音楽
「音楽」に関する記事

MUSIC|坂本龍一がセルフカバーアルバム『THREE』をリリース
MUSIC│ピアノ、チェロ、バイオリンのトリオでセルフカバー10月10日午後7時からはUstreamなどで全曲試聴会も坂本龍一の新作『THREE』がリリース坂本龍一が自身の曲をピアノ、チェロ、バイオリンのためにあらたにアレンジし、トリオで演奏したセルフカバーアルバム『THREE』が10月17日(水)にリリースされる。ヨーロッパツアーの直後に収録し、自らの過去の曲に再び命を吹き込んだ完成度の高いアルバムは必聴だ。Text by YANAKA Tomomi近作から往年の名曲まで13曲を収録1996年にリリースされ、過去の名曲を収めた『1996』につづくトリオでのセルフカバーアルバムとなった『THREE』。ピアノを担当した坂本をはじめ、チェロは『1996』にも参加していた坂本の朋友でもあるジャケス・モレレンバウム、そしてバイオリンはあらたにオーディションで選ばれたジュディ・カンがくわわった。アルバムは、2011年秋にヨーロッパで開催された3人でのツアーの直後にポルトガルで収録。2011年...

MOVIE|多彩なイベントが開かれるGW恒例の「逗子海岸映画祭」が今年も開幕!
MOVIE|砂浜にあらわれる300インチの巨大スクリーン多彩なイベントが開かれるGW恒例の「逗子海岸映画祭」が今年も開幕!神奈川県の逗子海岸にあらわれる300インチのスクリーンと、大人から子どもまでが楽しめる多彩なイベントが繰り広げられるGW恒例の「逗子海岸映画祭」が、今年も開幕。4月25日(土)から5月6日(水)まで開催される。Text by YANAKA Tomomi竹中直人、ピーター・バラカンら豪華ゲストも来場「Play with the earth~地球と遊ぶ~」をコンセプトに、6回目の開催を迎えた移動式映画館「逗子海岸映画祭」。逗子海岸という絶好のロケーションを舞台に、国内外の優れた映画が上映され、今年は「GROW」をテーマに繰り広げられる。『シコふんじゃった。』 © KADOKAWA 1991『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』 © 1989 Universal Studios. All Rights Reserved4月30日(木)のJapan Dayに登場す...

MUSIC|東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で名曲の数々が蘇る。坂本龍一『Playing the Orchestra 2014』
MUSIC|東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で名曲の数々が蘇る坂本龍一『Playing the Orchestra 2014』坂本龍一と東京フィルハーモニー交響楽団による公演『Playing the Orchestra 2014』が映像、音源化。DVDやCDなどでリリースされた。Text by YANAKA Tomomiサントリーホールでの映像と教授自選のベストテイクを収録したCDも販売坂本龍一が16年ぶりにフルオーケストラとの競演で話題を呼んだ『Playing the Orchestra』が2013年につづき2014年も実現。そのなかでも2014年4月4日にサントリーホールで開かれた公演が映像化された。コンサートでは教授がピアノと全楽曲の指揮を手掛け、『戦場のメリークリスマス』や『ラスト・エンペラー』『八重の桜』など名曲を演奏。さらにあらたなオーケストレーションによる『バレエ・メカニック』も披露され、そのすべてがブルーレイとDVDに収録されている。また教授自身が全国6カ所7公演...

MUSIC|豪華ミュージシャンが10周年目を迎える「TAICOCLUB」に出演
MUSIC|cro-magnon やEGO-WRAPPIN’らが出演10周年目を迎える音楽フェス「TAICOCLUB」、今年も長野県で開催今年で10周年を迎える音楽フェス「TAICOCLUB(タイコクラブ)」が、5月30日(土)と31日(日)に長野県のこだまの森で開催。ROBERT GLASPER EXPERIMENT(ロバート・グラスパー・エクスペリメント)やAutrechre(オウテカ)ら、29組以上の豪華ミュージシャンが出演する。Text by MATSUOKA Wutami(OPENERS)RBMA卒業生もパフォーマンスを披露2006年より長野県で毎年開催され、今年で10周年を迎える音楽フェスTAICOCLUB。ミニマル・テクノ、エレクトロニカ、ポストロックなどのジャンルを軸にさまざまなアーティストがパフォーマンスをオールナイトで繰り広げることで人気を集めている。そんな記念すべき今年のTAICOCLUB’15に出演するのは、ジャム・バンドのcro-magnon(クロマニヨン...

松浦俊夫|from TOKYO MOON 2月20日 ON AIR アカデミー賞直前、最有力候補作品『英国王のスピーチ』をピックアップ!
松浦俊夫|from TOKYO MOON 2月20日 ON AIRアカデミー賞直前、最有力候補作品と世界中から届いた話題の楽曲日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週は、リリースラッシュに沸く世界の音楽シーンから、話題の新作をセレクト。また、目前に迫ったアカデミー賞発表を前に、注目作『英国王のスピーチ』を紹介しました。Text by MATSUURA Toshioリリースラッシュに沸くミュージックシーンから注目曲をピックアップGil Scott-Heron & Jamie xxWagon ChristShawn Lee...

