朝日焼の伝統を未来へつなげる発信拠点|ART

朝日焼の伝統を未来へつなげる発信拠点|ART

ART|400年の歴史をもつ伝統工芸「朝日焼」大切にしたい「お茶のひととき」朝日焼の魅力を未来につなげる新店舗「朝日焼 Shop & gallery」が京都・宇治川沿いにオープンする。イベントスペースやギャラリースペースが設けられ、茶と茶器をベースに日本文化を体感できる場となる。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)コンセプトは「お茶の想いを育む空間」朝日焼は、慶長(1596年~1615年)の時代に発祥、400年の歴史をもつ陶器だ。2016年に十五世長男である松林佑典氏が十六世豊斎を襲名し、窯元を引き継いだ。この度、その伝統を未来へつなげる発信拠点となる新店舗がオープンする。日々の暮らしとともにある「お茶のひととき」。それはささやかな時間ながら、その愉しみ方は多種多様で奥深い。日本人のライフスタイルや文化と密接に関わり、人々に豊かな潤いやインスピレーションを与える。新店舗では、代々宇治の地で茶器を中心とした器を手掛けてきた朝日焼が考える新しいアイディア...
ART
「第9回 中村キース・へリング美術館 国際絵画コンクール」開催|ART

「第9回 中村キース・へリング美術館 国際絵画コンクール」開催|ART

ART|毎年世界各国から1000点以上の応募がある子どもたちの様々な個性や感性に向き合うコンクール4歳~17歳の子どもたちを対象にした「中村キース・へリング美術館 国際絵画コンクール」が今年も開催。各界より審査員を招き、子供たちの様々な個性や感性に向き合う。設置されるユニークでバラエティ豊かな賞が面白い。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)テーマは「ハーモニー」1980年代にアメリカ・ニューヨークのアートシーンを代表する画家キース・へリング。彼は生前、児童福祉をはじめ子供たちとのワークショップ、世界各地での壁画制作、HIV/エイズ予防啓発活動や社会的なメッセージが込められたポスターを多数制作した。All Keith Haring Works © The Keith Haring Foundation Courtesy of Nakamura Keith Haring CollectionAll Keith Haring Works © The Keith H...
ART
ジュリアン・レノンの写真展が東京と京都で開催|LEICA

ジュリアン・レノンの写真展が東京と京都で開催|LEICA

LEICA|ライカ 東南アジアを撮影した作品を展示アーティストのジュリアン・レノン氏の写真展が、ライカギャラリー東京、ライカギャラリー京都、ライカGINZA SIXで同時開催。東南アジアの日常を切り取った作品が並ぶ。またライカギャラリー京都では、レノン氏を迎えトークショーも開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)京都でトークショーも開催ライカ(LEICA)はジュリアン・レノン氏の写真展をライカギャラリー東京、ライカギャラリー京都、ライカGINZA SIXにて同時開催する。レノン氏はジョン・レノンの長男として知られ、ミュージシャンやフォトグラファーなど多彩な才能の持ち主。構成を掴む鋭い目と本質的な瞬間を捉える豊かな才能を備えた彼は、独自の経験を積みながらアーティストとして自らの歩みを表現し続けている。© Julian Lennon© Julian Lennon今回の写真展「Cycle」は、東南アジアを舞台にした作品を展示。ライカギャラリー東京では東南ア...
ART
愛する父の死に向き合う日々を撮影した「蜷川実花 うつくしい日々」|ART

愛する父の死に向き合う日々を撮影した「蜷川実花 うつくしい日々」|ART

ART|これまでの作品とは一線を画す作品を展示「死」に触れた時にしか見えない景色を描き出す写真家・蜷川実花氏の個展「蜷川実花 うつくしい日々」が原美術館で開催される。亡き父の死に向き合う日々を、繊細な心で写しだした。会期は2017年5月10日(水)~19日(金)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)10日間のかけがえのない展示写真家、蜷川実花氏が父・幸雄の死に向き合う日々を撮影した個展「蜷川実花 うつくしい日々」が原美術館で開催される。本当に大切な人や自身の死と向き合う時の感受性でしか見えない景色。常に不安と悲しみを宿しながらも、ふと見上げた空の青さ、芽吹く若葉、風の薫りに、“生”を感じ取る。展示されるのは、蜷川氏がそのような繊細な感覚で撮影した作品たちだ。本展は愛する父の限られた命と向き合う日々を被写体にした作品約60点で構成される。蜷川氏が「逝く人の目で撮った写真」と表現するように、作品ひとつひとつに美しい世界と別れゆく父の視線と、それを受け継ぐ娘の...
ART
ダウン症のある子をもつ“母”と、その子を捉えた写真展|LOUNGE

