小物・文房具
「小物・文房具」に関する記事
CURATOR’S CUBE|第二弾は鹿児島出身のアーティストをフィーチャー
CURATOR’S CUBE|キュレーターズ キューブ第二弾は鹿児島出身のアーティストをフィーチャー今年11月、再開発が進む虎ノ門にオープンした「CURATOR’S CUBE」は、キュレーションをテーマにした展示スペース。 そのこけら落としとして開催された「アダム・シルヴァーマン」と「スモールトレードカンパニー」のエキシビションは、大盛況のうちに幕を閉じた。続く12月14日からはウッドターナー「盛永省治」とジュエリーアーティスト「samulo(サムロ)」によるエキシビションが同時にスタートする。Text by OPENERS DESIGN参加する二人の作家が在廊鹿児島に工房を構える盛永省治の新作展『Blue Work』は、盛永氏が製作したウッドボウルにインディゴ染めをほどこした実験的な作品を中心に約100点が並ぶ。宮崎を拠点に藍染めを中心とした製品を手がける「Aulico(アウリコ)」協力のもと、失敗を繰り返した末に完成したウッドボウルは必見。会期中は12月16日(月)まで作家が在...
FIELD NOTES|黒い表紙の「PITCH BLACK」が定番アイテムへ
FIELD NOTES|再販の声が多かった数量限定カラー黒い表紙の「PITCH BLACK」が定番商品となって登場かつてアメリカの農夫が愛用していた小振りなノートをもとに、現代的なデザインによって今に甦ったFIELD NOTES。 過去に数量限定でリリースした黒い表紙のモデルが、装いあらたに「PITCH BLACK」という名前で定番商品のラインナップに加わった。Text by OPENERS DESIGNフォーマルな場面でも使用できるカラー2007年のブランド発足以降、過去へのオマージュだけではなく、都市のライフスタイルに向けてリファインされたFIELD NOTESは、近年急激にユーザーを増やしている。年に数回発売される限定モデルは、ユーザーのハートをくすぐり、今ではコレクターもいるほど。「PITCH BLACK」とは“真っ黒”の意味。深い黒の表紙は落ち着いた雰囲気を醸し出し、フォーマルな場面でも使えるデザインだ。気になる中紙のフォーマットには、定番ラインナップでは初となる5mmド...
Nagino|登場32年目を迎えるロングライフカレンダー今年も登場
Nagino Takahiro|薙野たかひろ手描きのイラストカレンダーPAPER CALENDARが今年も登場!薙野(なぎの)たかひろによるカレンダー「PAPER CALENDAR」の2014年度版が完成。今年は表紙が異なる、2タイプを用意する。2014年カレンダーの選択肢のひとつとしてご一考を。Text by OKADA Kazuyuki(OPENERS)登場32年目を迎えるロングライフカレンダー今年のカレンダーは表紙が2つのパターン。ひとつは、薙野が「フォックステーブル」と名付けたテーブルをモチーフにしたイラストだ。そしてもうひとつは、60年代のポップアートのアレン・ジョーンズの作品をオマージュしたという「スカート」。 "月ごとにそれぞれ違うイラストが入っている"月めくりタイプで、毎月ことなるイラストレーションが描かれている。それがいったい何をモチーフに描かれているのか、想像をするのが楽しい。付録の小冊子「ZINE」には、それぞれのモチーフの答えと、作品のタイトルが載っている。...
Bluelounge|防水性能と手触りの良い機能素材のバッグに新色登場
Bluelounge|防水性能と手触りの良い機能素材を採用Blueloungeのバッグに新色登場!デジタルデバイスの保護に特化し、ユーザーから絶大な信頼を集める「Bluelounge Bag Series」。素材には、家庭から排出されたPETボトルを100%使用したハイテク素材「CYCLEPET®」を使用。ナイロン並の軽さと強靱さに加え、防水性能と通気性の高さを誇り、大切なデジタルデバイスを快適に持ち運ぶことができる。そんな同シリーズに、新色の「Grey」が登場した。Text by OPENERS DESIGNデジタルデバイスユーザーのための“ちょうどいい”サイズiPadショルダーバッグiPad(Apple純正Smart Cover併用時含む)と10インチまでのタブレットに対応した、機能性とファッション性を兼ね備えた縦長ショルダーバッグ。外側下部にファスナー付きマチ無しポケット、内ポケットを装備し、小物の収納に対応。ビジネスシーンからタウンユースまで、TPOを問わずあらゆる場面で活...
