MEN'S 靴
「MEN'S 靴」に関する記事
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「WAREHAM」
JOHN LOBB|ジョンロブブーツコレクションに、丈夫な革を使用した新モデルが登場2014年秋冬コレクション「WAREHAM」ジョンロブで年間をとおしてオーダーできる既製靴のパターンオーダーシステム「BY REQUEST」で密かに人気なのが、ブーツのオーダー。とくに、「秋冬はブーツを履きたい」という声が多い。今シーズン登場した「WAREHAM(ウォレハム)」は、ブーツ版8695番ラストの3アイレットのアンクルブーツだ。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)デザインポイントは、エプロンのハンドソーン(手縫い)ステッチモデル名の「WAREHAM(ウォレハム)」は、イングランド南西部のドーセット州に古くからある街の名前で、川や運河のある地域。乾燥した地点に、戦略的に作られた街としても知られている。ジョンロブのブーツコレクションにあらたにくわわったウォレハムは、8695Bラスト(木型)にアシュビーソールを装備。フルライ...
JOHN LOBB|2014年秋冬コレクション「JODHPUR II」
JOHN LOBB|ジョンロブ履き込むほどスマートに。“いい顔”をしたジョッパーブーツの進化版2014年秋冬コレクション「JODHPUR II」1996年に発売されたジョンロブのジョッパーブーツ「JODHPUR(ジョッパー)」があたらしくなって、コレクションにカムバック。「JODHPUR II(ジョッパー2)」は、アッパーに切り返しが入り、より印象的なデザインに。また、ストラップにあらたにループが付くなど、ファンにはたまらないディテールで復活した。Photographs by JAMANDFIXText by KAJII Makoto (OPENERS)ロンドンコレクションで初お披露目先代の「JODHPUR」は8695Bラスト(木型)で、2004年に廃番になるまで人気を誇ったブーツ。ジョンロブのファンならば、記憶しているひとも多いはずだ。靴の製造工程の吊り込み(アッパーを木型にかぶせて引っ張り、木型の底にミッドソールもろとも釘で止めるという靴の形を作っていく作業)に非常に高度な技術...
「スタイルエクササイズ」がテーマの最新メンズコレクション|a.testoni
a.testoni|ア・テストーニ革新的なデザイン×伝統あるアルチザンの技によるコンテンポラリーコレクション「スタイルエクササイズ」がテーマの最新メンズシューズイタリア・ボローニャに本拠地を置き、ラグジュアリーなシューズとバッグを展開する「a.testoni(ア・テストーニ)」の2015-16年秋冬コレクションが7月末から店頭に入荷予定。今シーズンは軽くて足へのなじみの良さと返りの良さで定評ある“ボロネーゼ製法”に耐久性抜群の“グッドイヤー製法”を組み合わせた新モデルがエントリーライン「ニュー・ストゥディアムライン」から登場するなど、意欲的な新作にも注目したい。Text by KAJII Makoto (OPENERS)今シーズン注目のマテリアルとカラー「ア・テストーニ」の秋冬コレクションは、革新的なデザインと伝統あるアルチザンを結びつけた「Style Exercise(スタイルエクササイズ)」をテーマに、優れた美的感覚をもつコレクションを展開する。ア・テストーニを代表するボロネー...
イタリアの職人パオロ・マリアーニが靴作りへの情熱を語る|BOTTEGA PAOLO MARIANI
BOTTEGA PAOLO MARIANI|パオロ・マリアーニイタリアの職人が靴作りへの情熱を語るイタリアの靴職人パオロ・マリアーニがはじめて日本を訪れた。彼は、1922年に祖父が立ち上げた工房を受け継ぎ、ひとりでハンドメイドの靴を作りつづけている。革や糸、靴紐にいたるまで天然の素材にこだわった、既存のシューズメーカーのものとは異なる価値観の靴だ。情熱を捧げながらも自分のペースで作っているという理由をパオロは、楽しそうに語りはじめた。<English> <Italian>Photographs by JAMANDFIXText by MURAMATSU Ryo(OPENERS)人生とともに歩む靴を作る―― ビスポークの形で靴を作っているのでしょうか。そうですね。一日一足、年間だと300足ぐらいしか作れないんです。だから、既製品とは価値が異なるとおもいます。最後の仕上げだけ機械を使うので、ほぼオールハンドメイドですね。靴の種類は、紳士靴のクラシックなタイプからスポーティなものまで用意...
