WATCH&JEWELRY FEATURES
「WATCH&JEWELRY FEATURES」に関する記事
ロンジンが受け継ぐ、競馬界のノーブル・エレガンス|LONGINES
LONGINES|ロンジン香港で毎年開催される競馬界の総本山。ロンジン 香港国際競走(1)その時、目の当たりにしたのは、馬と人間が一心同体となって、意気揚々と大地を蹴り上げる姿であった。12月の爽やかな風を受け、後ろへとたなびくたてがみ。隆々と躍動するしなやかな筋肉。首を前後にして、より俊敏に、より大胆に、自分たちこそが一歩でも前に抜きん出ようとする一瞬の輝きである。馬の息使い、筋肉の躍動を、身体で判断し手綱をコントロールするジョッキー。そこには人間と馬との信頼関係も関係してくるのだろう。ホースレースがこんなにも非日常を経験させてくれるものなのか。人生で初めて競馬場に足を踏み入れた私にとっては、想像を超えるものばかりだ。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)なんという気高さだろう!馬も、ジョッキーも、そして女性たちも世界ナンバーワンの芝レースと称される“ロンジン 香港国際競走”は、競馬ファンなら誰もが憧れる最もエキサイティングなレース。開催は、毎年12月...
ジャン・ルソーCEO ジャック・ボルディエ氏インタビュー|JEAN ROUSSEAU
JEAN ROUSSEAU|ジャン・ルソー高級時計ストラップ市場世界シェア40%を誇るジャン・ルソーCEOが提案。街ナカで、オフィスで、視線を引き寄せるビジネスワードローブの新たなるコーディネイト(1)「あのスマホケース、素敵だなぁ」。スレ違いざまに一瞬、目に飛び込んできた光景も、意外と深く記憶に残るものである。それにしても手元に統一感がある……。スマホケースと時計ストラップを同素材でコーディネイトしているのだから当然だ。スマホも腕時計も、ビジネスシーンで幾度となくひと目に触れるものだけに、個性を演出する手段に大いになり得る。ジャン・ルソーCEO、ジャック・ボルティエ氏はブルー好きであり、コーディネイトをブルーでまとめるのが彼のスタイルである。Photographs by OHTAKI KakuText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)洒脱者であれ。自分らしくあれ。ビジネスマンのたしなみとして、腕時計のストラップをオーダーする行為が静かなブームを呼んでいる。...
ドンツェ・カドランのエナメル文字盤は、我が社の強みのひとつ|ULYSSE NARDIN
ULYSSE NARDIN|ユリス・ナルダンユリス・ナルダンCEO パトリック・ホフマン氏インタビュー。THE HOUR GLASS JAPAN創業20周年記念限定「クラシコ マニュファクチュール」の製作に当たって(1)ユリス・ナルダンが、東京・銀座の高級時計専門店「アワーグラス銀座店」の創業20周年を祝して特別限定モデルを製作した。それは他ならぬザ アワーグラス ジャパン代表 桃井 敦氏のリクエストが成就したモデルである。本稿は、その特別限定モデルが生まれるに至った経緯と、ユリス・ナルダンのこれからをホフマンCEOに問う内容だ。ユリス・ナルダンのブランド哲学とは、いかなるものか? このインタビューを通じて少しでも迫ることができたら幸いである。Photographs by ENDO HiroshiText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)ブランドの血潮、本物だけをユーザーに届ける「これが、その特別限定モデルです」ホフマンCEOの手の中にあるそれは、アワーグラ...
遠くまで旅する人たちに……|LOUIS VUITTON
LOUIS VUITTON|ルイ・ヴィトンルイ・ヴィトンが今冬、僕たちに贈る旅心。そう、世界は驚きに満ちている(1)1990年代には、今もなお多くの人々の心に残る素晴らしいヒットチューンがあった。「ぼくらが旅に出る理由」(小沢健二作詞・作曲)。<旅>は、そして<旅心を持つこと>は、僕らをいつだって大人にしてくれる。誰もみな、手を振っては、しばし別れる必要があるのだ。ルイ・ヴィトンが旅というテーマに重きを置くのは、トランク製作を手掛けた歴史背景があるから。でも、それだけではないはずだ。文字盤に目をやるたびに、旅心がくすぐられる「エスカル」コレクション。エスカルとは“寄港”“ストップオーバー”“途中降機”を意味するフランス語である。Photographs by NAGASHIMA ToruText by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)「エスカル ワールドタイム」誕生から2年。NAVYBLUEをベースにした、色彩マックスのNEW FACEこんなモデルが左腕の相棒だった...