LAMY|人気のボールペン「ラミー イコン」にあらたな6色
LAMY│ラミーオーストリアのデザイナートリオ「EOOS」によるデザインにも注目人気のボールペン「ラミー イコン」に6色のビビッドなカラーが仲間入りドイツの筆記ブランド、ラミーによる無駄をそぎ落とした存在感のあるボールペン「ラミー イコン」。これまでステンレスカラー1色のみだった人気シリーズに、あらたに6色のビビッドなカラーが「ラミー イコン カラーズ」として仲間入りを果たした。Text by YANAKA Tomomiボディに入れた切り込みのグリップと、一枚板を曲げたクリップがアクセントシンプルながらも洗練されたデザインで持つ人を引き立たせるステーショナリーブランド、ラミー。なかでも「ラミー イコン」は、無駄を極限までそぎ落としつつも個性と存在感を残したデザインが人気のシリーズだ。ボディに入れたライン状の切り込みのグリップと、一枚板を曲げたクリップがアクセントになっていたり、素材使いに工夫が凝らされていたり、細部にまで息づく使い勝手の良さとデザイン性の高さの両立がその人気の秘訣と...
FABER-CASTELL|「UFOシリーズ」に円盤形の新アイテム登場
FABER-CASTELL|ファーバーカステルカール・ラガーフェルドも愛用する、世界最古の筆記具メーカー発「UFOシリーズ」に円盤形のシャープナーとイレーサーが新登場ドイツの老舗筆記具メーカー ファーバーカステル社の人気モデル「UFOパーフェクトペンシル」に、「UFOシャープナー」と「UFOイレーサー」があたらしく仲間入り。9月中旬より全国の百貨店および筆記具専門店にて発売する。Text by KUROMIYA Yuzu使うひとの遊び心をくすぐるデザイン性と実用性を両立創業250年を越える世界最古の筆記具メーカーとして知られるファーバーカステル社は、1761年に家具職人カスパー・ファーバーがドイツ・ニュルンベルグ郊外にて創立。1851年に現在の鉛筆の常識となっている六角形デザインが発表され、この鉛筆の「長さ・太さ・硬度」が世界的基準となった。現在は鉛筆のほか、色鉛筆などの描画材、事務用筆記具、万年筆などの多彩な品揃えを誇る。また、フィンセント・ファン・ゴッホといった芸術家や文豪のみ...
NOSIGNER|防災セット「THE SECOND AID」が発売
NOSIGNER|ノザイナーデザインファーム「NOSIGNER」と仙台市の「高進商事」との共同開発災害時に役立つモノと情報が詰まった防災セット「THE SECOND AID」東北での震災を乗り越えて、被災地に本当に必要だったものを集めた防災セット「THE SECOND AID(ザ・セカンド・エイド)」が、デザイン事務所「NOSIGNER(ノザイナー)」と仙台市の「高進商事」との共同開発により完成。この防災セットには、ノザイナーが東日本大震災発生から40時間後に立ち上げた、災害時に有効な知識を集めて共有するwikiサイト「OLIVE(http://www.olive-for.us/)」の取り組みが反映されている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)wikiサイト「OLIVE」に集まった情報を再編した冊子入り白地に赤の文字で統一された防災セット「THE SECOND AID」のパッケージは、いざというときに、自分の身を助けてくれる救急箱のイメージでデザインされた...
