セダン/サルーン
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
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート北米市場に“パサート”という名で登場フォルクスワーゲンは、これまで「NMS(New Midsize Sedan)」という匿名でティーザーを出していた北米専売モデルをデトロイトモーターショーで公開。そしてあらためて同車に「パサート」という名前をもちいることを発表した。文=松尾 大あたらしい工場から生まれる重要なモデルこの“NMS”ことパサートは、昨年7代目へとモデルチェンジしたB7型パサート(欧州で販売されるモデル)とはことなったものである。大きく変更された点は3つ。・4ドアセダンのみでワゴンボディは販売されない。・ボディサイズが拡大されている。・アメリカ国内で生産されるモデルであるということだ。生産拠点はテネシー州チャタヌーガに約10億ドルを投資して完成させたという新工場。フォルクスワーゲンはアメリカでの生産を1988年に撤退したため、このパサートは約20年ぶりにアメリカで生産される、非常に重要なモデルとなる。フォルク...

ジャガー XJ|新世代を象徴するフラッグシップ
JAGUAR XJ|ジャガー XJ新世代を象徴するフラッグシップジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーのフラッグシップモデル、新型XJを発表した。文=小川フミオ写真=ジャガー・ランドローバー・ジャパン今後1年以内にすべてのラインナップをリフレッシュ6年ぶりのモデルチェンジとなる新型XJの特徴は、大胆なスタイリング変更と、ジャガー史上もっともパワフルな510馬力を発生する5リッターエンジン搭載を主眼とする。発売は2010年3月の予定で、現在、受注を開始している。東京・六本木のホテルで発表された新型XJ。事前にスタイリング画像が公開されていたこともあり、その大胆なスタイリングが多くのひとを興味を惹き、会場は満員となっていた。「ジャガーは、今、ブランドの再建と再生を迅速に推進しております。今後1年以内に、すべてのラインナップのリフレッシュが完了します」と会場で、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのデイビッド・ブルーム代表取締役がスピーチしたように、実際の新型XJは斬新なデザインを...

Lexus GS|レクサス GS 新型のティーザーを公開
Lexus GS|レクサス GS新型GSのティーザー画像を公開!レクサスは2011年8月18日、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスにて、ミッドサイズラグジュアリースポーツセダン「GS」の4代目を発表する。文=小池りょう子あらたなデザインフィロソフィーの具現カリフォルニア州モントレーにて毎年開催されている「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」。この自動車の祭典に、レクサスからミッドサイズラグジュアリースポーツセダン「GS」の4代目がお披露目されることとなった。 あたらしいGSは、インテリア、エクステリアともにデザインを一新したという。2011年4月、ニューヨークオートショーにて、大胆なシングルフレームグリルをもつあたらしいモデル「LF-Gh」が発表されたが、フロントフェイスの輪郭だけをうつした今回のティーザー画像を見ると、GSもLF-Ghを踏襲したデザインが採用されているようだ。レクサスは、新型GSはブランドのあらたなデザインフィロソフィーの具現だとしている。 レクサスの副社長兼...

LEXUS LF-Gh|レクサス LF-Gh エクステリアの全貌
LEXUS LF-Gh|レクサス LF-Ghニューレクサスの全貌が明らかに!レクサスは4月22日から開催されるニューヨークオートショーで発表される、「LF-Gh」について、よりくわしい情報を公開した。文=松尾 大押し出しの強いエクステリア先日、車体の一部デザインを公開したレクサスのハイブリッドコンセプト、LF-Ghのエクステリアが公開された。現行のGSクラスを後継としてニューヨークオートショーでデビューを飾るこのモデル。プレミアムクラスのグランドツーリングセダンを再定義すると標榜し、5月1日からは北米のレクサス店でディスプレイされるという。今回発表されたのはおもにデザインコンセプトで、メカニズムの詳細については触れられていない。レクサスによるとこのクルマの開発はまったくの白紙状態からのスタートだったという。 開発担当デザイナーの弁によると、高度な新技術が織り込まれたプレミアムなグランドツーリングセダンらしいパフォーマンス、環境適合性を表現したデザインだという。また、現代社...

