CAR NEWS
「CAR NEWS」に関する記事
20世紀最大のEVブランドが復活|Detroit Electric
Detroit Electric SP:01|デトロイト・エレクトリック SP:0120世紀最大のEVブランドが中国で復活「SP:01」という電動ミッドシップ2シータースポーツをひっさげて上海モーターショーに登場したデトロイト・エレクトリックは、あたらしいと同時に、長い歴史をもったブランドだ。その成り立ちと今後を山崎元裕氏が解説。Text by YAMAZAKI Motohiroデトロイト・エレクトリックの出自アメリカのミシガン州デトロイト。ここに20世紀初頭、デトロイト・エレクトリックというEVメーカーが存在していた。1907年に設立され、1939年までに約1万3,000台のEVをセールスした同社は、残念ながらそのビジネスを継続させることが不可能となり、歴史の中にその名を残すのみの存在となっていた。ちなみにこの1万3,000台という数字は、20世紀にセールスされたEVの中では最大のもの。つまりデトロイト・エレクトリックは、20世紀にもっとも成功したEVメーカーなのだ。このデトロイ...
メガーヌ エステートにハイパワーの「GT220」が登場|Renault
Renault Megane Estate GT220|ルノー メガーヌ エステート GT220ルノー メガーヌ エステートに、2リッターターボモデルが登場これまで日本では、「GTライン」という、モノグレードでの展開だった「メガーヌ エステート」に、最高出力220psを発生するターボエンジンを搭載する高性能バージョンが登場、販売を開始する。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)いよいよ高性能バージョン登場クーペ、ハッチバック、そしてワゴンボディのエステートと、3つのボディラインナップが用意される、ルノー「メガーヌ」。日本ではクーペは「メガーヌRS」、ハッチバックとエステートは「GTライン」と、それぞれ1グレードずつの展開だったが、今回、エステートに去年本国で登場となった「GT220」という高性能バージョンが追加される。これまで同様に、ルノーのレース車両などの開発部門である、ルノースポールが開発、製造を手掛けており、エンジンはメガーヌRSが搭載するのとおなじ形式...
トゥインゴ ルノー・スポール カップ発売|Renault
Renault Twingo R.S.Cup|ルノー トゥインゴ R.S. カップトゥインゴにハイパフォーマンスバージョンルノー・スポール カップ登場ルノー・ジャポンはコンパクトハッチバック「トゥインゴ」のホットバージョンである「トゥインゴ ルノー・スポール カップ」を、5月9日に発売する。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)カップ仕様のシャシーを採用ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」は、これまでも「ゴルディーニ ルノー・スポール」というスポーツバージョンが日本に上陸し、人気を博したモデル。今回は、限定ながらもさらに本格的なスポーツモデル「ルノー・スポール カップ」が発売となる。ゴルディーニ R.S.では、スポーツ性能と、乗り心地を両立した「シャシー スポール」を採用していたが、今回、日本に上陸する、ルノー・スポール カップでは、その車名にもなっている「シャシー カップ」が採用されている。このシャシー カップとは、乗り心地を少々犠牲にしてでもコーナーリング...
EVにF1テクノロジーを搭載した「Twizy R.S. F1」を公開|Renault
Renault Twizy Renault Sport F1 Concept|ルノー トゥイージー ルノー・スポール F1 コンセプトレースの職人がてがけたTwizyのレーシングカーが登場!1994年、パリモーターショーに登場したルノーのミニバン「エスパス」にウイリアムズ・ルノーF1のエンジンを搭載した「エスパス F1」。その、後継ともいうべきは、2人乗り電気自動車「Twizy」を、ルノーがほこる世界最高峰の技術者たちが磨きに磨き上げたレーシングカー「Twizy ルノー・スポール F1」だ。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)KERS搭載ルノーの2人乗り超小型電気自動車「Twizy」に「Twizy ルノー・スポール F1」なるコンセプトモデルが登場した。このクルマは、Twizyをベースとして、ルノーがF1でつちかったテクノロジーを反映した1人乗りのレーシングカーで、フロントスプリッター、サイドポッド、リアウイング、ディフューザー、レインライトといった装備...
