ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

Sクラスクーペで初のV6エンジンモデルを追加|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz S 400 4 MATIC Coupeメルセデス・ベンツ S400 4マティック クーペSクラスクーペで初のV6エンジンモデルを追加メルセデス・ベンツ日本は3月1日、Sクラスクーペに3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載する「S 400 4 MATIC クーペ」を設定し、受注を開始した。発売は3月中旬ごろが予定されている。Text by YANAKA Tomomi「S550 クーペ」よりも263万円安い1,477万円日本導入からこれまで、V8エンジンの「S 550」「S 550 4MATIC」、メルセデスAMGではV12エンジン搭載の「S 63」「S 65」が展開されてきた「Sクラス クーペ」。今回あらたに設定された「S 400 4MATIC クーペ」では、新型初のV型6気筒エンジンを搭載する。3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンは最高出力270kW(367ps)、最大トルク500Nm(51.0kgm)を発生。トランスミッションは電子...

日本に上陸した新型A4に試乗|Audi
Audi A4|アウディ A4日本に上陸した新型A4に試乗明らかに進化したアウディのベストセラーカー前身モデルとなる初代アウディ「80」からかぞえて9代目、「A4」としては4代目となる新型A4が、いよいよ日本に上陸した。日本市場におけるアウディの中核モデルたる同車にさっそく試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki最新のプラットフォーム「MLBエボ」を採用アウディのベストセラー、「A4」が2016年2月にフルモデルチェンジして日本発売された。今回は大きくいうと、前輪駆動の「A4 2.0TFSI」と、フルタイム4WDの「A4 2.0 TFSIクワトロ」の2本立て。それぞれに、スポーツサスペンションを組み込むなどした「スポーツ」というサブグレードが設定されている。新型A4は、最新のエンジン縦置き用プラットフォームを採用しているのが特徴だ。おかげでサスペンションシステムも前後ともに5リンクと、新設計された。MLBエボと呼...

新型アウディ TTに試乗|Audi
Audi TT|アウディ TT 新型アウディ TTに試乗TTは明らかに新しい時代に入った昨年の夏、日本へ導入された3代目アウディ「TT」。9年ぶりにフルモデルチェンジを受け大きく進化した新型に、モータージャーナリスト小川フミオ氏が改めて試乗してみた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki一新されたパワートレイン人気のスポーティクーペ、アウディ「TT」が3代目にフルモデルチェンジ。日本のラインナップは、169kWの2リッターエンジンの「TT」(前輪駆動と4輪駆動のクワトロ)、よりパワフルな210kWの「TTS」、そしてソフトトップを備えたフルオープンの「TTロードスター」という3モデルで構成される。全体の印象は、いわゆるTTスタイルの継承。クルマ好きが観れば、ひと目でTTとわかるシルエットだ。アウディではボディのデザインを引き合いに出し、「(初代という)原点に戻る」としている。しかし懐古的になっているわけではない。ショルダ...

メルセデス-AMG A45 4MATICに試乗|Mercedes-AMG
Mercedes-AMG A45 4MATIC|メルセデス-AMG A45 4MATICメルセデス-AMG A45 4MATICに試乗AMG本来のキャラクターを獲得昨年、ビッグマイナーチェンジが施されたメルセデス・ベンツ「Aクラス」。今や、メルセデスのサブブランドとして、ブランド名がメルセデス-AMG となった「A45 4MATIC」も新しくなった。では、Aクラスでもっともハイパフォーマンスな同モデルは、初期型モデルからどう進化したのか。モータージャーナリスト大谷達也氏が試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiデビュー当初はスパルタンだった「かなりのジャジャ馬だなあ……」初めてメルセデス-AMG 「A45 4MATIC」に試乗したとき、そう感じたことが今も強く記憶に残っている。もっとも、このモデルがデビューした当時の正式名称はメルセデスベンツ「 A45 AMG 4MATIC」。しかし、メルセデスはサブブランド...

最後の6気筒ボクスターに試乗|Porsche
Porsche Boxster|ポルシェ ボクスター最後の6気筒ボクスターに試乗毎日乗っていたくなるスポーツカーポルシェ「911」と同様、環境性能向上のためにターボ化とダウンサイジング化が施される「ボクスター」。「718 ボクスター」の名で登場した新型のエンジンは2リッター4気筒ターボのため、現行モデルは、いわば最後の6気筒搭載モデルということになる。NAフラット6の真価を確かめるべく、モータージャーナリスト小川フミオ氏が、2.7リッター搭載のもっともベーシックな現行ボクスターに改めて試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiスタンダードモデルはひとつの完成形もっとも好感を持てるスポーツカーの1台。ポルシェの2人乗りオープンスポーツ、「ボクスター」は、つねに大きな魅力を持つ。軽快なハンドリングと、パワフルなエンジンと、美しいスタイリング。見事にバランスがとれている。最近では「ボクスター スパイダー」の導入など、豊富...

