ART TOKYO Tips
「ART TOKYO Tips」に関する記事
「BLACK&WHITE~沖野修也ジャズ・ポートレート展& JAZZY BOOKS」が開催中|ART
ART|沖野修也氏にとって3度目の個展カリグラフィー的手法でミュージシャン達の表情を描き出す沖野修也氏の個展「BLACK&WHITE~沖野修也ジャズ・ポートレート展&JAZZY BOOKS」が代官山 蔦屋書店で開催中。毛筆で描くというユニークな手法でジャズ・ミュージシャン達の表情を捉えた。会期は2017年3月5日(日)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ジャズに特化した書店“JAZZY BOOKS”を併設選曲家、執筆家などあらゆる分野で活躍する沖野修也氏が、ジャズ界のレジェンドから若手までの新旧ジャズ・ミュージシャンの肖像画を毛筆で描いた展覧会「BLACK&WHITE~沖野修也ジャズ・ポートレート展」が代官山 蔦屋書店で開催中。以前新宿バーニーズ ニューヨーク店で開催された「ANOTHER FACE~沖野修也イラストレーション展」、神田のギャラリーカフェTETOKAでの「呼吸する視覚~沖野修也コレクション&クリエーション展」に続...
“乾き”を表す新感覚WEBアートコンテンツ「FLOWER DRY ALERT」|ART
ART|“乾き”をスタイリッシュに表現するインタラクティブアート女性に向けた“からだの渇きへの気づき”がテーマイオン飲料「ポカリスエット イオンウォーター」による日本の女性に向けた“からだの渇きへの気づき”をテーマにした、“湿度”を表現するWEBコンテンツ「FLOWER DRY ALERT」(フラワー ドライ アラート)が公開中だ。これを実際に体感できるフィールドも用意された。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)「湿度」を花びらによって視覚的に表現“渇いたからだを日常的に潤す”という「ポカリスエット イオン ウォーター」の持つコンセプトから、冬の乾燥に悩む20~30代の女性に向けて、日々の乾燥に対する意識を高めてもらいたいという発想のもと生まれたのがこの「FLOWER DRY ALERT」だ。フラワーアート・ユニット「plantica」(プランティカ)監修のフラワーアートや、音楽家の蓮沼執太氏による楽曲で、乾きをスタイリッシュに表現している。PCやスマートフ...
『民藝運動フィルムアーカイブ 名もなき美を求めて1934-2017』展が開催|ART
ART|バーナード・リーチが撮影したフィルムをデジタル化未来へつながる暮らしのヒントをフィルムから探る「民藝運動フィルムアーカイブ 名もなき美を求めて1934-2017」が2017年1月27日(金)~3月26日(日)の期間で開催される。柳宗悦、濱田庄司、河井寛治郎など、彼らの“ものづくり”の現場を垣間見られる貴重な機会だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)当時の“ものづくり”の現場とは大正後期~昭和初期にかけて起こった「民藝運動」は美術品ではなく、庶民が日常的に扱う日用品に日本独自の美と手仕事を見出し、世界にその価値を知らしめるきっかけになった活動のこと。民藝運動を起こしたメンバーのひとりで、イギリスの陶芸家のバーナード・リーチは1934年~1935年にかけて来日。当時貴重であった16ミリの機材で自ら、日本のものづくりの現場を撮影した。そこには柳宗悦、濱田庄司、河井寛治郎といった民藝運動を起こしたメンバーの姿や、当時の日本各地のさまざまな風土が映されている...
「第18回 JQA地球環境世界児童画コンテスト」作品募集開始|ART
ART|JQA主催、ユニセフ東京事務所後援子供たちが環境問題を考えるきっかけに「環境」をモチーフに子供たちが絵を描く「JQA地球環境世界児童画コンテスト」の作品募集が開始。応募締め切りは2017年5月31日(水)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)今回のテーマは「みんなの宝物、地球」「JQA地球環境世界児童画コンテスト」は地球環境を題材に絵を描くことを通じて、環境問題を考えるきっかけを提供し、次世代を担う子供たちの環境意識の向上を願って開催されている。世界中の7歳から15歳までの子供たちを対象に、これまでに17回のコンテストを実施。前回は94カ国の国から、17,000点以上の作品が応募された。子供たちの作品は、身近な自然や生き物、家族や自分たちの住んでいる地域を題材に描かれ、豊かな想像力と感性にあふれた作品ばかり。国境や文化、言語の違いを越えて、地球環境へのメッセージが込められている。第18回目となる今回のテーマは「みんなの宝物、地球」。かけがえのない...
シャネル・ネクサス・ホールでカール・ラガーフェルド写真展が開催|ART
CHANEL NEXUS HALL|シャネル・ネクサス・ホールVERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿ヴェルサイユの光と影シャネル・ネクサス・ホールにてファッションデザイナー、写真家のカール・ラガーフェルド氏がヴェルサイユ宮殿を撮影した写真展『VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影』を開催する。遠近法や、ぼかしなどユニークな技法で撮影された作品に注目だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ヴェルサイユ宮殿をユニークな視点で撮影17世紀後半にルイ14世によって建造されたヴェルサイユ宮殿は、壮麗な庭園を擁し、世界文化遺産登録されている。この特別な地を世界的ファッションデザイナーであり、写真家として活躍するカール・ラガーフェルド氏が撮影した『VERSAILLES A L'OMBRE DU SOLEIL太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影』が開催される。1987年に彼はシャネルの広告キャ...
