セダン/サルーン
「セダン/サルーン」に関する記事

5シリーズにエレガントな装いの特別仕様車|BMW
BMW 5 Series sedan Grace Lineビー・エム・ダブリュー 5シリーズ セダン グレース ライン5シリーズにエレガントな装いの特別仕様車ビー・エム・ダブリューは、BMW「5シリーズ」のセダンに、特別仕様車「グレース ライン」を設定。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンで展開され、計160台限定で6月13日(土)より販売される。Text by YANAKA Tomomiガソリン、ディーゼルの両方で展開2010年に日本に上陸し、2013年に安全装備を充実させマイナーチェンジを果たした「5シリーズ」のセダン。そのベーシックなグレードに、内外装の装備を充実させた特別仕様車「グレース ライン」が登場した。ベースとなるのは、2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nm(27.5kgm)を発生させる「523i」と、2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンから、最高出力135kW(184ps)、最大トルク380Nm(38.7kgm...

ジャガーの新ミドルサイズサルーン「XE」国内発表|Jaguar
Jaguar XE|ジャガーXEジャガーの新ミドルサイズサルーン「XE」国内発表ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、6月2日、ジャガーのあらたなミドルサイズサルーン「XE」の国内導入を発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ディーゼルエンジン搭載車も導入ジャガーのあたらしいサルーン「XE」は、昨年9月のロンドンにおける盛大なワールドプレミアを経て、すでに10月と今年1月には日本でも初期限定モデルの予約がおこなわれていたが、このたび通常モデルをふくめた国内での販売がスタートした。軽量化と同時に車体剛性を確保すべく75パーセントにアルミニウムを使用したというXEのボディは、全長4,680×全幅1,850×全高1,415mmというサイズ。これは、ライバルと目されるBMW「3シリーズ」とくらべると、55mm長く、50mm広く、35mm低い。また、メルセデス・ベンツ「Cクラス」とでは、10mm短く、40mm広く、20mm低い数値だ。エンジンには、同...

ミドルクラス新型スポーツサルーン、ジャガーXEにスペインで試乗|Jaguar
Jaguar XE|ジャガー XEミドルクラス新型スポーツサルーン、ジャガーXEにスペインで試乗久方ぶりにジャガーから投入されるミドルクラスのニューモデルとして、話題の集まる「XE」。新設計のアルミニウムシャシーに、直4ターボ、V6スーパーチャージドにくわえ、新型ディーゼルエンジンを搭載し、真正面からドイツの3強に挑む。大谷達也氏がいちはやくスペインで試乗した。Text by OTANI Tatsuyaシャシーもディーゼルエンジンも新設計しばらく空白になっていたDセグメントに再進出するにあたり、ジャガーはいっさいの妥協をしなかった。全体の75パーセント以上をアルミで作り上げたボディは完全な新設計。サスペンションもこれにあわせて作り直したものだし、ジャガーの伝統に則って縦置きエンジンで後輪を駆動(今後AWDが追加される予定)するドライブトレインにはゼロから自社開発した新世代エンジン「インジウム」直列4気筒2.0リッターディーゼルターボを採用。さらに現行「XF」に搭載されている直列4気...

Cクラスのフラグシップ、新型「メルセデス AMG C63」が日本デビュー|Mercedes-Benz
Mercedes-AMG C 63|メルセデス AMG C 63Mercedes-AMG C 63 S|メルセデス AMG C 63 S新型「メルセデス AMG C 63」が日本デビューメルセデス・ベンツ日本は、Cクラスのフラグシップモデルとなる「メルセデスAMG C 63」を発表し、本日から注文受け付けを開始した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)AMG GT譲りのV8ターボエンジンを搭載昨年9月のパリサロンでのワールドプレミア以降、その発売を待ち望んでいた方も多いのではないだろうか。メルセデス・ベンツの中核を成すCクラス、その頂点に君臨するAMGモデルがラインナップに追加され、本日ついに日本上陸を果たした。先代「C 63 AMG(W/S 204)」の後継となる新型は、2014年に登場した現行モデル(W/S 205)のコンセプトである「アジリティ&インテリジェンス」に基づき開発され、メルセデスAMG社によるモータースポーツで鍛え上げられた独自の...

