酒
「酒」に関する記事

INTERVIEW|グレイグースで、極上のカクテルを
GREY GOOSE|グレイグースグレイグースで、極上のカクテルを(1)ウルトラ・プレミアム・ウォッカを標榜するのが、フランスのグレイグース。特徴は、フランス産高級小麦を100パーセント使用していること、コニャック地方で製造されること、濾過を最小限にとどめて味わいを残していること、などがあげられ、高級ウォッカの代表格として熱い支持を集めている。今回、世界中の映画祭やパーティーなどで独創性あふれるカクテルをふるまうディミトリ・レジンスカ氏が、その魅力を語った。文=小川フミオ写真=門井 朋グレイグースを中心に広がる、高級ウォッカの新潮流高級ウォッカは日本でもじわじわと人気が広がっている。欧米のレストランでは食後酒としてウォッカを出すところが多い。日本のレストランでもウォッカに注目。消化を助け、気分をさわやかにする、ということで最後にウォッカをふるまう店もある。もちろんカクテルベースとしてもウォッカは魅力的な酒だ。グレイグースを扱うバーでは「飲みやすく、アルコール感もあり、カクテルベース...

Blue Note Tokyo|オリジナルカクテルプレゼント“YUKATA de JAZZ”
Blue Note Tokyo|ブルーノート東京オリジナルカクテルのプレゼントキャンペーン、スタート!この夏は“YUKATA de JAZZ”夏の夜には浴衣でJAZZを――ブルーノート東京の対象公演に浴衣や着物(和装)で出かけるとオリジナルカクテルがプレゼントされるキャンペーン“YUKATA de JAZZ”が、7月22日(日)から9月2日(日)まで開催される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)2012夏のスペシャル企画! 艶姿でジャズ・ナイトブルーノート東京はオリジナルカクテルにも定評があり、公演では出演ミュージシャンが監修するオリジナルカクテルが楽しめるなど、音楽とともに夜を演出してくれる。7月22日(日)から9月2日(日)まで開催される“YUKATA de JAZZ”対象公演は、チケットが売り出されると同時にソールドアウトの上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト(7月24・25日)や、大御所ラリー・カールトン・カルテット(7月28~31日)、JUJU(...

EVENT|本格カクテルを楽しみつくせ!
カクテルフェスタ2012本格カクテルを楽しみつくせ!「サントリー ザ・カクテルアワード」最終選考会の模様や、本格的なカクテルの作り方を指南してくれるカクテルセミナーなどの催しが満載のイベント「カクテルフェスタ2012」が、10月19日(金)、20日(土)に東京国際フォーラムにて開催される。 Text by SUGIURA Shu(OPENERS)名バーテンダーによるカクテル作り指南も「サントリー ザ・カクテルアワード」は、サントリーがバーテンダーを対象に1994年より開催しているイベントだが、今回はより多くの人にカクテルを楽しんでもらおうという趣旨で、「カクテルフェスタ2012」を初開催。 「サントリー ザ・カクテルアワード」の最終選考会を観覧できるほか、18時以降の「カクテルナイトパーティー」では、「サントリー ザ・カクテルアワード2012」受賞者によるカクテルショーや、世界トップレベルのバーテンダーによるパフォーマンスが楽しめる。 また、「本格カクテル体験」では、入場チケット付...

JIMMY CHOO|スペシャルカクテルが楽しめるイベント
JIMMY CHOO|ジミー チュウジミー チュウのコレクションが特製カクテルに変身スペシャルカクテルが楽しめるイベントを表参道にて開催2014年クルーズ・コレクションの発売を記念して、このコレクションから着想を得たスペシャルカクテルが楽しめるイベントを、12月5日(木)から12月11日(水)まで表参道のラウンジレストラン「モントーク」にて開催する。Text by KUROMIYA Yuzuカラフルで遊び心に溢れたコレクションの雰囲気を表現2014年クルーズコレクションのテーマは「カクテル」。色とりどりのリキュールやフルーツ、夜の街に繰り出すわくわく感を表現した、カラフルで遊び心溢れるアイテムを豊富に展開する。今回そのテーマにちなみ、表参道のラウンジレストラン「モントーク」とコラボレーション。2014年クルーズ・コレクションのアイテムをイメージしたスペシャルカクテルが楽しめるイベントを開催する。期間中は外観、店内ともにジミー チュウのイメージで装飾。コースターやナプキンも特別にデザ...

