ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

Audi A8 hybrid フラッグシップサルーンにハイブリッドが登場!
Audi A8 hybrid|アウディ A8 ハイブリッドリッター15.6km走るアウディのフラッグシップサルーン登場!アウディは、「A8」にハイブリッドシステムを搭載したモデルを公開。同時に2012年から生産が開始されることが発表された。文=小池りょう子トータルで245hpのパワーを誇りながら、CO2排出量は148g/kmを実現! アウディ A8 ハイブリッドは、ドライブトレインに専用設計の2.0リッターTFSIエンジンと、最高出力40kW(54hp) 、最大トルク210Nmを発生する電気モーターが搭載され、トータルで180kW(245hp)、480Nmというパフォーマンスを発揮する。一方で、もっとも気になると思われる燃費は15.6km/ℓ、CO2排出量は148kg/km以下。A8 3.0 TFSIの燃費が9.2km/ℓ、CO2排出量が252g/kmということを考えると飛躍的に向上していると言える。ちなみに完全なEV走行も可能で、時速60km/hであれば、約3km走行可能だ。 ...

Volkswagen Scirocco R-line スポーティな装備を纏ったシロッコ
Volkswagen Scirocco R-line|フォルクスワーゲン シロッコ Rラインスポーティな装備を纏ったシロッコフォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「シロッコ」の1.4リッターTSIエンジン搭載グレードをベースとした特別仕様車「シロッコ R-Line」を追加し、販売を開始した。文=小池りょう子ベースグレードをよりスポーティーなものに 2009年5月に3代目として復活した現行のシロッコは、2010年2月にスポーツチューンの「シロッコ R」を追加販売、同年9月には「シロッコ TSI」がエコカー減税対象車になると同時に、価格の見なおしを図るなど、顧客のニーズにあわせた展開を見せている。今回発表された「シロッコ Rライン」は、ベースグレードの1.4リッターTSIエンジン搭載モデル「シロッコ TSI」をベースに、ダイナミックでスポーティーな雰囲気へとアップグレードさせた特別仕様車。 専用フロント&リヤバンパー、サイドスカート、新デザインの18インチアルミホイ...

Mercedes-Benz B-Class 2012年モデル登場
Mercedes-Benz B-Class|メルセデス・ベンツ Bクラス2012年モデル登場文=小池りょう子

Porsche 911 GT3 R│最高出力が500psにアップした2012年モデル
Porsche 911 GT3 R│ポルシェ 911 GT3 R最高出力が500psにアップした2012年モデルを発表ポルシェAGは、レーシングモデル「911 GT3 R」の2012年モデルを発表した。文=谷中朋未デリバリーは2011年11月から2012年モデルが発表された「911 GT3 R」。カスタマーレーシングチーム向けの車輛ラインナップでは、ベーシックモデル「911 GT3 CUP」と、ル・マン24時間などのGT2カテゴリー用のマシン「911 GT3 RSR」の中間に位置する。2010年のデビュー以来、優れたハンドリングとスピードで人気を博してきた。2012年モデルでは、搭載されている4リッター水平対向エンジンのインテークシステムの最適化により最高出力を20psアップし、368kW (500ps)を実現。ステアリングホイールのパドルシフトもよりすばやくシフトチェンジができるようになり、ドライバーはよりブレーキングに集中できるようになった。 また、ブリッピング機能の...

メルセデス・ベンツ、G 500 4x4²をジュネーブで初披露|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G 500 4x4²|メルセデス・ベンツ G 500 4x4²モンスターGクラスの第2弾 メルセデス・ベンツ、G 500 4x4²をジュネーブで初披露メルセデス・ベンツは、Gクラスの最新モデル「G 500 4×4²」をジュネーブ モーターショーで発表した。巨大なホイールとリフトアップされた車高は、昨年日本でも限定5台が発売された「G 63 AMG 6×6」譲りだが、後輪を4輪、前輪2輪とした唯一無二の6輪モデルであったG 63 AMG 6×6に対し、こちらは標準的な4輪モデル。しかし、450mmの最低地上高や52度ものアプローチアングルは標準モデルのそれを軽く凌ぎ、キングオブオフローダーの名を欲しいままにしている。Text by SAKURAI Kenichi6輪Gクラスの弟分今回のジュネーブ モーターショーで発表された「G 500 4×4²」は、非常に成り立ちがユニークなモデルである。そのアピアランスからは、誰もが2014年に登場し昨年日本でも発売され...

BMW 3シリーズ クーペ&コンバーチブル|「エフィシエントダイナミクス」を具現
BMW 3 Series Coupe & Convertible|BMW 3シリーズ クーペ&コンバーチブル「エフィシエントダイナミクス」を具現BMWは、ヨーロッパ向け3シリーズの「クーペ」と「コンバーチブル」(日本名:カブリオレ)の2010年モデルを発表した。文=ジラフワイドになったキドニーグリル変更点はおもにエクステリアで、ワイドになったキドニーグリルや新デザインのヘッドランプをはじめ、前後バンパー、ドアミラー、テールランプのデザインの見直しなどがあげられる。オーバーハングをフロント29mm、リア3mm延長したことで、よりスポーティな印象となっているのも特徴だ。オプションで用意されるLEDデイタイムランニングライトの採用も、この新モデルのトピックスといえるだろう。今回のモデルには新エンジンが搭載され、BMWの「エフィシエントダイナミクス」(より少ないエネルギーで、より高い性能を)という哲学がさらに磨きあげられたことも大きな特徴だろう。トップグレードの「335i」の直噴3.0リッ...

Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント “あたり”がやわらかく優しいクルマ
Volkswagen Golf Variant|フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント“あたり”がやわらかく優しいクルマフォルクスワーゲンの新型車が続々日本上陸中。ゴルフのワゴン版であるヴァリアントも先頃モデルチェンジを受け4代目になった。自動車ジャーナリスト、小川フミオによる試乗記をお届けする。文=小川フミオ写真=河野淳樹3タイプのエンジンをラインナップゴルフ・ヴァリアントは1995年にゴルフ3(現在はゴルフ6)のステーションワゴン版としてわが国に導入されたのが初。以来、2000年、2007年にフルモデルチェンジをおこない、今回は先にデビューした新型ゴルフと共通性を感じさせるフロントマスクを与えられるなど、アップデート化がはかられた。ゴルフ・ヴァリアントのラインナップはエンジンを中心に考えると3タイプとなる。・1.4リッター4気筒にインタークーラー付きターボチャージャーを備えて122馬力を発生する「TSIトレンドライン」(272万円)・ベースはおなじ1.4リッター4気筒でインタ...

PORSCHE 911 turbo(後編)|最新ターボが辿り着いた境地とは
PORSCHE 911 turbo|ポルシェ 911 ターボ(後編)最新ターボが辿り着いた境地とは初代が1974年に登場して以来、ポルシェのフラグシップモデルとして君臨しつづけている911ターボ。その最新モデルが発表された。文=渡辺敏史写真=ポルシェジャパンピュアスポーツカーとしては究極の快適性新型911ターボ、一般道での試乗で際立つのはその快適性にある。とくに音、振動の要素は前型に対して劇的ともいえる進化を遂げており、常識的なスピードで流すかぎりは普通のカレラと比べてもまったく乗り心地に見劣りはない。911のライド感はもはやスポーツセダンに近いほど洗練されており、日常のアシとしての適性は、ピュアスポーツカーとしてはもはや究極というところまで達している。このなめらかな身のこなしには、変速によるショックの少ないPDKの完璧な調律ぶりも一助している。そして燃費は街中から高速と、普段乗りのシーンを概ね織り込んだドライブで6~12km/lのあたりを示していた。その優れたCO2排出量が証明さ...

ポルシェ 911 GT3を超える“RS”、ジュネーブでデビュー|Porsche
Porsche 911 GT3 RS|ポルシェ 911 GT3 RS911 GT3を超える“RS”、ジュネーブでデビューポルシェは、現在開催中のジュネーブモーターショーで、911ファミリーの頂点に立つ「911 GT3 RS」のワールドプレミアをおこなった。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)911最強のロードゴーイングモデル3月3日に開幕したジュネーブモーターショーで初披露となったポルシェの最新ウエポン「911 GT3 RS」は、先に登場した「911 GT3」のさらに上をいくパフォーマンスを持つ、公道仕様における911ファミリーのフラグシップモデルとして開発された。「現在考えうる最高のモータースポーツテクノロジーを導入した」とポルシェがうたう911 GT3 RSには、911シリーズのラインナップにおけるダイレクト フューエル インジェクション自然吸気エンジンとしては最大の排気量とパワーが与えられ、搭載される4リッター6気筒エンジンからは、911 G...

BMW X1|Xシリーズのエントリーモデル、正式発表
BMW X1|ビー・エム・ダブリュー X1Xシリーズのエントリーモデル、正式発表BMWは、新たなSUVモデル「X1」を投入することを正式に発表した。このモデルは「X3」「X5」などのSAV(スポーツアクティビティビークル)シリーズにカテゴライズされるもので、今回発表されたのはその概要と写真となる。文=ジラフX3よりひとまわり小さいボディX1シリーズは、BMW1シリーズの新しいバリエーションとして登場するが、デザインはスポーティでありながらエレガント、そしてなんといっても、ひと目でBMWとわかるルックスが特徴のプレミアムコンパクトだ。ボディサイズは全長4454×全幅1798×全高1545mm、ホイールベースは2760mmとなる。このサイズはおなじ1シリーズのハッチバックの全長4240×全幅1750×全高1415mmと比べ、かなり大きなものとなる(X3と比べると、全長110mm、全幅60mm、全高で140mmそれぞれ小さくなる。ホイールベースも35mm短い)。しかし、このサイズを採用す...

