ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

あなたのクルマ 見せてください 第9回 特別欧州篇
第9回 特別欧州篇 レナート・ベルガミン氏×アウディA3スポーツバックある熟年スイス人研究者のクルマ遍歴イタリアとスイスの“普通のクルマ好き”をたずねる「あなたのクルマ見せてください 欧州特別篇」第2回は、スイスで彫刻家の研究・著述をおこなうレナート氏を訪問。彼がライフスタイルから導き出した、クルマにたいするかんがえかた、そして強いこだわりをうかがった。Text & Photographs by Akio Lorenzo OYA利便性を実感してこだわった5ドアレナート・ベルガミン氏(53歳)は、20世紀スイスを代表する彫刻家アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)の研究家である。住まいは、ヨハンナ・シュピリ作『アルプスの少女ハイジ』の劇中でハイジの親友クララが療養に訪れる、スイス東部の高級温泉保養地バート・ラガッツにある。写真は、少し前ベルガミン氏が手に入れたアウディ「A3 スポーツバック」と、以前所有していたフォルクスワーゲン「パサート 4モーション」、そして20...

メルセデス Sクラスにディーゼルハイブリッドが追加|Merdeces-Benz
Mercedes-Benz S 300h|メルセデス・ベンツ S 300hメルセデス Sクラスにディーゼルハイブリッドが追加メルセデス・ベンツ日本は、「S クラス」の新たなるラインナップとして、日本初のクリーンディーゼルハイブリッドモデル「S 300 h」を発表。8月27日より販売を開始した。Text by OPENERS最新V8エンジン並みのトルクとクラストップの燃費を実現2006年に日本初となるクリーンディーゼルモデル「E 320 CDI」を導入したメルセデス・ベンツ。その後も、10年に「M クラス」、13年に「Gクラス」、そして今年1月には「GL」にクリーンディーゼルモデルを展開し、3月には4気筒クリーンディーゼルを搭載した「E クラス」と「CLS クラス」を導入するなど、日本市場におけるクリーンディーゼルモデルの草分けと言っても過言ではない。このたび同社が、S クラスのラインナップに日本初となるクリーンディーゼルハイブリッドモデル、S 300 hを追加した。注目のパワートレ...

犬との旅行に便利な新型スマート フォーフォー|smart
Smart for Dogs|スマート フォー ドッグ犬との旅行に便利な新型スマート フォーフォー2014年に登場した新型スマート「フォーフォー」。そのリアシートに組み込まれる機構は、大切な犬との旅行でもその威力を発揮するという。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)昨年7月にワールドプレミアを果たし、11月からは欧州でのデリバリーが開始されている、スマートの新型「フォーフォー」。ルノーとの協業で生まれ変わったこのあたらしいコンパクトカーは、小さなボディながらもRRレイアウトを活かした高いスペース効率を特徴としている。その利便性を高めるひとつが、リアシートにオプションとして設定される「レディースペース」。これは、後席の座面を180度ひっくり返すとともに下斜め前方にスライドさせ、有効室内高を標準ポジションよりも12cm余分にとれる機構だ。このレディースペースを利用すると、地面から座面までの高さが12cm下がるので、たとえばダックスフントのように足の短...

導入されたばかりのBMW 118iに特別仕様車|BMW
BMW 118i Fashionista|ビー・エム・ダブリュー 118i ファッショニスタ導入されたばかりのBMW 118iに特別仕様車ビー・エム・ダブリューは26日、先日導入されたばかりの1.5リッター3気筒ターボエンジンを搭載する「118i」に、特別仕様車「118i ファッショニスタ」を設定。380台限定で9月5日(土)より販売が開始される。Text by YANAKA Tomomiスタイリッシュなエクステリアに、安全装備などを追加これまでも1シリーズを中心に登場してきたスタイリッシュな特別仕様車「ファッショニスタ」がさっそく118iにも設定された。「118iスタイル」をベースにBMWグループが新開発した1.5リッター直列3気筒ターボエンジンが最高出力100kW(136ps)、最大トルク220Nm(22.4kgm)を発生。8段オートマチックトランスミッションが組み合わされ、18.1km/ℓの省燃費を記録する。エクステリアは鮮やかなクリムゾン レッドと、オプションでミネラルホワ...

