MEN’S
「MEN’S」に関する記事
The garbstore|デザイナー イアン・ペイリーが秋冬の新作を解説
The garbstore|ザ ガーブストア2013-14年 秋冬コレクションデザイナー イアン・ペイリーにインタビュー「The garbstore(ザ ガーブストア)」。「garb」は、「洋服」という意味をもつ、現在では一般的に使用されることは少ない、消え去りつつある過去の言葉だという。ザ ガーブストアが生み出すヴィンテージのフィーリングを感じさせるアイテムは、まったくのリプロダクションではなく、現代に必要とされるディテールの足し引きをして、あたらしいものとして提示されている。デザイナーのイアン・ペイリー氏に、2013-14秋冬コレクションについて聞いた。Photographs by TAKADA MidzuhoText by IWANAGA Morito(OPENERS)1970年代イギリスの囚人服や時代背景からインスパイア――秋冬コレクションのテーマは?今季のテーマが「His Majesty’s Pleasure」であり、「陛下の仰せのままに」という意味とともに、「あなたは監...
MIHARAYASUHIRO|ビジネスシューズのコレクションをスタート
MIHARAYASUHIRO|ミハラヤスヒロブランドのあらたな局面ビジネスシューズラインをスタートシューズブランドとしてデビューした「MIHARAYASUHIRO」。現在まで蓄積された膨大なデータをもとに提案するあらたな企画は、なんとビジネスシューズだ。ビジネスシーンに求められる要素を押さえつつ、ブランドがもつデザイン性を絶妙なバランスで実現したそのコレクションは、三原康裕氏があらたなステージに立ったことを確信させる。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)モードとビジネスを橋渡す意欲的なコレクションミハラヤスヒロがはじめて取り組むビジネスシューズラインは、内羽根ストレートチップ、内羽根ウィングチップ、ダブルモンクストラップ、ビットローファーの4型をラインナップする。各3色で展開し、なかでも独特のムラ感があるブラウンとネイビーは、フォーマルとモードが共存した独特の雰囲気を醸し出す。ビジネスシューズとして打ち出しながら、ひと目で“ミハラ”とわかるそのデザインは、...
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル×フォックスブラザーズのドレスアップスタイル
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエルマーガレット・ハウエル×フォックスブラザーズのドレスアップスタイル英国新定番の個性溢れる着こなし術秋ならではのしっかりした素材を楽しみながら、軽い着用感と、心地よいフィット性を着る<――この春シルエットが変わったフォックス ブラザーズの生地を使用した、マーガレット・ハウエルのジャケット&トラウザーズ。ドレッシー傾向が強まってくる今年の秋冬は、マーガレット・ハウエルがエクスクルーシブでオーダーした4つの生地に注目したい。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by OHMORI Sunao (TABLEROCK STUDIO)Styling by SUMURA Taichi (IMAGE)Hair&Make by ReinaMODEL by JENSドレスアップにも、洗練されたカジュアルな装いにも最適マーガレット・ハウエル秋冬コレクションでは、“ツイルフランネル” “スーパ...
J.M. Weston|メゾンキツネ限定“ニューヨーカー”ローファー
J.M. Weston|ジェイエムウエストンJ.M. Weston x Maison KitsunéNY店限定コレクション“THE NEW YORKER”昨年、メゾンキツネを招いて、“イーストハンプトン”コレクションを成功させた、ジェイエムウエストンのアーティスティックディレクターのミッシェル・ペリー。今回はキツネのニューヨークデビューをサポートするために、ローファーをともにデザイン。“ニューヨーカー”なローファーが、キツネニューヨーク、ジェイエムウエストンニューヨーク店限定で販売される。Text by KAJII Makoto (OPENERS)キツネのマサヤ・クロキが好むリラックスした雰囲気1891年にフランス・リモージュに創業して以来、斬新さと上品さを両立、伝統も遊び心も尊重するという姿勢でものづくりに取り組むジェイエムウエストン。昨年、メゾンキツネを招いて発表されたイーストハンプトンコレクションも、“ちょっとした縁や出会いを大切にして、著名な人たちにジェイエムウエストンのデ...
