ドイツ車
「ドイツ車」に関する記事

3気筒ターボを搭載したスマート フォーフォー、フォーツーを導入|smart
Smart fortwo cabrio turbo limited|スマート フォーツー カブリオ リミテッドSmart fortwo turbo matt limited|スマート フォーツー ターボ マット リミテッドSmart forfour turbo|スマート フォーフォー ターボ3気筒ターボを搭載したスマート フォーフォー、フォーツーを導入メルセデス・ベンツ日本は3日、「スマート」に0.9リッター3気筒ターボを搭載したオープンモデルの「スマート フォーツー カブリオ リミテッド」、「スマート フォーツー ターボ マット リミテッド」、4人乗りの「スマート フォーフォー ターボ」の3車種を発表。受付を開始した。Text by YANAKA Tomomiフォーフォーの最上級グレードとなるターボモデル今年1月に日本にも登場した3代目「スマート」。ルノー「トゥインゴ」と共同開発され、特に2人乗りの「フォーツー」は限定車のみを継続的に導入していることも大きな特徴だ。今回は新たに、...

アウディの新たなるコンパクトSUV、Q2に試乗|Audi
Audi Q2|アウディ Q2アウディの新たなるコンパクトSUV、Q2に試乗面白いスタイリングとしっかりした質感が魅力アウディが初めてプレミアムコンパクトSUV市場に投入する「Q2」。スイスはチューリッヒで開催された同モデルの国際試乗会から、小川フミオ氏がリポートする。Text by OGAWA FumioPhotographs by AUDI AGアメリカンフットボールの選手をイメージしたデザインアウディからプレミアムコンパクトセグメント初のSUVを謳うアウディ「Q2」が発表された。「若い人にどんどん乗ってもらいたいと思って作りました」。ドイツはインゴルシュタットのアウディAGの開発担当者の言葉だ。なにより意外だったのは、スイス・チューリッヒの空港のひとすみに設けられた会場がグラフィティで彩られていたことである。アウディQ2の最大の魅力の1つは、確かに若々しく見えるスタイリングにある。新しい意匠のグリルにクロームで加飾されたエアダムが組み合わされている。4.19メートルの全長に対...

メルセデス・ベンツ、新型Eクラスを日本で発表|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz E-Class |メルセデス・ベンツ Eクラス新型Eクラスを日本で発表メルセデス・ベンツ日本は、北米国際自動車ショー(通称デトロイト モーターショー)で初公開された新型「Eクラス」を日本で発表。7月27日より注文受付を開始した。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)世界初、タッチコントロール機能をステアリングに装備メルセデス・ベンツ「Eクラス」は、世界で累計1,200万台以上の販売台数を誇り、メルセデス・ベンツのラインナップの中で中核をなすモデル。1947年に発表されたW136/191型から数えて10代目、Eクラスの名を冠してからは5代目となる。新型Eクラスのサイズは、「E200 アバンギャルド」で、全長4,930×全幅1,850×全高1,455mm。ホイールベースが先代比で65mm延長されたそのスタイリングは、最新のメルセデスのデザイン言語を備え、長いボンネットからクーペを彷彿とさせるルーフライン、そしてショルダー幅の広いテールエ...

メルセデス・ベンツ G550に試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz G550|メルセデス・ベンツ G550メルセデス・ベンツ G550に試乗世界中のセレブリティたちから愛される理由1979年のデビュー以来、ほぼ変わらぬ姿とメカニズムを踏襲しながら現役であり続けているGクラス。同モデルに、初にして唯一となる電子制御式ダンパーが与えられているのが「G550」である。その進化を確かめるべく、大谷達也氏が試乗した。Text by OTANI TatsuyaPhotographs by ARAKAWA Masayuki最近のSUVとはまったく別の発想で作られている「メルセデスGクラスはNATO軍のために開発された」みたいな話をたまに耳にするけれど、もともとは一般ユーザー用として企画されたものが、その抜群のポテンシャルを見込まれて各国の軍隊に次々と採用されていったというほうが真相に近いようだ。もっとも、あのいかにも頑丈そうなフレームや足回り、そして無骨ながらも圧倒的な存在感を放つ佇まいを見れば、軍事用から民生用に転用されたと言いたく...

