PIAGET

1874年の創業以来ラグジュアリーの真髄をはぐくんできたピアジェ。創業当初は時計のムーブメント設計と製造を専門にしていたものの、1960年代には時計製造を一貫しておこなうマニュファクチュールとして大きな成長を遂げた。極薄ムーブメントを生み出すなど技巧の幅が大きくなったことにより、画期的で優美な宝飾時計を世に送り出し、それは革新的なジュエリーコレクション誕生へと発展してゆく。

極薄ムーブメントのパイオニアともいえるピアジェは、1957年の手動巻「9P」と1960年の自動巻「12P」という、当時それぞれのカテゴリーでもっとも薄いムーブメントを開発したことにより、その名声を不動のものとする。現在ピアジェの持つ35個の自社製キャリバーのうち23個が薄型タイプであり、その優れた技術とチャレンジ精神が、今日のピアジェのアイデンティティとなっているといっても過言ではないだろう。

現在は発祥の地であるラ・コート・オ・フェと現在本社があるジュネーブの工房で「常に必要以上に良いものをつくる」という創業者ジョルジュ・エドワール・ピアジェのモットーに、熟練した時計職人と宝飾職人が一丸となり実践。ジュエリーウォッチや薄型ゆえに実現するエレガントなドレスウォッチなどを生み出し、マニュファクチュールとして、またジュエラーとしてのピアジェの魅力を発信しつづけている。

【創業年】1874年 【創業地】スイス、ラ・コート・オ・フェ 【主なシリーズ名】ピアジェ アルティプラノ、ブラックタイ、ピアジェ ポロ、ライムライト、ポセション 【問い合わせ先】ピアジェカスタマーデスク free15 0120-73-1874

Holiday Gift Guide 2014|自分へのご褒美に腕時計を

Holiday Gift Guide 2014|自分へのご褒美に腕時計を

特集「自分へのご褒美ギフト」OPENERSがおすすめする定番ウオッチウオッチメーカーが誇る定番の腕時計には、長年愛され続けるスタイルと風格がある。クリスマスギフトとして自身へ贈るなら、そんな定番ウオッチがいい。確かな性能と美しさを兼ね備えた一本は、人生をより鮮やかに刻んでくれることだろう。OPENERSが選んだ厳選ウオッチリストから、とっておきの時計を見つけてほしい。Text by OPENERS【メンズ編】A. Lange & Sohne|A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1」は、1994年にブランドの復興第1号モデルとなった歴史的なモデルだ。VACHERON CONSTANTIN| ヴァシュロン・コンスタンタンブランド初のスポーツモデル。 特にステンレスモデルは希少。HUBLOT|ウブロいま話題のウブロの日本限定モ デル。特にこの冬、ホワイトカ ラーにレッドステッチは人気。OMEGA|オメガ1957年に登場したオメガのダイバーズ「シーマスター 300」の忠実な復刻。Cartier|カル...
La Biennale Paris|パリ・ビエンナーレ 2014

La Biennale Paris|パリ・ビエンナーレ 2014

La Biennale Paris|パリ・ビエンナーレ 2014パリ・ビエンナーレに見るジュエリーの新潮流萩原輝美が訪ねた、ビエンナーレの華やかな世界(1)パリで9月11日から21日まで開かれた「アンティーク&オートジュエリー ビエンナーレ」を初めて訪れた。2年に一度行われるこのイベントは、1967年から偶数年におこなわれ、今年で第27回を迎える。Text by HAGIWARA Terumiグランパレでおこなわれた華麗なる競演アンティーク家具やアート作品の見本市から始まったアンティーク・ビエンナーレだが、いまではオート・ジュエリーの新作も並び、一段と華やかだ。今年はヴェルサイユ宮殿をイメージした内装で、グランパレの入口を入ると大きな噴水。放射線状の緑の植え込みの中をシャンパン片手に、プロムナード(散歩)しながらジュエリーのブースを覗くという演出だ。「ロイヤル」をテーマにしたカルティエ噴水の先、真正面にどんと構えるのがカルティエ。1900年代に作られた四葉のクローバーのブローチやデ...
ピアジェ ミニ・プロトコール|女性の腕にしっとりと寄り添うミニサイズのエレガント