ダウン症のある子をもつ“母”と、その子を捉えた写真展|LOUNGE

LOUNGE|フォトグラファー宮本直孝×NPO法人アクセプションズ「母の日 ~I’m a mother of child with down syndrome~」ダウン症のある子とその母にフォーカスを当てた写真展が、東京メトロ表参道駅コンコースにて、2017年5月8日(月)~14日(日)の期間で開催される。被写体となった21組の親子がもつ、それぞれのストーリーを写真を通じて表現する。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)親子、その母ひとりひとりの姿に迫るダウン症、正式名称ダウン症候群は、細胞の21番目染色体が1本多い3本あることによっておこる、先天性の症候群だ。性別や人種、経済状況などにかかわらず、約800人から1000人に1人の割合で生まれる。日本で初めてダウン症の子をもつ“母”と、その子供に限定した写真展を母の日に向けて開催する。「母の日 ~I’m a mother of child with down syndrome~」は、親子、そしてその母ひとりひと...
ART
イッセイ ミヤケのミラノ旗艦店で吉岡徳仁のエキシビション開催|ART

イッセイ ミヤケのミラノ旗艦店で吉岡徳仁のエキシビション開催|ART

ART|イッセイ ミヤケのミラノ旗艦店で吉岡徳仁のエキシビション開催吉岡徳仁とGlas Italiaのコラボレーションデザイナーの吉岡徳仁氏の新作がイッセイ ミヤケのミラノ旗艦店で展示されている。イタリアのガラスプロダクトメーカーGlas Italiaとのコラボレーションした「FOUNTAIN – Glass Table」は職人技と現代の工業技術を融合させた煌びやかなテーブルだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)泉のような輝きを放つガラスのテーブル2017年3月にオープンした、ファッションブランドISSEY MIYAKEのミラノ旗艦店。その空間デザインを担当したのが吉岡徳仁氏だ。吉岡氏は2016年4月に東京で開催された『MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事』において、インスタレーションを展示するなど両者の関係は深い。この度ISSEY MIYAKEイタリア旗艦店で、吉岡氏とGlas Italiaのコラボレーションによって生み出された新作「FOUNTA...
ART
天才の精神世界にもっとも近い場所へ「草間彌生 わが永遠の魂」展|ART

天才の精神世界にもっとも近い場所へ「草間彌生 わが永遠の魂」展|ART

天才の精神世界にもっとも近い場所へ「草間彌生 わが永遠の魂」展開催中!“永遠の前衛芸術家”とも称され、1950年代から、アート界の第一線で活躍し続ける草間彌生。彼女の創造性は、絵画はもちろん、彫刻、インスタレーション、映像、そして文学と、ジャンルを超えた“草間芸術”ともいえる独自の表現スタイルを確立している。世界を魅了し続けるその尽きせぬパワーと、類まれなる才能、時代の最先端を走り続ける個性の全貌に迫る、過去最大規模の個展が、開館10周年を迎えた都内の国立新美術館で開催されている。実に13年ぶりともなる都内での大規模個展は、270点にも及ぶ作品を一堂に集め、作家の全貌に迫ろうというものだ。Text by MAKIGUCHI June場内は21世紀に入って制作された近作を展示する第1部と、それ以前に制作された20世紀の作品群を展示する第2部とに分かれている。まず来場者が足を踏み入れた第1部で目に飛び込んでくるのは、壁一面に隙間なく展示されている大型絵画132点だ。これらは、2009年...
ART
「朝日焼当主松林豊斎16世 襲名記念展覧会」が開催|ART

「朝日焼当主松林豊斎16世 襲名記念展覧会」が開催|ART

ART|宇治の土から生み出される茶器受け継がれる伝統と美朝日焼窯元、松林豊斎16世の襲名記念展が日本橋三越本店 美術特選画廊で2017年6月28日(水)~7月4日(火)の期間で開催される。伝統と現代のエッセンスを織り交ぜた新作に注目だ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)16世独自の現代的な新作を発表朝日焼は、慶長(1596年~1615年)の時代に発祥したといわれる陶器。千利休が茶の湯を大成させ、小堀遠州らの茶人が活躍した時代である。小堀遠州は茶の産地として知られはじめた宇治とも深くかかわった。初代陶作から3代陶作の頃の朝日焼は、茶碗や水指など茶道の道具が、大名や公家、茶人に珍重された。その後も時代の変遷、戦争など厳しい時代をくぐり抜け、制作が続けられてきた。現在も茶碗や水指などの茶道で使う茶道具と、急須、宝瓶、湯冷しなどの茶器を中心に制作。熟成された宇治の土と、松割木の炎がもたらす繊細な風合いを受け継いでいる。この度、昨年伝統ある名前を受け継いだ松林豊斎1...
ART
約50点を集めた写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」開催|ART

約50点を集めた写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」開催|ART

VACANT|バカント“70年代を写した男”ミック・ロックがデヴィット・ボウイを捉えた「DAVID BOWIE by MICK ROCK」“70年代を写した男”の異名を取るロック・フォトグラファーMick Rock(ミック・ロック)が、音楽史に燦然と輝くロックスター、David Bowie(デヴィット・ボウイ)が映した作品のみを展示する写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」が2月25日(土)より開催される。Text by SHIMOJO Shingoミック・ロックのトークショーも開催予定ルー・リードやイギ―・ポップ、クイーン、デビー・ハリー、セックス・ピストルズ、ラモーンズなど、70年代を代表するロックやパンクシーンのアーティストを撮り続けてきたミック・ロック。2015年9月に出版された写真集「The Rise of David Bowie 1972-1973」(TASCHEN) は、ボウイ本人とミックのサイン入りの限定版がタッシェン史上最も早く完売した限定出版...
ART
336 件