EVENT│「シーバスリーガル」が開催したカクテルコンペティション
EVENT│日本人バーテンダー、漆戸正浩氏と中村充弘氏が出場!
スコッチウィスキー「シーバスリーガル」が開催した国際コンペティション
スコッチウィスキーの「シーバスリーガル」が、7月にニューヨークでカクテルを作るコンペティション「ザ・シーバス・リーガル」を初めて開催した。アメリカ代表として出場したバーテンダー、漆戸正浩氏が優勝し、初代”シーバスマスター”の栄冠に輝いた。
Text by MURAMATSU Ryo(OPENERS)
世界各国のローカル大会を勝ち抜いた、13名が決勝に進出
「ザ・シーバス・リーガル」は、次世代のクラシックカクテルの探求”Timeless Luxury”をテーマに、イギリスやアメリカ、ドバイ、日本、中国など13の国と地域でローカル大会を開催。スコッチウィスキー「シーバスリガール」の誕生から今日に至るまでの年代を4分割し、各時代をイメージした4種類のカクテルを創作し、それぞれ各1名の代表が選出された。
優勝した漆戸正浩氏は、アメリカ大会を勝ち抜いたニューヨークの「Saxon + Parole」のバーテンダー。日本からは、ザ・ペニンシュラ東京の「Peterバー」の中村充弘氏が代表として出場。日本人の実力を見せる大会となった。
グローバルファイナルは、ニューヨークが舞台
7月14日と15日に、ニューヨークにファイナリストが集結し、グローバルファイナルが開催された。6ラウンドからなる舞台では、パフォーマンス、カクテル文化の知識、クリエイティビティ、カクテルの味などが総合的に審査された。
ファーストラウンドでは、ローカル大会でのカクテルが審査対象。漆戸氏は歴史的な「オールド・パル」を現代的にアレンジした「NEW PAL」を、中村氏はかつての女性の強さと美しさを表した「ENDLESS BEAUTY」を作り、審査員たちの賞賛を浴びた。6ラウンドの総合審査の結果、漆戸氏が初代”シーバスマスター”に選ばれた。
中村氏が考案したウィスキーカクテルが9月1日から展開!
「ザ・シーバス・リーガル」で披露された、中村氏の「ENDLESS BEAUTY」が、ザ・ペニンシュラ東京「Peterバー」で9月1日から展開されている。このカクテルは、甘く色鮮やかなカクテルが主流だった1980年代をテーマに、当時、女性に人気だった「コスモポリタン」を「シーバスリーガル12年」でアレンジしたショートカクテルだ。ピンクルビーの華やかな色合いで、日本の伝統的な美しさを表したという桜シロップがアクセントに。この機会に、世界のエキスパートたちを魅了した「ENDLESS BEAUTY」を楽しんでみてはいかがだろうか。
ウィスキーカクテル「ENDLESS BEAUTY」
日程│9月1日(月)から通年
営業時間│12:00~24:00(日曜~木曜)、12:00~25:00(金曜・土曜)
場所│ザ・ペニンシュラ東京「Peterバー」
住所│東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京24階
Tel. 03-6270-2763
料金│2,000円(別途15%のサービス料が加算)
http://peninsula.com/tokyo/jp