音楽
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NOS|ノス 若野 桂の個展も開催、アートと音楽が出合う夜
NOS|ノス若野 桂の個展も開催アートと音楽が出合う夜シンガーソングライターのbirdと、アーティスト若野 桂(もしの・かつら)によるライブイベント「Bless ~bird×katsura moshino“Family Tree”」が3月27日(火)、恵比寿の「NOS ORG(ノス オルグ)」で開かれる。また、3月24日(土)には多彩なミュージシャンも参加するアートショーも「NOS EBISU(ノス エビス)」で開催。いずれもアートと音楽の融合、共鳴しあう特別な夜を楽しみたい。Text by YANAKA Tomomiアコースティックなバードの音に合わせて描かれる、若野 桂のアートbirdのデビュー当時から、彼女のアートワークやミュージックビデオを手がけてきた若野 桂(もしの・かつら)。1980年代にイラストレーションにCG技術をミックスした作風で脚光を浴びた彼は、アメリカでのNIKEのバスケットボール・グローバルキャンペーンなどで注目を集めると同時に、日本においてもさまざまなアー...
INTERVIEW|DJ KAWASAKIがディスコミュージックを新解釈! ニューアルバム『BLACK&GOLD』
INTERVIEW|DJ KAWASAKIがディスコミュージックを新解釈ニューアルバム『BLACK&GOLD』リリース!前作『PARADAISE』にてデトロイト・テクノというあらたな一面を聴かせたDJ KAWASAKIが今回フォーカスしたのは、なんとディスコミュージック! アナログシーンで注目を集めつつあるディスコのリエディットのムーブメントに挑んだ。クリエイティブでスタイリッシュ、DJ KAWASAKIによるディスコの新解釈とははたして? ニューアルバム『BLACK&GOLD』について聞いた。Text by FUJITA Mayu(OPENERS)「ディスコは今後さらに進化する、楽しみなシーン」──ディスコというジャンルはいつ頃から注目されるようになったのでしょう?Theo ParishやMoodymannをはじめとするデトロイト・テクノのDJによってエディットされたディスコや、Joey NegroやGramophonedzieといったクリエイターたちがつくるディスコのサンプリン...
MUSIC│レコード番長・須永辰緒のDJ活動30周年を記念した「Sunaga t experience」の『STE』
MUSIC|レコード番長・須永辰緒のDJ活動30周年を記念ソロプロジェクト「Sunaga t experience」の5thアルバム『STE』日本が世界に誇る “レコード番長” として知られる須永辰緒氏のソロプロジェクト「Sunaga t experience」名義による5枚目のアルバム『STE』。氏のDJ活動30周年を記念して制作された本作が、ジャズの名門「BLUE NOTE」から5月20日(水)にリリースされる。Text by YANAKA Tomomiシーンを代表するミュージシャンたちが贈る特別なリリックを収録DJであり、『須永辰緒の夜ジャズ』などのヒット・コンピレーション・シリーズの監修、さらには数多くのプロデュースやリミックスワークで知られる須永辰緒氏。DJとしては、東京のクラブシーンの黎明期からヒップホップやパンク、ジャズ、ハウスなどジャンルレスなプレイで活動をつづけてきた。そして須永氏のDJ活動30周年を祝うべく、ソロプロジェクト「Sunaga t experienc...
MUSIC|ブレイクボットがいざなうドリーミーでポップな世界
MUSIC|噂のマルチ・プレイヤー、ついにデビュー作『バイ・ユア・サイド』を発表ブレイクボットがいざなうドリーミーでポップな世界ダフトパンクやジャスティスを世に送り出したフランスのレーベル「エドバンガー」から、とびっきりポップなアルバムが誕生した。『バイ・ユア・サイド』(=あなたのそばで)という、なんとも胸キュンなタイトルのついたこのアルバム。エアー、メトロノミー、ジャスティスといった大物アーティストのリミキサーとして腕を鳴らしてきた、ブレイクボットのデビュー作だ。2011年のサマーソニックで観客の心をがっちりつかんだ、彼の渾身の一作に耳を傾けてほしい。Text by TANAKA Junko (OPENERS)マルチ・プレイヤーが生み出す、クセになるポップサウンドとは?エアーやメトロノミー、MGMT、ジャスティスなど大物アーティストのリミックスで、徐々にその名をとどろかせてきたブレイクボット。1970年代のディスコと最先端のエレクトロを見事に融合させたサウンドで、世界中のダンスフ...