新型アウディ A5 & S5 クーペに試乗|Audi
Audi A5 Coupe|アウディ A5 クーペ新型アウディ A5 & S5 クーペに試乗よく出来た珠玉のようなクーペ10年ぶりにフルモデルチェンジを受けた新型アウディ「A5 クーペ」。ポルトガルで開催された国際試乗会に参加した小川フミオ氏が、いち早く同モデルの真価をリポートする。Text by OGAWA FumioPhotographs by AUDI AG山でも“おいしい”クルマスタイリングと機能性をバランスさせて人気が高いアウディ「A5クーペ」がフルモデルチェンジを受けた。流麗でいながらマッシブな印象を与えるスタイリングテーマは引き継ぎつつ、全長は47mm長く、全幅はやや狭く、全高もわずかだか低くなっている。同時によりスポーティな「S5クーペ」も発表された。日本に(おそらく2017年に)導入される予定のモデルは下記のとおり。アウディ A5 クーペ 2.0TFSI クワトロ(2リッター4気筒 185kW/252ps、370Nm)アウディ S5 クーペ(3リッターV6...

ポルシェ マカン ターボに試乗|Porsche
Porsche Macan Turbo|ポルシェ マカン ターボポルシェ マカン ターボに試乗SUVのかたちをしたスポーツカーポルシェのミドルサイズSUVとして人気を博している「マカン」。なかでも、最もハイパワーな3.6リッターV6ターボを搭載したホッテストモデルに小川フミオ氏が試乗した。Text by OGAWA FumioPhotographs by ARAKAWA Masayuki完璧という言葉しか思い当たらない「マカン」に乗ると「スポーツカー」という定義一つではないとわかる。とりわけ、294kW(400ps)のハイパワーを誇る「マカン ターボ」は、「911」に代表されるスポーツクーペとはまったく違うスポーツカーだと、感心する出来だ。ポルシェのSUVは、読者の方はご承知だろうが、「カイエン」と、このマカンからなる。2002年に発売された初代カイエンは重い車体とともに、ポルシェといえども、SUVの分野では多少の試行錯誤が必要なのだと思った記憶がある。14年に発売されたマカンは、...

Aクラスの特別仕様車「A 45 4MATIC Racing Edtion」を発表|Mercedes-AMG
Mercedes-AMG|メルセデスAMGAクラスの特別仕様車「A 45 4MATIC Racing Edtion」を発表メルセデス・ベンツ日本は、Aクラスの特別仕様車「メルセデスAMG A 45 4MATIC Racing Edition」を発表。7月20日より台数限定で注文の受付を開始、発売は8月上旬を予定している。Text by ORITO Shigenobu(OPENERS)AMG初となる500万円台のモデル去年11月にフェイスリフトされたメルセデスAMGのコンパクトハッチバック「A 45 4MATIC」をベースとした、全国限定100台となる特別仕様車「A 45 4MATICレーシング エディション」が登場する。最高出力381psの2.0リッター直列4気筒ターボ エンジンに7段AMGスピードシフトDCTというパワートレーン、AMGテクノロジーを採用したスポーツ サスペンションやブレーキ システムなどはそのまま、機能や装備をよりシンプルにブラッシュアップした特別仕様だ。シート...