今秋、ブライトリングから届いた3つのTOPICS|BREITLING
BREITLING|ブライトリング“機構”に“素材”に磨きをかけた最先端のウォッチテクノロジーがここに!(1)BASELWORLD 2016にて発表された新作のなかで、特に注目を集めた3モデルのリリースがはじまっている。「社内のスペシャルチームが手掛けた新機構」「革新的な新素材の採用」「進化したコネクテッドウォッチ」それぞれの魅力について詳述する。Text by KOIZUMI Yoko1.BREITLINGの革新を“魅せる”コンセプトモデルブライトリング社内に創設された“クロノワークス®”が手掛けた初のモデルが登場する。クロノワークス®とは、モータースポーツ業界におけるチューニング部門の考え方を導入したもの。いわば時計とクロノグラフのパフォーマンス向上のためのスペシャルチームだ。このチームが手掛けたのが、新機構を採用した「スーパーオーシャン ヘリテイジ クロノワークス®」である。まもなくリリースされるこの限定モデルには、5つの技術革新が投下されている。2.圧倒的な“強さ”“軽さ”...
グローバルアクターから届いたOPENERS読者へのメッセージ|Jaeger-LeCoultre
Jaeger-LeCoultre|ジャガー・ルクルトジャガー・ルクルトのフレンド・オブ・メゾンが時計について、俳優業について語るジャガー・ルクルトと映画界とのつながりの深さを示すキーパーソンとして、近年、活動を続けるクライブ・オーウェン氏。その多忙極まる仕事の合間を縫って、OPENERSから投げかけた11項目の質問に答えていただいた。ここではその全容をノーカットで披露する。なお、質問のやり取りは英語によるもので、日本語は編集部が付記したものである。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)クライヴ・オーウェン氏による11項目のメッセージQ1. For you, what is the work of actors and what kind of actor do your want to be?あなたにとって俳優とはどういう存在ですか? また、あなたはどのような俳優でいたいと思いますか?When I started out as an actor it w...
JAPAN MADEのメカニカルデザインウオッチ、ついに誕生|ISSEY MIYAKE WATCH
ISSEY MIYAKE WATCH|イッセイ ミヤケ ウオッチ個性的なシリンダーケースに身を包んだスタイルコンシャスな機械式時計力強いプロダクトデザインで腕時計の新境地を切り開くISSEY MIYAKE WATCHの人気シリーズ「W」から、自動巻きムーブメントを搭載する「W automatic」が誕生した。力強い骨太なデザインに加え、機械式時計を所有する喜びまで味わえるようになったこの新作は、クリエイティブなライフスタイルを選択する大人たちにオススメである。これまでの「W」から、アップデイトされたディテールも見逃せない。Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)シャープなフォルム、エッジが効いたルックス竹の持つシナリ、しなやかさなど、自然界の美しく強固な造形が「W」シリーズのもともとの特徴。「W automatic」はそこから一歩踏み出し、金属塊から削り出されたような、シンプルで力強いサイドビューを具現する。10気圧の防水機構と逆回転防止ベゼルを追加し、道...
特集|パテック フィリップの不変と普遍を探る|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ世界最高の時計をつくるために特集 パテック フィリップの不変と普遍を探る(1)「PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)」は、世界中の時計愛好家から羨望のまなざしを向けられ続けている。その理由のひとつが1839年の創業から今日に至るまで、製造したすべての時計の修理・修復を受けるというその姿勢にある。そしてもうひとつは意匠の継承である。パテック フィリップの変わることのない企業理念と、継承されるデザインを改めて見てみよう。Text by KOIZUMI Yoko創業からのすべての製品を修理・修復スイス・ジュネーブ市内にパテック フィリップが運営する時計博物館「パテック フィリップ・ミュージアム」がある。同社製品のみならず時計史を俯瞰できる所蔵品を多数揃えており、そのレベルの高さでマニア垂涎の存在となっている。その所蔵品のひとつに『顧客台帳』がある。ここには創業以来つくられた時計の、顧客名、販売年、材料費、担当者、価格といっ...
FPM・田中知之が聞く「セイコー プレザージュ」に込められた作り手の思い|SEIKO
SEIKO|セイコーバーゼルワールド 2016で発表されたセイコーの自信作田中知之が感じた「セイコー プレザージュ」の美学(1)本年のバーゼルワールドで、もっとも注目を集めた日本ブランドの腕時計のひとつである「セイコー プレザージュ」。セイコーが自動巻き腕時計を手がけて、60年を迎える節目に、本格的にグローバル展開することを発表した機械式時計のブランドだ。2016年5月、ブランドを代表する「プレステージライン」から新モデルが発表され、時計店の店頭で存在感を示している。腕時計愛好家としても知られるFPMの田中知之さんが、この時計の魅力を掘り下げるべく、プレザージュの商品企画担当者と対談。手に取ったものを魅了する、その背景に迫る。Photograph by JAMANDFIXText by OPENERSプレーンなセイコーらしい表情をたくわえた3タイプをラインナップ従来のドレッシーなイメージから脱し、スポーティで精悍なデザインをたくわえたセイコー プレザージュの新しいプレステージライン...