バリーの2012年春夏コレクションのシューズ|BALLY
BALLY|バリー2012年春夏のシューズコレクションを一挙公開靴づくりからはじまり、前進しつづけるバリーのいまプレタポルテが話題となったり、現代アーティストやセントマーティンズの学生とコラボレーションするなど、さまざまな方面で注目を浴びているバリー。だがその原点となるものはというと、そう、やはり「靴」なのである。ここではブランドの原点とも言える「靴」に焦点を当てていきたい。Photographs by JAMANDFIXText by NAKAMURA Akiko (OPENERS)バリーと靴、その熱い関係のはじまり19世紀の半ば、あるひとりの男がパリを訪れる。スイスのシェーネンヴェルトからやって来たカール・フランツ・バリーだ。見るものすべてが活気に溢れていたそのころのパリ。そのなかでも彼を惹き付けたのは、妻のためにと買い求めた、美しい装飾をほどこした女性用の靴。シェーネンヴェルトに戻った彼は、父親から譲り受けたゴム製リボンとシルク製造業を活かし、靴づくりの技術を開発。それはたち...
MARGARET HOWELL|スタイリスト森岡 弘が語るマーガレット・ハウエル メンズ
MARGARET HOWELL|マーガレット・ハウエル英国調のクラシックがトレンドの秋冬に、マーガレット・ハウエルを語る森岡 弘が語る「ずっと愛せる服とは何か」「いま、男の服で重要なのは、思想を込めて物作りをしているブランドをどれだけ愛せるかということ。マーガレット・ハウエルはそういう意味でも思想のある服、志のあるブランドといえるでしょう」と語るのは、今年5月に2冊目となる『男の休日 着こなしの方程式』(講談社)を上梓した、ファッションディレクター スタイリストの森岡 弘さん。メンズファッションの現在を、マーガレット・ハウエルの服をとおして語る。Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by JAMANDFIX見方やとらえ方で変わってくるマーガレット・ハウエルの服ファッションでは変わることの楽しみも重要ですが、いまの時代は、変わることより変わらないことに重きを置いているひとが多いと思います。マーガレット・ハウエルの服は、ぱっと見の印象では劇...
ブルックス ブラザーズ|フラットアイアン ショップが8月8日にオープン
BROOKS BROTHERS|ブルックス ブラザーズ日本初上陸のカジュアルラインフラットアイアン ショップが8月8日にオープンブルックス ブラザーズのカジュアルラインを取り扱う「ブルックス ブラザーズ フラットアイアン ショップ」が日本に初上陸。8月8日(水)に伊勢丹新宿店メンズ館7階にオープンする。Text by YANAKA Tomomi厳選されたアイテムをカジュアルにアップデート194年の歴史を誇り、アメリカントラッドを体現するブルックス ブラザーズから、メンズ・ウィメンズの厳選されたアイテムをカジュアルにアップデートした「フラットアイアン ショップ」が、ニューヨークとカナダ・トロントにつづいて、世界で3番目となるショップを新宿伊勢丹にオープンする。1900年代初頭、ニューヨークのフラットアイアン地区に本店を置いていたブルックス ブラザーズ。当時、3つボタンが主流だったジャケットを2つボタンにして発表した「ナンバー1サック モデルスーツ」が若者の間で一大センセーションを巻き...
THE DIFFERENT COMPANY|新ジャンルのフレグランス「レスプリ コロン」
THE DIFFERENT COMPANY|ザ ディファレント カンパニー名称は“コロン”、香料レベルは“オードトワレ”のあたらしいジャンルのフレグランス新ライン「レスプリ コロン」オードトワレ阪急MEN’S TOKYO1階のメンズビューティコーナーで人気を誇るフレグランス「ザ ディファレント カンパニー」。女性調香師、エミリー・コッパーマンが手がけた「レスプリ コロン」は、コロンのようにライトな印象ながら、時間の経過によって変化する香りを楽しむことができる、あたらしいジャンルのフレグランスとして注目を集めている。Text by KAJII Makoto (OPENERS)「ユニークな香りと特別なパッケージ」にこだわるブランドの未来志向オレンジとキャロットのフルーティな香りの「シェンヌ ドランジュ」、東京の春をイメージしたフレッシュでグリーンな香りの「TOKYO ブルーム」。スパイスの効いたミントの香りの「リモン コルドーザ」、魅惑的でセンシュアルな香りの「アフター ミッドナイト」...