LEXUS GS350|レクサス GS350 ペブルビーチでワールドプレミア
LEXUS GS350|レクサス GS350新世代の「GS」がぺブルビーチでワールドプレミア!レクサスは、アメリカ・カリフォルニア州で開催された「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」にて、次期「GS350」を公開した。Text by OPENERSスピンドルグリルを採用したあたらしい顔先だって、フロントマスクの輪郭だけをうつし出した1枚のティーザー画像が公開されたレクサスのミッドサイズラグジュアリースポーツセダン「GS」シリーズの新型。「レクサスによるあたらしいデザインフィロソフィーの具現」と謳われるコンセプトモデル「LF-Gh」のデザインを踏襲したダイナミックな意匠をもつことが、その画像だけでも明らかだったが、外装だけでなく内装、パワートレインにかんしても進化したようだ。まずエクステリアにかんしては、上記のLF-Ghではじめて採用された「スピンドルグリル」をもつ力強い顔が特徴。LF-Ghは、アウディ車のように完全なシングルフレームグリルを用いていたが、GS350にかんしては、逆...

試乗|Bentley Mulsanne|ベントレー ミュルザンヌ
BENTLEY MULSANNE|ベントレー ミュルザンヌ勝利を証す、ミュルザンヌの真骨頂(1)ベントレーのフラッグシップになる、大型4ドアサルーンがミュルザンヌ。2010年春の日本国内発表を追いかけて、さきごろ試乗の機会が設けられた。気筒休止システムを採用した新設計の6.75リッターV8エンジンを搭載し、価格を3,380万円とする同車の試乗インプレッションをモータージャーナリスト 小川フミオがお送りする。文=小川フミオ写真=荒川正幸唯一無二のキャラをもつV8エンジンを搭載「イギリスの自動車業界の頂点に立つ堂々とした、あたらしいベントレーを生み出すというコンセプトのもとにつくられたクルマ」と、日本法人であるベントレー・モーターズ・ジャパンが謳うミュルザンヌ。5575mmという威風堂々たるボディに、512psの最高出力と、1020Nmという強大なトルクをもつターボチャージドV8を搭載。スポーティな操縦感覚を追求するとともに、クラフツマンシップを見事に反映させたエレガントな仕上がりも特...

Audi A8 hybrid フラッグシップサルーンにハイブリッドが登場!
Audi A8 hybrid|アウディ A8 ハイブリッドリッター15.6km走るアウディのフラッグシップサルーン登場!アウディは、「A8」にハイブリッドシステムを搭載したモデルを公開。同時に2012年から生産が開始されることが発表された。文=小池りょう子トータルで245hpのパワーを誇りながら、CO2排出量は148g/kmを実現! アウディ A8 ハイブリッドは、ドライブトレインに専用設計の2.0リッターTFSIエンジンと、最高出力40kW(54hp) 、最大トルク210Nmを発生する電気モーターが搭載され、トータルで180kW(245hp)、480Nmというパフォーマンスを発揮する。一方で、もっとも気になると思われる燃費は15.6km/ℓ、CO2排出量は148kg/km以下。A8 3.0 TFSIの燃費が9.2km/ℓ、CO2排出量が252g/kmということを考えると飛躍的に向上していると言える。ちなみに完全なEV走行も可能で、時速60km/hであれば、約3km走行可能だ。 ...

