Mercedes-Benz S400 HYBRID|メルセデス・ベンツ S400 ハイブリッド  試乗インプレッション

Mercedes-Benz S400 HYBRID|メルセデス・ベンツ S400 ハイブリッド 試乗インプレッション

Mercedes-Benz S400 HYBRID|メルセデス・ベンツ S400 ハイブリッドオーナードライバー向けハイブリッドの真価(1)メルセデス・ベンツは、大型セダン「Sクラス」にハイブリッドモデルをラインナップ。自動車取得税および重量税が100パーセント減免されるのも大きな特長だ。文=小川フミオ大排気エンジンと同等のトルクを確保メルセデス・ベンツ Sクラス HYBRID 標準ホイールベースモデル(1,270万円)は、先行して2008年9月から販売されているSクラス HYBRID ロングとおなじ3.5リッターV8エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを共用するが、全長が13cm短くなり、最小回転半径も20cm小さくなるなど、みずからハンドルを握るオーナー向けという点に特徴をもつ。3,035mmのホイールベース(HYBRIDロングは3,165mm)に5,100mmの全長をもつボディ(同5,230mm)を搭載するSクラスHYBRID。「標準ホイールベース」といっ...
LEXUS IS350 F SPORT|レクサス IS 350 F スポーツ 試乗インプレッション

LEXUS IS350 F SPORT|レクサス IS 350 F スポーツ 試乗インプレッション

LEXUS IS350 F SPORT|レクサス IS350 F スポーツ“F”を継承する丹念なスポーツセダン(1)レクサス IS350に追加されたスポーティバージョン「F SPORT」。オールラインナップ試乗会にて同モデルを試乗したところ、目のさめるような楽しいスポーツセダンだった。文=小川フミオ写真=郡 大二郎始動の瞬間にわかる、エンジンのもつパワー「レクサスIS350 F SPORT」は「(まもなく発表されるスーパースポーツカー)LFAを頂点とする走りのコンセプトを継承」(レクサス)するモデル。318psの3.5リッターV6エンジンに6段オートマチックトランスミッションを組みあわせ、後輪を駆動する。メカニカルレイアウトは、既存のVersion LおよびVersion Iと共通。ただしサスペンションシステムに手をくわえるとともに、ステアリングなどもスポーティな設定にしたのが特徴だ。外観上は専用のリップスポイラーと専用のアルミホイールを備える。ベースになったIS350より少しスポ...
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Audi S4|アウディ S4 試乗(後編) バランス感覚の良さが光る

Audi S4|アウディ S4 試乗(後編) バランス感覚の良さが光る

Audi S4|アウディ S4 試乗(後編)バランス感覚の良さが光るアウディの主幹モデル、A4シリーズ。5月11日に発売された、そのフラッグシップ「アウディS4/S4アバント」の試乗リポート。後編では、この新世代のアウディスポーツのステアリングホイールを握り、その真価を確かめる。文=小川フミオ写真=荒川正幸軽快で正確無比なハンドル果たして乗ってみると、アウディS4は、やっぱりひとことで表現したくなる。「すばらしくいいクルマだ!」と。専用デザインのヘッドレスト一体型スポーツシートに身をあずけ、プッシュスターターでエンジンに火を入れると、弾けるような音で即座にドライバーはやられる。じつに軽い身のこなしで路上に出たかと思うと、軽くアクセルペダルを踏み込んだだけで、猛然とダッシュ。ハンドルは軽快で、正確無比。そもそもベースモデルとなる現行のA4はすばらしい感覚のハンドルが大きな魅力になっていたが、性能ぶりでははるか上をいくS4では、パワフルさとの相乗効果で、ちょっとしたスポーツカーである。...
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BMW M5|M史上最強のプレミアムサルーンに試乗

BMW M5|M史上最強のプレミアムサルーンに試乗

BMW M5|ビー・エム・ダブリュー M5M史上最強のプレミアムサルーンに試乗(1)ダウンサイジングコンセプトを採用し、環境性能をアップさせつつも、M史上最強と謳われる最高出力412kWを発生する4.4リッターエンジンを積む、新世代の「M5」に、ジャーナリスト 島下泰久が試乗した。文=島下泰久パフォーマンス、環境性能ともに向上した新世代のV8ツインターボ実用セダンである5シリーズのボディにスーパースポーツカー「M1」譲りのエンジンを搭載して1985年にデビューした初代モデルから数えて4世代目に当たる新型BMW M5の最大の特徴は、やはりパワートレインだ。従来のV型10気筒5リッター自然吸気エンジンに代えて搭載されたのは、V型8気筒4.4リッター直噴ツインターボ。そう、ここにもついにダウンサイジング+直噴+過給という波が訪れたのである。いまやMモデルといえども走りのよろこびだけ追求していればいい時代ではないというわけだが、しかしこの世界では、同時に動力性能までダウンさせるなんてことは...
ベントレー 最新サルーン&クーペの真価とは!?|BENTLEY