ピアジェ ミニ・プロトコール|女性の腕にしっとりと寄り添うミニサイズのエレガント

Piaget Mini Protocole|ピアジェ ミニ・プロトコール女性の腕にしっとりと寄り添うミニサイズのエレガントウォッチ今秋、ピアジェから「プロトコール」の新作となる「ミニ・プロトコール」が登場する。「プロトコール」は1963年の登場以来、多くのセレブリティに愛されてきた、ピアジェの歴史を語るウォッチ。このエレガントなコレクションにくわわった新作は、16.6×18.6ミリというとても小さなサイズ。細身である日本人の女性にもお薦めだ。この小さなサイズが華奢でクラシカルな印象をもたらしてくれることはもちろん、シンプルさを追求した文字盤に豊かな輝きを放つダイヤモンドが取り巻くデザインも、とても上品な雰囲気。カジュアルはもちろん、フォーマルな場にもきちんとつけこなせる点がうれしい。「プロトコール」とは、「国際儀礼・外交儀礼」の意味をもつ。この時計もまた、世界で活躍する女性をもっと輝かせてほしいというピアジェの願いから生まれた。メンズ・レディスともに、スリムな“エレガントウォッチ”...
PIAGET|ミニ・プロトコール

PIAGET|ミニ・プロトコール

PIAGET|ピアジェミニ・プロトコール可憐なピンクゴールドモデルに注目ピアジェを代表するモデル「プロトコール」から登場した、スモールサイズが愛らしい「ミニ・プロトコール」。昨年発表したホワイトゴールドモデルに引きつづき、ピンクゴールドモデルが今年日本先行で、8月10日に発売されることとなった。「プロトコール」は“国際儀礼・外交儀礼”という名をもつコレクション。4代目の会長であるイヴ・ピアジェ氏が結んできた、世界各国の王室や大使、セレブリティや芸術家などとの国際交流からインスパイアされて誕生したモデルだ。1963年の誕生以来、40年にわたって人気を博してきたが、今年あらたにピンクゴールドが発売される「ミニ・プロトコール」は従来のプロトコールのサイズをより小さくした、フェミニンでクラシカルなスタイル。ケース径16.6×18.6mmの小さなサイズが、ジュエリーウォッチらしい可憐さをいっそう際立たせているモデルだ。レクタンギュラーのエッジをカットしたシャープなケースに、ダイヤモンドをセッ...
パリ・ビエンナーレ| 萩原輝美が訪ねた、ビエンナーレの華やかな世界|La Biennale

パリ・ビエンナーレ| 萩原輝美が訪ねた、ビエンナーレの華やかな世界|La Biennale

La Biennale Paris|パリ・ビエンナーレ 2014パリ・ビエンナーレに見るジュエリーの新潮流萩原輝美が訪ねた、ビエンナーレの華やかな世界(1)パリで9月11日から21日まで開かれた「アンティーク&オートジュエリー ビエンナーレ」を初めて訪れた。2年に一度行われるこのイベントは、1967年から偶数年におこなわれ、今年で第27回を迎える。Text by HAGIWARA Terumiグランパレでおこなわれた華麗なる競演アンティーク家具やアート作品の見本市から始まったアンティーク・ビエンナーレだが、いまではオート・ジュエリーの新作も並び、一段と華やかだ。今年はヴェルサイユ宮殿をイメージした内装で、グランパレの入口を入ると大きな噴水。放射線状の緑の植え込みの中をシャンパン片手に、プロムナード(散歩)しながらジュエリーのブースを覗くという演出だ。「ロワイヤル」をテーマにしたカルティエ噴水の先、真正面にどんと構えるのがカルティエ。新作のテーマは「ロワイヤル」英国王室から受け継がれ...
Piaget|ピアジェによる世界一豪華なダイヤモンド・ツリーが日本橋三越に登場

Piaget|ピアジェによる世界一豪華なダイヤモンド・ツリーが日本橋三越に登場

Piaget|ピアジェピアジェによる世界一豪華なダイヤモンド・ツリーが日本橋三越に登場8月22日から開催される、日本最大級の時計祭典である「三越ワールドウォッチフェア」。同イベントの開催を記念してこのたび、ピアジェ製作によるダイヤモンド・ツリーが展示される。ピアジェのダイヤモンド・ツリーはかつて「世界で最も高価なクリスマスツリー」として、2002年にギネス世界記録に認定された実績を持つ、ジュエラーならではのセンスが発揮された見事な作品だ。今年は総額20億円、総ダイヤモンド1000ctの時計とジュエリーがツリーに飾られる予定。なかでも注目は、合計78.4ctのダイヤモンドを用いたウォッチ「マジック・ガーデン・オブ・ピアジェ」(4億635万円)だ。2枚の葉のモチーフをカバーに見立てたデザインの、圧倒的な存在感を持つこのシークレットウォッチは、豪奢なダイヤモンド・ツリーの美しさを一層引き出してくれることに違いない。ピアジェはその創作において、地球の美しさを表現する「自然」を大切なテーマと...
ピアジェ|PIAGET|S.I.H.H. 2010

