ART TOKYO Tips
「ART TOKYO Tips」に関する記事
東京国立近代美術館が所蔵作品を厳選紹介。『MOMATコレクション』|ART
ART|約13,000点の所蔵作品から約200点を厳選明治以降の日本美術の軌跡をたどる東京国立近代美術館が所蔵作品を紹介する展示会「MOMAT コレクション」が、2018年6月5日(火)~9月24日(月・祝)の期間で開催される。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)作品の入れ替え時期に併せて開催される展示会東京国立近代美術館(MOMAT)は、国内最大規模である約13,000点の所蔵を誇るミュージアムだ。時宜に適ったテーマや切り口で、年に数回、作品を入れ替える所蔵作品展「MOMAT コレクション」を開催している。日本の作品だけでなく海外の作品とも関連付けて紹介することで、明治以降の美術の流れを理解しやすいのが魅力だ。川端龍子《草炎》1930年 (展示期間:7月31日~9月24日)みどころは、まず第1室の「ハイライト」コーナー。本館選りすぐりの名品が凝縮されている。第2室から第12室にかけては明治から現代まで、時代を追って美術の流れをたどれる。今期は、各室のテー...
一見さん大歓迎! 新橋の芸者、料亭文化をモダンに遊ぶ「東をどり」開催|ART
ART|料理・旨酒・芸を楽しむ4日間一年に一度、4日間限定で開催。新橋花柳界の芸と食を楽しむ「東をどり」大舞台では芸者衆の粋と艶を、幕間は料亭などによる食の競演を楽しみ、銘酒も取り揃う「東をどり」が、2018年5月24日(木)~27日(日)の4日間、新橋演舞場にて行なわれる。また「東をどり」に先駆けたイベントも銀座の街で開催される。Text by OZAKI Sayaka日本文化の"粋"を遊ぶ「東をどり」1925年、新橋演舞場の開場を記念して行なわれたこけら落とし公演が「東をどり」のはじまり。現在の「東をどり」は新橋演舞場を会場として、本来は料亭の座敷だけで行なわれる新橋芸者衆の踊りを大舞台で披露、また通常はそれぞれに営業する料亭・お茶屋が、開催期間中にだけ競い合い、様々な料理を楽しめる催しである。舞台の構成は休憩を挟む二幕で、演目は古典をテーマに選ばれた。第一部は、「これが新橋長唄尽くし」、第二部は「これぞ新橋清元尽し」と題し、古典芸能に馴染みのない人にも楽しめるよう工夫が凝らさ...
WOWのいままで、そしてこれから。|WOW
WOW|ワウ WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―ヴィジュアルデザインスタジオ「WOW」(ワウ)の大回顧展「WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―」が東京・青山にあるスパイラルにて開催。過去の作品から、未来のビジョンを表現したものまで、多数の作品が展示される。期間は2018年4月6日(金)~2018年4月15日(日)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)WOWが動かし続けてきた「ビジュアルの力」1997年の設立以来、CG映像に始まり、UI/UXデザイン、空間インスタレーション、プロダクトや建築に至るまで、多彩なフィールドで活動しているヴィジュアルデザインスタジオ「WOW」(ワウ)。昨年20周年を迎えたWOWの過去・現在・未来が一体となった回顧展「WOW Visual Design Studio ―WOWが動かす世界―」が開催。WOWが切り拓いてきた「ビジュアルの力」が、思想や歴史、テク...
世界が注目する写真家サラ ムーンの個展を開催|ART
ART|時の儚さを追求する独自の作品世界“時の流れ”をテーマとした サラ ムーン個展『D’un jour à l’autre 巡りゆく日々』開催フランスを代表する写真家、サラ ムーンの個展『D’un jour à l’autre 巡りゆく日々』が、2018年4月4日(水)~5月4日(祝)に、東京・銀座シャネル・ネクサス・ホールにて開催される。Text by OZAKI Sayakaサラ ムーンとシャネルとのコラボレーション作品も展示写真家サラ ムーンは、30年以上にわたり世界の第一線で活躍し、現代において最も注目される写真家のひとりである。1970年代にモデルから転身し、ファッションや広告の分野で写真家としてのキャリアをスタートさせ、シャネルを含むトップメゾンの仕事に携わった。1985年に作家としての作品制作を始め、 その10年後に「パリ写真大賞」を受賞。また映像作家としても高く評価され、独自の幻想的かつ深淵なイメージを創出してきた。そのサラ ムーン自身が構成を手がける『D’un ...
