かって歩きはじめている。そんな気仙沼の、ひいては東北の“希望の光”といえるのが、この船なのだと寺田さんは言う。漁船に導かれるまま、寺田さんが見つめた気仙沼のいま、そしてこれからとは? 今回の旅のハイライト「乗船体験」を終えた一行は一路、地元の人に愛される漁業組合直営レストランへと向かった。旅のもうひとつの目的、気仙沼の味覚を存分に堪能するために。Text & Photographs by TERADA Naoko気仙沼が誇る地元の名産とは?マグロはえ縄遠洋漁船に乗るという今回のツアー最大のハイライトが無事、終了した。わずか1時間ほどの乗船&気仙沼湾内航行だったが、この乗...

TRAVEL|東京の玄関口にレジデンシャルな心地よさを追求したホテルが誕生
TRAVEL|レジデンシャルな心地よさを追求したホテル東京の玄関口に「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」開業東京駅まで徒歩で約4分、銀座にも徒歩圏内という、都心でも有数の好立地にマリオットブランドのホテルが誕生。コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションが4月2日(水)にグランドオープンした。Text by KUROMIYA Yuzu東京駅まで徒歩4分の好立地、客室は全150室コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションは、今年2月に竣工した「京橋トラストタワー」内の1~4階に位置。客室インテリアは、4種類のライフスタイルコンセプトに基づく個性的なデザインを採用。宿泊ゲストはそれぞれの客室で、非日常感とレジデンシャルな安らぎを体験することができる。より快適に利用したい女性ゲストのために、女性専用客室も用意。さらに、インターネットサービスが整ったライブラリーバー、レストラン、カフェ、フィットネスルームそしてミーティングルームなども完備する。国内はもとより、海...