「フランス映画祭2015」で披露される『エデン』の上映を記念する音楽イベント「FRENCH TOUCH」|MUSIC

「フランス映画祭2015」で披露される『エデン』の上映を記念する音楽イベント「FRENCH TOUCH」|MUSIC

MUSIC|「フランス映画祭2015」にて上映される『エデン』にまつわる音楽イベントフレンチハウスミュージックを堪能する「FRENCH TOUCH」を開催6月26日(金)~6月29日(月)、東京・千代田区の有楽町朝日ホールでおこなわれる「フランス映画祭 2015」にて、映画『エデン』の上映が決定。これを記念して、本作の脚本を手がけたDJ Sven Løve(スヴェン・ラヴ)が来日。フランス映画祭で披露される6月27日(土)の夜、南青山にあるクラブ「Le Baron de Paris(ル バロン ド パリ)」にてイベント「FRENCH TOUCH(フレンチ タッチ)」を開催する。Text by KUROMIYA Yuzuフレンチハウスの立役者Sven Løveが来日1990年代後半から2000年代のヨーロッパのダンス音楽シーンを代表する、「フレンチ タッチ」と呼ばれるフレンチハウスミュージック。ダフト・パンクの活躍で、この名は世界中に知られるようになった。多くのアーティストがシーンを...
フランス映画『画家モリゾ、マネの描いた美女〜名画に隠された秘密』|MOVIE

フランス映画『画家モリゾ、マネの描いた美女〜名画に隠された秘密』|MOVIE

MOVIE|印象派誕生の立役者としても知られる女流画家の生き様に迫るフランス映画『画家モリゾ、マネの描いた美女〜名画に隠された秘密』巨匠マネのモデルであり、印象派誕生の立役者としても知られる女流画家ベルト・モリゾに迫るフランス映画『画家モリゾ、マネの描いた美女〜名画に隠された秘密』。6月13日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAでロードショーされる。Text by YANAKA Tomomiゴダールの撮影監督を務めたカロリーヌ・シャンブティエが長編作で初メガホンフランス・オルセー美術館に収蔵され、完成から150年近い時を経たいまもなお、高い人気を誇るエドゥアール・マネの絵画『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』。この名作に描かれた女性であり、女流画家でもあったベルト・モリゾを主人公にしたフランス映画が到着した。監督を務めたのは、カロリーヌ・シャンブティエ。これまで撮影監督として、ジャン=リュック・ゴダールやジャック・ドワイヨンといった巨匠から諏訪敦彦、河瀬直美と日本...
ART
“もうひとつのヘレンケラー物語”『奇跡のひと マリーとマルグリット』

“もうひとつのヘレンケラー物語”『奇跡のひと マリーとマルグリット』

実際にあった三重苦の少女と修道女の心の交流を描く『奇跡のひと マリーとマルグリット』19世紀のフランスに生きた三重苦の少女と修道女の心の交流を描く『奇跡のひと マリーとマルグリット』。6月6日(土)より、シネスイッチ銀座ほか、全国順次公開される。Text by YANAKA Tomomiセザール賞の受賞経験をもつイザベル・カレが修道女を熱演三重苦の少女マリーと、彼女に生きる喜びを与えた修道女マルグリット。19世紀のフランスで本当にあった“もうひとつのヘレンケラー物語”が日本でも公開される。メガホンを取ったのは、『デルフィーヌの場合』(1998年)などで知られるジャン=ピエール・アメリス監督。また三重苦の少女マリーを演じたのは、自身も聴覚にハンディキャップを抱える新人のアリアーナ・リヴォアール。ジャン=ピエール・アメリス監督により見出だされ、本作で映画デビューを果たした。そして、修道女マルグリットを演じたのは、セザール賞の主演女優賞にも輝いたことのあるイザベル・カレ。難病を抱えながら...
「フランス映画祭2014」が今年も開催!

「フランス映画祭2014」が今年も開催!