ベントレー 最新サルーン&クーペの真価とは!?|BENTLEY

BENTLEY MULSANNE|ベントレー ミュルザンヌBENTLEY CONTINENTAL GT|ベントレー コンチネンタル GTベントレー 最新サルーン&クーペの真価とは!? (1)OPENERSでは、最新のベントレーの真価を探るべく、フラッグシップサルーン「ミュルザンヌ」(写真右)、ラグジュアリーGTクーペ「コンチネンタル GT」(写真左) 2台のテストドライブをおこなった。先日、そのフォトインプレッションをお届けしたが、今回は本編となるジャーナリスト 渡辺敏史氏による試乗記をお送りする。文=渡辺敏史写真=荒川正幸受け継がれる職人技術ロンドンから北西に約400kmあまり。その位置をわかりやすくいえば、バーミンガムとマンチェスターのあいだあたりということになるだろうか。ベントレーが本拠を構えるクルーという街は、仮にそれをのぞいてしまうと、さしたる産業も見当たらなさそうなふるく小さなところだ。その清閑さに紛れるように、彼らの工場はある。竣工は49年。煉瓦造りのそれを日...
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2012年の輸入車市場における台風の目─新型BMW 3シリーズに試乗

2012年の輸入車市場における台風の目─新型BMW 3シリーズに試乗

BMW 3Series|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ2012年の輸入車市場における台風の目──新型3シリーズに試乗(1)2011年10月、facebook上でのストリーミング中継によって、アンヴェールされた6代目BMW 3シリーズ。ダウンサイジングやさまざまなデバイスを装備したことにより、大幅に改善された環境性能。快適性の向上や、のちに発表されるハイブリッドモデル用のシステムを積むために拡大されたボディサイズ。BMWのデザインの文法をきっちりと守りながらも、よりシャープになった顔立ちなど……。この6代目には、トピックが数多く用意されている。自動車 ジャーナリスト 渡辺敏史氏による同車のインプレッションをお送りする。Text by WATANABE ToshifumiBMWの精神的支柱日本市場においてBMWの3シリーズといえば、実はフォルクスワーゲン ゴルフと人気を二分せんほどのメジャーネームであることをご存知だろうか。実際、ゴルフのモデルレンジ端境期には輸入車の販売台数で1位...
プジョー、「3008 Hybrid4」を日本初公開|第42回東京モーターショー2011|Peugeot

プジョー、「3008 Hybrid4」を日本初公開|第42回東京モーターショー2011|Peugeot

Peugeot|プジョー第42回東京モーターショー2011「3008 Hybrid4」を日本初公開プジョー・シトロエン・ジャポンは、第42回東京モーターショー2011におけるプジョー車の出展概要を発表した。文=小池りょう子08の上級グレード、特別仕様のRCZも展示プジョーブースで日本初公開となるクロスオーバーモデル「3008 Hybrid4」は、世界初の量産型ディーゼルハイブリッド乗用車だ。最高出力163psの2.0リッターHDi FAPと最高出力37psのモーターを組み合わせ、トータルで200psを発生する。環境性能にかんしては、CO2排出量99g/kmを実現。完全なゼロエミッション状態で走行する「ZEV(Zero Emission Vehicle)モード」をドライバーが任意で選択できるのも特徴である。同モデルは2012年春から欧州で販売が開始される予定となっている。2011年7月より販売を開始した「508」は、プジョーのあたらしいフラッグシップモデル。今回はインテリアに上質なナ...
特集|メルセデス・ベンツ 新型Sクラス|Mercedes-Benz

