911デザイナーF.A.ポルシェ死去|Porsche

911デザイナーF.A.ポルシェ死去|Porsche

Porsche 911|ポルシェ 911フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ「911」を生んだ男誕生以来、現在にいたるまで、世界中を魅了しつづけている名車、ポルシェ「911」。その生みの親の一人である“ブッツィ”ことフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏が、2012年4月5日この世を去った。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)よいデザインは率直である「ポルシェのスポーツカーの形を決めているのは、いまでも911の生みの親である、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが築いたデザイン文化だ」ポルシェA.G.社長兼CEO マティアス・ミューラーは、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェの死を悼む発言のなかでそう語った。1935年12月11日、シュトゥットガルトに生まれたフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェは、史上もっとも成功した大衆車のひとつに数えられる、フォルクスワーゲン タイプ1、いわゆる「ビートル」や、戦時中はティーガー戦車の設...
ミニに2台の布袋寅泰コラボモデル|MINI

ミニに2台の布袋寅泰コラボモデル|MINI

MINI Couper|ミニ・クーペMINI Roadster|ミニ・ロードスターミニに2台の布袋寅泰コラボモデルビー・エム・ダブリューが、ロック・ミュージシャン布袋寅泰氏のイメージをモチーフに、スペシャル・デザインを施した「ミニ・クーペ」「ミニ・ロードスター」を製作。東京のBMW Group Studioにて展示をおこなっている。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)手間暇かけてつくられた特別モデルこの特別なコラボモデルは、ビー・エム・ダブリューが、6月に開催された布袋寅泰氏のコンサートに特別協賛したことを機に製作された。ベースとなった車輛は、「ミニ」をよりスポーティに仕立てた2シーター「ミニ・クーペ」と「ミニ・ロードスター」だ。「ミニ・クーペ」は、赤と黒をベースにギターを模した「ブラック・ファイヤー・モデル」。内装は、赤いレザーシートにくわえ、ミニの特徴であるリングのすべてが赤メッキでおおわれている。そして、ダッシュボードにはギターがケースに納...
アウディは未来の都市へ向かう|Audi

アウディは未来の都市へ向かう|Audi

Audi Urban Future Award|アウディ アーバン フューチャー アワードアウディは未来の都市へ向かう人口過密化が進むという大都市の諸問題を解決するために、自動車メーカーはなにができるか? アウディA.G.は、将来におけるモビリティと都市の未来像を考える、「アウディ アーバンフューチャー イニシアチブ」というプロジェクトを展開している。このプロジェクトの中にあって、都市と建築と都市計画のビジョンを開発するという「アウディ アーバン フューチャー アワード」は、ドイツ国内の建築賞としては最高額の賞金が用意されるもので、2年に1回、表彰がおこなわれる。今回は、その「アウディ アーバン フューチャー アワード」のプレゼンテーションに参加した小川フミオ氏が、このプロジェクトをリポートする。Text by OGAWA Fumio2030年の都市の姿とは?さきごろ、アウディ ジャパンはジャーナリストを招いて、アウディジャパンとドイツのアウディ本社とをオンラインでつないだプレゼン...
BMW i8 の情報を公開|BMW

BMW i8 の情報を公開|BMW

BMW i8|ビー・エム・ダブリュー i8BMW i8 の情報を公開BMWグループはフランスはミラマ(Miramas)で、BMW i8のドライビングイベントを開催し、同時に、いくつかのあたらしい情報を公開した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)いよいよその姿が明らかになったBMW初の電気自動車「BMW i3」。これにつづいて、BMW iブランドから、2+2シーター プラグインハイブリッドスポーツ「BMW i8」の最新情報が一部公開された。その基本的な考え方は、姉妹モデルというべきi3と同様。電気自動車としては圧倒的な軽量を実現したi3のように、軽量で、Cd値は0.26と空力的に最適化されており、乗員が搭乗する部分はCFRP製、パワートレインや足まわりにはアルミニウムを多用するという構造を採用。車両中央の低い位置にバッテリーを搭載し、低重心と前50:後50の重量配分を実現した。i8がi3とことなるのは、パワートレインで、BMW eDriveテクノロジーと...
アウディのフロントグリル|Audi

