音楽
「音楽」に関する記事
MUSIC|チック・コリア新ユニット「THE VIGIL」ライブに3組6名ご招待
MUSIC|「ブルーノート東京」でのライブに3組6名ご招待!チック・コリアの新ユニットは、メンバーに注目 天才ピアニスト、チック・コリアが新ユニット「THE VIGIL(ザ・ヴィジル)」とともにブルーノート東京に登場!――これまでアコースティックなジャズのステージが多かったチック・コリア公演だが、今回は、若手ミュージシャンを多く起用し、サウンド的にもエレクトロニック色がより強くなった、とても興味深いプロジェクトのライブに、OPENERS読者3組6名をご招待!Text by KAJII Makoto (OPENERS)天才ピアニストが若手実力派メンバーとともに、ニューアルバムを携えて来日チック・コリアが年齢や経験に関係なくメンバーを選び、あらたな技術、新鮮なインプロヴィゼーションを盛り込んだサウンドを指向する“既成概念を打ち破るユニット”ザ・ヴィジルとともに、ブルーノート東京に戻ってくる!メンバーは、ロイ・ヘインズの孫としても知られるマーカス・ギルモアはじめ、“ライジング・サン”こと...
INTERVIEW|Open Reel Ensemble × artlless代表 川上俊 スペシャル対談
INTERVIEW|Open Reel Ensemble×artlessスペシャル対談メディアアートと音楽をシームレスにつなぐ新時代アーティスト(1)ステージ上の4台のオープンリール式テープレコーダー。5人の若者があらわれ、前代未聞のショウがはじまる。オープンリールに記録されたメディアは、新しいグルーブをともなって再生されていく── 結成からわずか3年ながら、圧倒的なパフォーマンスで世界中を熱狂させているOpen Reel Ensemble(オープンリールアンサンブル)。来たる9月8日(土)には、渋谷WWWにてワンマン公演を行う予定だ。メンバーの和田永さん、吉田悠さんと、6月27日にリリースされた1stアルバム『Open Reel Ensemble』のアートワークを手がけたartlessの川上俊さんとの、三者の対談をお届けする。Photographs by JAMANDFIXText by IWANAGA Moritoデビューアルバム製作までの経緯――デビュー前から面識があったとい...
INTERVIEW|東京公演直前、マット・ビアンコインタビュー
INTERVIEW|世界中を回ったツアーから得たもの。それがマット・ビアンコを創っている公演直前のマット・ビアンコを、ロンドンでキャッチ!ラテン、ファンク&ジャズ! ハイセンスでダンサブルなサウンドを生み出しつづけるU.K.の人気グループ、マット・ビアンコをロンドンでインタビュー。音楽のことやファッションのことなど、小粋な二人がその思いを語ってくれた。ブルーノート東京での公演は7月1日(火)から3日(木)まで開催される。text by Takakuraメジャーデビュー30周年を記念して来日!――最近はどんな音楽活動を?マーク・フィッシャー(以下マーク・F)ツアーで忙しいね。オランダの「ビッグバンドジャズ・オーケストラ・オブ・ザ・コンセルトヘボウ」とツアーしたんだけど、ステージに30人くらい上がって迫力があったね。マーク・ライリー(以下マーク・R) そのほかにもこのロンドンでの公演の後、スイス、日本とつづいてスペイン、それにカリブ海のボネール島でのライブがあって楽しみだね。――ツアー...
MUSIC|オーチャードホールにて『高橋幸宏 60th Anniversary Live』開催
MUSIC|国内外の豪華な出演者が高橋幸宏の還暦を祝う!オーチャードホールにて『高橋幸宏 60th Anniversary Live』開催今年6月6日の誕生日に還暦を迎えた高橋幸宏。彼が参加するユニットをはじめ、小原礼や小山田圭吾ら豪華アーティストが参加する『高橋幸宏 60th Anniversary Live』が12月22日(土)、Bunkamuraオーチャードホールで開催される。Text by YANAKA TomomiSketch Showが2003年以来、9年ぶりに復活今年60歳を迎え、還暦記念のリリースがつづく高橋幸宏。8月には国内外12組のアーティストが参加したキャリア初となるトリビュート・アルバム『RED DIAMOND ~Tribute to Yukihiro Takahashi』がリリースされ、さらに15年ぶりとなる新刊『心に訊く音楽、心に効く音楽 -私的名曲ガイドブック-』を上梓した。そして、“還暦イヤー”を締めくくるべく開かれるのが『高橋幸宏 60th Ann...