EVENT|ジム・ジャームッシュ監督最新作公開記念カクテルパーティー
EVENT|ジム・ジャームッシュ監督最新作公開記念カクテルパーティー「CHRISTMAS WITH VAMPIRES COCKTAIL PARTY」開催NY発の“紳士の館”として青山で人気の「フリーマンズ スポーティング クラブ 東京」では、ジム・ジャームッシュ監督最新作『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』公開を記念して、12月20日(金)にフリーマンズ スポーティング クラブ 東京にて一夜限りのカクテルパーティー「クリスマス・ウィズ・バンパイアズ」を開催する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)血液カクテルにインスパイアされたスペシャルカクテルを提供米インディペンデント映画界の最大の巨匠ジム・ジャームッシュが描くエレガントな吸血鬼のラブ・ストーリー『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』。独特のオフビート感で、永遠の命をもつ吸血鬼のカップル、アダム(トム・ヒドルストン)とイヴ(ティルダ・スウィントン)の孤独と闇の世界にしか生きられない日常をユーモラ...

EVENT|カクテル、音楽、エンターテインメントを堪能できる2日間限りの祭典
EVENT|カクテル、音楽、エンターテインメントを堪能できる2日間限りの祭典ウイスキー、カティサークのポップアップ・バー「カティカーゴ」世界で活躍するバーテンダーを招き、音楽やエンターテインメントを詰め込んだ、ブレンデッドウィスキー「カティサーク」の魅力を伝えるポップアップ・バー「カティカーゴ」。9月20日(土)、21日(日)に東京ドームシティ プリズムホールで開催される『Tokyo International BarShow+WHISKY LIVE2014』にお目見えする。Text by YANAKA TomomiNYやロンドン、東京の有名バーテンダーが生み出す最先端カクテル1923年にロンドンで誕生したカティサーク。マッカランを中心にグレンロセスなど、ウイスキーの名産地スコットランド・スペイサイド地方のモルトを主に使用したまろやかで上質な味わいが特徴だ。これまで濃いカラメル着色のウイスキーがスタンダードだったのに対し、カティサークは過度の着色をしないウイスキーとして開発。当時、...

EVENT│「シーバスリーガル」が開催したカクテルコンペティション
EVENT│日本人バーテンダー、漆戸正浩氏と中村充弘氏が出場!スコッチウィスキー「シーバスリーガル」が開催した国際コンペティションスコッチウィスキーの「シーバスリーガル」が、7月にニューヨークでカクテルを作るコンペティション「ザ・シーバス・リーガル」を初めて開催した。アメリカ代表として出場したバーテンダー、漆戸正浩氏が優勝し、初代”シーバスマスター”の栄冠に輝いた。Text by MURAMATSU Ryo(OPENERS)世界各国のローカル大会を勝ち抜いた、13名が決勝に進出「ザ・シーバス・リーガル」は、次世代のクラシックカクテルの探求”Timeless Luxury”をテーマに、イギリスやアメリカ、ドバイ、日本、中国など13の国と地域でローカル大会を開催。スコッチウィスキー「シーバスリガール」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージした4種類のカクテルを創作し、それぞれ各1名の代表が選出された。優勝した漆戸正浩氏は、アメリカ大会を勝ち抜いたニューヨークの「Sa...

EAT|メルセデス・ベンツ ファッションウィークに合わせコラボカクテルを展開
EAT|エルダーフラワーのリキュール「サンジェルマン」など用いたカクテルブランドとのコラボレーションカクテルを3月12日(木)から、メルセデス・ベンツ ファッションウィーク 東京で提供3月末に発売されるエルダーフラワーのリキュール「サンジェルマン」を使ったカクテルなどが3月12日(木)から22日(日)、東京・渋谷ヒカリエと六本木のメルセデス・ベンツ コネクションのレストランで提供される。Text by MATSUOKA Wutami(OPENERS)「ハナエモリ」、「クリスチャンダダ」など4ブランドのカクテルもオリジナルカクテルが提供されるのは、「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(MBFWT)」の「Cocktail Runway vol.5」。エルダーフラワーをもちいたリキュール「サンジェルマン」を使用した「MBFWTオフィシャルカクテル」のほか、MBFWTに参加する4ブランドのデザイナーが、サンジェルマンやスパークリングワイン「マルティーニ」など、バカルディブラン...

