ジュネーブ モーターショー 2013
「ジュネーブ モーターショー 2013」に関する記事
ピニンファリーナ セルジオ公開|Pininfarina
Pininfarina Sergio|ピニンファリーナ セルジオセルジオ公開イタリアのカロッツェリア ピニンファリーナは、予告されていた、セルジオ・ピニンファリーナに捧げるコンセプトモデル、2シーターベルリネッタの「セルジオ」を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)Event Photographs by MOCHIZUKI Hirohikoベースはフェラーリ458スパイダー2012年7月2日にこの世を去った、自動車デザインの巨匠 セルジオ・ピニンファリーナに捧げられるコンセプトモデル「セルジオ」が、2シーターオープントップのスポーツカーとして、ついにそのヴェールを脱いだ。セルジオ・ピニンファリーナによって導かれた偉業を、エクスクルーシヴィティ、イノベーション、パッションをキーワードに現代的に再解釈したモデルだ。ピニンファリーナはこれにくわえて、この「セルジオ」を、すぐれてコンパクト、スポーティ、レーシー、ピュア、官能的と形容する。ベースになって...
動画で見る、ラ フェラーリ|Ferrari
Ferrari LaFerrari|フェラーリ ラ フェラーリ動画で見る、ラ フェラーリコードネーム「F150」改め、一昨日ワールドプレミアを迎え待望のデビューを果たしたフェラーリの新型スペチアーレ「ラ フェラーリ」。その熱狂は一夜明けても冷めることなく、フェラーリからさらに詳細な情報が送られてきた。本日あらたに公開された動画は全部で5本。ここでは、簡単にその概要を説明したい。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)吠えるV12サウンド1984年に登場した「288GTO」を皮切りにスタートしたフェラーリの特別限定モデル。本動画では、歴代のスペチアーレを振り返りながら、昨日登場した「ラ フェラーリ」のプロモーションムービーがはじまる。エクステリア、インテリアとつづき、最後は走行シーンへ。もちろん、V12エンジンサウンドも収録済だ。シートポジションもF1譲り41:59という理想的な重量配分と、458イタリア並みのコンパクトなホイールベースを手に入れた「ラ ...
アストンマーティン ラピードのシューティングブレイク|Bertone
Aston Martin Rapide Bertone|アストンマーティン ラピード ベルトーネラピードのシューティングブレイクを披露イタリアはトリノを本拠地とするデザインスタジオ、ベルトーネは、アストンマーティン「ラピード」をシューティングブレイクにつくりかえたワンオフモデルをジュネーブモーターショーに出展した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)アストンマーティン100周年を祝うベルトーネが、はじめてアストンマーティンのクルマにかかわったのは、1953年。「DB2/4」をベースとしたワンオフモデルをつくった時だ。そこから数えて、今年は60周年。いっぽう、そのアストンマーティン自体は、今年、100周年をむかえた。その双方を祝うべく、ベルトーネは、アストンマーティン「ラピード」をベルトーネなりに解釈したモデル「アストンマーティン ラピード ベルトーネ」を第83回ジュネーブモーターショーにて公開した。このワンオフモデルはシューティングブレイク、つまりハッチ...
スバル 「VIZIV CONCEPT」をワールドプレミア|Subaru
Subaru Viziv Concept|スバル ヴィジヴ コンセプトスバル 「VIZIV CONCEPT」をワールドプレミアスバルは、現在開催中のジュネーブモーターショー2013で、プラグインハイブリッドのコンセプトカー「VIZIV CONCEPT」のワールドプレミアをおこなった。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)スバルの未来を占うコンセプカースバルらしい直線的で力強いシンプルなラインをもつデザイン、得意分野である4WDシステム、そして水平対向ディーゼルエンジン。ジュネーブモーターショーでスバルブースに姿を現したコンセプトカー、「VIZIV CONCEPT」は、スバルのこれからを占ううえで重要な1台である。2ドア4シーターというパッケージのSUVボティをもつ、プラグインハイブリッドモデルで、2リッターの水平対向ディーゼルターボエンジンにリニアトロニックと呼ばれるCVTを組みあわせたうえで、フロントに駆動と発電兼用のモーターを1台。リアには駆動専用のモータ...
ジュネーブ現地リポート|Lamborghini
Lamborghini Veneno|ランボルギーニ ヴェネーノランボルギーニのなかのランボルギーニジュネーブモーターショー2013の前夜にワールドプレミアのフラッシュを浴びたランボルギーニの究極モデル「ヴェネーノ」。この世に3台のみが存在する、特別なランボルギーニを、現地から大谷達也氏がリポート。Text by OTANI TatsuyaEvent Photographs by MOCHIZUKI Hirohikoもうひとりの英雄積年の宿敵であるフェラーリがあたらしいフラッグシップモデルを発表し、“新興勢力”のマクラーレンも「P1」のプロダクションモデルを公開した今年のジュネーブショーで、スーパーカー界のもうひとりのヒーローであるランボルギーニが何も手を打たないというわけにはいかなかった。まして2013年はランボルギーニにとって創業50周年にあたる重要な年。そこで彼らが世に問うたのが、ここに紹介するヴェネーノだった。それにしても、このエクステリアデザインは強烈だ。よくよく見れば、...