Paolo Mariani talks about his passion over shoemaking | BOTTEGA PAOLO MARIANI
BOTTEGA PAOLO MARIANI ITALIAN ARTISAN TALKS ABOUT PASSION OVER SHOEMAKINGItalian shoe artisan Paolo Mariani visits Japan for the first time. He is the owner of the shoe factory established by his grandfather in 1922, and has been producing exclusively the real handmade shoes since his takeover for three generations. From leather, the main component to decide the final quality to thread or shoelace, the supplementary elements to control the fun...
Paolo Mariani racconta la sua passione per la calzatura|BOTTEGA PAOLO MARIANI
BOTTEGA PAOLO MARIANIL’ARTIGIANO ITALIANO PARLA SULLA SUA PASSIONE PER LA CARZATURAIl carzolaio artigianale Paolo Mariani visita per la prima volta in Giappone. È il titolare della fabbirica delle scarpe aperta inizialmente da suo nonno nel 1922 e continua a produrre fino ad oggi esclusivamente le scarpe artigianale fatte a mano per tre generazioni. I pellami che principalmente decidedono la qualità delle scarpe, gli spaghi o i lacci che aiuta...
SELECTED ITEMS AUTUMN WINTER 2015|MARGARET HOWELL
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルタイムレスなデザインをベースに、シンプルで洗練されたアイテム英国ならではのボリューム感あるテーラードファブリックを用いたタイムレスなデザインをベースに、スタイリングで洗練されたモダンな雰囲気を醸し出す2015-16年秋冬シーズンの「マーガレット・ハウエル」。スタイリングを際立たせるのはネックまわりの表現。タートルネックのニットをインナーに使ったり、アクセントカラーとなるストールを巻いたり、重厚感のある着こなしのなかに遊び心を加えている。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU studio)Text by KAJII Makoto(OPENERS)2015-16年秋冬シーズンを代表するスタイル今コレクションから、代表的な4つのルックをピックアップ。今すぐ着たいアイテムや、これからのコーディネートに取り入れたいものをチェックして、一足早く秋の風を感じよう。コレクションの幕開けは、モーニングストラ...
盛夏のカジュアルはモカシンで軽快に|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ「Lynther」でカジュアルに彩りをプラスありそうでなかった、大人のためのモカシンリラックス感やスポーティーといったキーワードが注目される昨今、その着こなしを大きく左右するのが靴の選び方。スニーカーほど子どもっぽくならず、レザーのレースアップほど堅苦しくもない。その中間に位置するのが、ジョンロブの新作となるモカシン「Lynther(リンサー)」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)リアルクローズドにマッチするモカシン男にとってスーツはある意味、ユニフォーム的な存在であり、着こなしにもルールが存在する。ゆえに誰が着ても、それなりに見えるのだが、ことカジュアルにおいては、そうはいかない。なぜなら、自由度が高いから。そこで試されるのが“センス”である。ひと口にセンスといってしまえばそれまでだが、その言葉はいくつもの意味を内包している。これまでに培わ...
特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品
特集|初夏を彩る、ジェントルマンの必需品ドレスアップからカジュアルダウンまで、男性の着こなしをお洒落に演出する小物たち。今回は、数あるもののなかから、かつて紳士の定番であったパナマハット、傘、ペニーローファーを取り上げる。手ごろな価格のものが重視される時代のなかで、老舗のブランドによる名品をセレクトした。それらには愛される理由があり、時間を経ても変わらない魅力が存在する。Photographs by YUASA TohruStyling by IDA MasaakiText by MURAMATSU Ryo(OPENERS)Vol.01 価値のある上質な “傘”技術の進化とともに、低価格なビニール製のものが普及し、買い換えることが当たり前になった傘。老舗の職人が時間を掛けて作ったものは、少し値段が高くても革靴と同じように、少しずつ持つ人の手に馴染み、コーディネートも魅力的なものにランクアップしてくれる。雨が多くなるこれからの季節、好みにあった一本を探してみてはいかがだろうか。Vol...
梅雨の季節にはきたい名靴「シティ2 アクア カーフ」|JOHN LOBB
JOHN LOBB|ジョンロブ「CITY II in Aqua Calf」なら雨の日もまた愉しい英国紳士が雨を愉しむための靴憂鬱になりがちな雨の日も、まったく楽しみがないかといえば、そうではない。傘、そして靴。それぞれにこだわりと物語のある名品を選べば、待ち遠しくさえなる。そのひとつが、7000ラストの「CITY II」をベースに、撥水性のある新素材“アクアカーフ”を使用した「CITY II in Aqua Calf」だ。Photographs by KOBAYASHI Takashi(ITARU Studio)Text by ITO Yuji (OPENERS)靴と傘に見る、英国の男たちがかんがえる理想像英国紳士の持ち物を代表するアイテムといえば、古くはステッキが挙げられる。しかしながら、時代の進化にともないステッキをもつ行為自体は形骸化していくのだが、その名残りとされているのが細巻きの傘。本来、雨をしのぐための道具であるはずの傘も、英国の男たちがもつことで、それはステッキの代用...
