インタビュー
「インタビュー」に関する記事
INTERVIEW|『黒いスーツを着た男』主演、ラファエル・ペルソナにインタビュー
INTERVIEW|成功を掴みかけた男の哀しい転落劇『黒いスーツを着た男』主演、ラファエル・ペルソナ インタビュー(1)完璧な人生だった、あの夜までは――。犯すつもりのなかった罪を背負った“黒いスーツを着た男”。事件の日を境に、男は一気に奈落の底へと落ちていく。フィルム・ノワールの本場フランスから、先の読めないスリリングな展開が秀逸なクライム・サスペンスが到着した。8月31日(土)に封切りとなる本作の魅力を、主演のラファエル・ペルソナ自ら語る。Photographs by JAMANDFIX (portrait)Interview & Text by TANAKA Junko (OPENERS)仏映画界イチ押しの逸材その美貌とカリスマ性、卓越した演技で「アラン・ドロンの再来」との呼び声も高いラファエル・ペルソナ。本国フランスでは、今年だけで6本の主演作が公開されるほか、ファッション誌がこぞって特集を組み、彼の跡を追っている。さらに今年3月には、有望な若手俳優に贈られるパトリ...
adidas|トム・ディクソン 独占インタビュー
adidas|アディダス話題の「adidas by Tom Dixon」を語るトム・ディクソン独占インタビュー今年4月に開催されたミラノサローネで「アディダス バイ トム・ディクソン(adidas by Tom Dixon)」を発表し、大きな話題をさらったアディダスと、イギリスの著名なインダストリアルデザイナーのトム・ディクソン(Tom Dixon)。今回、トム・ディクソンにインタビューできる貴重なチャンスを実現。OPENERS限定のインタビューでトム・ディクソンが語ったこととは……。Text by KAJII Makoto (OPENERS)仕事と遊び、昼と夜からなる一週間におよぶ旅のストーリー――アディダスとのコラボレーションの「コンセプト/テーマ」を教えてください。内容はバッグをデザインすることでしたが、この「adidas by Tom Dixon(アディダス バイ トム・ディクソン)コレクション」ではストーリーを語るべきだと判断しました。仕事と遊び、昼と夜からなる一週間にお...
BODUM|ベストセラー「フレンチプレス」でコーヒーを淹れよう
BODUM|ボダム“コーヒーができるまでの4分間”を豊かな時間と感じるために……ベストセラー「フレンチプレス」でコーヒーを淹れよう紅茶を楽しむときにおなじみの“プレス式メーカー”でコーヒーを淹れる?――ボダムのヨーガン・ボダム社長は、「フレンチプレスは、味はもちろん、香りや風味をふくめて、本当においしいコーヒーを楽しむのにもっとも適した抽出方法です」と、自ら豆とお湯の分量をきちんと量ってコーヒーを淹れてくれた。1970年代に最初のフレンチプレスコーヒーメーカーを発売してからこれまで累計1億台は売っているというフレンチプレスについて聞いた。Text by KAJII Makoto (OPENERS)家庭でプロの抽出を簡単に再現できるフレンチプレスの魅力「理想は、誰でも簡単においしいコーヒーを淹れられること」とヨーガン・ボダム社長が言うとおり、フレンチプレスコーヒーメーカーは、ペーパーフィルターを使わず、ステンレス製のメッシュフィルターが、コーヒー豆のうまみやアロマ(香り)、豆の油分(...