MUSIC|英国発の人気ロックバンド、ザ・ジム・ジョーンズ・レビューが初来日
MUSIC|東京と大阪で開催される「BLACK LEATHER RIOT」に出演!英国発の人気ロックバンド、ザ・ジム・ジョーンズ・レビューが初来日ロンドン出身の5ピース・ロックンロールバンド「ザ・ジム・ジョーンズ・レビュー(The Jim Jones Revue)」が初来日! 11月7日(水)に大阪で、11月9日(金)に東京で開かれるライブ「ROLL & Lewis Leathers PRESENTS BLACK LEATHER RIOT」に出演する。Text by YANAKA Tomomi底抜けで痛快なロックンロール2008年にデビューし、世界各国で大絶賛されたザ・ジム・ジョーンズ・レビュー。2011年に発表された待望のセカンドアルバム「Burning your House Down」ではロックンロールやパンク、ガレージ、ロカビリーが融合したサウンドをつくりあげ、陽気に歪ませたギターサウンドにノリのいいピアノが合わさった、底抜けで痛快なロックンロール作品として、絶大な人...
MOVIE|ウィレム・アルケマ監督が消息不明の伝説のミュージシャンに迫る『スライ・ストーン』
MOVIE|ウィレム・アルケマ監督が消息不明の伝説のミュージシャンに迫るドキュメンタリー『スライ・ストーン』1960~70年代に活躍したファンク・ロック・バンド「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」を率いた伝説のファンク・ミュージシャン、スライ・ストーン。長い間消息不明だった彼を、ウィレム・アルケマ監督が20年間以上追いかけたドキュメンタリー『スライ・ストーン』が5月16日(土)より、新宿K's cinemaで公開。全国順次ロードショーされる。Text by YANAKA Tomomi粘り強い取材の成果を日本でワールドプレミアプリンスやマイケル・ジャクソンらに影響を与えた“伝説のファンクスター”スライ・ストーン。幼いころから教会でゴスペルを歌い、9歳でシングルレコードをリリース。その後ファンク・ロック・バンド「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」を率い、あふれる才能で多くの人を魅了したストーンだが、1975年にバンドを突如解散。その後、麻薬所持などで幾度も逮捕されたあと、長い間消息不明...
MUSIC|DJ KAWASAKI ベストアルバム『NAKED』
MUSIC│iTunesダンス・アルバム・チャート1位!birdをフィーチャーした書き下ろし楽曲も収録DJ KAWASAKI ベストアルバム『NAKED』をリリース日本のハウス・シーンを牽引するDJ KAWASAKIによる、自身のキャリア初となるベストアルバム『NAKED』が5月29日(水)にリリースされた。またこのベストアルバムの発売を記念して、6月8日(土)の神戸での公演を皮切りに、全国ツアーをおこなう。また8月2日(金)、渋谷のTRUMP ROOMにて豪華ゲストを迎えたリリースパーティを開催する。Text by YANAKA Tomomiいま改めて“カワサキ・ビート”の真髄に触れる2005年に、ニューヨークの大御所DJであるティミー・レジスフォードから、当時まだデモ・ヴァージョンだった楽曲「BLAZIN'」を一晩に3回もかけられたことで脚光を浴び、世界デビューを果たしたDJ KAWASAKI。日本では沖野修也プロデュースで2006年にメジャーデビューし、一躍ジャパニーズ・ハウ...
