メルセデス・ベンツS 63 AMGに試乗|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツS 63 AMGに試乗|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz S 63 AMG|メルセデス・ベンツ S 63 AMGロードキングとしての説得力メルセデス・ベンツS 63 AMGに試乗W222型となったあたらしい「Sクラス」に、より高性能で高品質を供する「S63 AMG」が登場。ハイエンドサルーンとは思えぬ卓越したパワーとともに、限りなく標準車に近いユーティリティやフィーリングを持つAMG。その魅力に、渡辺敏史氏が迫る。Text by WATANABE Toshifumi日本のユーザーとAMGとの信頼関係日本において、メルセデスがどれほどコンフィデンシャルなブランドであるかをもっとも端的に示す数字は、Sクラスの販売台数だろう。モデルチェンジ直後の通年では1万台に迫る……といえば、同級車で比肩するものはレクサス「LS」以外にはない。しかもSクラスの販売内訳の5-10パーセント程度は2,000万円級のAMGモデルが占めると聞けば、両車間の客単価の隔たりをわかってもらえるだろうか。ちなみにSクラス AMGの販売台数は、日本...
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アウディ RS Q3に試乗|Audi

アウディ RS Q3に試乗|Audi

Audi RS Q3|アウディ RS Q3RS初のSUVモデルアウディ RS Q3に試乗フルラインナップの揃うアウディのなかでも、モータースポーツなどを手掛けるクワトロ社がエンジニアリングをほどこし、とりわけスポーティなクルマに冠されるのが「RS」モデルだ。その名前を戴く初のSUVモデルとして、今年3月に日本でも販売を開始した「RS Q3」に渡辺敏史氏が試乗。コンパクトSUVのRSはどのような仕上がりか、また、なぜQ3にRSを導入したのかという点から、その方向性を読み解く。Text by WATANABE TosifumiPhotographs by MOCHIZUKI Hirohiko拡大するRSモデルクルマ好きの読者の方であれば「クワトロGmbH」という会社名、一度は耳にしたことがあるかもしれない。市販車におけるスペシャリティモデルの開発や架装、そしてレース活動全般をエンジニアリング面でサポートするアウディの子会社であり、その立ち位置はBMWにおける「M」や、メルセデス・ベンツ...
愛犬と一緒に「ザ・ビートル・カブリオレ」と過ごす時間|Volkswagen

愛犬と一緒に「ザ・ビートル・カブリオレ」と過ごす時間|Volkswagen

連載|第2回(全3回)愛犬と一緒に「ザ・ビートル・カブリオレ」と過ごす時間「空気を吐いたら吸えるように、解放されるオフがあるからこそ集中力が高まるオンがあると思うんです」と語る、藤原美智子さん。雑誌や広告の撮影から著書の執筆、メディアの取材まで藤原美智子さんの毎日は目まぐるしい。そんな仕事の合間をぬって「ザ・ビートル・カブリオレ」に愛犬のアルフ(ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ)をのせて、海が見える海浜公園までドライブ。藤原さんの束の間のオフの過ごし方とは──。 Photographs by ABE MasayaText by SHIBATA Mak集中を高めるオンのために解放されるオフが必要スタジオにいる時の凛とした藤原美智子さんとは、まるで表情が違う。着心地がよさそうなリネンのコートを海風にはためかせ、デニム姿で愛犬のアルフと戯れている。その表情は、ふっと力が抜けて柔らかい。青空のようなブルーに彩られた「ザ・ビートル・カブリオレ」を止め、海に向かって歩く藤原さん...
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試乗、BMW i8|BMW

試乗、BMW i8|BMW

BMW i8|ビー・エム・ダブリュー i8前人未踏のハイブリッド スポーツカー試乗、BMW i8電気自動車「i3」につづいてBMWのサブブランド「i」に登場するのは、プラグインハイブリッドの「i8」だ。シティコミューター的な性格の強いi3とは対極に、割り切った2+2シーターやワイド&ローなスタイリングをはじめ、0-100km/h加速4.4秒、最高速度250km/hと数字もスポーツカーを主張する。自動車ジャーナリストの河村康彦氏は、アメリカでひと足先に、市街地からハイウェイそしてワインディングまで体験し、i8をもって「前人未踏」と称賛する。そのココロは――Text by KAWAMURA Yasuhiko“スポーツカー”に期待される価値観を覆すおよそ2,000万円というプライスタグを提げたスポーツカーに、あなたは何を連想するだろうか。8気筒、あるいは10気筒といった多気筒のオーバー500ps級エンジン? そのまま単体で立てて置けるほどのファットなタイヤ?? もしくは、ニュルブルクリン...
BMW X4シリーズに試乗する|BMW