カンヌ映画祭の監督賞を受賞したトニー・ガトリフが団長に!「フランス映画祭2014」が今年も開催最新のフランス映画をいち早く観ることができる「フランス映画祭2014」が今年も6月27日(金)に開幕。有楽町マリオンの有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇を舞台に6月30日(月)まで12作品が上映されるほか、多彩なイベントが繰り広げられる。Text by YANAKA Tomomiコメディからハードボイルドまで。映画を通して知るフランス人の生き様フランス文化の多様性、そしてフランスのいまを映画を通して感じることができる「フランス映画祭」。今年は、日仏文化協力90周年、フランス映画の海外での振興を担うユニフランス・フィルムズ設立60周年にあたり、この記念すべき年をさまざまなコンテンツで盛り上げる。そして、毎年豪華ゲストが来日することでも知られる本映画祭。今年の団長には『愛より強い旅』(2004年)でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したトニー・ガトリフ監督に決定。 今年のカンヌ国際映画祭で特別招...
『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』独占試写会にご招待!

『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』独占試写会にご招待!

トークイベント付き独占試写会に40組80名をご招待!この秋もっとも切なくて美しい、大人のための恋愛映画ミシェル・ゴンドリー最新作『ムード・インディゴ~うたかたの日々~』(1)人生は泡のよう。消えないうちに、愛して――。“現代でもっとも悲痛な恋愛小説”として語り継がれる、ボリス・ヴィアンの原作『うたかたの日々』を、ミシェル・ゴンドリー監督が映画化! 儚くも美しい、愛の物語が誕生した。OPENERSでは10月5日(土)のロードショーに先駆け、読者40組80名を招いた独占試写会を開催。この機会、お見逃しなく。Text by TANAKA Junko (OPENERS)“現代でもっとも悲痛な恋愛小説”を完全映画化!あるときは小説家。またあるときはジャズ・トランぺッター、シンガー・ソングライター、翻訳家、詩人、エンジニア……。複数の“顔”を自由自在に使い分けていたというボリス・ヴィアン。ドラマチックな人生を全力で駆け抜け、39歳の若さでこの世を去った。1946年に発表された『うたかたの日々』...
名匠パトリス・ルコント最新作『暮れ逢い』

名匠パトリス・ルコント最新作『暮れ逢い』

恋愛映画の名手が綴る極上のメロドラマ名匠パトリス・ルコント最新作『暮れ逢い』男女の心の機微を繊細に描いた『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』など、フランスを代表する恋愛映画の名手として知られるパトリス・ルコント監督。最新作となる『暮れ逢い』が、12月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほかで公開される。 Text by WATANABE Reiko(OPENERS)許されぬ恋に落ちたふたりに響きわたる、切ない愛のソナタ愛し合う男女のあいだに湧き上がる微妙な感情を、フェティシズムたっぷりにスクリーンに映し出すパトリス・ルコント監督。『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』『イヴォンヌの香り』など、自身の初期作品を彷彿とさせる、原点回帰ともいうべき大人の純愛映画『暮れ逢い』が公開される。本作はウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』のモデルともなった作家、シュテファン・ツヴァイクの短編小説の映画化であり、ツヴァイクから時代を超えて投げかけられた「惹かれあう恋人たちの欲望は、時の経過に...
没後30年記念、トリュフォーの全23作品を一挙公開!

没後30年記念、トリュフォーの全23作品を一挙公開!

没後30年を記念しトリュフォーの全23作品を一挙公開『フランソワ・トリュフォー映画祭』を角川シネマ有楽町で開催フランスを代表する映画監督で、ヌーベルバーグの牽引役としても知られたフランソワ・トリュフォー。1984年に52歳の若さで亡くなってから30年が経った。それを記念した『フランソワ・トリュフォー映画祭』が、10月11日(土)から10月31日(金)まで、3週間限定で開かれる。Text by YANAKA Tomomiトリュフォー作品の常連、俳優ジャン=ピエール・レオー氏が舞台挨拶を予定1932年にパリで生まれたフランソワ・トリュフォー。8歳ではじめて映画と出合い魅了されるものの、少年時代は非行に走り、少年鑑別所に収容されたことも。しかし、そんな彼を救ったのはまぎれもなく映画だった。若いころから映画の批評を執筆し、25歳でデビュー作となる『あこがれ』(1957年)を完成させる。その後もカンヌ国際映画祭で最優秀監督賞に輝き大ヒット作となった『大人は判ってくれない』(1959年)や、『...
クラピッシュ監督シリーズ最新作『ニューヨークの巴里夫』