Audi S7 Sportback|S7がはやくもラインナップ
Audi S7 Sportback|アウディ S7 スポーツバックA7のスポーツモデル、S7がはやくもラインナップアウディは、日本では今年5月に導入されたばかりのA7 スポーツバックのスポーティバージョンとして「S7 スポーツバック」をフランクフルトモーターショーで発表する。文=松尾 大S6にくらべ、よりパーソナル嗜好にメルセデスのCLSに対抗して、アウディからリリースされた大型4ドアクーペ、A7 スポーツバックにあらたなスポーツモデルS7が追加され、2012年春に発売されることとなった。エンジンは同時に発表されたS8とおなじ、新開発の4リッターV8ツインターボで、アウトプットは最高出力309kW(426ps)/7,000rpm、最大トルク550Nm/1,400-5,300rpmとS8にくらべ、最高出力で12kW(24ps)、最大トルクで10Nm控えめな数値となっている。それでも、この5メートルに達しようかという大柄なボディを4.9秒で100km/hに到達させ、紳士協定による最高速...

“The Look Ahead”─Audi Urban Future Summit & IAA Preview
Audi|アウディフランクフルトモーターショー直前!“The Look Ahead”─Audi Urban Future Summit & IAA Preview開催第64回フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開催を直前に控えた9月11日、アウディは全世界のプレスに向けて、“The Look Ahead”─Audi Urban Future Summit & IAA Previewと題した、プレビューイベントを開催した。Text by OPENERSPhoto by Audi Japan会場には全長400メートルのドライブコースを設置プレスプレビューの受付が開始する17時ちょうどに、アウディが手配してくれたシャトルバスでフランクフルトメッセに乗り入れると、有機的な曲面で構成された宇宙基地のような白い建物があらわれ、息を飲んだ。今回のモーターショーのためにアウディは、アゴラスクェアと呼ばれるメッセ内の広場に、巨大な特設会場を出現させたのだ。 会場に足を踏み入れると、万博のパ...

Audi A3 concept|アウディ A3 コンセプト A3にセダンが誕生
Audi A3 concept|アウディ A3 コンセプトセダンタイプのA3コンセプトを公開アウディAGは開催中のジュネーブショーでA3のセダンボディのコンセプトモデルを公開した。文=松尾 大300kW、500Nmのスポーツセダン2011年のはじめから日本でも発売されたA1をはじめ、世界的に売り上げを伸ばしているアウディにあたらしいモデルが登場しそうだ。今回ジュネーブモーターショーのアウディ・ブースで目を引いたのが、ノッチバックのA3だった。A3コンセプトという名前で登壇したこの4シーター・ノッチバックセダンのデザインは、CFRP製のシングルフレームグリル、新世代のLEDテクノロジーをもちいたというヘッドライト、筋肉質なボディパネル、Cピラーまで流れるフラットでクーペライクなラインをそなえた低いルーフなど、アウディらしくスポーティかつエレガントなスタイルとなっている。実際のボディサイズも低く、長く、広い。全長4,440×全高1,840mmというサイズに対し、全高はセダンタイプとして...

Audi S6|ベントレーと共同開発したV8エンジン搭載モデル登場!
Audi S6|アウディ S6 アバントAudi S6 Avant│アウディ S6 アバントアウディのS、4車種が来春ローンチアウディは、先日日本に導入されたばかりのA6のスポーティバージョンS6およびS6アバントをフランクフルトモーターショーに出品した。文=松尾 大ベントレーと共同開発したV8エンジントップモデルであるS8、よりパーソナルなS7とともにS6、S6アバントが来春登場する。一番の注目はエンジンだ、S7およびS8とおなじ、新開発の4リッターV8ツインターボユニット。S7とおなじチューニングで、最高出力309kW(426ps)/7,000rpm、最大トルク550Nm/1,400-5,300rpmを発生。このエンジンはベントレーと共同で開発したもので、そのハイライトは、シリンダーオンデマンドとよばれるシステムだ。エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを止める、いわゆる気筒休止システムだ。2、3、5、8番のシリンダー上の給排気バルブを止めることで、高効率な...