メルセデスAMG GTの最強バージョン登場|Mercedes-AMG
Mercedes-AMG GT R |メルセデス-AMG GT RメルセデスAMG GTの最強バージョン登場ダイムラーは、6月24から英国で行われていた「グッドウッド フェスティバル オブ スピード」においてメルセデスAMG「GT」の最強バージョン、メルセデスAMG「GT R」をワールドプレミアした。AMG GTは、340kW(462ps)の最高出力を持つ4リッターV8ツインターボの「GT」と、同じく4リッターV8ツインターボの最高出力を375kW(510ps)に高めた「GT S」の2モデルをラインナップしていたが、これはその上をいく最強のパフォーマンスを得たトップグレードとなる。Text by SAKURAI Kenichiライバルはズバリ、911ターボフロントミッドに搭載されるメルセデスAMG「GT R」のエンジンは、従来と同じVバンクの間に2つのターボチャージャーを設置したユニークな構造を持つ「ホットインサイドV」と呼ばれる4リッターV8ツインターボながら、最高出力が430k...

BMW、これからの100年|BMW
BMW|ビー・エム・ダブリューBMW役員とデザイナーが未来を語るBMW、これからの100年ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、7月8日に東京お台場に2万7,000㎡の広さを誇る、日本最大のショールーム「BMW GROUP Tokyo Bay」をグランドオープン。同時に100周年を迎えたBMWの上級副社長とエクステリア クリエイティブ ディレクターを招き、これからのBMWについて語った。Text by UCHIDA ShunichiこれからのBMWのキーワードは「AECS」BMW AGのBMW セールス&マーケティングおよびBMW Groupセールス ネットワーク担当上級副社長のイアン・ロバートソン氏は、自動車業界は、これから10年ほどのあいだに、これまでの100年以上の変化がもたらされるだろうと予測。そこでBMWは、エンジニアリング会社からグローバル テック カンパニーに変革していくとコメントする。現在、日本をはじめ先進国では都市化が進んでおり、近年ではアジア諸国でも同様だ...

991台の限定モデル ポルシェ911Rに試乗|Porsche
Porsche 911R|ポルシェ 911R991台の限定モデル ポルシェ911Rに試乗カレラの皮を被ったGT3 RSことし3月、ポルシェが991台限定で発売した911の限定モデルが「911R」だ。外見は911カレラから大きな変化がないが、中身には911GT3 RS譲りの4リッター6気筒エンジンにはじまり、カーボンブレーキや後輪操舵の標準採用、リアシートの削除やサイドウィンドウのポリカーボネート化などの軽量化まで、徹底的にパフォーマンスが追及されている。そんな現代の「羊の皮を被った狼」を、河村康彦氏がインプレッション。Text by KAWAMURA Yasuhiko911のなかでも究極の1台スポーツカーと聞けば、即座にポルシェを連想する ―― 世の中には、そんな人が“ごまん”と存在するはずだ。もちろん、そうしたステータスの獲得に至ったのは、それなりの理由があってのこと。長年に渡り、自らが理想とするスポーツカーを具現させてきたという歴史的な背景。そして、それらが実際に常にライバルを...

新型「Cクラス カブリオレ」に試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz C Class Cabriolet|メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレきちんと“実”があるオープン4シーター2016年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたメルセデス・ベンツ「Cクラス カブリオレ」。日本でも6月に発表された同モデルに、小川フミオ氏が試乗した。Text by OGAWA Fumio4色のソフトトップを用意2016年はカブリオレの年。そう謳うメルセデス・ベンツは、数多くの新車を発表した。2016年に入り新型「SL」「Sクラス カブリオレ」「SLK」にマイナーチェンジを施して車名も改めた「SLC」といった具合だ。これらは2016年6月初頭に日本でも発売開始されて話題になっている。そして欧州では、「Cクラス カブリオレ」が早くも登場した。試乗会が行われたのは、イタリアはトリエステ。トリエステ海(アドリア海の一部)に面しており、背後にはスロベニア国境がある。クロアチアも近い。かつてハプスブルグを戴き、第二次大戦までは国境の移...