INTERVIEW|東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 25周年記念インタビュー
INTERVIEW|東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦 インタビュースカパラ25周年の総決算! アルバム『SKA ME FOREVER』を語る(1)今年デビュー25周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラ。「最新作が最高作でないアーティストは、つづける意味がない」と言いきる谷中敦に、最新作『SKA ME FOREVER』についてインタビュー。スカパラの25年間、そしてこれからの活動など、その想いを語ってくれた。Text by Ayako Takahashi幅広い音楽性と独自のスタイルで“トーキョースカ”を確立──25周年、おめでとうございます。これまでのスカパラについてお聞かせくださいもう25年経ったのが信じられないくらいですね。もともとは高校からの仲間とやっていたバンドがあったんですが、大学のときに、そのバンドの仲間が、スカバンドをやるという人たちに誘われて。その人が、スカパラの創始者で、いまはもう辞めてしまったバンマスのASA-CHANG。要するに、スカパラに僕のバンドが...
INTERVIEW|原田知世がラブソングカバーアルバム『恋愛小説』をリリース
INTERVIEW|原田知世がラブソングカバーアルバムをリリース原田知世と伊藤ゴローが語る、新作『恋愛小説』(1)3月18日、原田知世のニューアルバム『恋愛小説』が、老舗ジャズレーベル「VERVE」からリリースされた。内容は、新旧織り交ぜた10曲のラブソングのカバー。原田知世がプロデューサーの伊藤ゴローとともに、作品について語ってくれた。Photographs by SUZUKI KentaText by IWANAGA Morito(OPENERS)女優と歌手、両方の面を活かした作品――今回はカバーアルバムですが、制作の経緯は?原田知世(以下、原田) 去年、ゴローさんのプロデュースで久しぶりに『noon moon』というアルバムを作ったとき、そのツアーをユニバーサルミュージックの方が見に来てくださって。それがきっかけで、このアルバムの企画をいただいたんです。女優と歌手、ふたつの面を活かしたラブソングのカバー集という内容でした。私も音楽をとても楽しめている時期だったので、すぐに次の...
MUSIC│アルヴァ・ノトが「複製」をテーマに制作した『xerrox vol.3』
MUSIC|「複製」をテーマにしたエレクトロニック・サウンドアルヴァ・ノトのシリーズ最新作『xerrox vol.3』坂本龍一とのコラボレーションなどで知られるドイツ人サウンド・アーティスト、アルヴァ・ノトによるシリーズ最新作『xerrox(ゼロックス) vol.3』が、4月26日(日)にリリースされる。「宇宙に向かって」という副題があたえられた本作は、ゼロックス・シリーズとしてはおよそ5年ぶりという待望の新作だ。Text by YANAKA Tomomi夢のなかで見た風景を通過した、空想の旅のようなサウンドサウンド・アーティストのアルヴァ・ノトは、1965年に東ドイツ・カールマルクスシュタットに生まれた。創造的なプロセスにたいする独自の微視的な見方を作り出すため、電子音とヴィジュアル・アートをハイブリッドし、現代美術やメディアアートといった多彩な領域を横断してきた。全5作になる予定のゼロックス・シリーズは、コピー(複製)のプロセスをもとにノトが取り組んできた作品。2007年にリリ...
kizunaworld.org|3人の日本人アーティストによる映像作品「alone@woods」
kizunaworld.org #283人の日本人アーティストによる映像作品「alone@woods」坂本龍一氏らによってスタートし、国内外のさまざまなアーティスト作品を通じて寄付を募る東日本大震災被災地支援プロジェクト、「kizunaworld.org(キズナワールド・ドット・オルグ)」。28番目の作品は、あらきゆうこ氏、細海魚氏、エドツワキ氏の3人による映像作品「alone@woods」である。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)原風景を呼び起こす詩、音楽、映像坂本龍一氏と平野友康氏が発起人となり立ち上がった「kizunaworld.org」。「個人の力でできるかぎりのことをする」というコンセプトのもと、国内・海外からプロジェクトに賛同するアーティストの作品を広く集めて提供、寄付を募っている。東日本大震災から2年が経過した現在も、個人の想いを繋げながら、継続的な支援をつづけている。28番目となる作品のタイトルは「alone@woods」。今回の映像作品...
