機械式腕時計(自動巻き)
「機械式腕時計(自動巻き)」に関する記事
ルイ・エラール|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|LOUIS ERARD
LOUIS ERARD|ルイ・エラールビギナーにすすめたい機械式ブランド得意なレギュレーター最新作をリリースルイ・エラールはスイスの腕時計ブランドでありながら、コストパフォーマンスに優れた時計作りをするブランドとして世界で愛されている。スイス製の機械式腕時計でありながら、クロノグラフが40万円前後というのは、やはり良心的な価格設定と言えるだろう。そのルイ・エラールが今年推す新作は、同社が得意とするレギュレーターモデルだ。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori文字盤の意匠にこだわった一本現在時刻の「時」と「分」を別々の針で指し示すレギュレーター機構を搭載したルイ・エラールの新作「エクセレンス レギュレーター」は、メカニズムとデザインの美しいモデルだ。使用されるムーブメントは、今回からセリタ社製のCal.SW-200が使用されている。そこにコンプリケーション機構で高い評価のデュボア・デプラ社製のモジュールが組み込まれてい...
ユリス・ナルダン|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|ULYSSE NARDIN
ULYSSE NARDIN|ユリス・ナルダン海洋クロノメーターの名門ブランド驚異の新機構を披露(1)創業者ユリス・ナルダンは、海洋クロノメーターの名手であり、やはり海とは切っても切れない縁で繋がっている。2017年のアメリカスカップに挑戦するスウェーデン艇のチーム“アルテミス レーシング”と公式スポンサーシップを締結したという知らせは、今回のバーゼルワールドでも大きなニュースのひとつであった。そんなユリス・ナルダンの高い開発力を実感させる新作を発表。イノベーティブな技術に挑む姿勢を今回も見せてくれた。Text by KAWADA Akinori独自素材によって実現した高精度のトゥールビヨン美しいグランフー・エナメル文字盤とともに6時位置には、トゥールビヨン機構が搭載されている。通常のトゥールビヨンと異なり、このユリス・アンカー・トゥールビヨンの脱進機には、ナノ微結晶ダイヤモンドでシリコンをコーティングした「ダイヤモンシル」が脱進機に使用されている。脱進機の革新に挑みつづけてきたユリ...
FREDERIQUE CONSTANT|伝説の名車からインスパイア
FREDERIQUE CONSTANT│フレデリック・コンスタントヒーリー クロノグラフ オートマチック NOJ393あらたにクロノグラフ機能を搭載オースティンが誇る伝説のクルマからインスパイアイギリスのオースティンが誇る名車「ヒーリー」が参戦するヴィンテージラリーを、長年サポートしてきたフレデリック・コンスタント。今年5月に、スコットランドで開催された第4回ヨーロピアン ヒーリーラリーのオフィシャルタイムキーパーを再び務めたことを記念し、新作のヒーリーウォッチ「ヒーリー クロノグラフ オートマチック NOJ393」を世界1888本限定で発売する。Text by YANAKA Tomomiクロノグラフの代名詞ともいえる「Oリング」の組み合わせクラシックカーの真髄ともいえるエレガントなスタイルと、優れたエンジンパフォーマンスで、世界中のクラシックカー愛好家を魅了してやまないイギリスの「オースティン・ヒーリー」。なかでも「ヒーリーNOJ」は、いまや伝説となっている1955年のル・マン2...
ヴァシュロン・コンスタンタンがブルーの限定モデルを発表| VACHERON CONSTANTIN
VACHERON CONSTANTIN|ヴァシュロン・コンスタンタン夏の腕元をブルーに彩る人気定番スポーツモデル「オーヴァーシーズ」コレクションスイス屈指の老舗時計メゾン、ヴァシュロン・コンスタンタンが、エレガントなスポーツウォッチのオーヴァーシーズに4つの限定モデルを発表した。日付表示機能搭載モデルとデュアルタイムで初となる限定ブルーモデルが登場。さらにオーヴァーシーズ・クロノグラフでは、ポップな原色のクロノグラフ針・積算計針を採用したふたつの新モデルが発表された。Text by Hirumax希少なステンレス仕様のオーヴァーシーズ夏の到来に合わせ、ヴァシュロン・コンスタンタンは、日付表示機能搭載の3針モデルとデュアルタイムのブルー文字盤のオーヴァーシーズ限定モデルを発表した。文字盤上には夜光塗料付きの針とインデックスを備え、視認性に配慮したモデルとなっている。「オーヴァーシーズ」には、時刻表示と日付表示窓を装備、「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」には、時刻表示、指針式の日付表...