新型メルセデス・ベンツ Eクラスに試乗|Mercedes-Benz
Mercedes-Benz E Class|メルセデス・ベンツ Eクラス新型メルセデス・ベンツ Eクラスに試乗乗用車の新たなるスタンダード今年1月に開催された北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)でお披露目された新型メルセデス・ベンツ Eクラス。7年ぶりのフルモデルチェンジで大きく進化した同モデルの試乗記をおとどけする。Text by SHIMASHITA Yasuhisa乗用車のスタンダード1953年のメルセデス・ベンツ180を祖先とする「Eクラス」の歴史は、常に最先端の技術の投入により乗用車のスタンダードを更新することによって紡がれてきた。しかも、それは単に採用するというだけでなく、必ず普及へと繋げられてきたのである。例えば近年で言えば、W124型(1985-1995年)のABS、そしてW210型(1995-2002年)のESPなどは、初出こそ「Sクラス」に於いてであったが、Eクラスへの採用によって、その後ポピュラーな装備として定着していくことになったと言っていい。そ...

アウディRSモデルの性能をさらに高めた「RS performance」モデルを発表|Audi
Audi RS 7 Sportback performance|アウディ RS 7 スポーツバック パフォーマンスAudi RS 6 Avant performance|アウディ RS 6 アバント パフォーマンスAudi RS Q3 performance|アウディ RS Q3 パフォーマンスRSモデルの性能をさらに高めた「RS performance」モデルを発表アウディ ジャパンは、ハイパフォーマンス ラインであるRSモデルの3車種に、性能をさらに向上させた「RS performance」を設定。8月下旬より発売を開始する。Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)3車種とも大幅に出力が向上RSモデルは、アウディのモータースポーツ活動をサポートするAUDI AG傘下のquattro GmbHが開発に参画し、製造を行う特別な高性能シリーズの名称。高い性能と実用性の両立を謳い、現在では計7モデルが販売されている。今回発表された、「RS performance」は...

ポルシェ 718ボクスターに試乗|Porsche
Porsche 718 Boxster|ポルシェ 718ボクスターPorsche 718 Boxster S|ポルシェ 718ボクスター Sスポーツカーとしての地位は揺るがず新たに4気筒ターボ エンジンが与えられた最新のボクスターたる「718 ボクスター」。日本でのデリバリーを間近に控えた同モデルに、モータージャーナリスト島下泰久氏が試乗した。Text by SHIMASHITA Yasuhisaボディは外板パネルのほぼすべてを変更デビューから20年という節目で、「ボクスター」に大きな転機が訪れた。エンジンを従来の6気筒自然吸気から4気筒ターボに替えて、同時に車名を「718ボクスター」へと改めたのだ。この718とは、1950年代後半から60年代にかけてル・マンなどの世界的な耐久レースやヒルクライムで大活躍した4気筒ミッドシップのレーシングスポーツの名から取られたものである。かねてより4気筒ターボエンジンを開発していることは小耳に挟んでいたが、まさか車名まで変えてくるとは想像しなかっ...

進化したパナメーラの第2世代モデルが登場|Porsche
Porsche Panamera |ポルシェ パナメーラ国内でも予約を開始進化したパナメーラの第2世代モデルが登場ポルシェは6月28日、新型「パナメーラ」をドイツ ベルリンで発表した。ポルシェのラグジュアリー4ドアマーケットへの参入を鮮烈に印象付けた初代モデルの登場は2009年。そこから7年ぶりとなるモデルチェンジを行い誕生した第2世代モデルは、果たしてどんなデザインとパフォーマンスを持つのか。Text by SAKURAI Kenichi確立したGTとしてのアイコンそのデザインを見て、ひと一目で「パナメーラ」と分からない人はいないだろう。キープコンセプトと言ってしまえばそれまでだが、「911」がそうであるように、そして「ボクスター」や「ケイマン」「カイエン」もまたそうであるように、ポルシェの各車はモデルチェンジを経ても、それ以外の何ものでもないことを見る者に強く印象付ける。こうしたデザインテイストの踏襲は、ブランド戦略上非常に重要な要素だ。新型パナメーラは、これまでパナメーラが持...