BOOK|高橋幸宏による名曲ガイド『心に訊く音楽、心に効く音楽』
BOOK|世界を魅了した音楽家による幸福な名曲との出合い高橋幸宏によるポップミュージックの名曲ガイド『心に訊く音楽、心に効く音楽』音楽家・高橋幸宏氏による「私的名曲ガイドブック」と銘打った『心に訊く音楽、心に効く音楽』がPHP新書から発刊された。Text by YANAKA Tomomi名曲「ライディーン」などの制作秘話も高校時代からスタジオミュージシャンとして活躍した高橋幸宏氏は、1972年に加藤和彦氏率いるサディスティック・ミカ・バンドにドラマーとして加入。1978年、細野晴臣氏、坂本龍一氏とともにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成し、国内外の音楽はもちろんのこと、あらゆるアートシーンともリンクし、圧倒的な影響を残すも1983年に「散開」した。また、ソロアーティストとしても活躍する彼は、1978年の『Saravah!』以来、2009年の『Page By Page』までに通算22枚のオリジナル・アルバムを発表するとともに、THE BEATNIKS、SKETCH SH...
松浦俊夫|音楽好きのためのカラフルな30分
松浦俊夫|from TOKYO MOON 10月21日 オンエア音楽好きのためのカラフルな30分日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は、ジャンルを超えた音楽好きのための楽曲たちをお届けしました。Text by MATSUURA Toshio音楽好きのためのカラフルな30分今回のオープニングを飾ったのは、北欧フィンランド・ヘルシンキのジャズ/フュージョン・バンド、ヴィニール・ジャムのリーダーでサックス奏者のアンドレソロンコによる、メロウなAOR/ジャズファンク・ナンバー「I Recall」でした。つづいて、11月に来日公演が...
MUSIC│akiko真骨頂のエッジィでキュートなジャズアルバム
MUSIC|往年の名曲カバーを収録したジャズアルバムakiko『Rockin' Jivin' Swingin'』ジャズシンガーのakikoが1940年代、50年代のスウィングやジャイブの名曲を集め、セルフプロデュースしたアルバム『Rockin' Jivin' Swingin'』を2月4日にリリースした。Text by YANAKA Tomomiさまざまなミュージシャンと共演して作り上げた世界観ジャズシンガーとしてのみならず、ファッションやライフスタイルをリードし、女性たちの支持を集めてきたakiko。そんな彼女が、昨年8月にリリースされた『JAZZ ME NY』以来となる21枚目のアルバムを発売した。本作では、彼女が往年の名作をみずからセレクト。演奏陣には21人編成のビッグバンド「ジェントル・フォレスト・ジャズバンド」や、国内ヴィンテージ・ミュージックのシーンを代表する「ブルームーン・カルテット」など、さまざまなミュージシャンと共演し、楽曲を作り上げた。また、女性コーラスグループ「...
kizunaworld.org|現代音楽作曲家の藤倉大氏の書き下ろし楽曲『unbroken music-box』を追加
Kizunaworld.org現代音楽作曲家 藤倉 大氏の楽曲を追加国籍を越えた多くのアーティストたちが楽曲を提供することで、東日本大震災の被災地を支援するプロジェクト「kizunaworld.org」。あらたに現代音楽作曲家の藤倉大氏による楽曲『unbroken music-box』が9月12日、追加される。文=谷中朋未希望への想いが込められた1曲坂本龍一氏やメディアクリエイターの平野友康氏が発起人となり、被災地を長期的に支援していこうと立ち上げられた「kizunaworld.org」。寄付をするとプロジェクトの趣旨に共鳴した世界的なアーティストから提供された作品をダウンロードできるという仕組みだ。毎月あたらしい作品が発表されており、藤倉氏の作品で12作品めとなる。1977年大阪生まれの藤倉氏は、オーストリアの国際ウィーン作曲賞をはじめ、芥川作曲賞など数かずの著名な賞を受賞している注目の若手現代音楽作曲家だ。近年、世界を代表するアンサンブルやオーケストラから多数の委嘱を受けるなど...
