JAPAN MADEのメカニカルデザインウオッチ、ついに誕生|ISSEY MIYAKE WATCH
ISSEY MIYAKE WATCH|イッセイ ミヤケ ウオッチ
個性的なシリンダーケースに身を包んだ
スタイルコンシャスな機械式時計
力強いプロダクトデザインで腕時計の新境地を切り開くISSEY MIYAKE WATCHの人気シリーズ「W」から、自動巻きムーブメントを搭載する「W automatic」が誕生した。力強い骨太なデザインに加え、機械式時計を所有する喜びまで味わえるようになったこの新作は、クリエイティブなライフスタイルを選択する大人たちにオススメである。これまでの「W」から、アップデイトされたディテールも見逃せない。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
シャープなフォルム、エッジが効いたルックス
竹の持つシナリ、しなやかさなど、自然界の美しく強固な造形が「W」シリーズのもともとの特徴。「W automatic」はそこから一歩踏み出し、金属塊から削り出されたような、シンプルで力強いサイドビューを具現する。10気圧の防水機構と逆回転防止ベゼルを追加し、道具としての完成度も高めている。
ダイヤルは古来の羅針盤にインスパイアされたデザイン。赤色目盛りの文字盤や針は、時計の視認性を確保しながら、古い帆船や飛行機の計器を思わせるロマンをも演出する。
バンドについてはメタル、ウレタンの2種類を用意。ケースは大型だが、ラグの可動域が広く、腕にスムーズにフィットする。
日本古来の造形美をデザインに宿す
「W」のディテールを追っていくと、そのコンセプトが日本の伝統に準じていることが分かる。デザインを担当した和田 智(わだ・さとし)氏とは“世界でもっとも美しいクーペ”と評される「A5」をはじめ、Audiの主力車種をデザインしてきた人物。グローバルなステージで賞賛されたデザイナーが、再び日本の美学を求めたのが「W automatic」なのだ。
ISSEY MIYAKE WATCHでは「W」シリーズを手掛けた和田氏をはじめ、著名なプロダクトデザイナーが所属。それぞれにテーマを持ち、デザインの力で腕時計の新たな側面を切り取っている。
実力派デザイナーが考え抜いた極めて完成度の高いデザインを、腕に載せ、肌で感じてみてほしい。
W automatic
ダイバーズウオッチと等しく、クリック操作の逆回転防止ベゼルを搭載。ケースバックには小窓を設け、テンプの軽やかな動きを見せている。
品番|NYAE001
ムーブメント|自動巻き
精度|平均日差+45秒〜-35秒
ケース素材|ステンレススチール
ケースサイズ|45.0mm
ケース厚|14.0mm
バンド素材|ステンレススチール
防水|日常生活用強化防水(10気圧)
価格|7万8000円(税抜)