ブライトリング|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BREITLING
BREITLING|ブライトリング本格航空時計ブランドとして知られる名門ブランドワンプッシュクロノグラフ製造100周年のメモリアルイヤー創業以来、クロノグラフを作り続ける腕時計ブランド「ブライトリング」は、今年、ワンプッシュ・クロノグラフを開発して100周年を迎える。プロが使える実用的な腕時計作りへの情熱は、現在も受け継がれている。ダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」、パイロットクロノグラフ「コルト」などを中心にご紹介しよう。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori定番「スーパーオーシャン」がリデザインこれまで定番のダイバーズモデルとして好評だった「スーパーオーシャン」「コルト」の新作モデルが誕生した。特に「スーパーオーシャン」は、リーズナブルながらクオリティの高いダイバーズウォッチとして大ヒットしたモデルだ。サイズバリエーションをさらに増やして「スーパーオーシャンⅡ」として、リリースされる。レッドブル・エアレース...
第1回 「コンキスタドール」が語るフランク・ミュラーの歩み
第1回 「コンキスタドール」が語るフランク・ミュラーの歩みいまやフランク・ミュラーのアイコンモデルのひとつと言えるのが、この「コンキスタドール」だ。フランク・ミュラーの製作指針、その本質をこのダイナミックなモデルに見る。Conquistador Chronographコンキスタドール クロノグラフ自動巻き、2カウンター・クロノグラフ、6時位置に日付表示、ステンレススティールケース、日常生活防水、ステンレススティール・ブレスレット、228万9000円ケースデザインが語る、時計づくりの指針今年2008年は、フランク・ミュラーの「Conquistador(コンキスタドール)」が10周年を迎える記念すべき年である。コンキスタドールは立体感あふれるダイナミックなスタイルが印象的な時計だが、この計算されたフォルムとデザインには、フランク・ミュラーが捜し求めてきた本質への道程を見て取ることができる。フランク・ミュラーといえば、やはりアール・デコスタイルに3次元曲線のケースが美しい「トノウ・カーベ...
エベラール|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|EBERHARD
EBERHARD|エベラールイタリアの男たちを熱狂させる時計ブランド「エベラール」の定番モデル世界記録樹立80周年「タッツィオ・ヌボラーリ」記念モデルエベラールはイタリアの男性に圧倒的な人気を誇るブランドである。特に1930~'40年代に大活躍したイタリア人名ドライバー、タッツィオ・ヌボラーリをトリビュートしたモデルは熱烈に支持されており、今回は、ヌボラーリが1935年にアルファロメオを駆り、当時の自動車の世界最速記録336km/hを樹立して80年を記念するモデルが登場した。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori天駆けるマントバ人、タッツィオ・ヌボラーリの偉業をトリビュートタツィオヌボラーリは、1930~'40年代にF1をはじめ数々のレースで活躍、イタリアでは出身地のマントバに由来して「天駆けるマントバ人」と呼ばれる伝説のドライバー。2015年の限定モデルとして登場したのは、ヌボラーリの業績をトリビュートする精悍なモ...
フォルティス|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|FORTIS
FORTIS|フォルティスフォルティスに新コレクション「テレスティス」誕生従来のフォルティスのラインナップは、国際宇宙ステーションのミッションの公式時計となってきた「コスモノート」、航空時計の「フリーガー」、ダイバーズ系の「マリーン」の3本柱だったが、2015年は、これらにくわえてクラシックなデザインと現代的な機能性を採用したコレクションが誕生した。1930~'40年代の時計をオマージュし、手の届きやすい価格。Photographs by NAGASHIMA TohruText by KAWADA Akinori過去のクラシックモデルにヒントを得たシンプルなデザインフォルティスは、従来のコレクションに加えて新たに「テレスティス」(地球)というコレクションを創設し、自社の世界観を完成させる。このコレクションには、「タイクーン」「ナイティーン・フォルティス」「ヘドニスト」「オーケストラ」4つのラインがある。この「テレスティス」コレクションのなかでも注目の「タイクーン クロノグラフ」「ナ...
ブローバ|BASELWORLD 2015 バーゼルワールド速報|BULOVA
BULOVA|ブローバ伝統を継承するアメリカブランドが140周年振動数が8倍のクォーツムーブメントを開発(1)ブローバはニューヨークに本社を置くアメリカブランドだ。そのブローバが創業から140年を迎え、本社をニューヨークの象徴とも言うべき、エンパイアステートビルへ移転、そして、アポロ計画への貢献など自社のヒストリーを改めて回顧し、“A HISTORY OF MODERN"をテーマにメモリアルイヤーをトリビュート。記念の限定モデルはもちろん、“UHF”という独自の技術による新機軸のクォーツムーブメントが登場し、大きな注目を集めている。Text by KAWADA Akinori新しいクォーツテクノロジーを新作ダイバーズに搭載ブローバが記念の年に用意していたのは、“UHF”(Ultra High Frequency)と呼ばれる新しいクォーツ技術だ。これは時計の規則正しい動きを制御する電子信号を生む基となるクォーツ振動子を通常の2本から3本に増やすことで、振動数が通常の8倍(262KHz...