松浦俊夫|真夏の夜を楽しむためのサウンドトラック
松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月5日 オンエア真夏の夜を楽しむためのサウンドトラック日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は“真夏の夜は終わらない”をテーマに、気になる楽曲、注目の最新作をジャンルレスに集めました。Text by MATSUURA Toshio真夏の夜は終わらない!今回は、全36トラックというビート・アルバム『DR. NO'S Kali Tornado Funk』を発表し、間もなく来日も予定されているビート・メイカー、オーノーのブラックムーヴィーのサウンド・トラックのような作品で番組をスタート。...

松浦俊夫|清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン
松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月12日 オンエア清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は火照った東京をクールダウンしてくれる、とびっきり涼しい6作品をご紹介。Text by MATSUURA Toshio清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン今回は真夏の東京で過ごす皆さんに、音楽で少しでもクールダウンしてもらおうと、清涼感あふれる6つの作品を紹介しました。Brother Ah & The Sounds Of Awareness『Key to Nowhere』Fetsum...

松浦俊夫|夏の終わりはモダンなワールド・ミュージックとソウルを感じるビートとともに
松浦俊夫|from TOKYO MOON 9月2日 オンエア夏の終わりはモダンなワールド・ミュージックとソウルを感じるビートとともに日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、夏の終わりに聴きたいモダンなワールド・ミュージックとソウルを感じるビートをお届け。Text by MATSUURA Toshio夏の終わりに聴きたい音楽長年に渡り東京のクラブ・シーンでDJ、音楽プロデューサーとして活躍をつづけるKaoru Inoue。そんな彼の2年ぶりとなる新作『A Missing Myth』が、今月17日にリリースされます。彼の別名義...

MUSIC|沖野修也が新プロジェクト「KYOTO JAZZ SEXTET」をスタート
MUSIC|沖野修也の新プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』「KYOTO JAZZ SEXTET(キョウト ジャズ セクステット)」は、DJ/音楽プロデューサー・ユニット、「Kyoto Jazz Massive(キョウト ジャズ マッシブ)」が結成20周年を機に始動させた新プロジェクトだ。1960年代のブルーノートの新主流派モード・ジャズをモチーフに “ジャズの現在”を表現するアコースティック・ジャズ・ユニット。4月15日にデビューアルバム『MISSION』をリリースした。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)過去と現在を繋ぎ、その延長線上にあるジャズの明日を照らし出すメンバーは、「quasimode(クオシモード)」の平戸祐介、「DCPRG」や「菊地成孔ダブ・セプテット」などに参加する類家心平、「Mountain Mocha Kilimanjaro(マウンテン モカ キリマンジャロ)」の栗原健、「松浦俊夫 presents HE...

伊藤嶺花×尾花大輔|スピリチュアル対談(後編)
スピリチュアル対談 vol.11|N.ハリウッド 尾花大輔伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像「希望とよろこびの光をもたらすために今世を生きる王者」(後編)スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんの連載第11回目。ゲストに迎えたのはN.ハリウッドの尾花大輔さん。「メジャーになるべく生まれてきた」との伊藤さんの発言からつづく後編、いったい話はどの方向へ?仲間と一緒に作り上げていくプロセスを楽しむひと尾花 でもね、僕、利害関係がないひとたちと話すのは平気なんだけれども、ひとを束ねるのがすごく苦手なんですよ。伊藤 そんなことはないですけどね。束ねようと思わなければいいです。勝手についてくるから(笑)。もともと尾花さんは、ビジネスになってくるとひとと深く付き合っていくことが苦手なひと。お友達って呼べるようになるまでに、結構時間がかかると思うんですよ。でも1対1で向き合っていけるひとを、とにかくたくさん作っていくといいと思いますよ。そうすればコミュニケーションが簡単にとれるようになって、自然にまとま...

伊藤嶺花×N.ハリウッド 尾花大輔|スピリチュアル対談(前編)
スピリチュアル対談 vol.11|N.ハリウッド 尾花大輔伊藤嶺花が“視た”ゲストの肖像「希望とよろこびの光をもたらすために今世を生きる王者」(前編)さまざまなステージで活躍するクリエイターをゲストに迎え、スピリチュアル ヒーラーの伊藤嶺花さんが、ひとが発するエネルギーを読み解くリーディングと複数の占星術を組み合わせ、クリエイターの創造力の源を鑑定。現世に直結する過去生や、秘められた可能性を解き明かし、普段は作品の陰に隠れがちでなかなか表に出ることのない、クリエイター“自身”の魅力に迫ります。文=オウプナーズ写真=KADOI Tomo第11回めのゲストは、メンズファッションブランド、N.ハリウッドのデザイナーである尾花大輔さん。古着屋からキャリアをスタートさせ、2000年に自身のブランド「N.HOOLYWOOD(N.ハリウッド)」を設立、今や活動を海外にまで拡げている。対談前編では、まず自身の創作についてを中心に聞いた。伊藤・尾花 よろしくお願いします。伊藤 ふたりとも、名前に「花...