INTERVIEW|アーティスト 篠原有司男、乃り子夫妻インタビュー
INTERVIEW|型破りな夫婦を描いたドキュメンタリー『キューティー&ボクサー』が全米で話題に!アーティスト 篠原有司男、乃り子夫妻インタビュー(1)ブルックリンに住む前衛アーティスト、篠原有司男と乃り子夫妻の姿を追った、ザッカリー・ヘインザーリング監督のドキュメンタリー『Cutie and the Boxer(邦題:キューティー&ボクサー)』が、全米で大きな話題を集めている。サンダンス映画祭では監督賞を獲得。ニューヨークやロサンゼルスをはじめとする都市で公開され、夫妻の型破りな生き方が大きな共感を呼んでいる。その素顔に迫るべく、ふたりが住むブルックリンのロフトを訪ねた。Photographs by YANAGAWA ShinoText by KUROBE Eri映画では描かれなかった夫婦の壮絶なストーリー映画の冒頭で、80歳になった有司男が、彼の代名詞ともいえる“ボクシング・ペインティング”をおこなうシーンがある。ボクサーの先にフォームをつけ、これを絵の具に浸してカンバスにパン...
INTERVIEW|映画『そして父になる』是枝裕和監督インタビュー
INTERVIEW|赤ちゃん取り違え事件を題材にした衝撃作映画『そして父になる』是枝裕和監督インタビュー(1)いまや、現代を代表する日本人監督となった是枝裕和監督。カンヌ国際映画祭でも話題を集めた『誰も知らない』ほか、『幻の光』『ワンダフルライフ』『歩いても 歩いても』など、発表する作品がすべて国内外で注目の的となっている。第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した新作『そして父になる』では、赤ちゃん取り違え事件を題材に、父性の本質に迫っていく。作品に込めた想いとは。是枝監督に聞いた。Photographs (portrait) by JAMANDFIXText by MAKIGUCHI Juneディテールがすべて――作品を観ていて、父性と母性の違いが、タイトルに現れていると感じました。母親は出産を経て自然に母性を目覚めさせます。そんな母と父親との間に温度差のようなものを感じていらっしゃるのでしょうか。母親の場合は、“そして”がいらないんですよね。うちの場合は、子供が生まれた瞬間...
TOKYO PHOTO|東京フォト代表 原田知大氏にインタビュー!
TOKYO PHOTO|東京フォト「TOKYO PHOTO 2013」特別企画展の見どころは?代表・原田知大氏にインタビュー!「TOKYO PHOTO 2013」が、いよいよ港区・芝公園の増上寺で開かれる。本展のほか、5つの特別企画展も開催。英テートモダンのサイモン・ベーカーのキュレーションによる「車窓からの眺め - 森山大道 ジョエル・マイヤロヴィッツ ジョン・ディヴォラ」をはじめ、日本とアメリカの写真家をテーマにした「東松照明 追悼展」と「ウィリアム・クライン写真展 - 東京」。そして、グループ展の「ハッセルブラッド マスターズ アワード」と「日中未来の子ども100 人の写真展」をラインナップ。それぞれの見どころを、「TOKYO PHOTO」代表の原田知大(はらだ・ともひろ)氏に聞いた。Text by Winsome Li (OPENERS)各都市の写真文化を象徴する5つの企画展――「TOKYO PHOTO」は毎回特別展を開催されますが、どういう手順で企画を決めるのでしょうか?...
INTERVIEW|『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督インタビュー
INTERVIEW|うつ病と格闘する“ふつうの人びと”の姿を描いたドキュメンタリー『マイク・ミルズのうつの話』マイク・ミルズ監督 日本公開記念インタビュー(1)日本人の15人にひとりがかかっているといわれるうつ病。しかし2000年まで、「うつ」という言葉は精神科周辺以外ではめったに聞かれなかった。なぜこの短い期間にうつ病は爆発的に広まったのか? マイク・ミルズ監督は、製薬会社がおこなった「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンが理由のひとつであると考え、その実態に迫るドキュメンタリーを作ろうと思い立つ。うつ病患者のありのままの日常を、ミルズ監督独特の優しい目線で捉えた本作は、うつ病の知られざる一面を明らかにするとともに、いまの日本社会が抱える問題点をも鮮やかに描き出す。Text by TANAKA Junko (OPENERS)あたらしいグローバリゼーション!?――うつ病の話を描くのに、日本を舞台にしようと思ったのはなぜですか?ぼくはもう何度も日本に来ていますが、ある...