kizunaworld.org|坂本龍一の復興支援プロジェクト続報
kizunaworld.org坂本龍一の復興支援プロジェクト続報先日弊誌でもお伝えした坂本龍一が主導する被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」。アーティストらから作品の提供を受け、得られた収益や寄付を被災地支援に充てるというものだが、イタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティによる第一弾の映像作品に引きつづき、第二弾の作品が発表された。今回の震災をテーマに書き下ろした坂本龍一の楽曲と被災地を取材するジャーナリストらの写真で構成された、映像作品だ。Text by OPENERS坂本龍一とジャーナリストたちのコラボレーション作品「kizunaworld.org」とは、坂本龍一とメディアクリエイター 平野友康が発起人となり、被災地を長期的に支援してゆくために立ち上げたプロジェクト。賛同してくれるアーティストたちとともにチャリティ作品を継続的に提供していき、それらの作品をとおしてひととひととが繋がり支援の輪が広がることを目的とする。先月、坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴ...
kizunaworld.org |デヴィッド・シルヴィアンらによる第3弾の作品を発表
kizunaworld.orgデヴィッド・シルヴィアンらによる第3弾の作品を発表東日本大震災の被災地支援プロジェクト「kizunaworld.org」から、第3弾となる作品が発表された。海外アーティストからの作品提供で、国境を越えた支援の輪が広がりつつある。文=谷中朋未英語圏へのグローバル展開を開始坂本龍一とメディアクリエイターの平野友康氏が被災地の復旧・復興を支援するために立ち上げたプロジェクト「kizunaworld.org」。寄付をすると、趣旨に賛同するアーティストから提供を受けたチャリティ作品をダウンロードできるという仕組みをもちいて支援をおこなう、長期的な視点に立ったプロジェクトだ。すでに、坂本龍一とイタリア人現代美術家ヴァレリオ・ベッルーティ氏の共作アニメーション「KIZUNA」、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)提供による被災現場の写真と坂本龍一の新曲とのコラボレーションした映像作品「kizuna wprld-arve henriksen+pf mix-」...
kizunaworld.org|坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策
kizunaworld.org坂本龍一が提案する、あらたなニッポン復興策坂本龍一氏と「skmtSocial」のパートナーでもあるメディアクリエイターの平野友康氏が、被災地の一日も早い復旧・復興を支援するためのプロジェクト「kizunaworld.org」を立ちあげた。さまざまなアーティストから作品の提供を受け得られた収益や寄付を、長期的に今回の震災被害に対する支援に役立てていこうというプロジェクトだ。Text by OPENERSアーティストの個の力を「kizunaworld.org」は、ひととひととが繋がってゆくことで支援の輪が広がることを目的とし、「プロダクションでも、レーベルでもなく、アーティスト個人の力でできることをできるかぎりかたちにしていきたい」という想いからはじまった。「一過性ではなく長期間継続できる活動にしてゆくこと」を目指し、被災地のいまに対し「目的と関心をもって支援を届けてゆく」。このプロジェクトの趣旨に賛同するアーティストたちからチャリティ作品の提供を受け、少...
kizunaworld.org|アトム・ハート氏の楽曲「Sunshine Mandala」など3作品をあらたに追加
kizunaworld.orgアトム・ハート氏の楽曲など3作品をあらたに追加チャリティの音楽や写真などをつうじて東日本大震災の被災地の復旧・復興を支援する「kizunaworld.org」プロジェクトに、あらたに音楽と写真の3作品が追加された。 文=谷中朋未作品の充実により広がる支援「kizunaworld.org」は坂本龍一氏とメディアクリエイターの平野友康氏が今年4月に立ち上げたプロジェクト。寄付をすると、プロジェクトの趣旨に共鳴したアーティストから提供された作品をダウンロードできるという仕組みで、現在は、今回発表された3作品をふくめ、計11作品が公開されるまでに成長した。第5弾となる今回は、ラテン音楽と電子音楽を取り合わせた実験的な作品を発表し、YMOをはじめさまざまなアーティストとのコラボレーション経験も豊富なアトム・ハート氏が作曲した「Sunshine Mandala」や、サンフランシスコを拠点に活躍する写真家・映像作家のアンドリュー・ペイトナー氏の写真「Environm...