俳優・池内博之、アバルトという伝説を纏う|Abarth
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2020年12月3日

俳優・池内博之、アバルトという伝説を纏う|Abarth

Abarth 595 Scorpioneoro|アバルト595 スコルピオーネオーロ

俳優・池内博之、アバルトという伝説を纏う

“黄金のサソリ”の名を冠して登場した最新のABARTH 「595 SCORPIONEORO」。ブラックボディにゴールドのアルミホイール、そして特別に誂えられたブラックレザーのシートなど、内外装にイタリア車ならではのスポーティかつラグジュアリーなデザインが施され、カルロ・アバルトにより育まれた“パフォーマンス”と“美しさ”を兼ね備えたモデルに仕上げられている。クルマ好きでもある俳優の池内博之氏の目に、最新のアバルトはいかに映ったのか?

Text by OGAWA Fumio|Photographs by MAEDA Akira|Styling by KAWAI Kohta|Hair & Make-up by ShinYa|Edit by YAMAGUCHI Koichi

大人っぽさと、若々しさがうまくバランスされたデザイン

2020年11月発売の「Abarth 595 Scorpioneoro」は、専用車体色と数々の特別装備により、内外装をスタイリッシュに仕上げた限定車。大人の男が乗るとかなりサマになることを、俳優の池内博之氏が証明してくれた。
アバルト595は、コンパクトな車体ながら、スポーツカーに劣らない性能ぶりを発揮する、イタリア生まれのホットハッチだ。キュートとワイルド、ふたつの印象がうまく同居したキャラクターは、日本でもすでに多くのファンを生んでいる。
今回限定で提供される「Abarth 595 Scorpioneoro」は、加えてスタイリッシュな仕上げを特徴としている。なにより、ブラックのボディとゴールドの組合せが大きく眼を引く。ボディ側面を前から後ろに走るゴールドビューティライン、アバルトのシンボルであるサソリのボンネットステッカー、ゴールドのロードホイール。大人っぽさと、若々しさがうまくバランスされている。
アクション映画の大家ジョン・ウー監督の「マンハント」(2017年)や、北野武監督「アウトレイジ 最終章」(18年)、最新作は20年の宮脇亮作品「ヤウンペを探せ」と、ハードアクションからコメディまで、幅広い活躍で楽しませてくれる池内氏。
こんな大人が乗ると最高にスタイリッシュだと思わせてくれるのが、池内氏だ。ときとして鋭い眼光を放つ大きな眼をはじめ、スクリーン上での存在感は大きい。
池内氏がクルマのことを語るとき、話題にするのは、いかに感じたか、だ。「フェラーリ(GTC4 ルッソ)に初めて乗ったときは、洗練性と荒々しさを同時に感じた」とかいった具合だ。
「Abarth 595 Scorpioneoro(スコルピオーネオーロ)」は、池内氏の印象によると、「土っぽくて、しかも歴史を感じさせる」となる。実にユニークな表現。池内氏がイタリアのなかでも好きなのがシチリアと聞くと、なんとなく理解できる。
イタリア半島の先端にある島のシチリア。カラブリア州である“つま先”に蹴り上げられているサッカーボールにも例えられる。ミラノ出身のルキノ・ビスコンティが映画化もした、シチリアの貴族トマージ・ディ・ランペルドゥーサによる珠玉の小説「山猫」の舞台も、そんな優雅で洗練されていて、同時に荒々しくて、土埃のたつシチリアだったのを思い起こさせる発言だ。
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