マイバッハ初のオープン2シーター「SLモノグラムシリーズ」が日本上陸

ジャパンプレミア会場にて、メルセデス・ベンツ日本合同会社 ゲルティンガー 剛 社長 兼 CEO(左)とメルセデス・ベンツ社 メルセデス・マイバッハ部門 責任者 ダニエル・レスコー氏

CAR / NEWS
2024年12月4日

マイバッハ初のオープン2シーター「SLモノグラムシリーズ」が日本上陸

Mercedes Maybach SL Monogram Series|メルセデス・マイバッハ SL モノグラム

メルセデス・ベンツはメルセデス・マイバッハの新型モデルで、華やかなマイバッハパターンがアクセントとなった「SLモノグラムシリーズ」を都内でジャパンプレミアした。日本でも2025年中に発売される予定という。

Text by YANAKA Tomomi

ボンネットに広がるマイバッハパターンが華やかな存在感に

マイバッハ史上もっともスポーティなモデルと謳われる2シーターロードスター「SLモノグラムシリーズ」が日本に上陸した。マイバッハにおけるオープン2シーターモデルは初めてとなる。
「SLモノグラムシリーズ」の発売時に用意されるのはふたつのキュレーションされたデザインコンセプト。「レッドアンビエンス」はブラックとガーネットカラーが織りなす斬新なツートーンペイントが印象的で、「ホワイトアンビエンス」はメリハリのあるエレガンスが演出されている。
ベースとなるのはメルセデスAMG「SL63」で、心臓部には最高出力430kW(585hp)の4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。9段ATのトランスミッションを介して四輪で駆動する。AMGと同様のパフォーマンスを発揮する一方で、快適性を重視したサスペンションセッティングやソフトエンジンマウントを採用することでマイバッハならではの静かで快適な乗り心地を実現している。
この「SLモノグラムシリーズ」、まず目に飛び込んでくるのはボンネットのマイバッハパターンだろう。製造工程は非常に複雑かつ、高い精度が求められるため、研磨など一部工程はハンドメイドで製作されるなど、マイバッハならではの匠の技が光る。
エクステリア全体ではマイバッハ専用のラジエーターグリルや、フロントスポイラーを左右に配置したワイドなエアインテークなど、迫力のあるデザインが取り入れられ、足元にはマルチスポークデザインの21インチ鍛造ホイールを装着する予定だ。
ルーフは広範囲にわたって防音処理が施されたアコースティックソフトトップを採用。こちらにもマイバッハパターンが組み込まれた。
インテリアはクリスタルホワイトのナッパレザーが特別な高級感を生み出し「SLモノグラムシリーズ」の一体感のある優美なデザインを完成させる。
「SLモノグラムシリーズ」の発売は2025年春にヨーロッパから始まり、日本を含むほかの地域でも順次展開される予定だ。
Mercedes Maybach SL Monogram Series|メルセデス・マイバッハ SL モノグラムシリーズ
ボディサイズ|全長4,705×全幅1,915×全高1,353㎜
ホイールベース|2,700㎜
エンジン|3,982㏄ V型8気筒ツインターボ
最高出力|430kW(585ps)/5,500-6,500rpm
最大トルク|800Nm/2,500-5,000rpm
トランスミッション|9段AT
駆動方式|四輪駆動
問い合わせ先

メルセデスコール
Tel.0120-190-610
https://www.mercedes-benz.co.jp/

                      
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