椅子・ソファ
「椅子・ソファ」に関する記事
デンマーク家具デザインの巨匠 フィン・ユール生誕100年記念展
デンマーク家具デザインの巨匠フィン・ユール生誕100年記念展デンマークの著名建築家・家具デザイナー、フィン・ユールの生誕100年を記念して、The Universe of Finn Juhl (フィン・ユール生誕100年記念展)が1月28日(土)から2月12日(日)まで、新宿パークタワーホール・ギャラリーにて開催される。 Text by SUGIURA Shu(OPENERS)フィン・ユールがつくったのは、“自由な人体の容れもの”フィン・ユールは、1950年代にデンマークをデザイン大国として世界に広めたデンマーク出身の建築家・家具デザイナー。当時主流だったデザイン様式に異を唱え、自由なモダンアートに影響を受けながら独自のデザイン形式を確立した。家具を「自由な人体の容れもの」ととらえ、「イージーチェア No.45」「ペリカンチェア」などがその代表作。存在感のある複雑な曲線のオーガニック家具デザインによって、デンマークを代表するデザイナーとなった。 イージーチェアペリカンチェア本展示会...
あたらしい発想のアメニティコレクション「MIRVA & LIDMAN」誕生
スーツを着る椅子、ブーツをはくテーブルあたらしい発想のアメニティコレクション「MIRVA & LIDMAN」誕生岡村製作所から、好みに合わせて着せ替えが可能なアメニティコレクション「MIRVA & LIDMAN(ミルバ&リッドマン)」が登場した。Text by YANAKA Tomomi季節やシーンに応じてスタイルを変化させる“スーツを着る椅子”“ブーツをはくテーブル”という斬新な発想により誕生した「ミルバ&リッドマン」。使うひとの個性に合わせたコーディネートを可能にし、また季節やシーンに応じてスタイルを変化することもできるあたらしい着想のアメニティコレクションだ。「ミルバ」は、スーツを着せないそのままの状態でも美しいデザインと快適なすわり心地を兼ね備えた椅子だ。クッション性のあるスーツを付けると、表情や座り心地が一変。さらに、逆台形となっているスーツの背もたれ部分は、そのままでも前後に折ることができ、さまざまなフォルムに変化させることが可能だ。カラーは骨格となる椅子がナチュラルウ...
B&B Italia|デザイン界の巨匠による最新チェア「BEVERLY」&「HUSK」
B&B Italiaミラノサローネ2011で発表されたコレクションがついに到着最新チェア「BEVERLY」&「HUSK」今年2月よりB&B ItaliaとMAXALTO全コレクションの価格が改定になり、最大で40%ほどプライスダウンになるなど、名作家具がより身近になったB&B Italia。2011年最新作は、“Please take your Seat”をテーマにしたシーティングに注目したい。アントニオ・チッテリオデザインのチェア「BEVERLY(ビバリー)」と、パトリシア・ウルキオラデザインのチェア「HUSK(アスク)」を紹介しよう。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by B&B Italiaトレンドをリードする両巨匠の“メカニズム”から生まれた最新チェア鋳造(ダイカスト)アルミニウムのフォールディングフレームが美しいフォルムを描くアントニオ・チッテリオ氏の新作チェア、ビバリー。フレームは...
BoConcept|カリム・ラシッドとのコラボ“オタワ”ダイニングコレクション
BoConcept|ボーコンセプトボーコンセプト2012年春の新作は、カリム・ラシッドとコラボレーション!“オタワ”ダイニングコレクション現在、世界で活躍するもっとも有名なプロダクトデザイナーの一人であるカリム・ラシッド。彼は7歳のときにカナダに移り、1967年のモントリオール万国博覧会を体験したことが後に多大な影響をあたえたという。ボーコンセプトから発表された“オタワ”ダイニングコレクションは、彼がデザイナーとしてのキャリアの出発点として若き日々を過ごしたカナダの首都オタワからインスピレーションを得てデザインされた。Text by KAJII Makoto (OPENERS)いままでに42ヵ国でデザインの仕事をしてきたカリムと、現在世界中で250店舗を展開するボーコンセプトの必然的な邂逅1967年のモントリオール万国博覧会を体験したことでカリムは、「絵を立体に変換できることを知った」という。「だから、それ以来、発明と技術に興味をもちはじめた。物質的世界を形づくっていくことにもね」...