BMW 3シリーズがマイナーチェンジ|BMW
BMW 3 Series|ビー・エム・ダブリュー 3シリーズBMW M3|ビー・エム・ダブリュー M33シリーズ初の3気筒モデルをラインナップBMW 3シリーズがマイナーチェンジBMWは先日、欧州にて「3シリーズ」のマイナーチェンジモデルを発表した。注目は3シリーズ初となる3気筒モデルやプラグインハイブリッドモデルの追加ラインナップ。低燃費に注力したクリーンディーゼルエンジン搭載車「320dエフィシェントダイナミクス エディション」の燃費効率をさらに向上するなど、環境性能のアップデイトを中心におこなわれている。Text by SAKURAI Kenichi登場から40周年。1,400万台余りを販売BMW「3シリーズ」は、1975年に初代モデルが登場。以来40年にわたってBMWの屋台骨を支えてきた中核モデルである。これまで全世界のユーザーに届けられた3シリーズは1,400万台以上、総生産台数の約25パーセントを占めるのだという。BMWは3シリーズセダンとツーリングを「BMWブランドで...

大人を刺激するプレミアムなクルマの旅、レクサス アメイジング エクスペリエンス|LEXUS
LEXUS Amazing Experience|レクサス アメイジング エクスペリエンスレクサスが提案する“非日常”の2日間大人を刺激するプレミアムなクルマの旅まだ自分の知らない美しいワインディングロードを思い切り走りたい。もしサーキットをレーシングドライバーのように駆け抜けることができたなら。レクサスがあらたに提案する「LEXUS AMAZING EXPERIENCE」は、そんなクルマ好きの夢を叶えてくれる魔法のプログラム。ラグジュアリーを超えた本当の“大人の遊び”とは何か。レクサスがかつてない歓びと驚きを届けてくれる。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)クルマ好きのためのドライビングプログラムいままで訪れたことのない遠い地で、自分の知らないワインディングロードを駆け抜ける。このコーナーの先には、どんな視界が広がっているのか──。ステアリングを握りアクセルを踏み込みながら、ドライバーはもっとも心ときめくその瞬間に出会う。もっと速く、もっと遠くへ...

V8ツインターボを搭載した「AMG C 63」|Mercedes-Benz
Mercedes-AMG C 63|メルセデス AMG C 63W205型CクラスにAMG GT 譲りのV8ツインターボを搭載メルセデスAMG C 63、パリでデビューすでにお伝えしたように、メルセデス・ベンツは、新型となるW205型「Cクラス」に、AMGモデル「C 63 AMG」を追加した。注目のパワーユニットは、「メルセデス AMG GT」譲りの新型V8ツインターボである。トップモデルでは、AMG GTに並ぶ最高出力510ps(375kW)/5,500-6,250rpmと最大トルク700Nm/1,750-4,500rpmを発揮。これはすなわち、史上最強の「Cクラス」の誕生でもある。Text by SAKURAI KenichiAMGのスタンスも変化先代モデルに搭載されたNAの6.2リッターV8の代わりに新型「C 63」搭載されるのは、「メルセデス AMG GT」譲りの4.0リッターV8ツインターボ エンジン。「C 63」では、最高出力476ps(350kW)/5,500-6,2...

アウディA8に2台の特別仕様車|Audi
Audi A8 Sport edition|アウディ A8 スポーツ エディションAudi A8 L Chauffeur Special editionアウディ A8 L ショーファー スペシャル エディションアウディA8に2台の特別仕様車アウディ ジャパンは、フラッグシップサルーン「A8」に、特別な内外装をほどこした「A8 スポーツエディション」と、後席のラグジュアリー装備を向上させた特別仕様車「A8 L ショーファー スペシャル エディション」を、5月26日より台数限定で発売した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)いずれも、ボディカラーはブラックのみ昨年3月に日本に上陸したアウディの新型「A8」に、2つの台数限定の特別仕様車が登場した。ひとつめの「A8 スポーツエディション」は、V型6気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載するA8 3.0TFSIクワトロと、V型8気筒ツインターボエンジンのA8 4.0TFSIクワトロ、2モデルをベースに設定...