クラピッシュ監督シリーズ最新作『ニューヨークの巴里夫』

『スパニッシュ・アパートメント』のスタッフ・キャストが再結集クラピッシュ監督シリーズ最新作『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』『スパニッシュ・アパートメント』『ロシアン・ドールズ』につづく、セドリック・クラピッシュ監督の“青春3部作”がついに完結。グザヴィエ役のロマン・デュリスはもちろん、オドレイ・トトゥやセシル・ド・フランス、ケリー・ライリー演じる歴代の元カノや妻が一堂に会し、アラフォー男女を取り巻く悩みをユーモラスに描いた最新作『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』が、12月6日(土)よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開される。 Text by WATANABE Reiko(OPENERS)不惑を迎えたグザヴィエがNYのチャイナタウンで悪戦苦闘ロマン・デュリス扮する、パリの大学生グザヴィエのバルセロナ留学時代をビビッドに綴った『スパニッシュ・アパートメント』(2001年)で、フランス国内のみならず世界中の若者の心を射止めたセドリック・クラピッシュ監督。...
 『ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決! トリュフォー×ゴダール』

『ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決! トリュフォー×ゴダール』

名作『華氏451』『アルファヴィル』のデジタルリマスター版を上映『ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決! トリュフォー×ゴダール』フランス映画ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠、フランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダール。恋愛映画のイメージが強い彼らのSF作品を比べ観ることができる『ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決! トリュフォー×ゴダール』が、12月27日(土)から1月16日(金)まで3週間限定で渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。Text by YANAKA TomomiSF作品でも映画史に大きな足跡を残してきたフランス人監督たち「新しい波」を意味し、同時録音や即興演出などで映画の新時代を切り開いてきたヌーヴェル・ヴァーグの旗手たち。なかでも巨匠と呼ばれるフランソワ・トリュフォーとジャン=リュック・ゴダールは、恋愛映画のみならずSF映画にも挑戦。今回シアター・イメージフォーラムで企画された『ヌーヴェル・ヴァーグSF映画対決! トリュフォー×ゴダール』では、彼らのSF代...
「第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」

「第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」

審査員長には映画監督のミシェル・ゴンドリーが就任フランス映画のオンライン映画祭「第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」世界中で展開されるフランス映画のオンライン映画祭「第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(myFFF)」が2015年1月16日(金)に開幕。2月16日(月)までの1カ月間にわたり、最新のフランス映画の長編から短編まで、多彩な作品がオンライン上(http://www.myfrenchfilmfestival.com)で上映される。 Text by YANAKA Tomomi若手女優メラニー・ロランの監督作品などフレッシュな才能あふれる話題作が集結最新のフランス映画の“いま”を知ることができる「第5回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(myFFF)」。今年1月に開催された第4回myFFFでは、13カ国で延べ400万回の作品視聴回数を記録するなど、大きな注目を集めてきた。 『呼吸-友情と破壊』『アビティビのゴダールを追え』第5回目となる今回...
巨匠ロマン・ポランスキーが極めた官能美『毛皮のヴィーナス』

巨匠ロマン・ポランスキーが極めた官能美『毛皮のヴィーナス』

マゾッホの自伝的小説をもとに書かれた戯曲を映画化巨匠ロマン・ポランスキーが80歳にして極めた官能美『毛皮のヴィーナス』『戦場のピアニスト』でアカデミー賞に輝き、80歳を超えたいまなお精力的に作品を撮り続けているロマン・ポランスキー監督。最新作『毛皮のヴィーナス』が、12月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマほかにて全国公開される。 Text by WATANABE Reiko(OPENERS)謎の女優ワンダが、心の奥底に眠っていた欲望を解放する『戦場のピアニスト』で世界にその名をとどろかせ、昨年、80歳にして見事第39回セザール賞の最優秀監督賞を獲得したロマン・ポランスキー監督作品『毛皮のヴィーナス』。本作は、“マゾヒズム”の語源となったマゾッホの自伝的小説をモチーフに、ブロードウェイで大ヒットした舞台『毛皮を着たヴィーナス』の映画化だ。オーディションが終わったばかりの会場に、ひとりの女優が飛び込んでくる。遅刻してきたにもかかわらず、舞台衣装に着替...
ART|ドヌーヴをスターにした巨匠「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展