往年のアメリカンクーペがハイブリッドになって復活 |Buick
Buick Riviera Concept|ビュイック リビエラ コンセプトビュイックの名車復活なるか?リビエラ コンセプトが上海に登場かつてアメリカで人気を博したクーペモデルが、上海モーターショーで、コンセプトカーとして14年ぶりとなる復活を果たした。中国向けに生産されるアメリカ車は山崎元裕氏の目にどのように映ったのだろうか?Text by YAMAZAKI Motohiro名車の名を冠するプラグインハイブリッド今回のオート上海では、ひさびさに懐かしいネーミングを耳にした。それはビュイック「リビエラ」。アメリカ車の歴史に詳しい人ならば、それが1963年モデルから1999年モデルまで、途中モデルチェンジによって生産が中止された年もあったものの、つねにアメリカの高級パーソナルクーペ市場をリードしつづけたモデルであることは周知のとおりだろう。上海で世界初公開された「リビエラ コンセプト」は、水の流れをテーマにスタイリングされた、新世代のビュイック製パーソナルクーペを示唆するモデルで、若...
中国車の象徴 紅旗の自社開発モデル|Hong Qi
Hong Qi L Series|紅旗 L シリーズ中国車の象徴 紅旗の自社開発モデルが登場中国の指導者のクルマを生み出す、中国を象徴するブランド 紅旗。その紅旗が、ついに、自社開発のニューモデルを上海モーターショーで発表した。日本ではあまり知られていないが、中国ではおおいに注目されるニューモデルを山崎元裕氏がリポート。Text by YAMAZAKI Motohiro全長約6.4メートル中国の高級車ブランド、紅旗は、現在は第一汽車集団のグループ内に位置付けられている。その第一汽車集団は、日本のトヨタ自動車とも合弁事業を展開するメーカー。このような事情もあり、最近では紅旗からは、トヨタの「クラウン マジェスタ」をベースとしたモデルも、マーケットへと送り出されていた。紅旗の名前を、中国車のなかでも特に有名にしたのは、それが政府要人の公用車として使用されてきたという経緯に理由がある。1958年に、中国の建国10周年を祝した国慶節で初公開された「CA72」にはじまり、歴代の指導者とともに...
フォード フォーカス 日本に上陸!|Ford
Ford Focus|フォード フォーカスフォード フォーカス、いよいよ日本上陸フォード・ジャパン・リミテッドは、世界120カ国で販売されるグローバルカー「フォード・フォーカス」の日本での販売価格と発売日を発表した。Text by OTSUKI Takuma世界戦略モデルがいよいよ上陸フォードが手掛けるコンパクトカーの主力モデルである「フォーカス」が日本に導入されるというニュースは前にもお伝えしたが、いよいよ発売時期と価格、そして導入されるグレードの詳細なスペックなどが公開された。搭載されるエンジンは最高出力170ps、最大トルク202Nmを発揮する2リッター直列4気筒の直噴エンジンで、これに組みあわされるトランスミッションは、デュアルクラッチの6段「PowerShift(パワーシフト)」となっている。また、新開発の電動パワーステアリングは、あらゆる走行状況に対応するべく250ものパラメーターを用意し、そのときどきにあった設定で安定したステアリング性能を発揮。さらに、フロントブレー...