EAT|極上のカクテル「マンハッタンマルガリータ」上陸
EAT|極上のカクテル「マンハッタンマルガリータ」上陸10月5日(日)、「原宿ROCKET」でレセプションイベント開催カリフォルニアのビーチリゾートで愛されつづける秘伝のカクテル「マンハッタンマルガリータ」。日本での本格展開を前にその極上カクテルを楽しめるイベントが10月5日(日)に開催される。Text by OPENERSマンハッタンビーチで愛されつづける“マンハッタンマルガリータ”とは?カリフォルニアでも有数のビーチリゾート、マンハッタンビーチで愛されつづけている「マンハッタンマルガリータ」。この地に住む人びとが最高な気持ちでその日を終えられるように長年磨かれつづけたカクテル。2015年の日本での本格的な一般販売を前に、今夏よりマンハッタンマルガリータをフィーチャーしたイベントが日米同時に始動している。今夏のローンチパーティ以降、「麻布十番納涼祭り」やアメリカ西海岸発のセレクトショップ「ロン ハーマン」が手がけている「RHカフェ二子玉川」でのコラボ、ハイエンド・エンターテイメン...

EAT|新幹線開業を記念し、北陸をカクテルで味わうイベントが3月15日(日)から開催
EAT|北陸新幹線開業を記念して3月15日(日)~5月31日(日)開催マンダリン オリエンタル 東京で北陸にちなんだオリジナルカクテルを味わう北陸新幹線の開業を記念し、「マンダリン オリエンタル 東京」37階のマンダリンバーで3月15日(日)から5月31日(日)まで、北陸にインスピレーションを得たオリジナルカクテルなどを提供する「Taste of Japan~ニッポンを味わう~北陸編」が開催される。Text by HAMADA Maasru (OPENERS)オリジナルカクテルを重要無形文化財の輪島塗で楽しむ日本の文化や伝統を国内外に広く伝えることを目的に、マンダリン オリエンタル 東京が、全国の郷土の味や名産に注目し期間限定で展開している企画「Taste of Japan~ニッポンを味わう~」。北陸新幹線の長野―金沢間が3月14日(土)に開業することを記念して開催される「Taste of Japan~ニッポンを味わう~北陸編」では、マンダリンバーのマネージャーの栗原幸代が北陸地方...

EAT|食事も楽しめるコミュニティバー「UA BAR」オープン
EAT|ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館1階に誕生した“大人の男女が集う場”食事も楽しめるコミュニティバー「UA BAR」オープン今年創業25周年を迎えるユナイテッドアローズが、ユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館1階に「UA BAR」をオープン。1992年の原宿本店オープンより多くの人に親しまれてきた「UA CAFÉ」が、内装やドリンクメニュー、フードメニュー、営業時間、ロゴデザインを大幅にリニューアルして、あらたなスタートをきった。Text by KAJII Makoto (OPENERS)自由なスタイルで楽しめるコミュニティバー誕生「UA BAR」のコンセプトやドリンクメニュー監修は、1963年にノルウェー・オスロで創業した老舗のコーヒーバー「FUGLEN(フグレン)」が担当。世界最高クラスのコーヒーとオーセンティックなカクテルを、クラシックかつマスキュリンな空間で楽しめる。フグレンは「世界で最高。飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり」とNYタイ...

EAT|恵比寿ガーデンプレイスに限定屋外バー「BOMBAY SAPPHIRE BLUE OASIS BAR」
EAT|キーワードは「蒼」――屋外で映画を観ながらカクテルを楽しむ恵比寿ガーデンプレイスにオープン「BOMBAY SAPPHIRE BLUE OASIS BAR」世界No.1のプレミアムジン、ボンベイ・サファイアを使った屋外バー「BOMBAY SAPPHIRE BLUE OASIS BAR」が、7月28日(土)から8月26日(日)まで、恵比寿ガーデンプレイス内のセンター広場にオープンする。Text by IWANAGA Moritoスターライトシネマ2012開幕! 都会のブルーオアシスへ「BOMBAY SAPPHIRE BLUE OASIS BAR」は、7月28日(土)~8月26日(日)の毎週土・日曜に映画を無料上映するイベント「スターライトシネマ2012」の開催期間中に、限定で開かれる屋外バーだ。「都会のブルーオアシス」をテーマに、鮮やかなサファイアブルーにライトアップされたセンター広場。平日は都会の涼しげな風を感じながら、土・日曜は海、空、宇宙などの美しい自然の「蒼」をキーワー...