メルセデス・ベンツSクラスにオープンモデルを予告|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S Class Cabriolet|メルセデス・ベンツ Sクラス カブリオレメルセデス・ベンツ Sクラスにオープンモデルを予告メルセデス・ベンツは、来月開催されるフランクフルトモーターショーにおいて、新型「Sクラス」のオープンモデル「Sクラス カブリオレ」をワールドプレミアすると発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)44年ぶりのラグジュアリー4シーター オープン2013年5月に世界初公開、同年8月には日本に上陸したW222型と呼ばれる、メルセデス・ベンツのフラッグシップサルーン「Sクラス」に、クーペにつづいてオープンモデル「Sクラス カブリオレ」がくわわることが明らかになった。Sクラスのオープンは、1961年から71年にかけて販売された、W111型の「220SE」「250SE」「280SE」「280SE 3.5」およびW112型「300SE」に設定されていらい、44年ぶりの登場となる。新型Sクラス カブリオレに...

新型SLに国内で試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz SL-Class|メルセデス・ベンツ SLクラス安全に快適に速いメルセデス・ベンツSLに試乗今年3月に国内発表された、6代目となる新型「SLクラス」。特筆すべきは、フルアルミニウムのボディシェルによって、SL(Sport Light)という名前のとおり、「軽量のスポーツカー」へとおおきく舵を切った点だ。デリバリーを目前に控えた6月中旬、渡辺敏史氏がこの「SLクラス」を御殿場の山道と高速道路にて試乗した。Text by WATANABE ToshifumiPhorographs by KOGAHARA Mitomu「SL」というクルマSLクラスといえば、メルセデス・ベンツを代表するばかりでなく、世界のラグジュアリーオープンの範ともいえるクルマであることに異論をはさむ人はいないだろう。しかし、その出発点はバリバリのレーシングモデルであることは意外と知られていない。レースフィールドで勝利を掴むために開発され、数々の栄光を収めたW194型(300SL プロトタイ...

フルモデルチェンジした「Sクラス」の実力(前編)|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S 400 Hybrid|メルセデス・ベンツ S 400 ハイブリッドMercedes-Benz S 550 long|メルセデス・ベンツ S 550 ロング現時点における最高の安全性と環境性能を装備フルモデルチェンジした「Sクラス」の実力(前編)「現状でできうる最高の技術をすべて採用し尽くした」とメルセデス・ベンツが謳う、新型フラッグシップセダン「Sクラス」。8年ぶりのフルモデルチェンジで、新時代のプレステージカーはどのような進化を遂げ、また生まれ変わったのか。日本上陸まもない「S400ハイブリッド」「S550 ロング」の2モデルを櫻井健一氏が試乗した。今回はその前編。 Text by SAKURAI KenichiPhorographs by TSUKAHARA Takaaki「最善か無か」を体現したモデルここで改めて言うまでもなく、「Sクラス」は、メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルであると同時に、これまでつねに世界の高級車の代名詞的存在...

1シリーズのエントリーモデルに3気筒エンジンを搭載|BMW
BMW 118i|ビー・エム・ダブリュー 118i1シリーズのエントリーモデルに3気筒エンジンを搭載ビー・エム・ダブリューは、もっともコンパクトな「1シリーズ」に、最新の1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載した「118i」を追加し、9月5日より販売を開始する。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)燃費が10パーセント向上BMWのコンパクトハッチバック「1シリーズ」のエントリーモデルとして、1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載したあらたな「118i」が導入される。この3気筒エンジンは、BMWグループがあらたに開発した1気筒あたり500ccの排気量をもつモジュラーエンジンで、つい先ごろ国内導入が発表されたあたらしい「3シリーズ」でも4気筒、6気筒で採用されている。3気筒としては、すでに「2シリーズ アクティブツアラー」などで採用実績のあるこのエンジン、最高出力100kW(136ps)/4,400rpm、最大トルクは220Nm(22.4k...