ゴルフR カブリオレ ついに市販化|Volkswagen
Volkswagen Golf R Cabriolet|フォルクスワーゲン ゴルフ R カブリオレゴルフR カブリオレ ついに市販化フォルクスワーゲン初のオープトップのRモデルにして、当然のように量産ゴルフ最速のオープンモデル、「ゴルフR カブリオレ」の詳細がついに公開された。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)前輪駆動で登場すでに「ゴルフ7」ともよばれる次世代モデルも欧州では登場しているフォルクスワーゲン「ゴルフ」に、「ゴルフ6」にあたる「ゴルフ」をベースとした、最後のモデル「ゴルフR カブリオレ」が追加される。2011年にコンセプトモデルが公開されて以来、市販化の報はなく、最近では動画だけが公開されたこともあって、噂が噂をよび、続報が待ち望まれていた1台だ。ついに市販化が決定した、この「ゴルフR カブリオレ」の気になるスペックだが、2.0リッター4気筒エンジンからは265psの最高出力を発揮し、6段DSGトランスミッションを介して前輪を駆動するという...
ザ・ビートルに伝説のスポーツモデル復活|Volkswagen
Volkswagen The Beetle GSR|フォルクスワーゲン ザ・ビートル GSR伝説のビートル、現代に蘇る!現在、アメリカで開催中のシカゴモーターショーにあらわれた、黄色と黒のフォルクスワーゲン「ザ・ビートルGSR」は最高出力210psを発生する2リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジンを搭載する「ザ・ビートル」随一の走行性能をもった限定モデルだ。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)最強のザ・ビートル見参!シカゴモーターショーにフォルクスワーゲンが出展した、イエローのボディに、ボンネットからトランクリッドにかけてブラックを配した特徴的なエクステリアカラーと19インチの大径アルミニウムホイールがひと際目をひく「ザ・ビートル」。初代「ビートル」の愛称を持つフォルクスワーゲン「Type I」の限定車として、1973年に3,500台が製造された「1303s GSR(Gelb Schwarzer Renner)」(英語では「1303s Yellow and ...
プジョー Onyxがルイ・ヴィトン クラシックアワードを獲得|Peugeot
Peugeot Onyx|プジョー オニキスプジョー Onyxがルイ・ヴィトン クラシックアワードを獲得ジュネーブモーターショーで公開され、話題をさらった、フェラーリのフラッグシップスーパーカー「ラ・フェラーリ」がジャパンプレミアを果たした。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)斬新な素材に注目2005年の第1回目開催以来、世界でもっとも権威あるクラシックカーアワードのひとつに数えられる、ルイ・ヴィトン クラシック アワードが、今年も、パリ、ブーローニュの森にあるレストラン「ル・プレ・カトラン」を舞台に開催された。このイベントは、いわゆるコンクールデレガンス、一堂に介した世界中のクラシックカーの中から「ベスト・オブ・ショー」を選出する「ルイ・ヴィトン クラシック コンクール アワード」が中心となるもので、今年は「フェラーリ 250 GTO」の一台がそのアワードを受賞したのだが、もうひとつ、このイベントには、「コンセプト アワード」という、今後40年のあいだ...
ミニ ペースマン日本発売|MINI
MINI Paceman|ミニ ペースマンミニ ペースマン日本発売ミニ第7のモデルとして昨年のパリモーターショーでワールドプレミアを飾り、昨年10月には、日本においても公開された、「ミニ クロスオーバー」ベースの3ドアモデル「ミニ ペースマン」。日本において、いよいよ3月2日、「ミニの日」に発売となる。Text & Photographs by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)価格は312万円からOPENERSでもすでに、パリモーターショーでワールドプレミアを飾ったニュース、さらに昨年10月に日本で開催された、ミニのファンイベント「MINI CONNECTION 2012」での特別なお披露目、そして、スペインはマヨルカ島での試乗記とお伝えしている、「ミニ ペースマン」。3月2日、「ミニの日」から、日本で発売となる。同時にショールームでもデビューを飾るが、これは、日本が世界で最速の登場だ。このペースマンは、基本的には、「ミニ クロスオーバー」の3ドア版。とはい...