アウディのフロントグリル|Audi

Audi|アウディアウディのシングルフレームグリルクルマのフロントグリルは、そのクルマがどこのクルマなのかをひと目でわからせる、デザイン上のキーのひとつであり、ブランドのイメージを決定づける重要なパーツだ、ということは、たとえばBMWのキドニーグリルや、レクサスのスピンドルグリルなどを見ればあきらかである。アウディのフロントグリルは、シングルフレームグリルとよばれるもの。そのシングルフレームグリルに、先のパリモーターショー2012に出展された「クロスレーン クーペ」は、あたらしい表現を取り入れた。コンセプトデザインスタジオからのリポートにつづいて、小川フミオ氏が、そんなアウディのあらたなフロントグリルを取材した。Text by OGAWA Fumioフロントグリルとは?アウディのフロントグリルが新世代へ。2012年秋のパリモーターショーでお披露目された「クロスレーン クーペ」のフロントグリルは、彫刻的で、ほかにはない大胆なデザイン。どういう背景で開発されたのだろうか。フロントグリル...
メルセデス・ベンツ2025年の警察車両を発表|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ2025年の警察車両を発表|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz Ener-G-Force|メルセデス・ベンツ エナGフォースメルセデス・ベンツ 2025年の警察車両を発表?メルセデス・ベンツは、現在アメリカで開催中の「ロサンゼルスオートショー2012」で、2025年のアメリカ合衆国で活躍しているハイウェイパトロールカーをデザインするコンテスト「デザインチャレンジ」に、同社のSUV「Gクラス」をモチーフにした大型警察車両、「Ener-G-Force」(エナGフォース)を出展した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)未来のアメリカで活躍するハイウェイパトロール・メルセデス我々が子供の頃、2025年といえば遠い未来の話だった。クルマはみんな空を飛び、銀色のピッチリした服を着て、透明のチューブに覆われた動く歩道に乗って移動している。自分がこの先に体験するであろうにもかかわらず、あまりに「遠い未来」のことで突飛で漠然とした「未来像」しか想像できなかった。21世紀に入ってすでに11年。それももうすぐ終わる...
メルセデス・デザインのこれから|Mercedes-Benz

メルセデス・デザインのこれから|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz TecDay Intelligent Drive|メルセデス・ベンツ テックデイ インテリジェント ドライブメルセデス・デザインのこれからメルセデス・ベンツの主催するTecDay Intelligent Driveというイベントに参加した、大谷達也氏。イベント自体は、2013年の登場が決定している、新型「Sクラス」の安全装備についてのレクチャーが中心だったが、同時に、今後のメルセデス・ベンツモデルのデザインについても、予告がなされた。リポート第1回目となる今回は、これまでとこれからのメルセデス・デザインを解きほぐす。Text by OTANI Tatsuya「E」から「CLS」へメルセデス・ベンツのデザインが変わりつつあることにお気づきだろうか?変化の兆しは4ドアクーペの「CLS」や、その派生モデルとして登場した「CLSシューティングブレーク」に見てとることができる。CLSに近い位置づけのメルセデスといえば「Eクラス セダン」だが、直線的で硬質な印象の現...
メルセデス・ベンツ SLクラスの装備内容を変更|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ SLクラスの装備内容を変更|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SL-Class|メルセデス・ベンツ SL クラスSL クラスの装備内容を変更メルセデス・ベンツ日本は、最上級ロードスター「SLクラス」の仕様を変更。「SL 350」や「SL 550」の内外装に「AMGスポーツパッケージ」を標準装備するなど、さらなる内容の充実をはかった。Text by YANAKA TomomiAMGパフォーマンスパッケージの専用ホイールがマットブラックへと変更1952年に発売された伝説のガルウィングモデル「300 SL」の流れを汲み、昨年3月に日本にもお目見えした6代目の「SLクラス」。ロングノーズ ショートデッキの伝統的かつ、流麗なスタイリングに、現行モデルではフルアルミニウムボディシェルをはじめとした、先進技術を採用している。今回の仕様変更でもっとも注目すべき点は、「SL 350」と「SL 550」で内外装のスポーティな個性を強調する「AMGスポーツパッケージ」が価格をそのままに標準装備とされたことだ。フロントスポイラーやリアスカ...
現実には存在しないアウディのニューモデル|Audi