アウディのホットなオープンモデル、S3 カブリオレがデビュー|Audi
Audi S3 Cabriolet |アウディ S3 カブリオレアウディのホットなオープンモデル、S3 カブリオレがデビューアウディは、ジュネーブ モーターショーで、アウディ「A3 カブリオレ」のハイパフォーマンスバージョン、アウディ「S3 カブリオレ」を発表した。このモデルは、最高出力221kW(300ps)、最大トルク380 Nm(38.7kgm)を発揮する2.0 TFSIエンジンを搭載するほか、数々の専用装備を採用している。 Text by SAKURAI KenichiCセグメント最速のオープン2013年のフランクフルト モーターショーで発表されたアウディ「A3 カブリオレ」をベースに開発された「S3 カブリオレ」は、ハッチバックやセダンの「S3」とおなじ、最高出力221kW(300ps)、最大トルク380 Nm(38.7kgm)を発揮する2.0 TFSIエンジンと、アウディのお家芸たる4WDシステム「クアトロ」を採用する。このクラスで4駆のオープンカーといわれても、ほかで...

ゴルフにプラグインハイブリッドモデルを追加|Volkswagen
Volkswagen Golf GTE|フォルクスワーゲン ゴルフ GTE939kmの航続距離をもつ、ゴルフのプラグインハイブリッドフォルクスワーゲンは、ジュネーブ モータショーで「ゴルフ」のプラグインハイブリッドモデルを発表する。これによってフォルクスワーゲンは単一車種で、ガソリン、ディーゼル、天然ガス、EVおよびプラグインハイブリッドという5つのソリューションを持つ世界初の自動車メーカーとなる。Text by SAKURAI Kenichi多様化するゴルフのパワートレーンもっか自走車メーカーの目指す先には、エネルギーダイバシティ(燃料の多様化)への対応が重要なファクターとして掲げられている。これはグローバル化とも密接な関係をもっており、たとえば各地域のエネルギー事情によっては、ガソリン車が適切なソリューションとなる場合もあるが、いっぽうでEVやハイブリッドが歓迎される国や地域もある。もっとわかりやすくいえば、都市部のユーザーにはEVやハイブリッドが最適なクルマとして歓迎されても...

3世代目アウディ「TT」のスケッチが公開|Audi
Audi TT|アウディ TT3世代目「TT」のスケッチが公開1998年に初代モデルがデビューしてから、はや15年。今年、3代目となる新型TTがジュネーブモーターショーでついに披露される。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)初代モデルを彷彿とさせるシルエットアウディは、3月初旬に開催されるジュネーブモーターショーにおいて、3代目となる新型「TT」を公開すると発表。そのワールドプレミアに先駆けて、今回デザインスケッチが先行公開された。歴代モデル同様、ひと目でTTとわかるスタイリングはそのままに、新デザインのフロントマスクを手に入れた新型。特徴的なフロントグリルは、横方向へとさらに広がって六角形を描き、エンジンフードにはV字状にプレスラインが刻まれた。アウディのブランドロゴである“フォー リングス”は、これまでの定位置であったグリル上にから、「R8」にならってボンネット上へと移動。今後スポーツモデルにかんしてはこのテーマを採用するのか、アウディの全モデ...