B&B Italia|4スターベースの最新チェア「HUSK」
B&B Italiaミラノサローネ2011で発表されたコレクションがついに到着4スターベースの最新チェア「HUSK」今年2月よりB&B ItaliaとMAXALTO全コレクションの価格が改定になり、最大で40%ほどプライスダウンになるなど、名作家具がより身近になったB&B Italia。2011年最新作は、“Please take your Seat”をテーマにしたシーティングに注目したい。パトリシア・ウルキオラデザインのチェア「HUSK(アスク)」は、4スターベースの独特の存在感を放つ。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by B&B Italiaトレンドをリードする巨匠の“メカニズム”から生まれた最新チェアプラスチック一体成形のシェルと豊富なソフトクッションが個性的な表情をつくる、パトリシア・ウルキオラ氏によるラウンジチェア、アスク。シートクッションは、スタンダード仕様、ラージ仕様、ラージにヘッドレ...
PRODUCT|ランドスケーププロダクツの新作ソファ
収納スペース+ソファ=快適な時間ランドスケーププロダクツの新作ソファ「Low Ride Sofa Concealed」インテリア&デザインにまつわる旬なプロダクトを厳選紹介――モダンなデザインと実用性の高さを兼ねそろえたプロダクトで人気の高いランドスケーププロダクツ。ベストセラーである「Low Ride Sofa」に新たなラインナップが登場した。文=佐俣桂記ブナとウォルナットの素材から選べ、張り地のセレクトも可能低く構えたプロポーションとスマートなデザインで人気の高い「Low Ride Sofa」。一度身を委ねてしまうと、絶妙な安定感から、快適な時間を約束してくれる逸品だ。新作「Low Ride Sofa Concealed」はその特徴を受け継ぎながら、サイドに収納スペースを設置。カバーを外すと、見せたくないリモコンや小物を収めることができる。新作ソファ「Low Ride Sofa Concealed」新作ソファ「Low Ride Sofa Concealed」ユーザーの用途次第で...
アストンマーティン、フォルムイタリアとの新作家具をミラノサローネで発表|Aston Martin
Aston Martin|アストンマーティン特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2015アストンマーティン、フォルムイタリアとの新作家具をミラノサローネで発表イタリアで開催中の世界最大のデザイン展「ミラノ デザイン ウィーク」に、アストンマーティンは、見本市の本来のテーマであった家具とともに出展。イタリアのフォルムイタリアと共作した作品で、アストンマーティンのラグジュアリーな世界を、家具という形で伝えた。イタリアで現地取材した小川フミオ氏がお届けする。Text by OGAWA Fumioサローネにふさわしく家具が主役ミラノ デザインウィークにおいて、本来、家具の見本市からスタートしたそのオリジンに最も忠実だったのが、アストンマーティンだ。とんがった家具メーカーであり、自動車メーカーとのコラボレーション製品も少なくないフォルムイタリア(本当はフォルミタリアと発音)とのコラボレーションを発表した。アストンマーティンとフォルムイタリアとの新作家具は「アート オブ リビング ラグジュリー...