ART|ドヌーヴをスターにした巨匠「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展

ART|歌と音楽で映画を彩ったフランス人監督の肖像「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」展『シェルブールの雨傘』(1964年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)など、フランス映画にミュージカルの歓びをもたらし、日本でも高い人気を誇る映画監督ジャック・ドゥミの展覧会が、東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室にて12月14日(日)まで開催中されている。Text by WATANABE Reiko(OPENERS)『ベルサイユのばら』特別上映会やトークイベントの開催も昨年パリのシネマテーク・フランセーズでおこなわれ、大成功を収めた展覧会のアジア初の巡回展「ジャック・ドゥミ 映画/音楽の魅惑」が、東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室にて現在開催中だ。1931年フランスに生まれたジャック・ドゥミは、港町ナントを拠点としながら、ドキュメンタリーの助監督を経て、アヌーク・エーメ主演の『ローラ』(1961年)で長篇デビュー。1990年に59歳という若さでこの世を去るまで、カトリ...
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MOVIE|“終活”と真摯に向き合う究極の物語『母の身終い』

MOVIE|“終活”と真摯に向き合う究極の物語『母の身終い』

MOVIE|死後を生前から準備する“終活”と真摯に向き合う究極の物語母親と息子の絆を描いた『母の身終い』 「自分らしい最後を迎えたい」。不治の病に冒され死期が近い母親が決心した、究極の選択に戸惑う息子。死後を生前から準備する“終活”を描く『母の身終い(みじまい)』が、11月30日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショーされる。Text by KUROMIYA Yuzu愛する人の究極の選択をどう受け止めるか 人はさまざまな出来事や、感情の激しい起伏をなんとか受け入れて、長い人生をひたすら歩んでいく。そして誰にでも訪れる最期のとき。そこで気にかかるのは人生の終わり方かもしれない。もちろん誰もが心穏やかに終焉を迎えたいと思うだろう。しかし、高齢化社会や核家族化に長じて起こる介護問題や終末医療の是非などが取りざたされる現代において、それは自分自身でコントロールできるのだろうか?『母の身終い』はそんな思いや不安を抱く私たちに、ひとつの終焉のケースを提示し、人生のあり方や最期への心が...
MOVIE|両脚を失った女性の再生と希望を描く『君と歩く世界』

MOVIE|両脚を失った女性の再生と希望を描く『君と歩く世界』

MOVIE|オスカー女優マリオン・コティヤールと名匠ジャック・オディアールがタッグ両脚を失った女性の再生と希望を描く『君と歩く世界』フランス人女優として49年ぶり2度目のオスカーを手にしたマリオン・コティヤールと、現代のフランスを代表する名匠ジャック・オディアール監督がタッグを組んだ『君と歩く世界』が4月6日(土)から新宿ピカデリーほかで公開される。Text by YANAKA Tomomi昨年のロンドン映画祭では最優秀作品賞を受賞両脚をなくして絶望に沈む女性が、不器用な男との出会いにより生きる喜びを呼び覚まし、自らの意思で未来へ踏み出そうとする再生と希望の物語『君と歩く世界』。昨年のロンドン映画祭最優秀作品賞を受賞した話題作がいよいよ日本でもロードショーされる。過酷なハンディキャップをもつ難役中の難役に挑んだのは、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最近では『ミッドナイト・イン・パリ』や『ダークナイト ライジング』といったヒット作にも出演、いま国際...
MOVIE|女たちの裏切りと駆け引きの3日間『マリー・アントワネットに別れを告げて』

MOVIE|女たちの裏切りと駆け引きの3日間『マリー・アントワネットに別れを告げて』

MOVIE|『マリー・アントワネットに別れを告げて』(1)ヴェルサイユで繰り広げられる、女たちの裏切りと駆け引きの3日間マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点からフランス革命を描く『マリー・アントワネットに別れを告げて』が、12月15日(土)からTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほかで全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi(Page1)、TANAKA Junko(Page2)レア・セドゥ、ダイアン・クルーガーら豪華女優陣の競演が実現フランスでもっとも権威のあるフェミナ賞に輝いたシャンタル・トマのベストセラーを原作に、王妃に仕える朗読係というまったくあたらしいアプローチからヴェルサイユの裏側に迫る『マリー・アントワネットに別れを告げて』。朗読係のシドニーを演じるのは新鋭女優のレア・セドゥ。マリー・アントワネットにはダイアン・クルーガー、そして王妃を虜にした魅惑的なポリニャック夫人にはヴィルジニー・ルドワイヤンという豪華女優...
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