EAT|六本木ヒルズに“刺激的”なバー「TUSK」オープン
EAT|多彩なカクテルやエレガントな空間、DJスペースなどを擁する大人の社交場六本木ヒルズに“刺激的”なバー「TUSK」オープンバー「TUSK(タスク)」が六本木ヒルズにオープン。DJスペースやVIPエリアなど刺激的な空間は六本木のあらたな社交場となりそうだ。Text by YANAKA Tomomi料理はメキシコ風のアメリカ料理「テックスメックススタイル」がコンセプト一歩足を踏み入れると、そこにはセントラルニューヨークやロンドンなどを彷彿とさせる、シックで洗練された空間が広がる。英語で象牙を意味する「TUSK」という名は、1979年にロックバンド「フリートウッドマック」がリリースしたアルバム名に由来するもの。収録された楽曲のビートのように、ソリッフォクラシックで幅広い年齢層に親しみやすい存在になれるように、さらに象牙のような“強さ”をコンセプトに名づけられた。店内にはライムストーンの壁にマッチしたフランス人家具デザイナー、ジャン・プルーヴェの名作スツールなど木製家具を設置。あたた...

連載・和醸和楽|第41回 酒造りは米づくりから『泉橋酒造』
全国でも珍しい、酒米の栽培から醸造まで一貫しておこなう栽培醸造蔵酒造りは米づくりから『泉橋酒造』泉橋酒造は、江戸時代の安政4年に現在の神奈川県海老名市で創業しました。江戸から大山詣で人びとが向かった大山街道(現在の国道246号線)近くの造り酒屋としてはじまったようです。神奈川県海老名市は近年ベットタウンとしても人気がありますが、都市空間と田園空間の程よく調和する美しい町です。文・写真=和醸和楽私たちの酒造とは現在の弊社は、「酒造りは米づくりから」の信念のもと、自社栽培の酒米、地元契約栽培の酒米の栽培から、精米、そして、醸造まで一貫しておこなう全国でも珍しい栽培醸造蔵です。太陽と大地の恵みをいっぱいに受けて育まれ信頼ある米を丁寧に仕込む、それが私たちの酒造りです。「いづみ橋」を囲みながら仲間同士で話が弾み、杯を重ねていた……そんな心地よく酔える酒を目指しています。さがみ酒米研究会いづみ橋では、地元の酒米生産者、JA、農業技術センターさんのお力をお借りして「さがみ酒米研究会」という酒米...

連載・和醸和楽|第42回 生み出される酒の一滴一滴に魂を込める『高木酒造』
早くも23BY(酒造年度)に向けて始動しはじめた『十四代』生み出される酒の一滴一滴に魂を込める『高木酒造』20年あまりの私の酒造りキャリアのなかでも、“22BY(酒造年度)”は忘れられないモノとなりました。文・写真=和醸和楽音のない空間から、発酵をつづける酵母の音昨年の夏の暑さで、酒米は高温障害の影響で堅いお米となり、どの蔵元さんも酒を醸すなかでご苦労をされたことと思います。私の蔵も例外ではなく、お米の特性を把握するまでに苦労をしました。そんななかでも順調に仕込みは推移し、ゴールが見えてきた矢先の大地震……。揺れは大きかったものの、建物やお酒の被害はありませんでしたが、電気が途絶え、酒造りにとっては大きな痛手を被りました。丸3日間、電気のないなかでの仕込みがつづきました。どんなことがあっても途絶えることだけはないようにと、酒を造りつづけることに心血を注ぎました。真っ暗な仕込蔵に入ったときのことです。音のない空間から、発酵をつづける酵母の音が聞こえてきました。「プツプツ……プツプツ」...