特集|メルセデス・ベンツ 新型Sクラス|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S-Class|メルセデス・ベンツ Sクラス特集|メルセデスの最新フラッグシップメルセデス・ベンツのフラッグシップセダンにして、高級乗用車のベンチマーク「Sクラス」が、ついにモデルチェンジを果たした。OPENERSでは、このSクラスに注目し、少しずつ姿をあらわした過程を振り返りつつ、その全貌に迫る。 ルセデス・ベンツ S クラス クーペに試乗Sクラス セダン譲りのもつ、最先端技術による安全装備やコンフォート性能、そしてラグジュアリーさにくわえ、スポーティさを備えた「S クラス クーペ」。イタリアで試乗したモータージャーナリストの桂伸一氏は、世界初採用の装備に、驚くような体験をしたという。 S 65 AMG クーペ、登場メルセデス・ベンツは、「Sクラスクーペ」に6リッターV12ツインターボエンジンを搭載する、もっともスポーティなモデル「S 65 AMG クーペ」を発表。ドイツ本国において9月末より販売を開始する。メルセデス・ベンツS 63 AMGに試乗W2...
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ジャガー・ランドローバー 第42回東京モーターショー2011出展概要|Jaguar Land Rover

ジャガー・ランドローバー 第42回東京モーターショー2011出展概要|Jaguar Land Rover

Jaguar Land Rover|ジャガー・ランドローバー第42回東京モーターショー2011待望の2モデルがジャパンプレミア!ジャガー・ランドローバーは、第42回東京モーターショー2011における出展概要を発表した。Text by OPENERSXKR-S、イヴォークの販売時期、価格を公表まずジャガーからは、XKシリーズの頂点にたち、ジャガー史上最速でもっともパワフルなスポーツカーと謳われる「XKR-S」がジャパンプレミアを果たす。同車は、11月30日(水)、ジャガー・ランドローバーブースでおこなわれる、ジャガー・ランドローバー グループ・セールス・ダイレクター フィル・ポップハム氏が登壇するプレスカンファレンスにて、日本導入時期、販売価格などが発表される。そのほか、鋭い造形になりHIDキセノンを搭載したヘッドランプに、グリルやボンネットがより筋肉質になったあたらしい「XF」シリーズのトップモデル「XFR」、ジャガーのフラッグシップモデル「XJ」シリーズのなかでも頂点にたつ「XJ...
Jaguar XJ|ジャガー XJ 2012年モデル国内販売開始

Jaguar XJ|ジャガー XJ 2012年モデル国内販売開始

Jaguar XJ|ジャガー XJ2012年モデル国内販売開始!ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ジャガー XJ」の2012年モデルを、2011年9月より全国の正規代理店をつうじて販売を開始する。文=小池りょう子美しく、速いクルマの進化はとまらないジャガーのフラッグシップモデルとして君臨する「XJ」は、ブランドコンセプトでもある「美しく、速いクルマ」を体現するモデル。流線的でコンテンポラリーなスタイリング、パワフルで効率的な5.0リッターダイレクトインジェクションエンジン、ダイレクト感のある操作性、そして最上級のインテリア。「スポーティ」と「ラグジュアリー」を高い次元で両立している一台だ。そんなXJが、さらに贅を尽くしたモデルへと生まれ変わった。インテリアにかんするオプションが充実し、ユーザーの要望に合わせてのカスタマイズが可能となった。リアシートはリムジンのような感覚グレードは「XJ Luxury」「XJ Luxury Premium」「XJ Portfolio」「XJ S...
Jaguar XF|2012年モデルを11月5日に発売

Jaguar XF|2012年モデルを11月5日に発売

Jaguar XF│ジャガー XFはじめて大がかりなマイナーチェンジがなされたニューモデル新生XF 11月5日に販売開始!ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、XFシリーズの2012年モデルを11月5日(土)から発売すると発表した。文=谷中朋未「XF3.0Luxury」は55万円値下げし595万円にクーペのような流麗なスタイリングとジャガーらしいパワフルかつ、しなやかな走りが楽しめると人気を集めるXF。デビュー以来、はじめて大がかりなマイナーチェンジを受けた2012年モデルの販売がまもなく開始される。エクステリアでは、あらたにHIDキセノンが搭載されたヘッドランプの造形がキリリと鋭くなるとともに、グリルやボンネットがより筋肉質に進化し、XFが誕生する以前に発表されたコンセプトモデル「C-XF」に似た顔立ちになった。フロントバンパーとリアのスカート部分では、通常モデルとRモデルでことなるデザインが採用されている。リアのテールランプは、トランクリッドの中央上部まで延長、新デザインのリア...
レクサスが東京モーターショーにおける出展概要を発表|LEXUS

