レクサスが東京モーターショーにおける出展概要を発表|LEXUS
LEXUS|レクサス
第42回東京モーターショー2011
レクサスが東京モーターショーの出展概要を発表
レクサスは、12月3日より東京ビッグサイトで開催される第42回東京モーターショー2011に、 日本初披露となる次期「GS」シリーズを出展する。
Text by OPENERS
新GSシリーズ2台をジャパンプレミア
2011年8月、アメリカ・カリフォルニアでおこなわれた「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス」で新型「GS350」を、9月のフランクフルトモーターショーでハイブリッドモデル「GS450h」、そして10月アメリカ・ラスベガスで開催された「SEMAショー」で「GS350 Fスポーツ」を発表してきたレクサス。
今回の東京モーターショーでは、「GS450h」「GS350 Fスポーツ」の日本初披露が決定した。
次期型GSシリーズは、レクサスが提唱する「L-finesse(先鋭と精妙の美)」をさらに追求すべく、逆台形のアッパーグリルに、台形のロアグリルを組みあわせたスピンドルグリルを採用した、今後のレクサスフェイスを示唆する顔だちを特徴とする。
ボディサイズは、従来とほぼ同寸だが、室内はより広びろとした空間になっているという。室内に設けられる装備は、世界初と謳われる12.3インチのワイドディスプレイや、レクサス初のアナログクロック、多機能シートなど、機能的かつラグジュアリー性を重視したものが用意されるとしている。
ラゲッジスペースは、小型化した2段づみハイブリッドバッテリーの採用、新開発のリアサスペンションレイアウトなどにより、従来モデルよりも1.5倍拡大した465リットルの広さを確保し、ガソリンモデルとほぼ同等のユーティリティをもっている。
つづいて、「GS350 Fスポーツ」は、内外装ともに専用装備をもつスポーティバージョン。ホイールは通常18インチのところ、前後異サイズの19インチアルミホイールを装備。ブレーキも専用設計で18インチベンチレーテッドディスクブレーキを設定している。エクステリアにはグリル、バンパー、リアスポイラーに専用のデザインが採用され、インテリアには専用シートに本革ステアリング&シフトノブ、本アルミオーナメントパネルなどを装備する。内装色もガーネットという特別な褐色のレッドを用い、「Fスポーツ」の走りを視覚で強調したという。
ニュル最速を記録したLFAも出展
レクサスは新GSシリーズとともに、標準のLFAよりも一層サーキット向けに仕立てた「LFA ニュルブルクリンク パッケージ」を出展する。同車は、LFA開発の舞台となったニュルブルクリンクへの敬意をこめて名づけられた。
フロントスポイラー、固定式リアウィングにCFRP(カーボン繊維強化樹脂)を使用し、空力特性をさらに向上させるとともに、サーキット走行に適したサスペンション、専用ホイールを装備。エンジンも圧縮比を高めるなどの改良がほどこされ、標準で560ps(412kW)なのにたいし、571ps(420kW)まで向上した。
ちなみにLFA ニュルブルクリンク パッケージは、ニュルブルクリンク北コースにおけるタイムアタックで、7分14秒64という最速記録を達成している。その模様は以下の動画で見ることが可能だ。また、LFA ニュルブルクリンク パッケージおよびLFAの購入希望受付は2010年1月をもって終了している。