NIKE|原宿に「UGOKIDASE STATION」期間限定オープン
NIKE|ナイキ“Nike+”を使った最新のデジタルイノベーションを原宿で体験!「UGOKIDASE STATION」オープンリニューアルされた“Nike+”を使った、これまで体験したことのない多くの“ミッション”をゲームで楽しく体験――日本では来年以降に展開予定のNike+ BasketballやNike+ Training、Nike+ FUELBANDを特別にいち早く体験することができるイベント「UGOKIDASE STATION」が、8月11日(土)まで期間限定で原宿にオープンした。Text by KAJII Makoto (OPENERS)8月12日(日)のグランドフィナーレにも参加可能!リニューアルされたNike+ をインスピレーションにして、デジタルスポーツをテーマとしたナイキの「ゲームON 世界でアソベ」キャンペーン。日本をふくむ、アメリカ、イギリス、中国など世界中で展開しているキャンペーンだ。今回期間限定で登場した「UGOKIDASE TOKYO」では、Nike+ ...
話題のダンヒルブランド広告キャンペーン「ザ・ボイス」|dunhill
dunhill|ダンヒル2012年秋冬ブランド広告キャンペーンそれぞれの分野で優れた仕事を続ける英国人、4名をフィーチャーダンヒルのブランド広告キャンペーン「ザ・ボイス」が今季もスタートした。フィーチャーされるのは英国人男性、4名。俳優のジョン・ハート、画家であり映画製作者のジェイミー・ヒューレット、先鋭的建築家デイビッド・アジャイ、そしてアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞のジェームス・マーシュだ。Photographs by dunhillText by KASE Tomoshige(OPENERS)けっして「セレブ」ではないダンヒルのファンにはおなじみとなった、一連のモノクローム・ポートレートとインタビューで構成されるこのブランド広告キャンペーン。今回フィーチャーされる4名も、その肩書はさまざまだ。俳優、画家、建築家、映画監督。4名の意見や経験、自身についての洞察、そして「なにが彼らをつくり上げているのか」を語る、インタビュームービーも公開されている。そもそもこの「ザ・ボ...
Corthay|メゾン コルテ青山でメンテナンスレッスンを開催
Corthay|コルテメゾン コルテ青山の職人がシューズケアを実演メンテナンスレッスンに参加を!愛用のシューズを長く美しく履くためのシューズメインテナンスを定期的に開催しているコルテ。メゾン コルテ青山では、コルテの歴史やシューズ製作のエピソードなどを交えながら、職人が実演するメインテナンスレッスンを開催している。Text by KAJII Makoto (OPENERS)レッスンは毎月随時開催。次回は8月19日コルテのシューズをまだもっていなくても参加できるメインテナンスレッスン。通常は約一週間をかけておこなうコルテのメンテナンス(クリームを塗る作業に5日間!)を、ショップで職人がわかりやすく指導してくれる。実際のメンテナンスでは、クリームで革に栄養をあたえ、ワックスでシューズに光を取り戻していくのがメイン。さらに、職人がシューズを実際に見て、メンテナンスすべき個所がないかをくまなくチェックしてくれる。コルテでは、半年に一度のメンテナンスを推奨。まず布でシューズについたホコリを落...