4シリーズ グランクーペ発表|BMW
BMW 4 Series Gran Coupe|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ グラン クーペ4シリーズ グランクーペ発表BMWは、3月に開催されるジュネーブモーターショーでのワールドプレミアを予定する「4シリーズ」の4ドアクーペモデル版、「4シリーズ グランクーペ」の概要を発表した。Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)第2のグランクーペ「3シリーズ クーペ」の後継モデルとして、昨年のデトロイトモーターショーで登場した「4シリーズ」に、はやくも4ドアクーペモデル版となる「4シリーズ グランクーペ」が登場。今回、その詳細が明らかにされた。4シリーズとしては、「4シリーズ カブリオレ」に続く、第3のモデルとなる。BMWが“グランクーペ”と命名したモデルは、先に登場した「6シリーズ」の4ドアクーペモデル版「6シリーズ グランクーペ」に続き、今回で2車種目。クーペならではのスポーティなボディラインをそのままに、後席への利便性を高めた点が最大の特徴だ。ボ...

フォルクスワーゲンのあらたなコンパクトSUV「T-ROC」|Volkswagen
Volkswagen T-ROC|フォルクスワーゲン T-ROCフォルクスワーゲンのあらたなコンパクトSUV「T-ROC」 フォルクスワーゲンは、ジュネーブモーターショーにおいて、コンパクトSUVのコンセプトモデル「T-ROC」を発表した。 Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)ティグアンのさらに下をになう将来のコンパクトSUVを示唆フォルクスワーゲンが、ジュネーブモーターショーにおいて発表した「T-ROC」は、「トゥアレグ」「ティグアン」につづく第3のSUVを示唆するコンセプトモデルだ。その名称は、岩場、すなわち「ROC(k)」をものともしない走破性と、フォルクスワーゲンのSUVモデル(Touareg、Tiguan、Taigun)が共通して頭にもつ「T」をつなげたものだという。内外装ともに独特のデザインをもつT-ROCは、クーペのようなシルエットの2ドアモデルでありながら、四輪駆動の悪路走破性をそなえ、さらに開放的なコンバーチブルにもなるという多...

4ドアを手に入れた5シーターのミニ クラブマン コンセプト|MINI
MINI Clubman Concept |ミニ クラブマン コンセプト4ドアを手に入れた5シーターのクラブマン 次期ミニ「クラブマン」のコンセプトモデルが、ジュネーブ モーターショーで初披露された。これまでの2+1ドアから、4ドア&5シーター化を果たし、ほんの少し大きくなったあたらしいクラブマン。その姿に迫った。 Text by AKIZUKI Shinichiro(OPENERS)観音開きとなるスプリットドアは健在MINIは、スイスで開催中のジュネーブ モーターショーにおいて、次期ミニ「クラブマン」の方向性を示す「クラブマン コンセプト」を公開した。2013年におこなわれた東京モーターショーとLA オートショーで、ダブルワールドプレミアを飾った第3世代の「ミニ」。このクラブマン コンセプトは、ハッチバックモデルにつづく、2つめのバリエーションとなる。先代と比較した際、もっとも大きな変更点となるのはドアの数だ。これまではボディ右側後方のみに「クラブドア」呼ばれる、前ドアとは逆に開...

第3世代となるアウディ新型TTが登場|Audi
Audi TT|アウディ TT第3世代となるアウディ新型TTが登場アウディは、現在開催されているジュネーブ モーターショーで、3代目となる新型アウディ「TT」を公開した。フロントフェイスは予想どおり、今年1月にデトロイト モーターショーでアウディが発表した「オールロード シューティングブレーク」との関連性を印象づけるもの。アウディではこのルックスを新世代のデザインのキーと位置づけ、今後進化させていくという。Text by SAKURAI Kenichi予告通りのフロントフェイス1998年に初代アウディ「TT」が登場してから早15年。第3世代としてジュネーブ モーターショーで公開されたあたらしいアウディ TTは、一見すると第2世代にあたる現行モデルのキープコンセプトのようにみえるが、フロントフェイスは新世代の幕開けを予感させる新意匠がちりばめられている。注目のフロントデザインは、アウディが今年1月の米国デトロイト モーターショーで公開したコンセプトカー「オールロード シューティングブ...