hide kasuga 1896|ラグジュアリーなカーボンプロダクト
hide kasuga 1896日本が誇る最先端素材カーボンを使用した新プロダクト誕生カーボンマテリアルブランド「hide k 1896」美しい素材は、美しいアトリエからうまれる ── 鉄の10倍の強度がありながら1/3の重量で、航空機やレーシングカーなどに採用されている新素材“カーボン”を使用し、さらに特殊樹脂でモールドしたソフトな質感が特徴のラグジュアリーカーボンマテリアルブランド「hide k 1896」の新作が、9月9日より新宿伊勢丹メンズ館8階=メンズレジデンスで販売をスタートした。Text by KAJII Makoto (OPENERS)既存では存在しないスモールラグジュアリープロダクトカーボンブランド「hide k 1896」は、115年以上の素材開発と製造の歴史をもつメーカー「NiKKi Fron」(www.nikkifron.com)の創業家の直系4代目のhide kasugaが長年にわたり素材の研究をつづけ、日本が誇る最先端素材カーボンを使用したあたらしいプロ...
cafe&gallery|「Feel Felt」 Yoko Ueno Lewis個展開催
台東区・谷中近くの銭湯前のグリーンなカフェ「フロマエcafé&ギャラリー」で開催「Feel Felt」 Yoko Ueno Lewis個展日米でグラフィック&プロダクツデザイナーとして活躍するYoko Ueno Lewisさんの、フェルトを使ったデザインワークの個展「Feel Felt」が開催。台東区・谷中近くの銭湯前にできたグリーンなカフェ「 フロマエcafé&ギャラリー」にて、12月3日(火)からスタートする。Text by KAJII Makoto (OPENERS)作品は購入可能、クリスマスのギフトにもぴったりYoko Ueno Lewisさんが作る作品「felt rich」。ドイツ製の3ミリ厚のウール100%フェルトを、糸も針も使わず、建築図面などを閉じる際に使われるシカゴスクリューと呼ばれるアメリカのアルミのネジを使って、点ポイントで留めることによって作られる。その作品は、厚みのあるウールフェルトならではのハリとコシが特徴で、実用的なバッグから立体作品までさまざま。作品...
震災から4年、日本特別限定品「マイスターシュテュック 奇跡の一本松」発売|MONTBLANC
MONTBLANC|モンブランボディ、キャップに「奇跡の一本松」のモニュメントに使用されなかった部分を採用震災から4年目、日本特別限定品「マイスターシュテュック 奇跡の一本松」発売「MONTBLANC(モンブラン)」の日本特別限定品「マイスターシュテュック 奇跡の一本松」が3月11日(水)に発売される。岩手県・陸前高田市の「奇跡の一本松」のデザインをエングレーヴした18金ペン先と、キャップリングに「Rikuzentakata 11/03/2011」と、シリアルナンバーを刻印。さらに、尻軸に、在りし日の高田松原の松林をイメージした日本伝統の松のデザインがほどこされている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)切り落とされた枝の一部を手にして願う復興2011年3月11日の東日本大震災による津波により、陸前高田市の約7万本といわれる高田松原のほとんどが流されてしまったが、そのなかで唯一耐え残ったのが、高さ約27.5メートル、幹の直径90㎝、樹齢はおよそ170年といわ...
特集|フェンディのアイコンバッグやティファニーの新作。いま、ペアでの装いが面白い
特集|いま、ペアでの装いが面白いパートナーへの愛は、語らずとも ふたりでいるからこそ、楽しめるスタイルがある大ヒットバッグ「ピーカブー」がメンズ向けに発表されたり、男性御用達のジェイエムウェストンからウィメンズラインが誕生したり。ジェンダーを超えて、美しいデザインはシェアしたいものだ。ましてや、愛しい人となら、なおのこと。ティーンエイジャーのときのように、お揃いのペンダントを身につけるのは少々気恥ずかしいが、さり気なく互いのテイストを近づけてみる。ふたりだからこそ楽しめるスタイルを、ぜひパートナーと一緒に見つけてほしい。Photographs by JAMANDFIXEdit by OPENERSBAGジェンダーを超えて支持されるアイコン離れている日中、ふとした瞬間に揃いのバッグを眺めて、互いの存在を確かめ合う。ラグジュアリーブランドのアイコンバッグのなかには、男性も女性も惹きつけてやまない魅力溢れるものがある。最新のコレクションから、パートナーとコーディネートしたいバッグを厳選し...