Secrets behind the Success|連載第12回「ヴァナ マルシ エステート」創設者 ヴィール・シンさん
ビジネスパーソンの舞台裏第12回|ヴィール・シンさん(「ヴァナ マルシ エステート」創設者)インド発、現代人のための幸福論(1)ビジネスで成功を収めた成功者たちは、どう暮らし、どんな考えで日々の生活を送っているのだろう。連載「Secrets behind the Success」では、インタビューをとおして、普段なかなか表に出ることのない、成功者たちの素顔の生活に迫ります。2014年1月、神々が住むという聖なるヒマラヤを望むインドのデュハラデュンに21エーカー(約2万5700坪)という広大な敷地を有するリトリート「ヴァナ マルシ エステート」(以下、ヴァナ)がオープン。創設者は、言語学、フラメンコ、音楽、アート、有機農業に関心を寄せ、イギリス、スペインで暮らした経歴をもつヴィール・シンさん。彼が独自のコンセプトをもつリトリート経営に行き着いた理由とは。経営哲学から見えてくるウェルビーイングへの思いに迫ります。Photographs (portrait) by NAKAMURA To...
Secrets behind the Success|連載第4回 「ザ・ペニンシュラ香港」総支配人レイニー・チャンさん
ビジネスパーソンの舞台裏第4回|レイニー・チャンさん(「ザ・ペニンシュラ香港」総支配人)“血の通った”経営術(1)ビジネスで成功を収めた成功者たちは、どう暮らし、どんな考えで日々の生活を送っているのだろう。連載「Secrets behind the Success」では、インタビューをとおして、普段なかなか表に出ることのない、成功者たちの素顔の生活に迫ります。香港でもっとも長い歴史を持つホテル、ザ・ペニンシュラ香港(愛称「ザ・ペン」)。1928年の開業以来、貿易商からハリウッドスターまで、世界中の人びとをもてなしてきた。1970年代には、ロールスロイスによる送迎を開始するなど、話題に事欠かなかったザ・ペンも、今年ほど活気に満ちた年は珍しい。85周年という記念すべき年に、開業当初からその歴史をともに刻んできた建物を全面改装し、5月にリニューアルオープンしたのだ。その一大プロジェクトを率いたのは、総支配人のレイニー・チャンさん。本連載初の女性ゲストが打ち出す“血の通った”経営術とは?P...
日産パイクカー誕生秘話 最終回 パオ、フィガロ編|NISSAN
NISSAN Pao|日産 パオNISSAN Figaro|日産 フィガロNISSAN S-Cargo|日産 エスカルゴ日産 パイクカー 製作秘話 最終回Be-1のあとにつづいたクルマたち──自動車デザインをかえた、とまで言われる、1987年発売のニッサン「Be-1」。その人気ぶりが社会現象とまで言われたこのクルマがどうやって企画、開発されて世に送り出されたのかを、前回、前々回と、当時開発を担当していた方々に話を聞いてきました。そんなBe-1が苦心して生み出されたそのあとに、つづいたパイクカーたちはどのようにして開発されたのだろうか。伝説となったシリーズを生み出した舞台裏に迫る最終回。Text by OGAWA Fumio日産 パイクカー 製作秘話 第2回へ予想をはるかに上まわるブーム清水潤さん(以下・清水) 私は当時、日産自動車のデザイン主管としてかかわっていましたが、これまで話したことを要約すると、マーチのデザインスタディのひとつに市場での可能性を見いだしたので、社内を説得して...