著者 伊藤嶺花が解説する、小説『シンクロニシティー』
現代人の幸せのヒントがここにある!著者 伊藤嶺花が解説する、小説『シンクロニシティー』著者 伊藤嶺花が解説する、小説『シンクロニシティー』現代人の幸せのヒントがここにある! 著者の伊藤嶺花が自ら解説する、小説『シンクロニシティー』とは。文=伊藤嶺花Photo by Jamandfixシンクロニシティー“意味ある偶然の一致”ユングが提唱する共時性のことメールやパソコンの発達によって情報摂取が便利になる一方で、人間本来の心をキャッチボールするコミュニケーションが少なくなってしまったように思います。人間は本来、他人との触れ合いによって、自分という存在を認識していく孤独な生き物。誰しも生まれた瞬間からちがう経験をし、さまざまな感情を抱き、異なる価値観を形成していく。それぞれが唯一無二の色と音を発している。十人十色だからこそ、多くのひとたちと分かち合い融合することで、新しく素晴らしい色になり、美しいハーモニーが生まれていく。誰に頼まれたわけでもなく、おなじ時代を生きるために自らが望んで選び、...

MOVIE|28歳の新鋭デイミアン・チャゼル監督が描く才能と狂気『セッション』
MOVIE|助演男優賞などオスカー3部門、サンダンス映画祭グランプリを受賞28歳の新鋭デイミアン・チャゼル監督が描く才能と狂気『セッション』名門音楽大学を舞台に鬼教師とドラマーとの狂気に満ちた師弟関係を描いた、28歳の新鋭デイミアン・チャゼル監督による『セッション』。今年のアカデミー賞で助演男優賞など3部門、さらに2014年のサンダンス映画祭のグランプリ、観客賞などに輝いた話題作が4月17日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほかで全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomi監督のトラウマが生み出した“音楽×心理スリラー”という新ジャンル撮影当時ほぼ無名だった28歳の映画監督デイミアン・チャゼルが、長編2作目でありながら、サンダンス映画祭で作品賞、観客賞のダブル受賞、さらにはアカデミー賞3部門という金字塔を打ち立てた『セッション』がついに日本上陸。じつは本作は、デイミアン・チャゼルの自伝的な物語。音楽の才能に恵まれた彼は、高校の名門バンドでジャズドラマーとして活躍して...

INTERVIEW|うじきつよし、小町渉が語る『ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか』
INTERVIEW|子供ばんど『ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか』発売記念うじきつよし×小町渉、アーティスト対談(1)圧倒的なライブパフォーマンスと高い演奏力で1980年代のロックシーンを席巻し、多くのミュージシャンに影響をあたえた、うじきつよし率いる「子供ばんど」。彼らは2011年から活動を再開させ、復帰後2枚目となるアルバム『ロックにはまだやれることがあるんじゃないのか』を5月5日(火・祝)に発売する。さらに今回は、迫力のコラージュ作品を武器にパリやロンドンなどで世界的な活動をおこなうアーティスト・小町渉が、ジャケットのアートワークで参加。ふたりの出会いからこのアルバムの制作秘話まで、話をうかがった。Photographs by ASAKURA KeisukeText by TOMIYAMA Eizaburoファーストコンタクトは少年期、世田谷区祖師谷にて ――まずはおふたりの出会いから教えていただけますか?「子供ばんど」のヴォーカル、ギターのうじきつよしうじきつよ...

MOVIE|天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの真実がいま明らかに『JIMI:栄光への軌跡』
MOVIE|天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの真実がいま明らかに伝記映画を超えた濃厚な人間ドラマ『JIMI:栄光への軌跡』ロックの歴史に〈最も偉大なギタリスト〉として名を残した男、ジミ・ヘンドリックス。彼の伝説の黄金期を描いた映画『JIMI:栄光への軌跡』が4月11日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu駆け上がるスターダムへの道、その裏側の人間関係にも迫る音楽通ならずとも一度は耳にしたことのある伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。無名のバックミュージシャンが如何にしてスターダムへと駆け上っていったのか。彼にとって人生最大の転機となった1966年〜67年、イギリスデビューを果たした2年間を描き出す。メガホンをとったのは『それでも夜は明ける』でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリー。本作が彼にとって長編2作目となり、脚本も手がけている。本作で焦点を当てたのは、ジミの才能を見出したローリング・スト...