BMW X4シリーズに試乗する|BMW

MW X4|ビー・エム・ダブリュー X4走る楽しさを強くあたえてくれる新世代スポーツSUVBMW X4シリーズに試乗するクーペライクなエクステリアデザインを採用し、よりスポーティな走りを実現したBMWのあたらしいSUV「X4」。3月の発表から僅か3ヵ月、そのステアリングを握る機会が早くも訪れた。テストドライブのステージに選ばれたのはスペイン北部、フランスとの国境にある街、ビルバオ。小川フミオ氏によるインプレッションをお届けする。 Text by OGAWA Fumio「3シリーズ」と「4シリーズ」との関係に近いトレンドのキーワードは、スポーツユーティリティでなくスポーツアクティビティ。それがBMWの主張だ。さきごろ欧州で発売された「X4」は、スタイリッシュさとパフォーマンスをあわせもった、あたらしい世代のSUVだ。X4は「X6」の系譜につながるモデルであり、「X3」とプラットフォームを共有するが、着座位置はやや低められ、BMW曰く「クーペに通じる操縦感覚」をセリングポイント...
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人間の本能と「i3」- 建築家・岡田公彦の視点|BMW

人間の本能と「i3」- 建築家・岡田公彦の視点|BMW

BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3人間の本能と「i3」建築家・岡田公彦の視点変わらないこと、変えていくべきこと──。岡田公彦氏は、時代の変化に応えながらも、永く使われ、愛され続ける建築やデザインを生み出す日本のトップアーキテクトのひとりだ。環境問題への対応が重視される現代。それはクルマ社会もおなじだ。BMWが今年あらたに送り出す「i3」は、創業100年に渡る歴史のなかではじめての電気自動車であり、あたらしい挑戦でもある。居心地のよい住宅、駆けぬける歓びを与えてくれるクルマとは何か。その答えはどちらも人間の本能のなかに潜んでいるのかもしれない。Text by OGAWA Fumio狭義のエコと広義のエコじつに気持ちよさそうな家を作る名手、建築家の岡田公彦氏。広島の戸田邸をはじめ、どの作品にも「太陽の動きや地形、風向き等、大きな環境とどう関係を持つか」をつねに考えながら建築を手がけているという。その岡田さんが最近、注目しているのがBMW iだそうだ。──BMW iのどこに興味を...
2代目トゥアレグがマイナーチェンジ|Volkswagen

2代目トゥアレグがマイナーチェンジ|Volkswagen

Volkswagen Touareg|フォルクスワーゲン トゥアレグ2代目トゥアレグがマイナーチェンジ開催中の北京モーターショーで、フォルクスワーゲンのプレミアムSUV「トゥアレグ」がフェイスリフト。デリバリーは今夏からを予定している。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)燃費性能を最大6パーセントアップ2002年に初代モデルを発表して以来、全世界で累計72万台以上を売り上げ、プレミアムSUV市場を牽引するフォルクスワーゲンの「トゥアレグ」。2010年に2代目としてデビュー後、初の大幅改良がほどこされ、今回、北京モーターショーに登場した。 基本シルエットに大きな変化はないが、新型トゥアレグはフロント、リアともにバンパーデザイン一新。グリルラインは2本から4本となり、ヘッドライトはバイキセノンを標準装備とし大型化。より筋肉質で迫力あるプロポーションを手に入れた。インテリアはレザーやウッドなど、使用するマテリアルの材質の見直しがおこなわれたほか、ダッシ...
プレミアムミドルクラスに新風、4シリーズ グラン クーペが上陸|BMW