新しいコーチの世界観を描く。コーチとアーティストのコラボレーション|COACH
COACH|コーチCOACHシグネチャーパターンを使用したアートCOACHとアーティストがコラボレーション。新しくモダナイズされたシグネチャー・パターンに、インスパイアを受けたさまざまな作品が展示される。3月21日(水・祝)には、人気アーティスト、Colliu氏とChocomoo氏によるライブペインティングイベントを、コーチ表参道、コーチ銀座にて開催。要注目のイベントだ。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)ライブアートペインティングをコーチ表参道、コーチ銀座にて3月21日(水・祝)開催!この春、COACHのクリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースが、アイコニックなCのパターンとノスタルジック感覚を組み合わせた、シグネチャー・コレクションが遊び心たっぷりに生まれ変わった。80年代にニューヨークを拠点に活躍したポップアーティスト、キース・へリングのアートワークが、アイテムを彩る。そんなキース・へリングのアート作品と、COACHのアイコンであるシグ...
小波次郎氏×Saturdays NYCが創り上げる写真展|Saturdays NYC
Saturdays NYC|サタデーズ ニューヨークシティ2018春コレクションを小波次郎氏が撮影サタデーズ ニューヨークシティが、小浪次郎氏の写真展を表参道 Ba-tsu Art Galleryにて開催する。ニューヨークで撮影した新作に加え、2018年春コレクションのルックを展示。期間は2018年3月20日(火)~21日(水・祝)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)限定アイテムを会場にて先行販売Saturdays NYC(サタデーズ ニューヨークシティ)は、ニューヨークやその他の大都市の中で働き生活している人たちのライフスタイルに合ったコレクションを提案しているブランド。この度、ニューヨークを拠点に活動している写真家、小浪次郎氏の写真展が開催される。小浪氏がニューヨークで新たに撮影した作品の数々と、今回の写真展の為に撮り下ろしたSaturdays NYC 2018年春コレクションのルックが展示される。また展示作品のコラージュを使用した限定アイテム、T...
グラフィックアーティスト YOSHIROTTENの展覧会『FUTURE NATURE』|ART
ART|グラフィック、映像、インスタレーション、立体を総合的に展示する 「見えないものの可視化」をテーマにした新作約30点を発表グラフィックアーティストYOSHIROTTEN氏の展覧会『FUTURE NATURE』が、TOLOT heuristic SHONONOMEで開催される。さまざまな方法で表現された新作約30点を展示する。期間は2018年3月10日(土)~3月29日(木)まで。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)東京での開催は4年ぶりYOSHIROTTEN(ヨシロットン)氏は、東京をベースに活動するグラフィックアーティスト・アートディレクター。ジャンルを超えたさまざまな表現方法で、自然や、まだ見ぬ未来の景色を主題とした作品を制作している。この度、大規模な展覧会『FUTURE NATURE』が開催。2013年の東京での発表以降、ベルリン、ロンドンを経て約4年ぶりの東京での発表となる。彼の制作テーマである「見えないものの可視化」に基づいて制作されたグラフ...
日本絵画の巨匠による作品を一望する『生誕150年 横山大観展』|ART
ART|大観芸術の本質を探る大規模回顧展明治、大正、昭和の大作が一堂に会する『生誕150年 横山大観展』近代日本画壇の巨匠、横山大観(1868年〜1958年)の生誕150年、没後60年を記念し『生誕150年 横山大観展』が、2018年4月13日(金)~5月27日(日)に東京国立近代美術館にて開催される。明治から昭和にかけての代表作をはじめとして、新出作品やこれまでの展覧会では積極的に紹介されていなかった作品をも網羅した、大規模回顧展だ。Text by OZAKI Sayaka新しい時代の絵画に取り組んだ横山大観の絵画を一挙公開横山大観は、西洋から様々なものや情報が押し寄せる時代の中、日本の絵画の伝統的な技法を継承しつつ時に改変を試み、またモチーフについても従来の定型を脱する自在な画風と深い精神性を備えた数々の大作を生み出した。本展ではその作品と習作・資料を合わせて展示し、制作の過程から大観芸術の本質に改めて探る。展示は「『明治』の大観」、「『大正』の大観」、「『昭和』の大観」の3章...
「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」開催|ART
ART|現代美術を幅広く網羅したコレクションウォーホル、草間彌生、奈良美智らの作品を公開。約40年にわたる原美術館の歴史を伝える現代美術コレクション展原美術館館長・原俊夫氏自らが、収蔵作品約1000点の中から選び、キュレーションを行なった「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」が、2018年1月6日(土)~2018年6月3日(日)に開催される。Text by OZAKI Sayaka巨匠のみならず、アートシーン最前線で活躍する若手作家まで網羅された現代美術コレクション原美術館は、日本における現代美術館の先駆けとして1979年に開館。その創立者であり現在も館長を務める原俊夫氏は、現代美術の発展と国際交流に情熱を傾け様々な展覧会を開催する一方、コレクション活動にも力を注いできた。「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展』は、原俊夫氏が作家に直接会い、一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど約1000点...