線香画家、市川孝典氏の個展「grace note」が開催|ART
ART|3年ぶりとなる個展「grace note」線香で紙を焦がしながら描く「線香画」線香を使って作品を生み出すアーティスト、市川孝典氏の個展「grace note」が2017年1月13日(金)~2017年2月3日(金)の期間で開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)新作の絵画とコラージュを展示市川孝典氏は線香で紙を焦がしながら描く「線香画」の第一人者だ。60種類以上の線香を温度や太さなどで使い分け、一切の下書きをせずに少しずつ紙を焦がしながら作品を作っていく。彼自身の記憶を辿って線香の焦げ跡で描き出されるモノクロのグラデーションと無数の穴は、触れただけで崩れてしまいそうな緊張感と大胆に濃淡をつけて紡ぎ出された作品世界を持っている。市川氏にとって記憶が消え去ることは恐怖だという。記憶を目で見えるものとして残すことは彼をその恐怖から解放する行為なのだ。市川孝典/untitled(wood land)/2014/burnt paper/ H464mmx...
自然の美しさを陶器に表現する岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」が開催|ART
ART|小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展立体的な花びらの装飾が華やかさを演出陶芸家岡崎裕子氏の個展「PETAL 花びらの器」が小山登美夫ギャラリーで開催。花をモチーフにした装飾を纏った美しい作品に注目だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)200点余りを一堂に展示岡崎裕子氏の陶芸作品は、草花や虫、季節の移ろいなど自然の美しさへの感動を表現した、アールヌーヴォーの精神にも通じる。柔らかな白釉(はくゆう)に施されたのびやかに羽ばたくトンボのレリーフなど日常の生活に馴染みつつも優美でモダンな作品は、日々の暮らしを丁寧楽しむことを思い出させる。この度、小山登美夫ギャラリーにて岡崎裕子展「PETAL 花びらの器」が開催される。立体的に表現されたPETAL(花びら)の装飾が施され、200枚もの花びらを纏った鉢や、花に舞う蝶のような、白地に金彩を施した器など200点余りを一堂に展示する。©︎Yuko Okazaki, Courtesy of Tomio Koyama ...
世界中のセレブが愛するポップアートの専門店「&Collection」がオープン|ART
ART|世界中のアート・デザイン作品を展示洋服を着替えるようにアートを楽しむアート・デザインに軸足を置いたライフスタイルショップ「&Collection」が東京・表参道にオープン。ファッションアイテムをモチーフにしたアート作品に注目だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ファッションアイテムをアートとして再構築「&Collection」はアート作品やデザイン作品を展示・販売するライフスタイルショップ。洋服を着替えるように、日々の暮らしの中でアートを楽しむことを提案する。住居をイメージした家具などを配置した空間にアートを展示することで、アートに対する親近感を抱かせるとともに、アートで日常を彩ることを視覚的に伝えているのがこのショップの特徴。またアートに合わせて展示している家具も購入可能だ。ハイライトは「シャネル」のロゴや「ルイ・ヴィトン」のモノグラムなどをアートとして再構築する独特なスタイルで、2年間に約8000枚もの作品を生み出し、世界から“...
ハービー・山口が東ヨーロッパの一瞬を切り取った写真展を開催|LOUNGE
LOUNGE|写真集の発行を記念した写真展東ヨーロッパの激しい変化の中にある静けさを捉えたハービー・山口氏の写真集「and STILLNESS」の発行を記念し、写真展『and STILLNESS あの日のプラハ、ワルシャワ、ブタペスト-- 東ヨーロッパ1985 - 1996』を開催。東ヨーロッパに流れる時間の、一瞬を切り取った。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)期間中にトーク&スライドショーも開催1970年代からヨーロッパ周辺を中心に世界中を旅してきたハービー・山口氏。彼のレンズは、広くメディアで知られる音楽やアートといったカルチャーシーンとは別に、国家の統合や独立が進む東ヨーロッパを捉えていた。ひとつの大陸に多民族が共存するゆえの喜び、哀しみ、エネルギー、そして終焉と再生。しかしその激動の時代のなかでも、人々の普段の暮らしは確実に存在する。その“普通の日常”を氏は写真を通じて表現する。©ハービー・山口©ハービー・山口今回写真集「and STILL...
神秘的な光を体感できる個展「吉岡徳仁 スペクトル」が開催|ART
ART|光がもたらす感覚を追求吉岡徳仁が生み出す虹の光線吉岡徳仁氏の個展「吉岡徳仁 スペクトル」が2017年1月13日(金)~3月26日(日)の期間、資生堂ギャラリーにて開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)新作「スペクトル」のインスタレーションを発表吉岡徳仁氏は、デザイン、アート、建築など幅広い領域において、自由な発想と実験的なテクノロジーから生み出される作品により、国内外で高く評価されている。これまで自然と人間の関係性に着目し、光がもたらす感覚を追求し研究を重ねてきた。2013年、東京都現代美術館で開催された個展「TOKUJIN YOSHIOKA_Crystallize」では、プリズムによって作られた「虹の教会 -Rainbow Church」を展示。また2011年に開催された「第54回 ヴェネチア ビエンナーレ国際美術展」では、建築プロジェクト「ガラスの茶室 - 光庵」を発表し、2015年に京都の重要文化財である天台宗青蓮院門跡境内将軍塚青龍...