DIOR HOMME|クリス・ヴァン・アッシュ来日 M/M Parisとのコラボ、最新コレクションを語る
DIOR HOMME|ディオール オムM/M Parisとのコラボ、スプリングコレクションを語るクリス・ヴァン・アッシュ鮮やかに描く新たなビジョン(1)ミニマムでエレガントなディオール オムの確固たるクリエーションのなかに、アーティスティックなデザインやコラボレーションを取り入れるなど、つねにチャレンジングなコレクションを発表し続ける同ブランドのクリエイティブ ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュ氏。この10月12日、新たなラグジュアリースペースとしてリニューアルしたディオール オム表参道ブティックのオープニングのために数日間の来日を果たした彼に、新作となる2014年のスプリングコレクション、さらにオープニングを記念して10月31日(木)まで期間限定で開催されるパリのアーティストデュオM/M Paris(エムエム パリス)とのスペシャルインスタレーションについて、話を聞いた。Text by OKADA Yukaブランドにとってアドベンチャーとなった鮮やかな色使いはマイアミのアート...
連載・柳本浩市|第32回 西澤明洋氏とブランディングデザインについて語る(前編)
柳本浩市×西澤明洋対談なぜ私がブランディングデザインの仕事をするようになったのか第32回 西澤明洋氏とブランディングデザインについて語る(前編)前回の田子さんのデザインマネジメントにつづき、今回は「ブランディングデザイン」というちょっと聞き慣れないお仕事をされている西澤明洋さんです。デザインを語る上で、ブランディングなど見えない部分も総合的に考えた計画が必要不可欠になっています。そんなブランディングデザインについて、西澤さんに詳しくお聞きし、デザイナーや組織がどう考えるべきかのヒントを探ってみたいと思います。Text by YANAGIMOTO Koichi「本当にこれからの分野なんです」(西澤)柳本 学生時代に建築を学んでいた西澤さんが、なぜブランディングデザインの道に進んだのか。その経緯をお聞かせ願えますか。西澤 わかりました。では今日は、なぜ私がブランディングデザインの仕事をするようになったのかと、ブランディングデザインの将来の話をしていこうと思います。普段はそういった話はあ...
Levi's® Made & Crafted™|クリエイティブ ディレクターを直撃!
Levi's® Made & Crafted™|リーバイス® メイド アンド クラフテッド™LAにてクリエイティブ ディレクターに直撃インタビュー!マイルス・ジョンソンが語るブランドの理念リーバイスの歴史を踏まえたデザインに、現代の革新的な高品質素材と縫製技術を取り入れたモダンラインが「リーバイス® メイド アンド クラフテッド™」だ。ジーンズ、Tシャツ、アウターから小物までフルアイテムで展開するブランドである。そんなリーバイス® メイド アンド クラフテッド™の方向性を決定する最重要人物、クリエイティブ ディレクターのマイルス・ジョンソンをLAで直撃した。Photographs by INOUE MasaoText by TANAKA Rintarouファッションよりも“現在”をうまく組み合わせたい──あなたは現在「リーバイス® ビンテージ クロージング」(以下、LVC)と「リーバイス® メイド アンド クラフテッド™」(以下、LMC)という2つのブランドのディレクターを...
EYE of GYRE|建築家 永山祐子展「建築から始まる未来」開催
EYE of GYRE~ 豊島×横尾忠則、宇和島×束芋×ほしよりこ~ 永山祐子展「建築から始まる未来」開催今夏開催した「AT ART UWAJIMA 2013」を語る(1)今夏7月24日から8月22日まで、愛媛県宇和島市にある「木屋旅館」と、宇和島きさいやロードに出現したギャラリー「SITUATIONALLY」を舞台にした、あたらしいアートプロジェクト「AT ART UWAJIMA 2013」が開催された。NPO法人SO-ENが主催し、リバースプロジェクトが企画協力したプロジェクトである。またギャラリー「EYE of GYRE」にて、豊島横尾館と木屋旅館にフォーカスした永山祐子展「建築から始まる未来」が11月24日(日)まで開催されている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by OMOTE Nobutada木屋旅館全体が、一つのインスタレーション作品に「木屋旅館」は1911(明治44年)創業。後藤新平や犬養 毅、司馬遼太郎、吉村 昭...