現実には存在しないアウディのニューモデル|Audi

Audi fleet shuttle quattro|アウディ フリート シャトル クワトロ現実には存在しない アウディのニューモデルアウディは映画『エンダーのゲーム』のために、架空のニューモデル「アウディ フリート シャトル クワトロ」を生み出した。Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)エンダーのゲームのためのビスポークアウディAGが発表した、「アウディ フリート シャトル クワトロ」はバーチャルリアリティの世界のクルマであり、物理的には存在しない。アウディとしてははじめての架空のクルマだ。「技術による先進」というモットーをつらぬき、未来の地球を舞台にしたSF映画『エンダーのゲーム』のために、デザインされた。「映画のなかのアウディは、先進性を表象し、主人公の人生につよい影響をあたえるキーシーンに登場します。この架空世界の一部としてアウディがつかわれているのです」とはアウディの弁。「アウディ フリート シャトル クワトロのデザイン工程は、テーラーメイドのス...
メルセデス・ベンツ SLKクラスの装備を見直し|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ SLKクラスの装備を見直し|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz SLK-Class|メルセデス・ベンツ SLK クラスSLK クラスの装備を見直しメルセデス・ベンツ日本は、2シーターオープンカー「SLK クラス」の装備変更をおこなった。なかでも「SLK 200 スポーツ」にはスポーツサスペンションや新デザインのアルミニウムホイールを装着し、よりスポーティな魅力が引き出されている。Text by YANAKA Tomomi「SLK 200」「SLK 350」にAMGスポーツパッケージを標準装備電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を装備した、全天候型のロードスター「SLKクラス」。2011年の発売以来、日本でもっとも売れているオープンカーは、今年2月に日本では21年ぶりとなるマニュアルトランスミッションモデルを導入するなど、多彩なラインナップを誇る。今回の仕様変更では、これまで17インチのタイヤを履いていた「SLK 200 スポーツ」が新デザインの18インチ5ツインスポークアルミホイールを装着。さらに、スポーツサスペン...
Car
メルセデス・ベンツ G550の装備を充実|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツ G550の装備を充実|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz G-Class|メルセデス・ベンツ G クラスメルセデス・ベンツ G 550の装備を充実メルセデス・ベンツ日本は、同社のクロスカントリービーグルである「G クラス」の装備内容を見直し、販売を開始した。Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)さらに装備を充実させた「G」1979年に誕生した「G クラス」は、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、つねに最適のパワートレイン、装備をくわえながら進化をつづけ、ラグジュアリーであることと、高い走破性能とを両立ハイエンドなクロスカントリービーグルだ。そんなGクラスの中心モデルとなる「G 550」は、今回の変更においてあらたに、エクステリアに、片側25mmワイドとなる「AMGオーバーフェンダー」と「チタニウムグレーペイント18インチ5ツインスポークアルミホイール」を獲得。スポーティさ、アグレッシブさを強調した。またインテリアには、ダッシュボード上部を本革仕上げとする「レザーダッシュボード」...
Eクラスに天然ガス車が登場|Mercedes-Benz

