EAT｜「Les Diners du Cercle」、トップバッターは松嶋啓介シェフ！

EAT｜名誉あるトップバッターは松嶋啓介シェフ！

フランス料理界を代表する5人のシェフが競演する「Les Diners du Cercle」

食と文化のフランス委員会による、フランス料理界を代表するトップシェフ5人が腕を振るうスペシャルなディナーイベント「Les Diners du Cercle」がフランス・パリで9月15日（月）から12月19日（金）まで開催。9月26日（金）までの栄誉あるトップバッターには、ニースと東京に店を構える松島啓介氏が選出された。

Text by YANAKA Tomomi

会場はトップエグゼクティブが集うパリの社交場「Le Cercle」

伝統と発明を積み重ねながら、文化として成長を遂げ、いまでは世界遺産として、人類の大切な財産となったフランス料理。各地で活躍する5人のトップシェフを招き、世界に誇るフランス美食文化を再発見するイベントが開かれる。

会場となるのはビジネス界のトップエグゼクティブが集うマレ地区の会員制クラブ「Le Cercle」。ここで名だたるシェフたちの夢のようなディナーが繰り広げられる。

その栄えあるイベントの第一シーズンのトップバッターには、「KEISUKE MATSUSHIMA」のオーナーシェフ、松島啓介氏が登場。松島氏は2005年、25歳のときにニースにレストランをオープン。外国人としては最年少の28歳でミシュランの一ツ星を獲得し、2010年には最年少かつ日本人ではじめてとなるフランス芸術文化勲章を授賞。この功績が認められ、フランス料理を代表するシェフとして選出された。

ほかに指名されたのは、ロアンヌの三ツ星「Maison Troigros」のマシュー・デュピュイ＝ボーマル氏、ロンドンで二ツ星を獲得している「le Sketch」のロマン・シャベル氏ら4人。いずれもフランス料理界では名の知れたシェフばかりだ。