INTERVIEW|坂本龍一氏インタビュー 教授、kizunaworldを語る
INTERVIEW|坂本龍一氏インタビュー教授、kizunaworldを語る(1)坂本龍一氏が、メディアクリエイター 平野友康氏とともに立ち上げた、東日本大震災の被災地復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」。坂本氏とゆかりのあるさまざまなアーティストから作品提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に被災地の復興に充てていくというものだ。医療、子ども、食料、住宅、エネルギーという5つのテーマをもうけ、それぞれのテーマに取り組んでいる5つの団体に寄付するというスキームが特徴である。すでに16人のアーティストによる12の作品が展開されている同プロジェクトについて、立ち上げるにいた経緯から参加アーティスト、そしてこれからについて聞いた。Text by OPENERSPhoto by JAMANDFIX奈良美智さんの作品も登場──震災から約2カ月後の5月にkizunaworld.orgを立ち上げられるわけですが、そこにいたる経緯、心境をお聞かせ下さい。坂本 震...
松浦俊夫|ベスト・オブ・2013 パート2
松浦俊夫|from TOKYO MOON 12月8日 オンエアベスト・オブ・2013 パート2DJ松浦俊夫による、大人のための音楽番組『TOKYO MOON』。日曜の夜23:30から、InterFM 76.1MHzにてオンエア中です。世界中から選りすぐった“フレッシュ”な音楽や、大人の知的好奇心を刺激するトピックスをご紹介。ここではオンエアされたばかりの内容を振り返ります。アーティストについて深く掘り下げたり、関連した楽曲を紹介したり、さらにはその曲が購入できたりと、『TOKYO MOON』を目と耳で楽しむ連載です。2週にわたってお届けしているベスト・オブ・2013。今週は、心に響くエモーショナルな楽曲をまとめて紹介します。 Text by MATSUURA Toshioパート1「メロウ編」はこちらベスト・オブ・2013――パート2はエモーショナル編前回に引き続き、今年オンエアした楽曲のなかから特に印象に残ったものを再構築して紹介します。今回はダンス、ジャズ、ワールド、そしてソウル...
INTERVIEW|松浦俊夫 presents HEX|世界基準のミニマルジャズ(前編)
INTERVIEW|東京から世界へ老舗レーベル「ブルーノート」が送り出す、プロジェクト“HEX”とは?世界基準のミニマルジャズ(前編・1)2014年に創立75周年を迎えるジャズ・レーベルのブルーノートが、プロジェクト「松浦俊夫 presents HEX」を立ち上げた。その中核は、U.F.O.、そしてDJとして世界で活躍してきた松浦俊夫。そこに打ち込みから、生演奏までこなす気鋭の鍵盤奏者、佐野観。SOIL&"PIMP"SESSIONSのドラマー、みどりん。ジャズピアニスト、伊藤志宏。職人ベーシスト、小泉P克人が参加し、さらにzAkがエンジニアを務めると言う豪華布陣で、東京から世界へ向けて、ブルーノートとしてのあらたなサウンドを提示する。そのプロジェクトについて、サウンドについて、松浦俊夫が語ってくれた。Interview & Text by NAGIRA MitsutakaPhotographs by Mari Amita――HEX誕生の瞬間いまの先にある音を探して(...