新型フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランに試乗|Volkswagen
Volkswagen Golf Touran|フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン新型フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランに試乗道具として使い倒したくなるクルマ11年ぶりにフルモデルチェンジを受けた、フォルクスワーゲンのコンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」。同社が誇る最新の生産方式「MQB」を採用し、最新の安全装備も満載した同モデルにさっそく試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayukiコンパクトな外寸と機能性の高いインテリアフォルクスワーゲン「ゴルフ トゥーラン」は、使い勝手のいいサイズのミニバンだ。全長4,535mm。4,265mmのゴルフとそう変わらないサイズでありながら、7人乗車と機能性は高い。9年ぶりのフルモデルチェンジを受けたゴルフ トゥーランは、観た目の印象も好ましい。新型パサートにも通じる、水平基調のラインでシャープになったフロントマスクが魅力的だ。ファミリーから趣味用途まで、広い層にアピールす...

911ターボも991 IIに進化|Porsche
Porsche 911 Turbo|ポルシェ 911 ターボPorsche 911 Turbo Cabriolet|ポルシェ 911 ターボ カブリオレ911ターボも991 IIに進化ダウンサイジングターボの搭載などをメインに、ビッグマイナーチェンジをおこなっている「911」シリーズ。その本命、「911ターボ」の進化したニューモデルが来年1月のデトロイト モーターショーでワールドプレミアされる。ベールモデルである911ターボのほか、高性能版となる「911ターボ S」と、オープン仕様「911ターボ カブリオレ」「911ターボ S カブリオレ」もそれぞれ同時に発表。12月1日より日本でも受注を開始している。Text by SAKURAI Kenichiいよいよ991 IIのラインナップが完成ポルシェ「911」の最新モデル、コードネーム991型にマイナーチェンジが実施され、まずその第1弾として後輪駆動の「カレラ」と「カレラ S」が、今秋開催されたフランクフルト モーターショーで世界初公開...

新ミドルサイズSUV「GLC」デビュー|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLC|メルセデス・ベンツ GLC新ミドルサイズSUV「GLC」デビューメルセデス・ベンツ日本は、新たなミドルサイズSUV「GLC」を2月9日(火)より販売開始する。CクラスをベースにしたSUV「GLK」の実質的な後継モデルだ。Text by OHTO YasuhiroCクラス譲りのエクステリア昨秋に開催された東京モーターショーで参考出品された新型プレミアムSUV「GLC」がついに日本デビューを果たした。GLCは、2008年に発売された「GLK」の後継車種にあたる。GLKの末尾の「K」はドイツ語で「ショート」を意味していたが、新モデルは、SUVを示す「GL」に、車格と装備内容がCクラスと同等であることを示す「C」の文字を加えたネーミングが与えられた。タフネスさを強調していた先代のGLKだが、新型は「Cクラス」や「Sクラス」との共通性を感じさせるグラマラスなスタイルリングを纏う。この流麗なスタイルは、空力特性にも優れており、SUVながらCd値0.31を達成...

メルセデス・ベンツ、SUVモデル「GLCクラス」を発表|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLC Class|メルセデス・ベンツ GLC クラスメルセデス・ベンツ、「GLKクラス」あらため「GLCクラス」を発表メルセデス・ベンツは、ミドルサイズSUV「GLKクラス」のフルモデルチェンジをおこない、あらたに「GLCクラス」として発表した。Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)サイズアップして室内空間を拡大あらたに発表された「GLCクラス」は、あらたにモデル名を再編した命名規則にしたがったもので、“GL”がSUVモデルをあらわし、“C”は「Cクラス」レンジであることをあらわす。すなわち、名前はちがえど、2008年にCクラスのプラットフォームをベースに登場した「GLK」クラスの第2世代ということになる。ボディサイズはひとまわり大きくなり、全長4,656×全幅1,890×全高1,639mmと、120mm長く、50mm広く、9mm高くなった。とくにその全長の増加は、先代比プラス118mmとなった2,873mmのホイール...

ジーンズのシートがアクセントの特別なup!|Volkswagen
Volkswagen jeans up!|フォルクスワーゲン ジーンズ アップ!ジーンズのシートがアクセントの特別なup!フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、コンパクトカー「up!」にジーンズ調の専用シートカバーなどを採用した特別限定車「jeans up!」を限定300台で設定。2月9日(火)より販売を開始した。Text by YANAKA Tomomi15インチの10スポーク アルミホイールは日本初採用フォルクスワーゲン最小モデル「up!」の4ドア仕様「move up!」をベースにした「jeans up!」。エンジンは1.0リッター直列3気筒ターボエンジンが最高出力55 kW(75 ps)、最大トルク95 Nm(9.7 kgm)を発揮する。装備は、全グレード標準搭載されている、時速30キロ未満で作動するシティ エマージェンシー ブレーキはもちろんのこと、上級グレード「high up!」にもちいられるクルーズ コントロールやレザー製のステアリングホイール、ハンドブレーキなどが...