2015年春夏シーズンのコレクションが到着|White Flags
White Flags|ホワイトフラッグス2015年春夏シーズンのコレクションが到着モード、ストリートを問わないエレガントなデザインを特徴としたデザイナーズフットウエアブランド「White Flags(ホワイトフラッグス)」の、2015年春夏シーズンの最新コレクションを紹介。Text by KUROMIYA Yuzuひとつのテイストに縛られない唯一無二のデザインブランド名は文字通り “平和の象徴” として掲げられる「白旗」を意味する。各モデルの名称に、歴代のノーベル平和賞受賞者や平和主義者の名前を引用。イメージカラーでもある「白」は、平和を象徴する色、何色にも染めることができる無限の可能性をもつ色、遺伝子の突然変異によって生まれた希少で神聖な存在を表す色として用いられている。「ルードヴィッヒ」 商品詳細はこちら「ラルフ」 商品詳細はこちら今シーズンはブランドを象徴する「Henri(アンリ)」「Ludwig(ルードヴィッヒ)」「Ralph(ラルフ)」「Woodrow(ウッドロウ)」に...
日本が誇るシューズメーカー「リーガル」の魅力|REGAL
REGAL | リーガル日本が誇るシューズメーカーの魅力名門老舗の条件には3つある。ひとつに、古き良きモノづくりがいまなお脈々と受け継がれていること。もうひとつに一目でそれとわかるスタイルを確立していること。そして長い時間をかけてたどり着いたポジションに驕ることのない、不断の努力──以上の3つが揃ってはじめて、老舗は伝統の重みに押しつぶされることなく、パーマネントな存在になる。たとえば、「リーガル」のように。Text by TAKEGAWA KeiPhotographs by YUASA TohruVol.01 靴を履いた青い鳥明治時代に呱々の声を上げた日本の靴産業とともにその歴史を歩んできたのがリーガルである。往時のマスターピースがごろごろと転がっているこのシューズメーカーは、文字どおり、老舗と呼ぶにふさわしい風格がある。Vol.02 オフの日も社会性を担保する靴リーガルは、いまや本国においても希少な存在になったアメリカントラディショナルを体現するシューズブランドである。トラッド...
日本が誇るシューズメーカー「リーガル」の魅力 Vol.01|REGAL
REGAL|リーガル日本が誇るシューズメーカーの魅力 Vol.01靴を履いた青い鳥「リーガル」は現代の『青い鳥』である。モーリス・メーテルリンクはチルチルとミチルという幼い兄弟をとおして幸せはじつはすぐ近くにあると教えたが、根深い舶来主義のせいか、その魅力が正当に評価されているとは言いがたい現状を知ったら嘆くだろう。私が伝えたかったことはなにも生かされていないのだな、と。リーガルは時代を超えて愛される、世界に冠たるトラディショナルシューズである。老舗のほんとうの姿を3回にわたって明らかにしよう。Text by TAKEGAWA KeiPhotographs by YUASA Tohru軍靴製造からはじまる靴業界の祖いきなり結論めいたことを書いてしまえば、軍靴製造にはじまる歴史、機械を導入以来一貫して作りつづけてきた製法=グッドイヤーウェルト、あるいはアメリカントラディショナルという文化、そして日本人の足を知り抜き、たどり着いた木型――リーガルは世界に誇るブランドバリューを備えている...
日本が誇るシューズメーカー「リーガル」の魅力 Vol.02|REGAL
REGAL|リーガル日本が誇るシューズメーカーの魅力 Vol.02オフの日の社会性も担保する靴良識ある大人には、当たり前だが良識のある装いというものがある。それはウィークエンドといえど変わらないが、やっかいなところは、スーツという記号に頼れないがためによりセンスが問われる点だろう。このハードルをぐっと下げてくれるのがトラディショナルをベースにした装いであり、そんなときに格好の一足が「リーガル」である。リアリティがあるスタイリングに定評のある栃木雅広氏とともにその理由を明らかにしよう。Text by TAKEGAWA KeiPhotographs by YUASA Tohruオンオフの垣根を取り払うリーガルというとビジネスシーンのイメージをもたれる読者が多いかも知れないが、それは一面的な見方である。なぜならば、アメリカで呱々の声を上げたリーガルは彼の地のトラディショナルを体現するブランドだからだ。あらためておさらいすれば、アメリカントラディショナルをファッションに変換した立役者は日本...