ルノー キャプチャー 市販化へ|Renault
Renault Captur|ルノー キャプチャールノー キャプチャー 市販化へコンパクトなボディにやや背の高い車高、リアのベンチシート、充実した積載能力、現代的なマルチメディア機能、手の届く価格設定。ルノーは、ルノーとしてはじめての都会的なSUV「キャプチャー」をジュネーブモーターショーで公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)カラフルでフレンドリールノー「キャプチャー」は、2011年にジュネーブモーターショーで、ついで東京モーターショーでもコンセプトモデルが発表された、ルノーのコンパクトSUV。デザインはパトリック・ルケモンにかわって、マツダから移籍したローレンス・ヴァン・デン・アッカーの手になるもので、ひとりの人間の生涯をいくつかの段階にわけ、それぞれの時期にあったモデルを提案するデザイン戦略、「ライフサイクル」の一環をなす。今回、ジュネーブモーターショーで公開されたモデルは、このキャプチャーの市販バージョンとなる。基本的には日産「ジューク」...
オープンエアモータリングを楽しむための新型コルベット|Chevrolet
Chevrolet Corvette Stingray Convertible|シボレー コルベット スティングレイ コンバーチブルオープンエアモータリングを楽しむための新型コルベット今年1月のデトロイトモーターショーでワールドプレミアを迎えたシボレー「コルベット スティングレイ」につづき、はやくもそのオープントップ版となる「コルベット スティングレイ コンバーチブル」が、ジュネーブショーで公開された。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)早くもコンバーチブルが登場伝統の名称「スティングレイ」を復活させ、第7世代モデルとして今年1月に登場したシボレー「コルベット スティングレイ」。今回、あらたに追加された「コルベット スティングレイ コンバーチブル」も,1953年からつづく歴代モデル同様にソフトトップを採用する。新開発となる全自動開閉システムは、50km/h以下ならば走行中でも幌の開閉が可能で、キーの操作のみで遠隔操作をおこなうこともできる。デザイン...
スズキ ジュネーブモーターショーで新型SX4を公開|Suzuki
Suzuki SX4|スズキ SX4スズキ 新型「SX4」をワールドプレミアスズキは、現在開催中のジュネーブモーターショー2013で、新型のCセグメントSUV「SX4」のワールドプレミアをおこなった。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)「S-Cross」の量産型がワールドプレミア2012年9月に開催されたパリモーターショー2012でスズキが公開したコンセプトカー「S-Cross」がいよいよ次期「SX4」として発表された。搭載されるエンジンは、ともに1.6リッターのガソリンエンジンとディーゼルエンジン。これにガソリン車は5段マニュアルトランスミッションと6段マニュアルモード付きCVTが、ディーゼル車には6段マニュアルトランスミッションが組みあわされる。駆動方式はFFと4WDが用意されており、全車にエンジンオートストップシステムが備わる。CO2排出量はガソリンモデルの2WDが125g/km、4WDが136g/km。ディーゼルエンジンを搭載する2WDが110g/k...
ジュネーブ現地リポート|Alfa Romeo
Alfa Romeo 4C |アルファ ロメオ 4Cアルファ ロメオのライトウエイトスポーツがアンヴェール軽量ボディに、手ごろなパワーの4気筒ターボエンジン。そしてミッドシップレイアウト。そんなスポーツカーとして楽しそうな要素が満載のアルファ ロメオ「4C」が、いよいよジュネーブモーターショー2013でアンヴェールの瞬間をむかえた。大谷達也氏の現地レポートが到着!Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko & Alfa Romeo21世紀のライトウェイトスポーツカー期待のコンパクトスポーツカー、アルファ ロメオ「4C」がついにジュネーブショーでベールを脱いだ。モノコックにカーボンコンポジットを採用し、縦置きにミッドシップされた1.75リッター直4ターボエンジンで後輪を駆動する基本構成は21世紀のライトウェイトスポーツカーとして理想的なものといえる。ジュリエッタ譲りのエンジンは240psを発揮。いっぽうで、パワ...