Eクラスにハイブリッド化の波|Mercedes Benz
Mercedes-Benz E class|メルセデス・ベンツ Eクラス「E300ブルーテック ハイブリッド」と「E400ハイブリッド」を公開メルセデス・ベンツは同社の中心的セグメントである「Eクラス」にハイブリッドモデル「E300ブルーテック ハイブリッド」と「E400ハイブリッド」を追加すると発表した。Text by OPENERSEクラスにハイブリッド化の波、到来!高級ビジネス車の代表格といえるメルセデス・ベンツ「Eクラス」。「E300 ブルーテック ハイブリッド」と「E400 ハイブリッド」はデトロイト・モーターショーでの展示にあわせて同クラスに追加されることが明らかになったハイブリッド車だ。同社のモジュール化されたハイブリッド機構をいかすことで、Eクラスならではのゆったりとしたインテリアスペースや収容能力の高いトランクルームを犠牲にすることなくハイブリッド化をはたしたという。両車種ともアイドリングストップ、回生ブレーキ、ブースト機能、完全電気走行機能、内燃機関をとめ電気モ...

MASERATI Quattroporte SPORT GT S Awards Edition|スペシャルなたたずまいのマセラティ
MASERATI Quattroporte SPORT GT S Awards Editionマセラティ クワトロポルテ スポーツ GT S アワードエディションスペシャルなたたずまいのマセラティマセラティは「クアトロポルテ」のトップグレードである「スポーツGT S」に「アワードエディション」を設定することを発表した。文=ジラフ56もの賞に輝いたことを記念してベースとなるスポーツGT Sは、「クアトロポルテS」の4.7リッターV型8気筒エンジンに、排気システムなどのチューニングをほどこすことで、最高出力が430psから440psへパワーアップが図られたモデル。また、素早いギアシフトを可能にするために、パドルシフト付き6速ATのプログラムにも手がくわえられ、足まわりは専用サスペンションで強化されるなど、まさにスポーツカーの走りを手にしたサルーンともいえる。今回発表された「アワードエディション」は、現行のクアトロポルテがデビューからの6年あいだに、世界14カ国で56もの賞に輝いたこと...

2011 World Car of the Year ファイナリストを発表
2011 World Car of the Year2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストを発表WCOTYは、ジュネーブモーターショーで、4月開催のニューヨークオートショーで発表される、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーおよび、ワールド・パフォーマンス・カー、ワールド・グリーン・カー、そしてワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーの最終選考に残った、それぞれのトップ3を発表した。文=松尾 大A8、5シリーズ、そしてリーフ2005年にスタートしたワールド・カー・オブ・ザ・イヤー。今回の2011ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーは、2010年1月から2011年5月30日のあいだに世界の少なくともふたつ以上の大陸で販売される乗用車のなかで、バリュー、安全性、環境性能など6項目を基準に最高の1台を決めるというもので、世界24カ国、66人のジャーナリストによってイヤーカーを選出する。日本からは、河村康彦、ピーター・ライオン、松田秀士、ピーター・ナン、岡崎五朗、小沢コージ、山内...

Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ E 350| ブルーテック アバンギャルド LONG TERM TEST 第一回
Mercedes-Benz|メルセデス・ベンツ E 350 ブルーテック アバンギャルド 第1回話題の「ブルーテック」搭載車、リポート開始! (1)ディーゼル車に対する、あなたのイメージはどんなだろう? 黒鉛を吐きだし、有害な窒素酸化物(NOx)をまき散らす邪悪な公害車と答えるならば、それはきっと昔のことだ。メルセデス・ベンツが開発した浄化システム「ブルーテック」は、画期的な触媒システムにより黒鉛を99パーセント除去し、排気ガス中に尿素水溶液を噴射することでアンモニアを生成させ、SCR触媒コンバーターでNOxの80パーセント以上を無害な窒素と水に還元する。ディーゼル車のマイナス面を見事に浄化した画期的なシステムだ。編集部が長期リポート車4台目に選んだのは、そんなブルーテックを搭載したE 350 ブルーテック アバンギャルドである。文=オウプナーズ写真=五十嵐 隆裕4号車E350 ブルーテック アバンギャルド E350 BlueTEC AVANGARDE第1回導入時期4月22日購入...

