アルファロメオ初のBEVも。小型SUV「ミラノ」改め「ジュニア」が登場
CAR / NEWS
2024年4月17日

アルファロメオ初のBEVも。小型SUV「ミラノ」改め「ジュニア」が登場

Alfa Romeo JUNIOR|アルファ ロメオ ジュニア

発表直後にまさかの名称変更が行われた新型コンパクトSUV

ステランティスは4月10日、アルファロメオの小型SUV「ミラノ」を発表し、本国イタリアで受注を開始した。しかし「ミラノ」という名前の使用について、イタリア政府より法律で禁止されているとの発表があったため、アルファロメオは15日に「ジュニア」に変更することを決定したとアナウンスした。

Text by YANAKA Tomomi

アルファロメオ初のBEVモデルと、ハイブリッドモデルの2種類で展開

当初、アルファロメオの誕生の地、ミラノの名を冠して発表されたが、その後「ジュニア」に名称が変更された新型コンパクトSUV。
ボディサイズは全長4.17×全幅1.78×全高1.5mと、ヨーロッパ市場で人気のBセグメントサイズ。トリノにあるデザインスタジオ「アルファロメオ チェントロ スティーレ」が手掛け、ブランドの典型的なスタイリングに対し、新たな解釈に基づくデザインが採用されている。
プロポーションは短いオーバーハング、力強いホイールアーチなど、1963年に誕生したアルファロメオの名車「ジュリアTZ」を彷彿とさせ、象徴的な「そぎ落としたテール」など、伝統的なスタイリング要素が備えられた。
また、アルファロメオの存在感を特徴づける盾型のグリルは、アダプティブ型フルLEDマトリックスヘッドライトなどとの組み合わせにより、その個性がより引き立てられるものに。
「ミラノ」にはハイブリッドの「IBRIDA(イブリダ)」と、BEVの「ELETTRICA(エレットリカ)」の2つのパワーユニットを設定。
「エレットリカ」には2種類のグレードが用意され、いずれもリチウムイオンバッテリーは54kWhを搭載。最高出力156psバージョン(WLTP航続距離最大410㎞)と、スポーティな240psバージョンの「ヴェローチェ」も用意された。
一方「イブリダ」のパワーユニットは、1.2リッター3気筒ミラーサイクルエンジンと48Vのリチウムイオンバッテリー、6段デュアルクラッチトランスミッションに組み込まれた21kWの電気モーターで構成。最高出力は136psとなり、前輪駆動モデルのみならず、セグメント初の四輪駆動モデルも今後導入される。
ドライビング性能は「ジュリアGTA」に携わったチームが開発を担当。セグメントで最も軽量というプラットフォームをベースに、クラス最高のロードホールディングを達成するという目標を掲げたという。
ステアリングはギア比14.6とダイレクトに反応するよう調整され、BEVの上級グレード「ヴェローチェ」ではスポーツサスペンションにより車高を25㎜低くしたほか、フロントとリアのアンチロールバーは、グリップを高め素早いコーナリングを実現するべく、よりスポーティな設定となった。
室内に目をむけると、アルファロメオのスポーティネスを象徴するクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)の形をしたエアコンの吹き出し口や、サベルト製スポーツシートなど、スポーティでありながらも上質感や包まれる感覚といった細部にまでこだわったイタリアンデザインが取り入れられた。
安全装備は、自動運転レベル2の運転支援機能を装備。360度パーキングセンサーや180度リアカメラが周囲の状況を監視し、半自動で駐車できるパーキングシステムも搭載されている。
このほかにもスマートフォンのアプリと車両との連動や、ChatGPTの搭載により、音声認識を利用して「案内人」と会話しながらの移動を楽しめるという。
本国イタリアでは、ハイブリッドの「IBRIDA(イブリダ)」と、BEVの「ELETTRICA(エレットリカ)」の上位モデルのローンチエディション「ミラノ スペチアーレ」の販売を開始。マッサージ機能付きシートやレザーステアリングホイールなどの装備も与えられた。
日本での発売時期や価格は未定。続報を待ちたい。
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