ピアジェ|PIAGET|S.I.H.H. 2010

Piaget|ピアジェ世界最薄の自動巻きモデルとハイジュエリー、十八番の分野で世界を唸らせる新作が続々ピアジェほど多様なイメージをもつウォッチブランドはめずらしい。ピアジェといえばやはり、ハリウッドスターをはじめとするセレブリティが映画祭などのイベントで身に着ける、ダイヤモンドなどの宝石やゴールド素材を贅沢に使ったハイジュエリーやウォッチの、きらびやかなイメージが浮かぶことだろう。文=渋谷康人しかし時計愛好家にとってピアジェといえば、何よりも素晴らしい機械式&クォーツムーブメント、とくに超薄型の機械式ムーブメントを得意とする「スイス屈指のマニュファクチュール」なのである。今年は昨年に引きつづき、どちらのイメージにおいても期待を裏切らない、秀逸なコレクションが登場した。 いちばんのトピックは何といっても、同社が1960年に開発し当時、世界自動巻きで世界最薄の2.3mmを実現し、今もなお現役で使いつづけられている超薄型自動巻きムーブメントの名品「キャリバー12P」の誕生50周年を記念し...
ピアジェ|PIAGET S.I.H.H. 2010|アルティプラノ

ピアジェ|PIAGET S.I.H.H. 2010|アルティプラノ

Piget Altiplano|ピアジェ アルティプラノ自動巻きモデルで世界最薄、ケース厚5.25mmを実現文=渋谷康人1960年に開発され、今もなお現役で活躍する超薄型自動巻きムーブメント「キャリバー120P」。そのあとを継ぐべく、完全新設計の超薄型自動巻きムーブメント「キャリバー1208P」を搭載するメンズの新型ドレスウォッチが登場した。22K素材のマイクロローターを使った巻き上げ機構を搭載したスモールセコンド付きムーブメントの厚さは、12Pよりもわずかに0.5mm厚い2.35mm。これは耐久性を重視した結果であり、ケース込みでは現在、市販されているモデルで世界でもっとも薄い5.25mmを達成している。アルティプラノならではの、薄型ながら3層構造の文字盤による立体的な顔、いつまでも飽きのこないシンプルなデザインも好ましい。なお、同時に発表されたおなじ基本仕様をもつ、スモールセコンド付きではなく2針のアニバーサリーモデルに搭載された「キャリバー1200P」は、マイクロローターにプ...
ピアジェ|PIAGET S.I.H.H. 2010|アルティプラノ ダブル・ジュー

ピアジェ|PIAGET S.I.H.H. 2010|アルティプラノ ダブル・ジュー

Piaget Altiplano Double Jeu|ピアジェ アルティプラノ ダブル・ジュー定番のデュアルタイムモデルがさらにエレガントに文=渋谷康人超薄型手巻きムーブメントを搭載した極薄のケースを2層構造にするという、もっともシンプルな方法で2タイムゾーンの時刻表示を実現した、ピアジェ アルティプラノのデュアルタイムモデルの最新バージョン。事実上の顔となる上側ケースにはスモールセコンド付きの828P手巻きムーブメントが、シークレットな時間を表示する下側ケースにはシンプルな2針表示の832P手巻きムーブメントを搭載されている。上側ケースのみだがシースルーバックになっており、美しく装飾加工された機械の宝石ともいうべきムーブメントの姿が楽しめるのもうれしい。手巻き、ピンクゴールドケース、レザーストラップ、直径43mm、383万2500円、5月発売予定
S.I.H.H. 2010|PIAGET|ライムライト・ジャズ・パーティー シークレットウォッチ

S.I.H.H. 2010|PIAGET|ライムライト・ジャズ・パーティー シークレットウォッチ

LimeLight Jazz Party Secret Watchライムライト・ジャズ・パーティー シークレットウォッチジャズ・ピアノの世界とハイジュエリーが奏でる華麗なハーモニー文=渋谷康人毎年、異なるテーマで美しくもエスプリ溢れるジュエリーウォッチの世界を展開するピアジェのクリエイティブコレクション。今年のテーマはホットでワイルドでクールで、そして華麗なジャズパーティー。その世界をより洗練されたセンスと高い時計宝飾技術でカタチにした腕時計やジュエリーがいくつも発表された。これはそのひとつである、スイングするジャズピアノをモチーフにしたシークレットウォッチ。ピアノのボディを彷彿させる薄いブラックオニキス製のベゼルが、その内側の文字盤にセットされたブリリアントカットのダイヤモンドとハーモニーを奏でる。ダイヤモンドとブラックオニキスで作られたスライドカバーを閉じれば、時間の流れを好きなだけ忘れることも可能だ。クォーツ、ホワイトゴールドケース、サテンストラップ、直径30mm、556万5...
PIAGET|ミス・プロトコールから ミニサイズのジュエリー誕生