バイエルンの高性能セダン「BMW M3」
バイエルンの高性能セダン「BMW M3」ビー・エム・ダブリューは、モータースポーツなどで活躍する高性能モデル「BMW M3」の4ドアセダンを追加設定、発売した。強心臓4リッターV8ユニットを胸にハイパフォーマンスの証“M”を名に冠する「M3」セダンは、先行投入された2ドアクーペに追加されるかたちでわが国に上陸。高性能の4ドア5人乗りを望む向きには朗報だ。クーペ同様の強心臓は、レブリミット8400回転、高回転にふられた4リッターV8ユニット。紡ぎだされる420psのパワーと40.8kgmのトルクは、6段マニュアルトランスミッションを介し、後輪へと伝えられる。「デザインは機能にしたがう」という哲学を原点にかたちづくられたボディは、エンジンフードのドームやエアを吸い込む大口のフロントマスク、リアを精悍に引き立てるデュアルエグゾーストパイプなどを装着。洗練されたなかに猛々しさを隠しもっている。もちろん走りにもこだわり、前後アクスルには中空アンチロール・バーを装備。バリアブルMディファレンシ...

新世代ジャガー「XF」が切り開く世界(前編)
新世代ジャガー「XF」が切り開く世界(前編)英国の名門ブランドJaguar(ジャガー)のニューモデル「XF」が、この春日本に上陸した。これまでの「Sタイプ」の後を継ぐといわれるXFは、新世代ジャガーを牽引するという大役を担う意欲作でもある。その新しさはどこにあり、そして何を示唆しているのだろうか?文=生方 聡Photo by Jaguar世のクーペが嫉妬するほどの佇まいクルマは、これほど大胆に変われるものだろうか?ジャガーの新しいサルーン「XF」を見てそう思った。ジャガーというイメージも、サルーンというスタイルも、さらにはコクピットの常識をも拭い捨てることで新たにつくりあげた世界。形式的には、ジャガーのアッパーミドルサルーン「Sタイプ」の後継モデルにあたるが、そんな説明が虚しく思えるほど、XFはすべてが新しいのだ。“Beutiful Fast Car”コンセプトを具現した最初のモデルがモダーンで躍動感溢れる新世代クーペの「XK」なら、サルーンのXFはその新しいスタイルをより多くの人...

新世代ジャガー「XF」が切り開く世界(後編)
新世代ジャガー「XF」が切り開く世界(後編)高級感のみならずスポーティな走りを堪能できる「ジャガーXF」。この新しいスポーツサルーンの延長線上にみえる、名門ブランドの未来を占う。文=生方 聡Photo by Jaguar XFの独自性センターコンソールにあるスターターボタンに目をやると、赤い光が脈打つように明るさを変えている。誘われるままにボタンを押すと、エンジンの目覚めと同時に、沈んでいた丸いダイヤルがゆっくりとせり上がり、私の手に収まった。「Jaguar Driveセレクター」と呼ばれるこのスイッチこそ、XFの独自性を端的に表すもの。XFのコクピットにはシフトレバーの常識など存在しない。「P」「R」「N」「D」「S」というレンジこそ見覚えがあるが、ダイアルを回して選ぶというのが新感覚。その奇抜さに躊躇するかと思っていたが、いざ触れてみるとすぐに馴染める使い勝手の良さ。さっそくDレンジをセレクトすると、XFは力強く歩みはじめた。 スポーツサルーンの名にふさわしいXFに用意...