プレミアムミドルクラスに新風、4シリーズ グラン クーペが上陸|BMW

BMW 4 Series Gran Coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ グラン クーペプレミアムミドルクラスに新風、4シリーズ グラン クーペ上陸 「クーペ」「カブリオレ」に続く、BMW「4シリーズ」の第3弾モデルとして、4ドアを採用した「グラン クーペ」がいよいよ日本へ上陸。プレミアムなミドルクラスセダンの市場にあらたな一台を投入する。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)クルマ選びに妥協したくない方へ2ドアクーペとして昨年デビューを飾った「4シリーズ」に、その派生モデルとなる「4シリーズ グランクーペ」が日本初上陸。6月21日より国内での発売を開始する。BMWが“グランクーペ”と命名したモデルは、先に登場した「6シリーズ」の4ドアクーペモデル版「6シリーズ グランクーペ」につづき、今回で2車種目。クーペの流麗なボディラインを生かしながらも、後席への利便性を高めた点が最大のセールスポイントだ。「4シリーズ クーペ」でも、十分なスペース...
藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ|Volkswagen

藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブ|Volkswagen

連載|最終回(全3回)藤原美智子さんと下田の別荘にロングドライブファッション、ウォッチ、クルマ、etc……。若いころ、“持つ”ことはステータスだったと、ヘアメイクアップアーティストの藤原美智子さんは振り返る。「本当にいいものを持つことで、自分が引き上げられることがある。だから欲しいものを持つことは大切。ただ、最近いいものに対する価値観が変わってきた。デコラティブだったり、少し背伸びして手に入れた物もあったが、今はシンプルでいいものに囲まれ、もっと自分らしい生活がしたい」。そう語る藤原さんが「ザ・ビートル・カブリオレ」を選んだ、その境地とは――。 Photographs by ABE MasayaText by SHIBATA Maki思い描いていた藤原さんの夢、海のそばの暮らし40代の頃、藤原美智子さんはある講演会で客席からひとつの質問を受けた。“将来の夢は何ですか?”と。「海のそばに住んで、日の出とともに起き、日の入りと共に寝る。自分が作ったものを食べて、ごくシンプルな生...
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M4 クーペ、SUPER GT会場で日本初公開|BMW

M4 クーペ、SUPER GT会場で日本初公開|BMW

BMW M4 Coupe|ビー・エム・ダブリュー M4 クーペM4 クーペ、SUPER GT会場で日本初公開ビー・エム・ダブリューは、ゴールデンウィーク中の5月3日、4日に、SUPER GT第2選会場となる富士スピードウェイにて「M4クーペ」を国内初公開すると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)GT6上で開催されたZ4 GT Challengeの決勝戦も昨年11月の東京モーターショーでコンセプトカーとして展示され、12月には正式発表、今年にはいって2月からすでに予約が開始されている「M4 クーペ」。5代めを迎えるにあたり、ベースモデルが「3シリーズ セダン」「4シリーズ クーペ」になったのにあわせ、ハイパフォーマンス版も「M3 セダン」「M4 クーペ」と名称が変更されたが、事実上「M3 クーペ」の後継車種だ。エンジンには最高出力317kW(431ps)を発揮する新開発の3リッター直6ツインパワーターボエンジンを採用。カーボン製のドライブ...
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新型Cクラス ステーションワゴンを発表|Mercedes-Benz

新型Cクラス ステーションワゴンを発表|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz C Class Estate|メルセデス・ベンツ C クラス ステーションワゴン早くも「Cクラス ステーションワゴンを発表メルセデス・ベンツは、1月のデトロイト モーターショーでワールドプレミアした新型「C クラス(セダン)」の派生モデル、「C クラス エステート(日本名:ステーションワゴン)」を発表した。基本スペックは先に登場した「C クラス セダン」同様だが、拡大されたラゲッジスペースを備えたステーションワゴンのフォルムがもたらす高い実用性と、導入当初からガソリンとディーゼルという2種類のハイブリッドをラインナップしているあたらしいパワートレーンの採用が特徴だ。Text by SAKURAI Kenichiラゲッジルームの拡大とユーティリティの向上1月のデトロイト モーターショーで発表されたばかりのメルセデス・ベンツ「C クラス」に、はやくも派生モデル、「C クラス エステート(日本名:ステーションワゴン)」が登場した。新型Cクラス セダン(W205...
メルセデス・ベンツA 45 AMG 4MATICに試乗|Mercedes-Benz

