話題のダンヒルブランド広告キャンペーン「ザ・ボイス」|dunhill
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2012年秋冬ブランド広告キャンペーン
それぞれの分野で優れた仕事を続ける英国人、4名をフィーチャー
ダンヒルのブランド広告キャンペーン「ザ・ボイス」が今季もスタートした。フィーチャーされるのは英国人男性、4名。俳優のジョン・ハート、画家であり映画製作者のジェイミー・ヒューレット、先鋭的建築家デイビッド・アジャイ、そしてアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞のジェームス・マーシュだ。
Photographs by dunhillText by KASE Tomoshige(OPENERS)
けっして「セレブ」ではない
ダンヒルのファンにはおなじみとなった、一連のモノクローム・ポートレートとインタビューで構成されるこのブランド広告キャンペーン。今回フィーチャーされる4名も、その肩書はさまざまだ。俳優、画家、建築家、映画監督。4名の意見や経験、自身についての洞察、そして「なにが彼らをつくり上げているのか」を語る、インタビュームービーも公開されている。
そもそもこの「ザ・ボイス」で紹介される人物は、いわゆるセレブや世界の有名人ではない。それぞれの世代で、異なるバックグラウンドを持つ、実在するイギリス人たちだ。彼らは各専門分野で実際に優れた功績を残し、そしていまも努力をつづけている。そんな彼らの考え方や信念、そして人生が語られている点が、この広告の大きな魅力なのである。
ジョン・ハート|John Hurt
現在活躍するもっとも素晴らしい俳優の一人である。直近では、第84回アカデミー賞ノミネート、英国アカデミー賞(BAFTA) 英国作品賞、脚色賞受賞など多くの映画賞に輝く『裏切りのサーカス』に出演している。
「その分野において、観察をしないでいられるアーティストや職人はいません。」
ジェイミー・ヒューレット|Jamie Hewlett
デーモン・アルバーンとのプロジェクト「ゴリラズ」ではビジュアルを担当し、ギネスブックに載るなど世界的人気を誇る。
「たぶん、自分の作品に満足することはないと思っていますが、その気持ちが人を成長させるのだと密かに思っています。」
デイビッド・アジャイ|David Adjaye
現代のイギリス建築家の中で最も注目されている人物。多くのプロジェクトを手掛けており、最近ではワシントンにあるスミソニアン博物館の増築を担当した。
「すべてが計画されて作られています。偶然はありません。」
ジェームス・マーシュ|James Marsh
2008年、ドキュメンタリー映画『マン・オン・ワイヤー』(日本公開2009年)でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。彼が2011年に監督した『プロジェクト・ニム』(原題)は、第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート候補15作品に選ばれている。
「映画を作る事は特権です。特に人々の人生や経験を垣間見るドキュメンタリー制作は特別なことです。」
ムービー全編は、ダンヒルのフェイスブックで閲覧できる。ダンヒルが畏敬の念を注ぐ男たちが語る、それぞれの生き方。感情を揺さぶるインタビュー、ぜひ堪能していただきたい。
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ダンヒル/リシュモン ジャパン
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