2015ミラノサローネ 最新リポート|Ermenegildo Zegna
Ermenegildo Zegna|エルメネジルド ゼニア特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2015パトリシア・ウルキオラ デザインのスツール「Baco」を発表「Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)」は、薬物中毒患者の更生施設であるサン・パトリニャーノとイタリアの女性実業家レティツィア・モラッティ氏との協力によって生まれたスツール「Baco(バコ)」を、4月13日にミラノ・モンテナポレオーネ通りのエルメネジルド ゼニア グローバルストアで発表。ミラノサローネ期間中、同店内で展示された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)オーク材の樽板から作られているスツールパトリシア・ウルキオラ氏がデザインしたスツール「バコ」は、ワインの樽を回収・再利用することにより木と人を活かす“バリック・プロジェクト(Barrique, the third life of wood)”の常設コレクションを飾る一篇として誕生した。材料に樽を使用し、優れた職人技が...
マツダがミラノサローネで披露する“デザインの遊び心”|Mazda
Mazda|マツダ特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2015マツダがミラノサローネで披露する“デザインの遊び心”マツダは開催中の世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ」で、同社のデザイン室が手がけた自転車「Bike by KODO concept」と、家具「Sofa by KODO concept」を出展した。現地から小川フミオがリポートする。Text by OGAWA Fumioマツダのデザイン力を分野を超えアピールミラノ デザインウィークを、自社のデザイン力をアピールする好機ととらえるのが、マツダだ。2015年は、家具やファッションの展示が多いブレラ地区で、「Bike by KODO concept」と、「Sofa by KODO concept」を、「CX-3」および新型「ロードスター(あちらではMX-5)」とともに展示した。マツダデザインと銘打たれたショーウィンドウごしの展示ルームは、黒を基調にしたシックなもの。足を踏み入れると、マツダの特徴であるソウルレッドと呼ばれ...
アウディ、光のインスタレーションでミラノサローネを演出|Audi
Audi|アウディ光のインスタレーションでミラノサローネを演出アウディはイタリアで開催中のミラノサローネで「アウディ シティラブ(ラボ)」と名づけた3階建てのショーケースを開設。光のインスタレーションで、カメラ、ピアノ、自転車など、プロダクトデザインの代表作を演出した。小川フミオが現地からリポートをお届けする。Text by OGAWA Fumio特設ショーケースで幅広いデザイン活動を紹介アウディはデザインに力を入れているブランドだ。他社のデザイナーをして「本当にすごいデザインだ」と感銘の言葉を吐かせるクルマのみならず、自転車、ウェア、カメラ、楽器と、生活を豊かにしてくれる道具をたいてい手がけている。2015年ミラノ デザインウィークでも、大きな展示が印象に残った。アウディは一部のインスタレーションのスポンサーを務めると同時に、自らも、買い物好きにはおなじみモンテナポレオーネに「アウディ シティラブ(ラボ)」と名づけた3階建てのショーケースを開設。アーティストとのインスタレーション...
2012 ミラノサローネ 最新リポート|KARIMOKU NEW STANDARD
KARIMOKU NEW STANDARD|カリモク ニュー スタンダード特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2012KARIMOKU NEW STANDARD、3度目のミラノKARIMOKU NEW STANDARDは、創業70余年の歴史を誇るカリモク家具のなかで、もっとも革新性に満ちたブランド。長い歴史で培った技術と、国内外の気鋭デザイナーたちのアイデアを結集して2009年にブランドをスタートした。2010年にはミラノサローネで世界に向けてお披露目、今年は3組のデザイナーがあらたにくわわり、3度目のサローネ出展となる。現地を訪れたアタッシェ・ド・プレス デイリープレスの竹形尚子さんがリポートする。Text by TAKEGATA Naoko (DAILY PRESS)Photographs by OTA Takumi3年目、とても良い波が起こっています「日常との共存」――日常の暮らしのなかに、いかに溶け込む家具をつくることができるか? 普遍性、日常性というものに注目をし、日々の...
2013 ミラノサローネ 最新リポート|Cassina ixc.