メルセデス・ベンツA 45 AMG 4MATICに試乗|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz A 45 AMG 4MATICメルセデス・ベンツ A 45 AMG 4マティックもっとも小さなAMGメルセデス・ベンツA 45 AMG 4MATICに試乗メルセデス・ベンツのモータースポーツ活動を支えると同時に、「S 65 AMG」や「E 63 AMG」をはじめとするハイパフォーマンスカーを生み出すAMG。最新のこれらのモデルではV12やV8エンジンに、FRもしくはFRをベースとした四輪駆動を定石としていたAMGが、横置きの2リッター直4エンジン、FFベース車両という未知の分野に挑み、生み出した作品が「A 45 AMG 4MATIC」だ。排気量1リッターあたり180psという高出力に可変トルク配分の4WDシステムを搭載する、メルセデスのあらたなるコンパクトスポーツハッチの世界を、河村康彦氏がリポート。 Text by KAWAMURA YasuhikoPhotographs by ARAKAWA MasayukiAMGの哲学にのっとったハイパフォーマンス...
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新型Aクラス特集|Mercedes-Benz

新型Aクラス特集|Mercedes-Benz

Mercedes-Benz A-Class|メルセデス・ベンツ Aクラス生まれ変わったプレミアム・コンパクト新型Aクラスインプレッションジュネーブ国際モーターショーで発表された、メルセデス・ベンツの新型「Aクラス」。アイデンティティともいえる、従来の「サンドイッチコンセプト」を捨て去り、機構的には一般的なFFレイアウトに生まれ変わった。デザインもよりスポーティとなり、強豪ひしめくプレミアムコンパクト市場に大きな一石を投じた。そんな新型Aクラスが気になる2人のジャーナリストが、欧州はスロベニアの地にてさっそく試乗の機会を得た。メルセデス・ベンツA 45 AMG 4MATICに試乗メルセデス・ベンツのモータースポーツ活動を支えると同時にハイパフォーマンスカーを生み出すAMGが生み出した作品「A 45 AMG 4MATIC」。メルセデスのあらたなるコンパクトスポーツハッチの世界を、河村康彦氏がリポート。Aクラスに日本で試乗―大谷達也篇日本にもAクラスが上陸を果たした。貞本義行氏がキャラク...
3シリーズに特別パッケージ「スマート クルーズ」を設定|BMW

3シリーズに特別パッケージ「スマート クルーズ」を設定|BMW

BMW 3 Series Sedan│BMW 3シリーズ セダン3シリーズセダンに特別パッケージ「スマート・クルーズ」を無償で設定ビー・エム・ダブリューは13日、3シリーズのセダンに、オペレーターによるナビゲーション対応やアクティブ クルーズ コントロールを搭載した特別パッケージ「スマート・クルーズ」を設定し、販売を開始した。全モデルに無償で搭載される。Text by YANAKA Tomomiコネクテッド ドライブ プレミアムやアクティブ クルーズ コントロールを搭載BMWのラインナップのなかでも「3シリーズ セダン」は、2リッターターボと3リッターターボのガソリンエンジン、さらにディーゼルエンジンやハイブリッドと、多彩なバリエーションを揃える、販売の中核的モデルである。3シリーズでは、これまでも車載の通信モジュールを使って乗るひとの安心を高める「BMW SOSコール」、車両の状態を最良にたもつ「BMWテレサービス」をふくめた「BMWコネクテッド ドライブ スタンダード」を標準に...
iシリーズにマッチする太陽光発電カーポートを提案|BMW

iシリーズにマッチする太陽光発電カーポートを提案|BMW

BMW Solar Carport Concept|BMW ソーラー カーポート コンセプトiシリーズにマッチする太陽光発電カーポートを提案EVを主軸としたサスティナブルモビリティを提案するBMWの新ラインナップ「i シリーズ」の発売に合わせ、BMWはソーラー発電をおこなうカーポートをデザインした。車両の開発だけでなく、こうしたクルマ周りの“必需品”でもCO2の削減を図るあたりに、BMWの先進性と他ブランドにはないキラリと光るアイデアが感じられる。Text by SAKURAI KenichiEVに太陽光発電のグリーン電力を供給BMWは、ゼロエミッション モビリティのために専用設計した、世界初のプレミアムEV&ハイブリッドモデル「i シリーズ」の本格的な販売を全世界でスタートさせている。日本では、レンジエクステンダー用のエンジンをオプションで搭載可能な純EVモデル「i3」からデリバリーを開始。EV走行にウェイトを置いた、プラグインハイブリッドモデルの「i8」の発売も目前に迫っている...
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