MUSIC|「松浦俊夫 presents HEX」がデビュー
MUSIC|東京発の“現在進行形ジャズ”で世界を魅了「松浦俊夫 presents HEX」がブルーノートからデビューOPENERSでもおなじみの、DJ松浦俊夫がプロデューサーとなり、4人のミュージシャンとともに贈る新プロジェクト「HEX(ヘックス)」のデビューアルバム『HEX』が、ジャズの名門レーベル、ブルーノートからリリースされた。著名ミュージシャンも大きな賛辞を贈る、東京発の“現在進行形ジャズ”のサウンドとは――。Text by YANAKA Tomomi中納良恵(EGO-WRAPPIN')をはじめとするヴォーカリストが国内外から参加1990年代から日本のクラブシーンを牽引し、“ジャズ”を踊る音楽として日本から発信しつづけてきた松浦俊夫。彼が指揮し、来年、創立75周年を迎えるジャズ・レーベル、ブルーノートからデビューしたのがHEXだ。六角形(ヘキサゴン)の略称であると同時に「魔法をかける」という意味をもつ新プロジェクトには、ソングライター/キーボーディストの佐野観、SOIL &...
松浦俊夫|ベスト・オブ・2013 パート1
松浦俊夫|from TOKYO MOON 12月1日 オンエアベスト・オブ・2013 パート1DJ松浦俊夫による、大人のための音楽番組『TOKYO MOON』。日曜の夜23:30から、InterFM 76.1MHzにてオンエア中です。世界中から選りすぐった“フレッシュ”な音楽や、大人の知的好奇心を刺激するトピックスをご紹介。ここではオンエアされたばかりの内容を振り返ります。アーティストについて深く掘り下げたり、関連した楽曲を紹介したり、さらにはその曲が購入できたりと、『TOKYO MOON』を目と耳で楽しむ連載です。今週は、今年1年オンエアした楽曲のなかから選りすぐりの15曲を紹介します。Text by MATSUURA Toshioパート2「エモーショナル編」はこちらベスト・オブ・2013――パート1はメロウ編変わらない音楽不況のなか、それでも今年もたくさんの素晴らしい楽曲がリリースされました。オンエアした楽曲のなかから特に印象に残ったものを、今回と次回の2週にわたって再構築して...
MUSIC|ジャズの動画コンテスト『ダイナース・クラブ ソーシャル ジャズ セッション2013-14』
MUSIC|優秀者にはブルーノート東京でリー・リトナーら豪華アーティストとの夢の共演も!ジャズの動画コンテスト『ダイナース・クラブ ソーシャル ジャズ セッション2013-14』ダイナースクラブカードを発行するシティカードジャパンは、ジャズの動画コンテスト『ダイナース・クラブ ソーシャル ジャズ セッション2013-14』を4年ぶりに開催。2月11日(火・祝)まで、ジャズの演奏する動画を受け付ける。 Text by YANAKA Tomomi専用サイトでは投稿された動画の視聴、投票も2009年から2010年に開催され、好評を博した動画コンテストが『ダイナース・クラブ ソーシャル ジャズ セッション2013-14』が4年ぶりにかえってきた。今回は「PLAY YOUR NOTE あなたの JAZZが響き渡る場所。」をテーマに開催される。ジャズプレイヤーは、楽器を演奏した動画を投稿。視聴者投票をはじめ、雑誌『スイングジャーナル』の元編集長で現在『JAZZ JAPAN』の編集長を務め...
MUSIC|名バリトン、多田羅迪夫退任記念演奏会 開催
MUSIC|日本を代表する名バリトンが東京藝術大学教授を定年退任多田羅迪夫退任記念演奏会 開催東京藝術大学では1982年より非常勤講師を務め、1990年に准教授、2000年に教授となり、オペラ科主任、声楽科主任、藝術活動推進委員会委員長などを歴任。オペラ、歌曲はもとより、オラトリオの演奏にも大きな実績を誇り、日本を代表する名バリトン歌手の多田羅迪夫(たたらみちお)氏が、東京藝術大教授を定年退任する。退任を記念して、3月20日(木)に東京藝術大学奏楽堂にて、「多田羅迪夫退任記念演奏会」が開催される。 Text by KAJII Makoto (OPENERS)入場申し込み〆切は2月17日(月)現在、東京二期会オペラ企画委員長などの要職のほか、さまざまな審査員や合唱団の音楽監督、二期会オペラ研修所でも後進の育成に尽力している多田羅迪夫氏。「今後は大学常勤の拘束を解かれた時間を、ドイツリートやコンサート、オペラなど自らの演奏活動のさらなる充実にも費やしてゆきたい。次世代へ継承してゆ...