松浦俊夫|清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン
Lounge
2015年4月20日

松浦俊夫|清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン

松浦俊夫|from TOKYO MOON 8月12日 オンエア

清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン

日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、おとなたちの至福のとき。そんな時間をさらに豊かにするのが、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』――。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激するおとなのためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて24時からオンエア。ここでは、毎週放送されたばかりのプログラムを振り返ります。今週は火照った東京をクールダウンしてくれる、とびっきり涼しい6作品をご紹介。

Text by MATSUURA Toshio

清涼感溢れる楽曲で東京をクールダウン

今回は真夏の東京で過ごす皆さんに、音楽で少しでもクールダウンしてもらおうと、清涼感あふれる6つの作品を紹介しました。

Brother Ah & The Sounds Of Awareness
『Key to Nowhere』

Fetsum 『The Colors Of Hope』

Cassandra Wilson 『Another Country』

サン・ラのバンド・メンバーとして知られ、ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピー、ドナルド・バードなど、ジャズ界における数多くのビッグネームと共演してきたフルート&フレンチ・ホーン奏者の“ブラザー・アー”ことロバート・ノーザン。番組冒頭では、彼の1983年のカルト・アルバムから、カリンバとベリンバウがとても心地よい楽曲「Sekou」をお届けしました。つづいて、アフロ・ジャーマンの新鋭シンガー・ソングライター、フェットサムによるアフロ・フォーク「Letters From Damascus」、長きに渡り、強いオーラを発する孤高の女性ジャズ・ヴォーカリスト、カサンドラ・ウイルソンの最新作など、前半はスピリチュアルなムードでお送りしました。

Paulinho Da Costa 『Happy People』

Al Johnson 『Back For More』

Natalie Cole & Peabo Bryson
『We're The Best Of Friends』

後半は、AORを代表するヴォーカリスト、マイケル・フランクス、そしてブラジル人パーカッショニスト、パウリーニョ・ダ・コスタが、元シカゴのビル・チャップリンをフィーチャーしたラテン・テイストのナンバー「B'wana-he No Home」へとつづき、いやがおうにもテンションは上がります。そこで、アーバン・ソウルの名手、ノーマン・コナーズがプロデュースを手がけた、ソウルヴォーカリスト、アル・ジョンソンの溜めの効いたリズムがセクシーなミディアム・テンポ「Tonight's The Night For Love」を。最後に、ナタリー・コールとピーボ・ブライソンのデュエットによる、ボビー・コールドウェルの「What You Won't Do For Love」で、メロウに番組は幕を閉じていきました。

REVIEW|TRACK LIST

01. Brother Ah & The Sounds Of Awareness / Sekou (Ikef)
02. Fetsum / Letters From Damascus (Sonar Kollektiv)
03. Cassandra Wilson / Olomuroro (E1 Music)
04. Michael Franks / B'wana-he No Home (Warner Bros.)
05. Al Johnson / Tonight's The Night For Love (Columbia)
06. Natalie Cole & Peabo Bryson / What You Won't Do For Love (Capital)

TOKYO MOONは休むことなく毎回素敵な音楽を皆さんにご紹介していきます。
それでは短い夏の日を楽しんで下さい!

松浦俊夫『TOKYO MOON』

毎週日曜日24:00~24:30 ON AIR
Inter FM 76.1MHz

『TOKYO MOON』へのメッセージはこちらまで
moon@interfm.jp

Inter FM 76.1MHz
www.interfm.co.jp

           
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