ジュネーブ現地リポート|Volkswagen
Volkswagen XL1|フォルクスワーゲン XL1「XL1」で理想を実現ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SHIOMI SatoshiPhotographs by SHIOMI Satoshi & MOCHIZUKI Hirohiko会長命令で作られたエコカーフォルクスワーゲンが長年開発をつづけてきた通称「3リッターカー」。何世代ものコンセプトカーを経て、ジュネーブでついに市販型が「XL1」として発表された。3リッターカーは、フォルクスワーゲン元会長にして、ポルシェ創始者、フェルディナント・ポルシェの孫でもあり、現在もポルシェの大株主でもあるフェルディナンド・ピエヒ元フォルクスワーゲン グループ会長が「究極のエコカーをつくれ」と命じてはじまったプロジェクトで、100km走行に必要な燃料を3リッター以内に抑えるというのが名前の由来。エアロダイナミクスと...
ホンダブランドのNSXあらわる!|Honda
HONDA NSX Concept|ホンダ NSX コンセプトHONDA Civic Tourer Concept|ホンダ シビック ツアラー コンセプトHONDA CR-V|ホンダ CR-VホンダブランドのNSX公開ホンダは現在開催中のジュネーブモーターショー2013で「NSX コンセプト」と「シビックツアラーコンセプト」、ディーゼルエンジンの1.6リッター「i-DTEC」搭載の「CR-V」を公開した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)ホンダのエンブレムをつけたNSX今年1月に開催された「デトロイトモーターショー2013」に登場した「アキュラ NSX コンセプト」が、今回欧州仕様のホンダバージョンとなってジュネーブモーターショー2013に登場した。2005年に製造を終了して以来、ずっと後継車の計画、開発が進められてきた「次期NSX」だが、いよいよ登場予定の2015年も近くなってきた。今回のショーに登場したこのコンセプトモデルはかなり市販モデルに近いもので...
ジュネーブ現地リポート|Audi
Audi|アウディ懐深きアウディの技術力「S」や「RS」など、ハイパワーで高性能なモデルをラインナップする一方、「e-tron」に代表されるハイブリッドモデルの研究、開発にもとても熱心なアウディ。今回さらに、ガソリンと天然ガスのどちらも燃料に使用できる「g-tron」というモデルも公開するなど、その技術力の懐の深さを見せつけた。アウディが見据えている未来はどんなものなのか。現地でそれらを直接見た大谷達也氏の見解。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko & Audi A.G.いかにも最近のアウディらしいフォルクスワーゲンとアライアンスを組むアウディのブースにも完全なニューモデルや派手なコンセプトカーはなく、展示は既存モデルのバリエーション追加が中心。省燃費モデルとハイパフォーマンスモデルを組みあわせた点もフォルクスワーゲンとよく似ていた。アウディブースのステージに展示された3台のうちの1台が「RS Q3」だ...
ジュネーブ現地リポート|BMW
BMW 3 series Gran Turismo|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズ グランツーリスモ3シリーズ グランツーリスモ登場BMWは3シリーズ第3のモデル「3シリーズ グランツーリスモ」をジュネーブモーターショーにおいてワールドプレミアした。ジュネーブ現地から、塩見氏によるリポート。Text by SHIOMI Satoshi3つめの3シリーズはファストバックスタイルBMWのメイン展示は、「3シリーズ グランツーリスモ」。現行のF30型3シリーズ セダン/ツーリングをベースに、200mm長い全長、110mm長いホイールベース、81mm高い全高をもつ、ファストバック スタイルのツアラーだ。現行3シリーズとしては3種類目のボディバリエーションとなる。BMWいわく「セダンのダイナミクスとワゴンの実用性を兼ねそなえる」。アクティブリアスポイラーをそなえ、高速巡航時のリフトを抑える。エンジンは、日本仕様の現行3シリーズには設定されない3リッター直噴バルブトロニック直6ターボエンジ...
KTM X-BOWに、初のツーリングモデル|KTM
KTM X-BOW GT|KTM クロスボウGTクロスボウに初のツーリングモデル800kg前後の軽量ボディに、最高で300psにも達する、ハイパワーな2リッターターボエンジンを搭載する「X-BOW(クロスボウ)」はオーストリアのバイクメーカー「KTM」が手掛けるスポーツカーだ。これまで屋根はおろか、フロントウインドウすらなかった世界屈指のスパルタンなスポーツカーだったX-BOWに、登場より5年目にして、シリーズ初のツーリングモデルが「GT」というモデルネームで登場。ジュネーブモーターショー2013にてお披露目された。Text by OTSUKI TakumaPhotograph by MOCHIZUKI Hirohiko & KTM「走ること」以外は最低限しかなくていい2007年のジュネーブモーターショーで発表され、2008年に発売となった「KTM X-BOW(クロスボウ)」は、オーストリアのバイクメーカーであるKTMが製造した超軽量スポーツカーだ。製作協力をイタリアのレー...