フォルクスワーゲン、パサート オールトラックをフルモデルチェンジ|Volkswagen
Volkswagen Passat Alltrack | フォルクスワーゲン パサート オールトラックフォルクスワーゲン、パサート オールトラックをフルモデルチェンジフォルクスワーゲンは、ジュネーブモーターショーにおいて「パサート ヴァリアント」をベースにしたクロスオーバーモデル「パサート オールトラック」の新型を公開した。Text by SAKIYAMA Chikako(OPENERS)フルタイム4WDの「パサート オールトラック」が第2世代に進化フォルクスワーゲン「パサート オールトラック」は、「パサート」のワゴン版「パサート ヴァリアント」をベースに、高めの車高と4WDシステム、そして精悍なエクステリアをまといクロスオーバーとして仕上げた派生モデル。昨年7月にパサートが第8世代へモデルチェンジしたことをうけて、このオールトラックも一新。ジュネーブモーターショーでワールドプレミアを果たした。パサート オールトラックとしては第2世代となる新型は、パサートやゴルフ同様、モジュラー化...

BMWの7人乗りミニバン「2シリーズ グランツアラー」、その詳細|BMW
BMW 2 Series Gran Tourer|ビー・エム・ダブリュー 2シリーズ グランツアラー注目はオプション設定された3列シートBMWの7人乗りミニバン「2シリーズ グランツアラー」、その詳細BMWは自身初となったCセグメントのFFモデル「2シリーズ アクティブツアラー」をロングホイールベース化したプレミアムミニバン、「2シリーズ グランツアラー」がジュネーブ モーターショーでワールドプレミアを果たした。これまでのプレミアムブランドにはなかったファミリー向けのモデルとして、マーケットからの注目度は高い。Text by SAKURAI Kenichi挑戦するBMWジュネーブ モーターショーでBMWが発表した「2シリーズ グランツアラー」は、実にチャレンジングなモデルである。先に登場した「2シリーズ アクティブツアラー」のロングホイールベースモデルであるがゆえにマスコミ関係者の注目度は正直さほどでもないが、BMW初となったCセグメントのFFモデルであるのにくわえ、3列シートを備...

Audi A2 concept|i3のライバル? 2代目A2はEV
Audi A2│アウディ A2小型電気自動車「A2 コンセプト」フランクフルトに登場!アウディは、フランクフルトモーターショーに全長3.8メートルの小型EV「A2コンセプト」を出展すると発表した。文=谷中朋未BMW i3のライバル?アウディでは、1999年に初代「A2」を発表。オールアルミニウムボディやアイドリングストップ機能など、当時の斬新なテクノロジーを盛り込んだ革命的なコンパクトカーとして販売されていたが、2005年の生産終了以来、後継が発表されていなかった。 そして今回A2の名を冠したコンセプトモデル「A2 コンセプト」の画像が公開された。ボディサイズは初代A2とかなり近い全長3,800×全幅1,690×全高1,490mmで、現在の同社の最小モデルであるA1よりも短く狭い、非常にコンパクトなサイズながら、充分な全高を確保することで4人が快適に座ることができ、そのうえ電気駆動であることがこのA2 コンセプトの特徴である。先日、全貌が明らかにされたBMW発の「BMW i3 コ...

BMW i|ビー・エム・ダブリュー i 2台の車輛の詳細を公表
BMW i8 Concept|ビー・エム・ダブリュー i8 コンセプトBMW i3 Concept|ビー・エム・ダブリュー i3 コンセプトサブブランド「BMW i」が展開するPHV、EVの詳細を発表(1)BMWは今年2月により持続可能なモビリティソリューションの展開を専門的におこなうサブブランド「BMW i」を発足。同時にBMW iからは、電気自動車の「i3」、プラグインハイブリッド車「i8」が展開されることが発表されていたが、このたび両車輌が公開され、その詳細も明らかになってきた。文=小池りょう子未来志向のスポーツプラグインハイブリッドまずは、プラグインハイブリッド車「i8 コンセプト」。パワートレインにかんしては、モーターをフロントアクスルに搭載し、リアに最高出力164kW(220ps)、最大トルク300Nmを発生する3気筒エンジンが組みあわされる。0-100km/h加速5秒以下を達成しつつ、バッテリーには、大型のリチウムイオンを積み、燃費3ℓ/100kmという優秀な数値を記...

Porsche “Semper Vivus”|ポルシェ “Semper Vivus” ポルシェミュージアムで展示
Porsche Semper Vivus|ポルシェ Semper Vivus111年前の世界最古のハイブリッドカーを復刻展示「フェルディナンド・ポルシェ ハイブリッドシステムのパイオニア」展ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェミュージアムで特別展「フェルディナンド・ポルシェ ハイブリッドシステムのパイオニア」が、5月10日(火)から6月13日(月)まで開かれ、世界最古のフルハイブリッドカー「ローナーポルシェ“Semper Vivus”」が復刻展示される。文=谷中朋美ポルシェ博士の先見性を感じられる展示内容世界最初のハイブリッドカーは、フェルディナンド・ポルシェ博士が1900年に設計。ガソリンエンジンと2つの発電機が充電装置として機能し、ホイールハブに組み込まれたモーターとバッテリーへ同時に電気を供給するという、現代のハイブリットカーや電気自動車につうずる高度なシステムが開発された。その年に開かれたパリ万博にも出展、1902年にはローナー社が「ローナーポルシェ」として量産化している...