新型ポロ GTIのMTモデルに試乗|Volkswagen
Volkswagen Polo GTI |フォルクスワーゲン ポロ GTI新型ポロ GTIのMTモデルに試乗フォルクスワーゲンの常識を覆すモデル今やすっかり一般的となったDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)。この革新的なメカニズムを手がけるメーカーの草分けともいえるフォルクスワーゲンが、「ゴルフ R」「ゴルフ GTI」、そして「ポロ GTI」という3台のスポーツモデルに6段MTモデルを追加した。同社が目指すクルマづくりを、ポロ GTIの 6段MTモデルに試乗した大谷達也氏が読み解く。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayukiダウンサイジングならぬアップサイジング今やスーパーカーからコンパクトカーまで幅広く採用されているDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)。ベースがマニュアルギアボックスだからダイレクトなフィーリングが味わえるうえに効率が高く、しかもシフトがスムーズかつ素早いことが数多くのモデルに搭...

4シリーズ グランクーペにスタイリッシュな特別仕様車|BMW
BMW 4 Series Gran Coupe IN STYLE|ビー・エム・ダブリュー 4シリーズ グラン クーペ イン スタイル内外装にスタイリッシュな装備を盛り込んだ特別仕様車BMWは25日、BMW4シリーズの4ドアモデルグランクーペの内外装にスタイリッシュな装備を施した限定モデル「IN STYLE」を限定200台で設定。2月13日(土)より販売を開始すると発表した。Text by YANAKA Tomomiインテリアでは専用色のサドルブラウンのレザーシートが気品ある空間を演出2014年5月に「4シリーズ」のクーペ、カブリオレにつづく第3のモデルとして登場した4ドアモデルの「グランクーペ」。流麗なスタイリングと4ドアの機能性を兼ね備えたこのグランクーペに、スタイリッシュな装備を中心に盛り込んだ限定モデル「IN STYLE」が登場する。ベースとなるのは、最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nm(27.5kgm)を発揮する2.0リッター4気筒ターボエンジン搭載のエン...

メルセデス・ベンツGLAに白と黒のコントラストがアクセントの特別仕様車|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz GLA 180 Sports White & Black Editionメルセデス・ベンツ GLA 180 スポーツ ホワイト&ブラック エディションメルセデス・ベンツGLAにコントラストがアクセントの特別仕様車メルセデス・ベンツ日本は20日、コンパクトSUV「GLA」の特別仕様車「GLA 180 スポーツ ホワイト&ブラック エディション」を限定220台で設定。発売を開始した。Text by YANAKA Tomomi安全装備も充実「Aクラス」をベースに、メルセデス・ベンツのラインナップのなかでもっともコンパクトなSUVとして日本でも2014年から販売されている「GLAクラス」。あらたに、ホワイトとブラックのコントラストがアクセントとなった特別仕様車が発売された。ベースとなるのは「GLA 180 スポーツ」。搭載する1.6リッターターボエンジンが、最高出力90 kW(122 ps)、最大トルク200 Nm(20.4kgm)を発生する。カルサホワ...

成熟の域に達した現行型911に試乗|Porsche
Porsche 911 Carrera & 911 Carrera 4 GTS|ポルシェ 911 カレラ & 911 カレラ4 GTS成熟の域に達した現行型911に試乗今だからこそ味わえる魅力環境性能向上のため、ターボ化とダウンサイジング化が図られた最新型ポルシェ「911」が発表され、OPENERSでも国際試乗会での試乗記をお届けした。いっぽう、NAユニットならではの特長を最大限に持ち、成熟の域に達したともいえる現行モデルの魅力が捨てがたいのも事実。そこで、モータージャーナリスト小川フミオ氏が、改めて試乗してみた。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki心を動かされる、素晴らしいスポーツ性ポルシェ「911」に乗ると、本当にこれだけでいい、と思う。スポーツカーのほとんどすべてが詰まっている。最近、「ミッションE」と呼ばれる電気モーターで四輪を駆動する次世代スポーツカー開発計画を発表したポルシェ。新しい動きは...

ゴルフGTI誕生40周年を祝うアニバーサリーモデルを日本でも販売|Volkswagen
Volkswagen Golf GTI Clubsport|フォルクスワーゲン ゴルフ GTI クラブスポーツゴルフGTI誕生40周年モデルを日本でも販売フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、ゴルフGTI誕生40周年のアニバーサリーモデル「ゴルフ GTI クラブスポーツ」を日本でも2016年中に導入すると発表した。Text by YANAKA Tomomi史上最強のGTI昨年9月のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアを果たした「ゴルフ GTI クラブスポーツ」。40年前にホットハッチの代名詞として登場した「ゴルフ GTI」の伝統を受け継ぐ“史上もっともパワフルなGTI”が、日本にも2016年なかごろから販売開始される。特筆すべきはそのパワー。ゴルフGTIに搭載される2.0リッターTSIターボにさらなる改良をくわえたエンジンは、最高出力195kW(265ps)と歴代最高出力を発揮する。さらに、パワーブースト機能を使うことで、エンジン出力を10パーセント増加させ290ps...