ルノー、新コンセプトカーをモナコで披露|Renault
Renault|ルノールノー、新コンセプトカーをモナコで披露ルノーは、5月24日にモナコ開催されるF1グランプリにあわせ、あたらしいコンセプトカーを披露すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ルノーの次世代コンパクトが垣間見れるルノーがモナコで発表するこのコンセプトカーは、名称やパワートレーンなど一切あきらかにされていないが、先日ミラノで発表された「Twin'Z」につづくコンセプトカーであり、ルノー・デザインの手によって製作されたものだという。公開された写真からは、かなり前寄りに配されたフロントタイヤや樹脂で縁取られたホイールアーチなど、スポーティなコンパクトカーが期待されると同時に、風変わりな四角いライトなどルノーらしいデザイン提案も垣間見ることができる。恐らくは次期トゥインゴなどにもデザインが反映されるであろう、このクルマについての詳細はは5月24日に発表される。
フォルクスワーゲンが最新環境技術を発表|Volkswagen
Volkswagen|フォルクスワーゲン10段DSG、最新ディーゼル、天然ガス、プラグインハイブリッド、etc.フォルクスワーゲンの最新環境対応技術を発表フォルクスワーゲングループは、第34回ウイーン国際自動車シンポジウムにおいて、今後のフォルクスワーゲングループの展開を予告する発表をおこなった。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)複数のパワートレーンを平行でフォルクスワーゲングループのCEO、マルティン・ヴィンターコルン(Martin Winterkorn)博士は、第34回ウイーン国際自動車シンポジウムにおいて、将来のテクノロジーについての発表をおこない、今後のフォルクスワーゲングループの行き先をしめした。ヴィンターコルン博士によれば、フォルクスワーゲングループは、中長期的には、高効率なガソリン/ディーゼルエンジン車を、天然ガス車、ハイブリッド車、電気自動車と並行して展開していく考えで、これら複数のパワートレインをもって、2020年までに新車の...
ボルボ V40 クロスカントリー日本発売|Volvo
Volvo V40 Cross Country T5 AWD|ボルボ V40 クロスカントリー T5 AWDボルボV40 クロスカントリーが、日本販売開始日本導入後、「T4」、「T5 R-DESIGN」ともに、好調な売れ行きを見せている「ボルボ V40」ラインナップに、あらたにSUVモデルとなる「ボルボ V40 クロスカントリー T5 AWD」が登場。日本での販売を開始した。また、OPENERSでは、いち早くこのV40 Cross Country T5 AWDの試乗をおこなったので、そちらも是非にご覧いただきたい。Text by OTSUKI Takuma第3のモデルはSUV日本に登場以来、ボルボ・カー・ジャパンとしては記録的な売れ行きをみせている「V40」に、初の4WDモデルとなる「V40 Cross Country T5 AWD」が登場した。車高が30mmあがったほか、ルーフレールや前後のパンパー、スキッドプレートなど、これまでの「XC」シリーズのように、SUV的な専用装備を身...
フィアット パンダ 日本 発売|Fiat
Fiat Panda|フィアット パンダフィアット パンダ ついに日本へ2011年、フランクフルトモーターショーにて初登場となった3代目「パンダ」。フィアットクライスラージャパンはこの「パンダ」を日本で6月1日に発売する。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)これがイタリアのコンパクトカーだ全長3,405×全幅1,510×全高1,485mm──Aセグメントとよばれる小型ハッチバック車を代表するフィアット「パンダ」の初代モデルは、1980年から2003年まで、小変更しか受けずにつくられつづけた。2003年には、もともと「ジンゴ」の名前で開発されていたクルマが、2代目パンダを襲名。ジンゴがSUVあるいはMPV(多目的車)としてデザインされていたため、初代の3ドアハッチバックとはちがい、背の高い5ドアハッチバックになった。この2代目パンダは、2004年にヨーロッパ カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。2011年の9月、フランクフルト モーターショーで公開された...