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2025年7月9日
2028年完成予定のベントレーレジデンス・マイアミのペントハウスを公開
Bentley|ベントレー
ベントレーモーターズは、2028年に完成予定の「ベントレーレジデンス・マイアミ」の世界に2戸のみという最上階ペントハウスを公開した。ラグジュアリーなクルマを手掛けてきたベントレーならではの設備を設け、洗練された空間が広がる。
Text by YANAKA Tomomi
車両用エレベーターや7台駐車可能なガレージギャラリースペースも
マイアミに2028年に完成予定の「ベントレーレジデンス・マイアミ」。大西洋やダウンタウン、マイアミの街並みを一望できるペントハウスは61階に位置する。
世界に2戸のみというこのペントハウスはメゾネットタイプとなっており、プライベートエレベーターホールから降り立つと、まず出迎えるのは約6.7メートルという天井高の空間。
ちなみに、プライベートエレベーターは乗客用と車両用があり、クルマから降りることなく、自室に行くこともできるという。
住空間は大パノラマを楽しめるリビングエリアと、愛車をまるでアートのように引き立てる最大7台駐車可能なガレージギャラリースペースがあり、4つのベッドルーム、7つのバスルームに加え、パウダールームや書斎、エンターテインメントを楽しめるプライベートラウンジも完備される。
キッチンには最新の家電が備えられ、サービススタッフ専用の部屋も用意。さらに室内外に設けられたプライベートプールが屋内と屋外を自然につなぐ空間的なハイライトとなっており、サンセットテラスやアウトドアキッチンといったホスピタリティ溢れる空間がもたらされた。
屋外はフロリダの亜熱帯気候にも対応できるよう設計されており、風の強い海辺でもテラスではキャンドルの火が消えないほど優れた防風設計が施されているという。
ペントハウス購入者は、オプションとして「ベントレーホーム」の家具コレクションやインテリアサービスの利用が可能。「ベントレーレジデンス・マイアミ」の建築美に着想を得た、専用設計の家具とインテリアコンセプトの家具やインテリアサービスなどがセッティングされるそう。
公開された内装では天然石やオーク材を使ったフローリングや壁面、透明なクリスタルパネルなど、上質な素材に加え、優美な曲線美を生かしたクワイエット・ラグジュアリーな雰囲気が見て取れる。
一面のガラス窓から降り注ぐ自然光が室内全体に柔らかく広がり、穏やかで洗練された空間が醸成された。
カラーパレットも中間色を基調とし、柔らかな質感を持つマテリアルと相まって品格ある静けさを感じさせるものに。また、螺旋階段は“浮かぶ階段”のように設計され、まるでアートピースのようにこのペントハウスを象徴づけるものとなった。
このほかにも「ベントレーレジデンス・マイアミ」では建物内にウェルネスセンターやスパ、ゲームルーム、ウィスキーバー、シガーラウンジ、ペットスパ、美容サロン、住居者専用のレストランやダイイング空間など多彩な設備を整え、敷地東側にはプライベートビーチや緑に囲まれたビーチクラブなども完備される。
「ベントレーレジデンス・マイアミ」の完成は2028年の予定。気になるペントハウスの価格は58億1,250万円とアナウンスされている。
問い合わせ先
ベントレーモーターズ ジャパン
https://www.bentleymotors.jp/