レクサスが東京モーターショーにおける出展概要を発表|LEXUS

LEXUS|レクサス第42回東京モーターショー2011レクサスが東京モーターショーの出展概要を発表レクサスは、12月3日より東京ビッグサイトで開催される第42回東京モーターショー2011に、 日本初披露となる次期「GS」シリーズを出展する。Text by OPENERS新GSシリーズ2台をジャパンプレミア2011年8月、アメリカ・カリフォルニアでおこなわれた「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」で新型「GS350」を、9月のフランクフルトモーターショーでハイブリッドモデル「GS450h」、そして10月アメリカ・ラスベガスで開催された「SEMAショー」で「GS350 Fスポーツ」を発表してきたレクサス。今回の東京モーターショーでは、「GS450h」「GS350 Fスポーツ」の日本初披露が決定した。次期型GSシリーズは、レクサスが提唱する「L-finesse(先鋭と精妙の美)」をさらに追求すべく、逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組みあわせたスピンドルグリルを採用した、今後...
Porsche|ポルシェから、最強のパナメーラ「パナメーラGTS」が登場

Porsche|ポルシェから、最強のパナメーラ「パナメーラGTS」が登場

PORSCHE Panamera GTS|ポルシェ パナメーラGTS第42回東京モーターショー2011ポルシェから、伝説の名を冠したパナメーラポルシェジャパンは、昨日開幕したロサンゼルス モーターショーでワールドプレミアを果たしたばかりのパナメーラGTSの予約受注を、11月30日から全国のポルシェ正規販売店にて開始すると発表した。第42回東京モーターショーにも出展される。文=松尾 大316kW、520Nm、0-100km/h加速4.5秒!1963年に誕生した伝説の904カレラGTSにはじめて冠せられた“GTS”という名は、ポルシェのラインナップのなかでも、卓越したパフォーマンスを誇るモデルに与えられる称号。そのGTSの名が、パナメーラにも与えられた。 GTS用に強化された4.8リッターV8エンジンは、パナメーラSおよび4Sより22kW(30ps)高い、最高出力316kW(430ps)/6,700 rpmを発生し、最大トルクも20Nmアップの520Nmとなった。トランスミッションは7...
シリーズIIに進化したロールス・ロイスゴースト、日本へ上陸|Rolls-Royce

シリーズIIに進化したロールス・ロイスゴースト、日本へ上陸|Rolls-Royce

Rolls-Royce Ghost Series II|ロールス・ロイス ゴースト シリーズ2シリーズIIに進化したロールス・ロイスゴースト、日本へ上陸ことしのジュネーブモーターショーで発表されたロールス・ロイス「ゴースト シリーズII」が、ついに日本に上陸した。リアシートのホスピタビリティを高める広いエクステンデッド ホイール ベース(EWB)が用意されるいっぽうで、ドライバーズカーとしての性格も強められている。Text & Event Photographs by UCHIDA Shunichi販売好調な日本市場ロールス・ロイス・モーター・カーズは10月31日、「ゴースト シリーズII」を発表した。価格は標準ボディが3,132万円、エクステンデット ホイール ベース(EWB)が3,712万円。11月より納車が開始される。2014年上半期(4-9月)の日本市場での登録台数は71台と、前年同期48台(JAIA調べ)から大幅に成長しているロールス・ロイス。来日したロールス・ロ...
ホンダが2015年度に発売する燃料電池車のコンセプトを披露|Honda

ホンダが2015年度に発売する燃料電池車のコンセプトを披露|Honda

Honda FCV Concept|ホンダ FCV コンセプト2015年度中の発売を目指すホンダが燃料電池車のコンセプトを発表ホンダが発表した燃料電池自動車「FCV コンセプト」は、2008年よりリース販売している「FCX クラリティ」の後継モデルと位置づけられ、昨年のロサンゼルスショーで公開されたコンセプトモデルのデザインをリファインし、より市販車にちかづけたモデルである。Text & Event Photographs by UCHIDA Shunichiホンダが描く水素エネルギー社会の未来11月17日にホンダが発表したのは、FCXクラリティの実質的な後継として2015年に発売を予定する、あたらしい燃料電池車の試作モデル「FCV コンセプト」。このコンセプトモデルの最大の特徴は、空力を意識した先進のエアロボディデザインを採用しつつ、ホンダのMM思想(マンマキシマム・メカミニマム──ひとの空間は最大に、機械の空間は最小に)に基づいた5人乗りのセダンパッケージを実現したこと...
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