LEXUS GS450h|新型にはやくもハイブリッド
Lexus GS450h|レクサス GS450hあらたなフラッグシップにはやくもハイブリッドトヨタは、先日ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで公開されたばかりのレクサスGSシリーズのハイブリッドモデル450hを発表した。文=松尾 大システム出力252kW、CO2排出量145g/kmレクサスから登場するGSシリーズの事実上のフラッグシップモデルたる450hの概要があきらかになった。GSのボンネットの下に搭載されるパワーユニットは、直噴システムD-4Sを採用した3.5リッターV6アトキンソンサイクルエンジンと2つの電気モーターからなり、エンジン単体、モーター単体、あるいはその両方で後輪を駆動する。エンジンについては「新設計の2GR-FXE」とするメディアもあるが、2GR-FXEはすでにレクサスRX450hに搭載済みのため、新設計かどうかは不明だ。システム出力は252kW(343ps)と公表されている。バッテリーについてはリチウムイオンの採用を見送られ、今回もニッケル水素電池となった。...

Porsche Panamera turbo S|パナメーラの新フラッグシップモデルに試乗
Porsche Panamera turbo S|ポルシェ パナメーラ ターボS究極をさらに上まわった!パナメーラの新フラッグシップモデルに試乗(1)ポルシェの市販車史上、もっとも低いCO2排出量159g/kmを記録したパナメーラ S ハイブリッドが発表されたのが今年2月のこと。いっぽうで、そのパナメーラ S ハイブリッドが登場した1カ月後に発表されたのが、今回の試乗車「パナメーラ ターボS」だ。同車は、パナメーラ ターボよりも最高出力を50psあげたあたらしいフラッグシップだと言える。しかし、動力性能にかんしては最高速度プラス3km/h、0-100km/h加速マイナス0.2秒と、向上はわずかだ。同車を発表した理由とはいかなるものなのだろうか? ジャーナリスト 河村康彦がその真価を語る。文=河村康彦チタニウム/アルミニウム合金製ターボチャージャーを採用した専用エンジン最高出力500psというパワーを誇る強心臓を搭載する上で、303km/hの最高速をマーク。“カタパルト発進”を可能に...

ROLLS-ROYCE Ghost Extended Wheelbase|日本上陸!
ROLLS-ROYCE Ghost Extended Wheelbase| ロールス・ロイス ゴースト エクステンディット ホイールベースさらなる居住性を得たゴーストのニューモデル、日本上陸!ロールス・ロイスは、2009年に誕生したロールス・ロイス史上もっともパワフルで、ドライバーのためのサルーンと謳われる「ゴースト」のホイールベースを延長し、居住性をさらに高めた「ゴースト エクステンディット ホイールベース」を日本で発表した。Text by OPENERSベースモデルより、ホイールベースを170mm延長「洗練されたデザインと他の追随を許さない高級感、最高水準のエンジニアリングによる乗り心地とハンドリング性能をあわせもつゴースト。そんなゴーストのホイールベースを延長することで、さらに居住性を高めた、妥協のない一台」と、ロールス・ロイス・モーター・カーズ CEO トルステン・ミュラー・エトヴェシュは、今回日本上陸を果たした最新モデル「ゴースト エクステンディット ホイールベース」につ...

ROLLS-ROYCE 102EX - PHANTOM EXPERIMENTAL ELECTRIC 試乗
ROLLS-ROYCE PHANTOM EXPERIMENTAL ELECTRIC|ロールス・ロイス ファントム エクスペリメンタル エレクトリックもっとも大型でもっとも豪華なロールス製EVに試乗(1)ロールス・ロイス・モーター・カーズでは、さきごろ「102EX」別名「ファントムEE(エクスペリメンタル エレクトリック)」という、電気自動車の実証実験用モデルを発表。日本においても2011年9月30日に、東京・キャピトル 東急ホテルにおいて報道陣にお披露目された。文=小川フミオ写真=荒川正幸ロールスにとって電気自動車とは相容れる概念なのか?ファントムEEの特徴は、従来の6.75リッターV12エンジンに代わり、電気モーターとバッテリーパックを搭載していること。 「超高級セグメントにおける世界初のバッテリー駆動電気自動車です」と、ロールス・ロイス・モーター・カーズ(以下RR)でコーポレートコミュニーケーション マネージャーを務めるハル・セルディン氏は、誇らしげに語る。「RRは自動車の世...