Eクラスに天然ガス車が登場|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz E 200 Natural Gas Drive|メルセデス・ベンツ E 200 ナチュラル ガス ドライブMercedes-Benz E 220 BlueTEC BlueEFFICIENCY Edition|メルセデス・ベンツ E 220 ブルーテック ブルーエフィシエンシー エディションEクラスに天然ガス車が登場環境性能を上げる方策において、メルセデスは、やはり一日の長がある。既存の技術やインフラを使用しながら、エネルギーダイバシティに対応する「Eクラス」のバイフューエルモデルを欧州で発表した。Text by SAKURAI Kenichi天然ガスとガソリンを使い分ける環境対応モデルメルセデス・ベンツでは、環境性能の向上を目指し開発したガソリンにくわえ、天然ガスを燃料とするNGL(天然ガス)対応エンジンを搭載した「E200 NGD(ナチュラル ガス ドライブ)」と、「E220 ブルーテック ブルーエフィシェンシー エディション」を発表した。E200 N...
M3後継モデルの動画を公開|BMW

M3後継モデルの動画を公開|BMW

BMW M3|ビー・エム・ダブリュー M3BMW M4|ビー・エム・ダブリュー M4まずは8月のペブルビーチでコンセプトカーを発表かM3後継モデルの動画を公開BMWは、まもなくアメリカのカリフォルニア州「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」で発表するとみられる、「M3」の後継モデルのムービーをウェブ上で公開している。M3の後継モデルは、セダンがそのままM3と呼ばれ、クーペモデルは「M4」の名称でリリースされる予定だ。Text by SAKURAI Kenichi次期M3もセダンとクーペで名称を分けるBMWは、現在ウェブ上でM3の後継モデルとしてリリースを予定しているニューモデルのムービーを公開している。このモデルは、8月18日に米国カリフォルニア州のモントレーで開催される、ペブルビーチ・コンクールデレガンスで発表を予定しているコンセプトカーだ。すでにご存じのとおり、BMWは今後セダン系を奇数の車名に、クーペ系を偶数の車名する予定で、ペブルビーチで公開されるコンセプトカーは、4シリー...
GLAの動画を公開|Mercedes-Benz

GLAの動画を公開|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz GLA-Class|メルセデス・ベンツ GLA クラスGLAクラスの動画を公開メルセデス・ベンツが上海モーターショーでワールドプレミアをおこなった小型SUVのコンセプトカー、「コンセプトGLA」。フランクフルトモーターショーでデビューが確定している市販バージョンの姿が、いち早くムービーで公開された。Text by SAKURAI KenichiAクラスのシャシーをベースにしたエントリーSUVきたるフランクフルトモーターショーで、プロダクションモデルのデビューが確定しているメルセデスのコンパクトSUV、「GLA」のティザームービーが公開された。映像で事前公開された市販バージョンのGLAは、今年開催された上海モーターショーで、メルセデス・ベンツがワールドプレミアした「コンセプトGLA」のスタイリングを基本的に踏襲。メルセデスのSUVラインアップ中、もっともコンパクトなモデルに仕上げられている。メルセデスは、前回の2011年上海モーターショーで、スポーティさを...
新型コンパクトSUV「GLAクラス」公開|Mercedes-Benz

新型コンパクトSUV「GLAクラス」公開|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz GLA Class|メルセデス・ベンツ GLA クラスまったくあたらしいコンパクトSUV新型GLAクラス公開フランクフルトモーターショーでデビューする、新型コンパクトSUV、「GLA クラス」が正式発表された。実車を含めた詳細はワールドプレミアの会場で公開されるが、いち早く第一報をお届けする。Text by SAKURAI Kenichiオンロードからオフロードまで、マルチな才能を持つ新型SUV9月に開催されるフランクフルトモーターショーでのワールドプレミアを前に、メルセデス・ベンツの新型コンパクトSUV、GLAクラスが正式に発表された。GLAは、急成長しているコンパクトSUVセグメントにおけるメルセデス・ベンツ初のモデルで、ボディサイズは、全長 4,417 × 全幅 1,804 × 全高 1,494 mmと、新型「Bクラス」にちかいサイズを得ている。もちろんSUVらしく車高はBクラスよりも260 mm近く高いが、フットプリント(路面の専有面積)は同等の...
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