特集|パテック フィリップが選ばれる理由|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップスプリット秒針クロノグラフ 5370Pにみる特集 パテック フィリップが選ばれる理由「PATEK PHILIPPE(パテック フィリップ)」が放つ魅力とは、実用性と圧倒的に美しく丁寧なつくり、そして無理のない緻密な設計とデザインなのだろう。「スプリット秒針クロノグラフ5370P」を中心にその魅力に迫る。Text by OPENERS高度な信頼性と確かな精度を象徴するクロノグラフいの一番にその名が浮かぶラグジュアリーウォッチでありながら、他を凌駕する実用性をもつ「パテック フィリップ」の腕時計たち。「カラトラバ」などのシンプルなコレクションから、同社が世界ではじめて開発した「永久カレンダー」などのグランドコンプリケーション、さらに「ノーチラス」「アクアノート」といったスポーツエレガンスまで貫かれているそのクラフツマンシップは、愛好家からの絶大な信頼につながっている。パテック フィリップの時計たちは、圧倒的に美しく丁寧なつくりと実用性を...
第6回 ドイツ流高級時計の神髄に触れる―グラスヒュッテ・オリジナル
グラスヒュッテ・オリジナル第6回 ドイツ流高級時計の神髄に触れる――グラスヒュッテ・オリジナルドイツ流の完璧主義で知られるグラスヒュッテ・オリジナル。スイスとは異なる独自の哲学に基づいて生産されるハイ・クォリティなタイムピースに日本初の銀座ブティックで出会う。Text by NABATA Masaharu本格マニュファクチュールドイツ・ザクセン州グラスヒュッテに本社工房を構える「グラスヒュッテ・オリジナル」は、ほぼすべての部品製造を自社内で行う本格マニュファクチュール (自社一貫生産工場)として知られている。創業は1845年。以来、ドイツ流の完璧主義と高い品質に対する探求心を継続させ、現在では世界の一級品のひとつに数えられる素晴らしい腕時計を生産する。このグラスヒュッテ・オリジナルの日本初の、そして唯一の直営販売店が、ニコラス・G・ハイエック センターにある銀座ブティック。それだけに来店した人々から寄せられる質問には、「ブランド名は何と読むのか?」「どこでつくられているか?」といっ...
価値ある時を愉しむ|SEIKO
SEIKO|セイコープロスペックス ダイバースキューバ トランスオーシャン価値ある時を愉しむ(1)2016年1月にデビューしたセイコー プロスペックス ダイバースキューバの新シリーズ、「TRANSOCEAN(トランスオーシャン)」。本格ダイバーズウオッチとしての機能とスタイリッシュかつスマートなデザインを併せ持った逸品は、本当の価値を知り、そして自分の時間を楽しむことができる男にこそ似合う。Photographs by KATAGIRI Shiro(TROLLEY)、KISHIDA KatsunoriHair & Make-up by ITOH SatoshiStyling by IKEDA NaokiText by COE Seikoh(POW-DER)撮影協力:the SOHO実用性と男のスタイルビジネスにおいて腕時計は正確な時刻を知るために必要不可欠な道具であると同時に個性や仕事の技量をアピールする小道具でもある。だからこそ腕時計選びは大切で難しいものだ。そこでこのト...
SEIKO|ダイバーズウオッチのある日常
SEIKO|セイコーモデル三浦理志 × プロスペックス マリーンマスター プロフェッショナルダイバーズウオッチのある日常1日のはじまりは波のチェックから――。職業・モデル。さまざな雑誌や広告で活躍する三浦理志さんは、サーフィンを趣味とし湘南をベースに暮らしている。朝は海、職場は東京。オンとオフ、そのふたつを往き来するライフスタイルのなかで、三浦さんが選んだ時計はセイコーのダイバーズウオッチだった。Text by FUKUTOME RyoujiPhotographs by YAMASHITA RyouichiStyling by INADA IsseiHair & Make-up by KATSUMA Ryoheiスローライフを実践する今世紀に入った頃、盛んに使われるようになった言葉に「スローライフ」というのがある。それまでの高速型のライフスタイルに対して、ゆっくりとした暮らしを唱えたものだ。そして、それは都会で働く多くの人々にとって、憧れのライフスタイルとしてとらえられてい...
カシオ オシアナスとセレクトショップが提案するリゾート・スタイル|CASIO OCEANUS
CASIO OCEANUS|カシオ オシアナスカシオ オシアナスとセレクトショップが提案するリゾートスタイル(1)そろそろ夏休みの予定が気になる季節だ。それとともにリゾート地で過ごすためのスタイルとコーディネートも気になってくる。旅先でも快適に過ごせるスタイルとアイテムとともに、それを味わい尽くす喜び。OPENERSでは、セレクトショップ「EDIFICE」と「nano・universe」がこの夏に提案するリゾートスタイルをご紹介していこう。Photographs by SAITO RyousukeStyling by NAKANISHI NaoText by ISHIBASHI Hiroshi撮影協力/志摩シーサイドカンツリークラブ、PALM BEACH CAFE ITOSHIMAブルーが大人の夏を上品に演出流行色としていまブルーは欠かせないカラーである。だが、今季は子どもじみたブルーではなく、質感と深みのあるブルーを選ぶことが大人のコーディネートといえよう。深みのあるブルーはベー...