MicroWorks|“ハンドミラー”を取り外せるウォールミラー
MicroWorks|約10年ぶりとなる発売“ハンドミラー”を取り外せるウォールミラー 登場プロダクトデザイナー・海山俊亮氏率いるデザインスタジオレーベル「MicroWorks」。日常の中での違和感や問題点をデザインの力で解決し、日々の生活を楽しく豊かに変えてしまうコンセプチュアルなデザインは、男女問わずファンが多い。このたび、彼らのデビュー作「Jump Out Mirror」が、約10年ぶりに再発売される。Text by OPENERS DESIGN取り外せるデザインは3種類手鏡といえば、女性にとっては使用頻度が高いものであると同時に、そのサイズ感から収納に困りがちなもの。こうした問題を解決してくれるのが「Jump Out Mirror」だ。手鏡を置いておくのに相応しい場所は“鏡の中”、そのアイディアを元に、シンプルなミラーと持ち手付きの手鏡を一体化させた。手鏡が収まっている状態ではウォールミラーだが、マグネットにより装着されているので、手鏡を使う際はそこから容易に取り外せるのが...
LLADRO|「雛人形 60周年記念モデル」も登場の雛人形コレクション
LLADRÓ|リヤドロ限定数制作の「雛人形 60周年記念モデル」も登場リヤドロ「雛人形」コレクション2013年に創業60周年を迎えるスペインのポーセリンアートブランド「リヤドロ」。記念すべき年の雛人形は、最高級のハイポーセリン作品をはじめ、雛人形 親王飾り、定番の雛人形、モダンな立雛のラインナップにくわえて、「雛人形 60周年記念モデル」も登場。桃の節句を華やかに演出する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)子どものあどけない可愛らしさと日本の伝統美が融合子どもの幸せとすこやかな成長を願う大切な時にふさわしい逸品──日本の節句や意匠、しきたりに忠実に倣いながらも、リヤドロ独自の表現によって制作される雛人形。日本の伝統に敬意を表して、リヤドロの職人が一つひとつ手作りした雛人形は、海外ブランドながら日本でも広く支持されている。最高級の「雛人形 ハイポーセリン」は、リヤドロのアーティストが最高の技術と表現を極めて制作した芸術作品で、平安時代の宮廷で皇后が身につけて...
S.T. Dupont|カール・ラガーフェルド「モン・デュポン」新色“オプティックホワイト”発売
S.T. Dupont|エス・テー・デュポンカール・ラガーフェルドとのコラボレーション「モン・デュポン」新色“オプティックホワイト”発売昨年、ブランド創立140周年を迎えたフランスのラグジュアリーメゾン「エス・テー・デュポン」と、ファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドとのコラボレーション「モン・デュポン」コレクションに、新色の“オプティックホワイト”があらたにくわわった。Text by KAJII Makoto (OPENERS)ピュアなホワイトに、瑪瑙(めのう)の赤が美しく冴えるエス・テー・デュポンの愛用者であるカール・ラガーフェルドとのコラボレーションは、彼の代名詞でもあるエヴァンタイユ(扇)が発想の原点となっている。2011年にはじまった、気品あふれるペンと魅力あるリップスティックのようなライターと筆記具のコレクションは、世界中のセレブリティにも愛され、扇をかたどった香水瓶に着想を得た斬新なデザインは高い人気を誇っている。エス・テー・デュポンの卓越した技術をもつ職人た...
Andrea Ponti|美しい木製キッチンナイフ「Fusion」
Andrea Ponti|アンドレア・ポンティ京都の木彫刻師、花岡一生とコラボレーション木のキッチンナイフ「Fusion」誕生 イタリア生まれで日本在住の工業デザイナー、アンドレア ポンティ氏と、京都の木彫刻師、花岡一生氏のコラボレーションにより生まれたキッチンナイフシリーズ、「FUSION」が発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by MATSUMOTO Akiraミニマルでユニバーサル……現代的デザインを京都の伝統的手法でデザイナーのアンドレア ポンティ氏は、「ヨーロッパとアジア、工業デザインと伝統工芸。ふたつの文化、ふたつの物のつくり方は、デザインによって近づくことができました。リサーチや実験のためではなく、それら共通のマーケットのために実用性のあるものを考えました。キッチンナイフシリーズFUSIONは、黒檀(黒)とハードメープル(白)という木材を使用し、職人の花岡一生氏により1本1本手作業で製作されています」と語る。...