The Letters|デビュー2シーズン目の2012-13年秋冬コレクション
The Letters|レターズデビュー2シーズン目、ボタン一つにまでこだわった仕上がり2012-13年秋冬コレクションデザイナーの向田雄一氏がメンズブランド「レターズ」で描く世界は“土臭さのなかに現代的なエッセンスを融合した良質なリアルクローズ”。向田氏が共感する古き良きもの、現在良いと認めるものに、長年愛用し着古したような風合いをくわえて、普段着まわすことのできる着心地の良い洋服に落とし込んでいる。Text by KAJII Makoto (OPENERS)愛着に応える、しっかりとした物作りをディテールまで追求「着心地を一番に考えたうえで、生地やディテールなど全体を創造し、加工や縫製にいたる細かい部分を重視。長く愛用できるしっかりとした物作りをおこなっています」と語るのは、福岡のセレクトショップで販売を経験後、ファッションブランドで経験を積み、2012年春夏コレクションでデビューした向田氏。2012-13年秋冬コレクションでは、1910~30年代の労働者が着用していたワークウェ...
GUCCI|秋、詩情の旅へと誘うグッチの新作ラゲッジ
GUCCI|グッチ2012-13年秋冬コレクションより新作到着秋、詩情の旅へと誘うラゲッジクラッチなどの小振りなバッグが注目されるなか、グッチの秋冬コレクションから届いた新作ラゲッジは、どれもかなりのビッグサイズ。ボードレールやランボーなど、旅を愛した詩人たちにインスピレーションを得た新作ラゲッジのなかから、3つのトラベルバッグを紹介しよう。Photographs by JAMANDFIXText by FUJITA Mayu(OPENERS)表現者たちの探求の旅に寄り添うのは、味のあるラゲッジカラヴァッジョの絵画のような、深みのあるドラマティックなカラーパレットで描かれたグッチの秋冬コレクションが織りなす世界は、溢れる芸術性を漂わせながら戦う反逆者のための知的なラグジュアリースタイル。素材は現代のオスカー・ワイルドにふさわしいベルベット、アールデコ調のフローラルデザインのプリント、伝統的な手法によるジャカード織り──テーマはデカダンス。深遠なブルー、静かに燃えるレッドのベールをま...
STYLE WORKS|HIROSHI TSUBOUCHIコラボレーションモデル第2弾登場
STYLE WORKS|スタイルワークスHIROSHI TSUBOUCHI for STYLE WORKS 2012AW COLLECTIONコラボレーションモデル第2弾リリース!今年4月、フラッグシップショップ「スタイルワークス 銀座」をオープンしたシャツスタイルショップ、スタイルワークス。定番デザインに少しヒネリを効かせたシューズを発信する靴ブランド、HIROSHI TSUBOUCHI(ヒロシ ツボウチ)とのコラボレーションモデル第2弾が発売された。Text by KAJII Makoto (OPENERS)今季のテーマは「都会で暮らす現代人の誰もが憧れる暮らし」スタイルワークス2012-13年秋冬コレクションのテーマは、“URBAN COUNTRY GENTLEMAN”。地方に暮らしながらも中央に目を光らせる敏感なアンテナをもった紳士、時代に流されることのない自らの考えを、身をもって実行する紳士像をイメージして表現。都会で暮らす現代人の誰もが憧れる暮らしをテーマに、今回の「H...
UNITED ARROWS green label relaxing|ジャラン スリウァヤ“MORE COLLECTION 2012”開催
UNITED ARROWS green label relaxing通常ラインナップの別注にくわえて、イベント限定のアイテムが登場!ジャラン スリウァヤ“MORE COLLECTION 2012”開催作りの良さとコストパフォーマンスの高さで支持が広がっているインドネシアのシューズメーカー、ジャラン スリウァヤ。その“MORE COLLECTION 2012”イベントが期間限定で開催される。ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングのバイヤーが訪れた、ファクトリーの様子も併せてご覧いただこう。Text by KAJII Makoto (OPENERS)グットイヤーウェルト製法でアンダー3万円という“コスパ”に注目!ジャラン スリウァヤはインドネシアのドレスシューズメーカー。ヨーロッパ諸国の老舗シューズメーカーで修行し、高度な技術が必要とされるすくい縫いを駆使する職人が、一つひとつハンドメイドで仕上げて生産している。世界的に評価の高いフランスの名門タンナー、デュプイ社などから...