PIAGET|ミス・プロトコールから ミニサイズのジュエリー誕生

Piget|ピアジェミス・プロトコールから ミニサイズのジュエリー誕生ピアジェの「ミス・プロトコール」は卓越した職人によるダイヤモンドセッティング、その緻密で繊細な美しさを存分に楽しむことのできるウォッチコレクションだ。この「ミス・プロトコール」から、ウォッチからインスパイアされたミニサイズのジュエリーが誕生した。「ミス・プロトコール」のジュエリーはウォッチ同様、女性らしい滑らかなデザインが特徴。直線と曲線の美しさを活かしたモダンなモチーフに、上質のダイヤモンドセッティングが洗練された印象をもたらす。ウォッチとのコーディネイトはもちろん、リングとペンダントというふたつの組み合わせで、ボリュームあふれるダイヤモンドの輝きを楽しむのもおすすめだ。「マスターウォッチメーカー&ジュエラー」として、時計とジュエリーの両分野でつねに最高峰のクリエイションを求めてきたピアジェ。歴史が培ったテクニックとデザインを、このミニサイズのジュエリーでぜひ身近に楽しみたい。右からペンダント(WG×ダイヤモン...
PIAGET|POSESSION サークルモチーフの新作登場

PIAGET|POSESSION サークルモチーフの新作登場

PIAGET|ピアジェ「ポセション」からサークルモチーフの新作登場1990年に誕生したピアジェの「ポセション(POSSESSION)」。フランス語で“所有”を意味するポセションは、愛する人を所有し、そして自分もまた所有されるというロマンティックな思いから誕生したジュエリー。リングがリングを抱くデザインの、ふたつのリングが回る個性的かつ自由な遊び心は、ピアジェのクリエイティブな才能をあらわすジュエリーとして多くの女性たちに愛されてきた。「ポセション」ペンダント、WG×ダイヤモンド(0.34ct)、50万4000円「ポセション」はピアジェのベストセラーとして、そのデザインが年々多様化してきたコレクションでもある。今年は新作として、大小ふたつのサークルモチーフが重なり合うモダンなデザインが登場。「YOU&ME」というロマンティックな意味が込められたペンダントは、身につけると縦に重なったふたつのサークルがエレガントに揺れ動き、サークル部分とトップにあしらわれたダイヤモンドがなんとも自由な輝...
PIAGET|フランク・トゥゾー インタビュー

PIAGET|フランク・トゥゾー インタビュー

PIAGET|ピアジェ過去から未来へと受け継がれるピアジェ薄型ウォッチの伝統ピアジェの歴史的名品である1960年製の薄型自動巻きムーブメント「Cal.12P」が今年生誕50周年を迎えた。これを機に新開発のムーブメント「Cal.1200P」を発表したピアジェ、同社のウォッチメイキングについて聞くべく、ウォッチ・マーケティング・ディレクターであるフランク・トゥゾー氏をたずねた。写真=JAMANDFIX文=野上亜紀ピアジェが、その生誕の地であるスイスのラ・コート・オ・フェに時計工房を構えたのは1874年のこと。自社一貫生産を手がけるマニュファクチュールブランドとして高精度の薄型時計に特化し、数々の開発を行ってきた。同社の偉業としていまでも語り継がれるのが、1957年に発表された厚さ2mmの薄型手巻きムーブメント「Cal.9P」、そしてその3年後に発表された薄型自動巻きムーブメントである厚さ2.3mmの「Cal.12P」だ。いずれもその薄さでギネスブックに登録され世界に名を広めたムーブメン...
PIAGET|ビエンナーレ動画

PIAGET|ビエンナーレ動画

PIAGET|ピアジェ第25回ビエンナーレ・デ・アンティケールのムービーをピアジェが公開ピアジェのハイジュエリーの世界、華麗なるサロンの一部を覗くアートやハイジュエリーのサロン、第25回ビエンナーレ・デ・アンティケールが今秋パリで開催。今年同展に初参加を果たしたピアジェが、現地のムービーをこのたび公開した。オートクチュールの世界を表現したハイジュエリー今秋、9月にパリで開催された第25回ビエンナーレ・デ・アンティケール。名だたるハイジュエラーが名を連ねるこのサロンに、今年ピアジェが初の参加を果たした(2010年9月15日~22日 パリ)。ジュエラーズ・アヴェニューにブースを構えたピアジェは、まさしく「クチュールの工房」を思わせるディスプレイでハイジュエリーを展示。ハイジュエリー(オート・ジョアュリ)とオート・クチュールをともに“夢を与える一流の仕事”と捉え、オート・クチュールの世界からインスピレーションを得て製作したおよそ60点のジュエリーが公開された。ゴールド製のリボンのように形...
52 件