Cassina ixc.|カッシーナ・イクスシー特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2013「My World」by フィリップ・スタルク&カッシーナフィリップ・スタルクの“省資源化”というアイデアと、カッシーナブランドの高い品質と美学が融合して誕生したシンプルで実用的なソファ「My World」が、4月9日(火)から開催されるミラノサローネ2013で公開される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)システムソファには、USB充電器など充電ステーションを完備くつろぐ、会話する、食べる、飲む、招く、もてなす、愛し合う、働く、つながりをもつ──フィリップ・スタルク氏とカッシーナが提案するシステムソファ「My World」は、とくに自宅を仕事場にするユーザーにとって、社交的、個人的、職業的にも自由に使うことができるというコンセプトのもと製作された。フィリップ・スタルク氏は、「我々は分裂した社会に生きていると想定してみよう。My Worldは繭であり、巣であり、自己中...
2013 ミラノサローネ 最新リポート|MAGIS
MAGIS|マジス特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2013世界が注目する大物デザイナーたちの新作が競演「今年もMAGISは本気です」──との宣言通り、ブース面積を例年の400㎡から500㎡に拡大し、ミラノサローネに参加する「MAGIS(マジス)」。ブースデザインをコンスタンティン・グルチッチが手がける。Text by KAJII Makoto (OPENERS)グルチッチ、スタルク、ブルレック兄弟らの新作が多数出展今回、マジスブースでは、コンスタンティン・グルチッチのマジスで初となるソファのコレクションを発表。そのほか、フィリップ・スタルクやロナン&エルワン・ブルレック、ロン・アラッドなど、毎年サローネの主役となるデザイナーたちも新作を用意している。また、昨年オープンしたミラノのマジスショールームでは、ブルレック兄弟によるインスタレーションがおこなわれる。彼らの今年の新作は、金属(アルミ)と木を使ったシェルフで、Steelwoodのスペシャルバージョンも展示の予定。多くのスター...
2013 ミラノサローネ 最新リポート|Fritz Hansen
Fritz Hansen|フリッツ・ハンセン特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2013新ラウンジチェア「Ro™」発表いよいよはじまった今年のミラノサローネ。フリッツ・ハンセンは、世界的に活躍するスペイン人デザイナー、ハイメ・アジョン(Jaime Hayon)とともに開発に取り組んだ新ラウンジチェア「Ro™(ロオ)」を、フリッツ・ハンセン ミラノショールームで発表する。Text by KAJII Makoto (OPENERS)デンマーク語で“静けさ”を意味する「Ro(ロオ)」日々の喧噪から離れ、自分自身の戻る時と空間の創出─新ラウンジチェア「Ro™」は、せわしない日々の生活を送る現代人に、静かに深く考える機会をもたらす家具を作り出したいという思いから誕生した。「Ro™」のゆとりある1.5シーターの座面は、パソコンやタブレット、新聞を手にしてのくつろぎと快適なひとときを創り出し、子どもとともに腰掛けることで、あらたなやすらぎの空間も創り出すもの。また、視覚的にも機能的にも静けさを約...
2013 ミラノサローネ 最新リポート|VERSACE
VERSACE│ヴェルサーチ特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2013ザ・ハース・ブラザーズとコラボレーションしたホームコレクションを発表ヴェルサーチがロサンゼルスを拠点に活動する「ザ・ハース・ブラザーズ(The Hass Bronthers)」とコラボレーションしたホームコレクション「The Hass Bronthers for Versace」を発表。国際家具の見本市ミラノサローネでお披露目された。Text by YANAKA Tomomiグラマラスでロックンロールなドナテラ・ヴェルサーチを体現したチェアもロサンゼルスを拠点にアーティストでありながら、デザイナーとしても活躍するニコライ・ハースとサイモン・ハースの兄弟からなる「ザ・ハース・ブラザーズ」が、ヴェルサーチのために制作したホームコレクション。ゴールドカラーでかたどられたハニカムシェープの真鍮と、ブラックレザーの組み合わせが印象的な計12点のコレクションが完成した。代表作ともいえる「ザ・ドナテラ・チェア」は、ドナテラ・...